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富田真由さん刺傷事件の詳細から考える。SNSの本当の恐怖とは?

 2017/02/28 ライフスタイル 生活
この記事は約 17 分で読めます。 379 Views

2016年5月21日に起きた、富田真由さん刺傷事件。まだ記憶に新しい事件で、現時点でも裁判中です(2017年2月時点)。筆者は何度ニュースを見ても、恐怖と怒りに震えます。あってはならない事件…なぜこのような事件が起こってしまったのか。

これはいわゆる「ストーカー殺人未遂事件」ですが、事を悪化させたのはSNSという、皆さんが当たり前に日々使っているコミュニケーションツールです。今回は、この「富田真由さん刺傷事件」の詳細を解説していくと同時に、事件に大きく関わったSNSについて考えてみました。

皆さんにとっても、決して他人事ではありません!ネット社会が進んでいる今だからこそ、真剣に考えて欲しい問題でもありますので、この記事を読みながら一緒に考えてみて下さい。

chihiro
こんにちは!bitomosライターのchihiroです。この事件を知らない人はいないのではないでしょうか?日本を震撼させた事件と言っても過言ではないですね。この事件から考えるSNSのあり方を、是非一緒にみていきましょう!

刺傷事件の概要

まずはこの事件の概要をまとめました。世間のツイートも一緒にご紹介します。

2016年5月21日、東京都小金井市でシンガーソングライターの富田真由さんが、ライブ会場前で複数箇所を滅多刺しされ、一時意識不明の重体になった事件。

・犯人はいわゆる富田さんのファンで、富田さんに結婚願望を抱くなど、ファンとしての立場を超えて、過剰な好意を持っていた。

・好意を形に表すように、時計や本などのを贈り物をしていたのだが、富田さんからツイートの返信がこないことでプレゼントを「返せ」と言い出す。

・そのプレゼントを富田さんから本当に送り返されたことで犯人が一変。犯人が強く抱いていた好意が、これをきっかけに憎しみに変わり、恨みを募らせるようになる。

・富田さんは積極的に公式ブログやTwitterのSNSを通じファンとの交流をしていたが、犯人は富田さんを恨む感情からSNSに悪質な書き込みやつきまとい行為をするようになる。

・次第に悪質な書き込みや、つきまとい行為はエスカレートしていき、事件発生前も富田さんは警察に相談。身の危険を感じ警察に相談していたのにも関わらず、この事件が起きてしまった。

犯人の一方的な感情によって募らせた恨みから、SNSによる脅迫や暴言。つきまとい行為などによるストーカー行為。

これらがあったのにも関わず、警察がストーカー被害の相談として扱わなかった事。

被害内容が首から下の部分を20箇所以上も刺したという残虐さ。どれを論点にとって悲しい事件です。

本人が出来る対策はしていたけど、警察に相手にしてもらえなかったら…。自分は何に気を付けるべきなのだろう。人の気に障らないように相手の顔色伺いながら過ごすこと?それはちょっと違いますよね。

「憤り」という言葉では表しきれないほど、あってはならない事件でした。ツイートのように、この事件に関してショックと怒りを抱いている方はたくさんいらっしゃいます!

bitomos編集長
何度思い返しても恐ろしい…。個人的にとても印象に残っている事件。
ナガイ部長
今も裁判中に暴言を吐いたってニュースでやっているよね。
chihiro
先日初公判が行われた事によって、事件がまた明るみに出てきました。私はこの事件から考えなければならないネット社会の問題をここで挙げて行きたいと思ってます。部長!編集長!どうぞ最後までお付き合いください!

一方的な結婚願望

この事件の発端は、富田さんのファンである犯人の過剰な好意から始まりました。ファンという応援する立場では物足りず、強い結婚願望を抱いていたようです

富田さんへ本や時計など、高価なモノをプレゼント。ですが、富田さんからのツイートの返信がないことでそのプレゼントを「返せ」と言われ、富田さんは返送したそうです。

筆者が富田さんの立場になって考えてみても、同じことをしますね。犯人の人柄云々関係なしにしても「ファンから返せと言われたら、もちろん返す…(むしろ貰ってしまったら、その代償が怖い)」と思うでしょう。

犯人はプレゼントを送り返された事で、富田さんへの愛が憎しみへと変わってしまいましたSNSへの悪質な書き込み、つきまとい行為を繰り返すようになってしまったのです。

好きな人が振り向いてくれない…。そのもどかしさや辛みはわかりますが、そんなに好きになった人に対し、嫌がらせなどをするのはちょっと違いますよね。

歪んだ愛情…。犯人はどんな愛を受けて育ったのだろう?と考えずにはいられません。愛情の履き違えですね。

ナガイ部長
確かに好きな人にプレゼントを返されるって切ないよな…。でも本来アイドル対ファンという関係なんだから、それは普通でもあるよーな…。
bitomos編集長
SNSへの悪質な書き込みって精神的にきついものがあるよね!
chihiro
そしてつきまとい行為って…ある意味、本当に好きじゃないと出来ない。いや、やっちゃダメですけどね!

愛が憎しみへ変わり、犯行に及んだ

これはあくまでも筆者の憶測にすぎませんが、「大好きな女性が自分の好意を受け止めてくれない」「こんなに自分はあなたを想っているのに…なぜあなたは自分を見てくれないんだ」といった感情があの事件を起こしてしまったのではないでしょうか。

富田さんはアイドル活動やシンガーソングライター(アイドル)として活動していく中で、ファンと言う存在はとっても励みになる人たちだったでしょう。応援してくれるファンの為にも「頑張ろう」と思えることだってあるはず。

しかし、そのファンの一人にこんな悲惨な目に合わされた…。刃物で滅多刺しにされるだけも想像を絶する恐怖と痛み。

それに加えて「自分を応援してくれていた人(ファン)」に刺されるとは…。彼女の体と心の痛みは計り知れないです。今も尚、後遺症やPTSDで苦しんでいる富田さんが少しでも安心して暮らしてくれることを祈るばかりです。

ナガイ部長
これが「憎らしいほど愛してる」ってやつ?

この事件の軽視できない問題点

ここまで事件について書いてきましたが、この事件にはもっと考えなければならない問題点があると筆者は考えています。決して他人事ではありませんので、自分と照らし合わせながらご覧ください。

SNSを通じてのコミュニケーション

今やSNSを通じてコミュニケーションを取るのは当たり前の世の中です。簡単に相手の近況を知ることが出来ますし、全く知らない世界中の人とも知り合いになれる。大変便利であり、交友の幅も広げることが容易になりました

この事件の被害者となった富田さんもSNSを通じてファンとの交流をしたり、ライブなどの告知も行っていました。それが決して悪いことではありません。有名な芸能人だって、いわばSNSは仕事の一環みたいなものです。

SNSの危険などは後述しますが、誰でもアカウントさえ持っていれば相手に自由に発言が出来る言葉を悪くして言うと、相手の気持ちなど一切考えずに、一方的なメッセージを送る事も可能です。富田さんもプレゼントを犯人に返したことで、SNSに悪質な書き込みをされるようになってしまいました。

そのコメントは誰でも見ることが出来るので、誹謗・中傷をファン全体にさらけ出されている事になりますよね。もちろんファンだけではありませんが、これってみんなの前で悪口を言われているようなものです

今、学生の間でもSNSを使ったいじめが問題視されていますが、この事件はSNSからエスカレートしていったので決して他人事ではないです。

こんなツイートも見受けられました。ファンとしては悲しいですよね…。

bitomos編集長
子供を持つ親として、そのSNSを使ったいじめってちょっと考えるものがある…。小学生の娘がいる友達が、クラスでLINEを使って誰かをハブって遊ぶのが流行ってて、問題になってるって言ってたな。そういう些細なことでも、この事件のように発展してしまう可能性があるよね。
chihiro
そうなんですよね~。うちも息子が中学生になったらスマホを買ってあげるとは言っているけど…。思っているより怖いな~って思うんですよね。この事件は「ファン対アイドル」ですが、友達とのトラブルだって出てきますよね。絶対!
ナガイ部長
今どきの子は、SNSの「いいね!」しなかっただけで言われちゃうことあるんでしょう?そう考えたら、確かに他人ごとではない!

ファンとアイドルの近すぎる距離

SNSが普及する前の芸能人は、TVや映画・雑誌などで見ることしかできませんでした。遠い憧れの存在と言えます。決して、自分たち一般人にとって身近に感じることは少なかったですよね。

でも今はSNSを通じて、ちょっとしたコミュニケーションが取れるようになりました。「どんなものが好きなのかな?」「どんな食事をしたらそんなに美人になれるの?」と言った、その人の嗜好や生活なども垣間見えます

現代では、SNSの反響などが「直接的なファンの声」とみられており、良くも悪くも反響がある人がTVで話題になる。ファンとの直接コミュニケーションが取れる事によって、自分の宣伝活動もしやすくなったでしょうし、ファン側もより身近に感じられる芸能人に対し、応援したくなる気持ちが割り増しされます。

この事件を例にとってみると、このファンとアイドルの近すぎる距離が錯覚を起こしたと言えるのではないでしょうか。特に富田さんはまだ知名度も低く、こういったファンとのコミュニケーションを通じて、より多くのファンを獲得するように頑張りますよね。

SNSで自分が発言した内容に、大好きなアイドルが返信したら…。人によっては、犯人のように「結婚も夢じゃないかも?」と考えてしまう人もいるでしょう。筆者は決して富田さんが思わせぶりな事を言ったとは思ってないですが、誰でも好きな人には期待してしまうもの。これは芸能人だけの問題ではなく、我々にも同じことが言えます。

ナガイ部長
確かにSNSの中では、ちょっと夢みさせて貰える部分あるよね~。
chihiro
芸能人に限らず、夢見させて貰えますよね。でもこの事件のように夢と現実の境界線がわからなくなったら…怖い
bitomos編集長
そんな視点でSNSを見たことなかったけど…。でもリアルタイムに話してる感じはするし、確かに相手との距離が近いように感じるね。

誰にでも起こり得るSNSによる危険

ここからはこの事件を教訓に、SNSの危険について詳しく書いて行こうと思います!普段何気なしに使っているSNSですが、今一度、SNSの使い方について考えて見て下さい。

今どこにいるか特定しやすい

まずSNSをリアルタイムで投稿している人は、居場所を特定しやすいです。自分で「今○○でご飯食べてます」などと書き込めば、近場に住んでいる人ならすぐに相手がどこにいるのか分かりますよね。場所を書いていなくても、SNSにアップした写真を見てわかる人も居ます。

今回富田さんは事前に予告していたライブ会場前で刺されましたが、このような宣伝もその人の行動や居場所を特定出来る要因になります。気の合う友達なら知られても全然構わないような内容も、全く関係のない人にも知らせてしまうことがあることを頭に入れておいてください。

bitomos編集長
頻繁にSNSを更新すると、大体の行動範囲が読めるってこともあるよね。「よく遊びに行くエリアはこのへんだな」とか「行きつけの店はここだな」とか。知らないうちに誰かに行動範囲を知られているって、怖いことだよね…。

詳しい個人情報を探られる場合がある

自分では意図しないところで、SNSから個人情報が流れている可能性があります。例を挙げるとFacebookでは、実名での登録が基本的に原則。生年月日や、出身校、勤務先、出身地、居住地などを登録することが出来る。疎遠だった学生時代の友達と再会できるという意味では大変嬉しい機能です。

しかし、これは詐欺師などに個人情報を提供していることにもなりますね現住所を登録しないことはもちろんのこと、職場の情報を載せていればその人の居場所を確実に特定できる内容になってしまうので、プロフィールなどの登録には細心の注意が必要です。

また、自分で登録するプロフィール情報だけではなく、アップした写真などから意図せずに位置情報を公開していることも。SNS内の「位置情報機能」をオンにしていると、その写真を撮った場所、SNSを投稿している場所を無意識にアップしてしまうことになります。

SNSの機能だけではなく、スマホなどで撮影した写真でもGPS情報が記録されている場合があります。筆者のiPhoneを見て見ると、なぜか勝手に撮影場所が記録されている写真が数枚ありました。もちろん、設定などはしていません。こういったスマホやデジカメの機能から居場所などの情報が流れてしまうこともあるんですね。

詐欺師など犯罪者だけではなく、個人情報を知られたくない人にも情報を意図せずに公開している場合があります。今一度、スマホの機能やSNS内の位置情報機能を確認してみて下さい!

bitomos編集長
友達で、ストーカーにFacebookやTwitterなど複数のSNSの情報から個人情報を調べられていたっていう子がいたよ…。つながっている友達も調べられていて、自分の知らないところでコンタクトをとられていたんだって。
chihiro
こう考えて見るとSNSは個人情報を取得しやすいですよね…。編集長の友達のストーカーもこのように情報をゲットしていたのかも?しかも、その方の友達も調べて、知らないところでコンタクトって…。恐ろしい…。ストーカーからしてみれば、何通りも考えられる情報の取得法ですね。私たちも気を付けましょう!

キャッチボールのない誹謗・中傷の書き込み

chihiro
このツイートのように、実際に悪質な書き込みで辛い思いをしてる方が少なくありません!

SNSでは人にコメントを求めている場合と、さほど求めていない場合がありますよね。要するにただの「つぶやき」の場合です。それが誰かの目に触れることでコメントが発生したりするのですが、メールやLINEと違って言葉のキャッチボールを視野に入れないでコメントする場合が多いように感じます。

誹謗・中傷などの悪質な書き込みはもちろんのこと、あり得もしない事実を言われてしまったり…。いくらリアルタイムの書き込みでも、面と向かって会話をしているわけではないので、相手が目の前に居たら絶対に言えない事も言えたりします。

たまに汚い言葉を使ってSNSを書き込んでいる人も見受けますが、実際の人物はそんなキャラじゃなかったり…ってことありませんか?それはアカウント上のキャラでもあるので、個性があって良いと思います。

でもそうではなく、悪意を持って誹謗・中傷をする人がいる事実。実際には言えない卑劣な言葉も、SNSでは無責任に発言できるので、簡単に人を傷つけることが出来てしまうという現実も、心しておかなければなりませんね

知らない人と簡単に友達になれる

日常では決して出会えないような人でも、SNSを通じて友達になることが可能です同じ趣味を持っている人や、同じような悩みをもった人と気持ちを共有することも出来る素晴らしいツールです。身近な人には話せないようなことをつぶやく場としてアカウントを作る人も居ます。

利用者みんなが快くルールを理解して利用しているなら良いのですが、悲しいことにそれを悪用しようとする人もいます。上手に相手から金銭を引き出そうとしている人もいれば、その人の個人情報を悪徳業者に売る人もいる

男女間では、ただの性的関係だけを望んで居たりすることも。もちろんその限りではありませんが、万が一の可能性として視野に入れてSNSを利用しましょう。

bitomos編集長
改めてSNSの危険は挙げきれないほどあるな~って思った…。
chihiro
実際に私の周りでは、SNSで被害にあった人もいます。闇金融業者に上手い事言われて口座を渡してしまった…というのはネットニュースでもよく見かけますしね…。
ナガイ部長
SNSは相手の顔が見えないし、自分の顔も晒すことがないから、犯罪を犯す人はこれからもっと増えるかもしれないね。

リスクと危険を知った上でSNSを利用しよう!

今回は「富田真由さん刺傷事件」から、SNSの危険について書いてきました。この事件は、本当に心が苦しくなる内容ですよね。そして、誰にでも起こり得るSNSの危険性を教えてくれた事件でもあります。

SNSでの発言の自由は、決して自由に人を傷つけていいという意味ではありません!相手の顔が見えなくても、相手が誰か分からなくても、誹謗・中傷をするその先には必ず傷つく人がいるという事を忘れないで下さい。

そして、改めて「SNSを利用するにはリスクや危険も伴う可能性がある」ことをしっかり肝に銘じましょう。これからSNSデビューするお子さんがいるのなら、お子さんの心と体の危険を守るためにもSNSのリスクについて教えてあげて欲しいです。

ナガイ部長
誰もが当たり前に利用するSNSだからこそ、その危険もしっかり頭に入れておかなきゃね!
bitomos編集長
この事件は富田さんがアイドルだったから…では無いよね。本当に自分たちも気を付けなきゃいけない。それを教えてくれた記事だったな。
chihiro
はい。私がニュースを見て、ずっと感じていた事を記事に出来て良かったです。部長!編集長!最後までお付き合いありがとうございました。

 

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bitomosライターのchihiroです♪一人の息子を持つシングルマザー。日々やんちゃ坊主と喜怒哀楽を楽しんでます。若さの割には過酷な人生だった為、大抵の事ではめげません!相当ポジティブです!記事は書くのも読むのも大好きで、今この仕事が最高に幸せ♪物事への追及はもはや趣味的な域にあるので、私独自の視点で色々なことを書いていきます。

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