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いい子は危険!?「いい子症候群」の特徴や今からできる克服方法とは?

 2017/08/31 ママ ライフスタイル
この記事は約 13 分で読めます。 1,110 Views
山川聖子
3人の子供たちに翻弄されながら、嵐のような日々を過ごすアラフォー主婦です。 専業主婦をしてはや10年。 世の中の流れから完全に取り残されたことに最近やっと危機感を覚え始めたオトボケモノで、今必死で情報収集しております。 そこで集めた情報が、少しでもわかりやすくお伝えできればいいなと思っています。⇒詳しいプロフはこちら

「いい子」って、子供に対して一番良く使う褒め言葉だと思いませんか?おとなしい子、素直な子、手のかからない子、様々なシーンで使う「いい子」ですが、これが使い方を間違えると、とっても怖い結果が待っているなんて、想像したことありますか?

今回は「いい子」が陥りやすい「いい子症候群」について、詳しくみていきましょう。

いい子ってなに?

まずは、「いい子」について考えてみましょう。

褒めるとは

「いい子」は、褒め言葉として使いますよね。褒めるというのは、

”人のしたこと・行いをすぐれていると評価して、そのことを言う。たたえる。「勇気ある行動を―・める」「手放しで―・める」「あまり―・めた話ではない」”  goo辞書より

というように、行いに対する評価をいいます。

大人であれば、その行いに対する評価は自分への評価だとわかりますが、実は子供の場合はここが問題なんです。行いに対する賛辞ではなく、賛辞そのものが重要と捉えてしまうことがあるんです。

誰にとっての「いい子」なの?

例え話をしましょう。

A君とママ、Bちゃんとママで電車に乗っています。二人共とても静かに電車に乗っていられたので、それぞれのママが「いい子だったわね」と声をかけました。ここで、子供たちに質問してみました。

山川
どうして電車の中では、静かにしなくちゃいけないの?
A君
だって、沢山の人が乗ってるから、うるさくすると迷惑になるってママが言ってたもん。みんなが楽しくお出かけするためのお約束でしょ?
Bちゃん
ママがそう言うから。

この2人の違いがおわかりでしょうか。どちらもママとの約束を守っている「いい子」ですよね。でも、その行いの意味を知っているのと知らないのでは、大きな違いがあるんです。

親の言っていることの理由を理解した上でその行為を行うと、成長するにつれ、同様な場面でも自ら応用を利かせることができます。しかし、ただ言いつけを守っているだけの場合、そういった応用が働きにくいといいます。

「いい子」と褒められることにばかり意識が行くと、その行為がおざなりになってしまうことがあるんです。それが表面化したのが「いい子症候群」と呼ばれるものです。

とっても怖い「いい子症候群」

子供が「いい子」でいることの裏に、とんでもない事実が隠れているとしたらどうしますか?

「いい子症候群」の特徴

親の言うことを聞いて手がからない。いい子と呼ばれる子達の特徴です。しかしこれが「いい子症候群」からくる行動かもしれないんです。

自発的にそうしているなら問題はありませんが、「親のため」そうしているのであればそれは大問題です。

「いい子症候群」というのは、親の顔色を常に疑い、親によく思われたい、期待に答えたいといい子を演じている子達のことなんです。これが行き過ぎると、親に指示をしてもらわないと何もできない子になってしまいます。

「いい子症候群」チェック表

我が子はどうなのかしら?と思ったかた、簡単なチェック表をご用意しました。

  • 常に自信なさげで、親の指示がないと不安
  • 自分の意見を言うのが苦手
  • いつもと違うことが起こると、パニックになりやすい
  • 小さい頃からあまり手がかからない子だった
  • あまり目立たないほう
  • 失敗をするとひどく落ち込む
  • 困ったときに他人に助けを求めるのが苦手
  • 感情表現が苦手で表情が乏しい
  • いつも怒ったり、イライラしているようにみえる
  • 相手の目をまっすぐに見て話せない

この10個の質問のうち、当てはまるものが1~3個の場合は特に問題はないといえます。ただし、4個以上当てはまる場合、「いい子症候群」の可能性があり、該当数が多いほどに危険度も増します。

原因は親にある!

子供に起こることなので、原因はその子をとりまく環境と思いがちですが、違います。実際には、もっと限定された「親の接し方」に原因があるんです。

まずは自分の行動をチェック

子供のためと思って行っているその態度が原因だと言うなら、それはどんなものなのでしょうか。

  • 思い通りにならないとイライラして、感情的になる
  • 規律やルールを重んじるタイプ
  • 子供は親の言うことに従うべき
  • 自分の子供が周囲の子より劣っていないか気になる
  • 子供に手を上げてしまったことがある
  • 子育てのために自分を犠牲にしていると感じたことがある
  • 子供を叱らない、叱るのが苦手
  • 子供の関心があることに興味が持てない
  • 子供よりも自分のことを優先させてしまう
  • 子供を褒める機会が少ない

こちらも子供の時と同様に、該当箇所が3個までなら問題はありません4個以上の場合、「いい子症候群」の原因を作っている可能性があります。

過度な期待をかけていないか、もしくは逆に関心が薄くないか、今一度自身の言動を振り返ってみてください。

山川
大人にとっては、いけないと当たり前にわかっていることも、子供にとっては「なぜいけないの?」ということが多々ありますよね。
そんな時、「なぜこんなことがわからないの?」と感情的にならずにちょっと一歩引いてみてください。相手が「なぜ?」と思っているときほど、物事を説明するのに絶好のチャンスはないんです!

心理的虐待とも言われている

子供への虐待と聞くと、暴力を振るったり世話をしないネグレクトと言われるものを想像します。しかしそれだけではなく、心理的な虐待というものもあり、「いい子症候群」はその予備軍ともいわれています。

子供は親からの愛情を受け、自分を肯定してもらい、自分自身を受け入れることで成長していけます。他人に揉まれた時に、自分をしっかりと持っていられることで、社会生活を送ることができるんです。

しかし「いい子症候群」の子達は、自分に自信がなく親の指示がないと何もできないというのが特徴です。それはつまりは、幼い頃から親に肯定されていなかったということにつながります。

褒めてもらえない、認めてもらえない、それどころか否定するような言葉ばかりを浴びせられ続けた。もしくはその逆で、全て親がやってくれて自分で選択することがなかった。そんな子供は、自分の存在価値を持てなくなります。これが「心理的虐待」と言われる行為です。

山川
虐待と聞くと、大抵は痛みや辛さを与える行為と思ってしまいますが、過保護・過干渉も十分に虐待になってしまうんです。
子供が健全な大人になるための妨げ行為、それらはどんなに相手を思っての行為だったとしても、最後は悲しい結果を招いてしまう可能性があるんです。

「いい子症候群」は後々まで影響する

「いい子症候群」の影響は、子供がいい子ねと褒めてもらえる幼いころにのみあると思ったら大間違いです。実は、その後の影響のほうが怖いんです。

反抗期がない!?

第一次反抗期、第二次反抗期という言葉を聞いたことはありますよね。自分にもあったわぁなんて、懐かしく思っているならそれは正常な証拠なんです。

「いい子症候群」は、2~3歳の第一次反抗期どころか、思春期の第二次反抗期すらないことがあります。一見、素直に育って良いことだと思いがちですが、反抗期と言うのは成長過程においてとても重要なものなのです。

山川
反抗するということは、それだけ自分の意見を持っていて、しかもそれをわかってもらいたいと表現をする手段の一つといいます。何かを言って怒られても、そこが自分の居場所であるという自信があるから反発もできるんです。
居場所に自信のない子は、今を守ることが最優先で、それを失うことを恐れるんだそうです。

他人との衝突を恐れず、自分の意見を口に出して他人と共存する。そのためには、なくてはならないものなのですが、「いい子症候群」の場合は反発することがないので、他人の意見に同調することはできても、自分の意見を伝えることが苦手で、他人と対等な関係を築きにくいという問題が起こります。

また、親の前ではいい子でいるけれど、そのストレスを外で発散する子もいます。いわゆる「モンスターチルドレン」と呼ばれる子供たちで、親は知らずにいるために何か起こった時「まさかうちの子が!?」となりかねません。

新型の「うつ病」の要因とも?

従来の「うつ病」とは、生真面目て責任感の強い人に起こりやすいと言われ、その症状は自分を責めて食欲や睡眠が減るということが特徴的です。

ところが「新型のうつ病」は、自尊心が強く傷つきやすい若者に起こりやすいと言われています。症状も、他人を責めて、食欲や睡眠は過多になりがちと、従来とは真逆なのが特徴です。

雷親父が叱り飛ばしていた時代に育った人が、いい子だと褒められて育てられた若者を見れば違和感の塊かもしれませんが、それは「いい子症候群」からくる強すぎる自尊心の現れなのかもしれないんです。

bitomos編集長
最近の若い子はって思いがちだけど、もしも「いい子症候群」が影響しているなら、一概に本人の気持ちだけを責めてもダメってことよね。
山川
そうですね。親が親になりきれない事が原因だっていう説もあるんですよね。友達親子とか、一時期取り上げられた親子関係が、ここに来て問題視されてきたっていう学者さんとかもいますよね。

「いい子症候群」かも?と思ったら

我が子の言動、自分たちの振る舞いを見直した時、少しでも疑わしいものがあるのなら、ぜひ気をつけてほしいことがあります。

子供に対する考え方を改める

親であれば、誰しもが子供に対して何らかの想いがありますよね。それをどう伝えているでしょうか。子供たちはそれを正しく受け取っているでしょうか。

我が子であっても一人の個人

子供のためと思い、自分の意見を押し付けて強制していませんか?例え0歳であっても、自分の思いや考えというものはあります。それを上手に伝えるすべを知らないだけなんです。

最低限の社会ルールや道徳観は、親が小さい頃から教えるべきであると思います。それ以外なら、多少は子ども自身に選択させ、その結果を自分で受け止めさせてあげましょう。その経験が、判断力を養い価値観を育てることになるんです。

保護と監視は違う

親には子供に対する保護義務がありますが、それは常に手の中において危険から遠ざけるというものではありません。それは保護ではなく、拘束・監視しているのと同じです。

明らかに失敗するだろうことも、失敗しないと気づけません。「百聞は一見に如かず」とあるように、知識よりも経験のほうがずっと理解できることもあるということです。身に危険が及ぶようなことまで進んでさせろとはいいませんが、ある程度の経験を積むためには、子供を開放してあげることも大切ですよね。

褒める時は具体的に

褒め言葉として「いい子」はよく聞きますが、できたらそれ以外の言葉で褒めてあげてください。

Bちゃん
ママ、テーブル拭いておいたよ。
山川
お手伝いしてくれたの?いい子ね、ありがとう。

褒めているし、お礼も言っているのでいいと思いますが、もう一歩踏み込んで褒めると…

Bちゃん
ママ、テーブル拭いておいたよ。
山川
お手伝いしてくれたの?まぁピカピカね。これならみんなが気持ちよくご飯がたべられるわ。うれしいなぁ、ありがとう♡

テーブルを拭く事がお手伝いになり、母親に褒めてもらえる行為だというのはどちらの子供も理解できます。しかし、その行為がどのように影響するのかを知ることで、より経験の厚みが増すと思うんです。

また「うれしいなぁ」という感想を入れることで、自分の行動が他人の感情に影響するということを知ることもできます。つまりは、相手を思いやることができるようになるということです。

 子供に対する接し方を改める

ある程度言葉が通じるようになると、今までは体で示してきたことも言ってお終いにしてしまいがち。子供たちは、それでは物足りないと思っているかも…

スキンシップは重要

小さな子が無防備に飛びついてくると、思わず笑顔で受け止めて抱きしめたりしますよね。それが、ある程度の歳の子供が同じことをしてきた時、どうしていますか?もう大きくなったのに何甘えてるの?なんて言ってませんか?

スキンシップに大人も子供も関係ありません。人肌に触れるということは、心がとても癒やされる行為なんです。それが大好きなパパやママなら、子供にとっては最上の癒しと言えるでしょう。

「私はあなたが大好きよ」と言葉で伝えることも大切ですが、その愛情を体でも感じさせてあげてください。案外、自分のほうが満たされるかもしれませんよ。

目は口程に物を言う?

上手にできた時「あらすごいわねぇ」と、用事をしながら言っていませんか?逆に、何か悪いことをした時、上から見下ろすようにして「ダメじゃないの!」と叱っていませんか?

褒めるときも叱るときも、きちんと子供の目をみて伝えてみてください。特に叱る時は、しっかりと目を見据えて静かに言い聞かせるほうが、子供の心に響くといいます。

大声を出したり、手を出したりすると、子供に残るのは恐怖だけです。いけないことをやめさせたいなら、その理由をきちんと理解させてあげないといけません。

山川
先日スーパーの中を走り回っていた男の子がいて、その子を見たおじさんが「親は何してるんだ!」って強めに言ったんです。
そうしたらその子のお母さんが飛んできて、いきなり男の子をひっぱたいて。「あんたがちゃんとしないから私が変な目でみられたじゃない」なんて言ってるのを聞いて、いったい誰のためのしつけなのかなって思っちゃいました。

「いい」「悪い」は自分で決める

「いい子にしていなさい」「いい人になりなさい」そんな言葉を聞いたり、言ったりします。でもその「いい」って何なんでしょうか。

その人にとっての「いい」であって、他人からみたら「悪い」かもしれません。10人いるうちの、6人が「いい」ということが、一般的な「いい」なんでしょうか。では5人では「いい」とは、認めてもらえないのでしょうか。

そんな曖昧な判断基準ではなく、ぜひその子らしさをみてあげてください。その子が今何を思っているのか、どんなことを考えているのかを知ってあげてください。

沢山を経験することで、その子は自然と自分らしい「いい」と「悪い」を確立させていきます。それが個性であり、価値観へと育っていくのです。

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