大人気！マンガ大賞作品VSおすすめ恋愛小説★あなたはどっち派？

2017/03/31 2017/12/10 趣味青色
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2017年3月28日第10回マンガ大賞が発表になりました！と言っても「マンガなんて10代で卒業よ。」と思っている大人の女性も多いでしょうか。でも、たかがマンガとあなどるなかれ！現代のマンガはTVドラマや映画化される程、内容も深く話題になるものが多いです。

今回は、歴代のマンガ大賞入賞の中で女性におすすめの作品をたっぷりご紹介します。そして、「やっぱり小説よね。」という方のために、2017年2月放送TBS系情報番組で4人の人気小説家さんがおすすめした恋愛小説もご紹介します。

青色

普段は小説派の青色です。でも時々、10代の娘に勧められてマンガも読むことがあって。感動さえすることもあるんですよ。

bitomos編集長

私も基本は小説派なんだけど、最近は気になっていた「タラレバ娘」をマンガで読んだの♪TVドラマも好きだけど、面白かったわよ！

青色

なおさら大人も楽しめるマンガ紹介になりそうですよ♡お楽しみに。

Contents

1 マンガ大賞って知っていますか？
- 1.1 マンガ大賞とは
- 1.2 マンガ大賞創立
2 歴代マンガ大賞ノミネート作品の中から女性におすすめ5選
3 情報TV番組より！人気作家のおすすめ恋愛小説4選
4 筆者より！アラサー女性におすすめ★恋愛小説3選
5 あなたはマンガ派？小説派？

マンガ大賞って知っていますか？

マンガ大賞とは

2008年から始まったマンガ大賞というものがあります。ノミネート公開が1月、大賞発表が3月の様ですが、知らない人も多いでしょうか。今までマンガ大賞受賞したものの中から映画化、ＴＶドラマ化されているのでどんなものがあるのでしょう。え？これも原作はマンガだったの？と感じるかもしれません。

マンガ大賞の選考は前の年の1月1日から12月31日までに世に出た単行本の中で最大巻数・8巻までのマンガの作品が対象になります。その作品に対して、1人の選考員が最大5作品に投票して大賞を決めます。その年の1月に発表されるノミネート作品はその得票数の上位13の作品になります。マンガ大賞2017

マンガ大賞創立

画像引用元：マンガ大賞公式サイト

マンガ大賞は2008年にマンガが大好きな人達で創立されたものです。選ぶのは書店員やマンガファンということです。世の中の多くの人にマンガをもっと広めようという思いで作られた賞なんです。

青色

受賞された作品がのちにＴＶドラマや映画化されていることということが、その影響力や注目度の高さを物語っていますね♪

歴代マンガ大賞ノミネート作品の中から女性におすすめ5選

毎年マンガ大賞にノミネートされた作品はジャンル問わず、様々な作品が選ばれています。そんな中からアラサー女性におすすめのマンガを選んでみました。

「響~小説家になる方法~」柳本光晴　～2017年マンガ大賞受賞作品～

響～小説家になる方法～（１） (ビッグコミックス)

主人公はJK15歳の鮎喰響。響の小説『お伽の庭』がデビュー作品にもかかわらず、芥川賞&直木賞のWノミネートされてしまうことで、世間や響の周りもこの快挙に話題騒然。

でも響本人は今までと変わらない。響の一風変わったキャラに惹かれる人も多いとか。

響～小説家になる方法って漫画が面白い。
これまで、雑誌や人からの紹介で面白い漫画を発見していたけど、運命的に自分で見つけられた、というところに対しての興奮もあるけど。この作品は響いた。

— つるたかやこ (@l1fe1spr0ject) 2017年3月19日

青色

個人的にはマンガ大賞の1位の中では一番！今年のこの作品が気になります♪

「さよならもいわずに」上野顕太郎　～2011年マンガ大賞6位～

さよならもいわずに<さよならもいわずに> (ビームコミックス)

マンガというには深く重い、作家の奥さんの死を題材にしたドキュメンタリー。ギャクマンガと言えば、上野顕太郎というイメージが、この作品を読むと一転してしまうほど。

幸せな日々に突如訪れた悲劇…過去と現在の間で夫としての心が複雑に揺れ動くさまが心に沁みます。「マンガの域を超えている、これは小説」という声多数。

前々から読みたかったので購入
お風呂で涙を流しながら読みました
今だから泣けると言い訳をし読みました
もっと早くに出会ってたかった作品
出会いからお別れまでの長く短い物語なのに
奥深くまで続いてる感覚
名前を呼べる幸せ、がいたく響いた
マンガ「さよならもいわずに」著：上野顕太郎 pic.twitter.com/QM9OTRpVpY

— つっ (@neru_nen_aile) 2017年2月22日

青色

人の心模様が描かれているマンガって気になりますね。

「主に泣いてます」東村アキコ　～2011年マンガ大賞12位～

主に泣いてます（１） (モーニングコミックス)

「東京タラレバ娘」の東村アキコ先生の作品。主人公の紺野泉は自他ともに認める絶世の美女。黙っていてもモテまくりの人生だが、それゆえに男性がらみの様々なトラブルに遭い、決して幸せな人生にはならない。

願いはただ一つ、ただ好きな人のそばにいられる人生…。モテない＆モテなくていい「非モテ」人生にむかっていくストーリー。

東村アキコさんの作品で未だに一番好きなのは『主に泣いてます』。『ひまわりっ』もそうだけど、読者が不安になるくらいのパロディーに次ぐパロディーで…どんどん読者を振り落としてく感じが面白かったなぁと

— Nao MASUNAGA (@Nao_Masunaga) 2017年1月31日

bitomos編集長

東村先生の作品♡気になってたんだよね～。あえて「非モテ」を目指すという視点が面白いね。

「累 -かさね-」松浦だるま　～2015年マンガ大賞10位～

累コミック 1-8巻セット (イブニングKC)

「美醜」をテーマにしたの衝撃作品。顔が醜い主人公の累（かさね）は、その容姿ゆえに熾烈ないじめを受けていた。一方、女優である母は美しかった。

その母の遺品として残された一本の紅い口紅がこの作品のキーワードになります。口紅に隠された謎の力とは？ストーリーにぐいぐい引き込まれていきます。

松浦だるまさんの
『累』
かさねって言うんだけどね
ずーっと気になってて、
買ってみたら、ちょっとホラー?
やっぱり面白い。
おすすめです！

— ‍＊‍ａｎａｋｕｙ‍＊‍ (@VvqnJqck) 2015年8月30日

bitomos編集長

ホラー好きとしてはとっても気になる作品だわ。試し読みも読んでみたけど、面白そう。早速買いに行かなくては。

2017年マンガ大賞11位★「私の少年」高野ひと深

私の少年(1) (アクションコミックス(月刊アクション))

スポーツメーカーで働く30歳独身・多和田聡子が出会ったのは、12歳の美しい少年。心に何か同じものを感じ、お互いを必要とする二人。心にあるものはどんな感情なんだろう…と考えさせられるストーリー。

今はまっているのは高野ひと深さんの「私の少年」です。30歳OLと12歳小学生男子の不思議な関係性にドキドキします。そして、川原泉さんの「架空の森」という短編作品が年上女子と年下男子を描いた少女漫画では1番好きです。 https://t.co/qMFMA1THcF

— 和歌 (@waka872) 2017年3月19日

青色

この作品もマンガの世界を超えた作品という印象です。読むにつれ引き込まれていく事、間違いなしです♪

情報TV番組より！人気作家のおすすめ恋愛小説4選

2017年2月放送のTBS系情報番組「王様のブランチ」の中で、人気作家さんによる「おすすめの恋愛小説」を紹介していました。恋愛小説としても色々な観点からの恋愛なので、それぞれ楽しめるはず。

作家・羽田圭介おすすめ恋愛小説

羽田圭介（はだけいすけ）さんについて

1985年10月19日生まれ・東京都出身。
2015年「スクラップ・アンド・ビルド」で第153回芥川賞を受賞しています。受賞がきっかけで、羽田さんのキャラがとてもユニークなこともあり、TVにも多数出演されたりしています。

オートバイ／A.ピエール・ド・マンディアルグ

オートバイ (白水Uブックス (54))

羽田さんおすすめのこの「オートバイ」は1979年のフランス文学の作品です。1968年にアラン・ドロン出演で映画化されていてます。

19歳の若い妻にとって、旦那との生活は退屈なもの。40代にもなる恋人は自分に放任と服従を与えてくれる刺激的な存在。その刺激的な恋人として登場するのがアラン・ドロンです。

A.ピエール・ド・マンディアルグ『オートバイ』
少女が黒いバイクにまたがり国境を超えて、ドイツの恋人に会いに行く、というたったそれだけの話だ。けれども、これは放任と服従の物語なのだ。その二つの狭間に夢中になる主人公がなんだか滑稽でたまらない。

— めるしーちゃん@童貞文学 (@mercymercy1019) 2017年3月13日

青色

ただの不倫小説ではないという思いで読んだ本です。誰の心の中にでもあるものが垣間見れるかも♪

作家・村田沙耶香さんおすすめ恋愛小説

村田沙耶香（むらたさやか）さんについて

1979年8月14日生まれ・千葉県出身。
2016年「コンビニ人間」で第155回芥川龍之介賞受賞しています。自身がコンビニでバイトをしている中で生まれた作品として、芥川龍之介賞受賞後もバイトのコンビニはやめない発言もインタビューの中で話題になりました。

ナチュラル・ウーマン／松浦理英子

ナチュラル・ウーマン

村田沙耶香さんおすすめのこの「ナチュラル・ウーマン」は、女性同士の同性愛を描いた3つの短編小説の組み合わせで完結しています。なかなか生々しいセックス描写も出てきますが、あくまでも女性のしなやかさと柔らかさ、品のよさも忘れていない大人の恋愛小説です。特に女性におすすめの純愛小説です。

@notopedo @milimilimiliCC1 　何度も挙げてますけど、松浦理恵子の『ナチュラルウーマン』を是非！　唯一泣いた恋愛小説です。

— 長谷川君子 (@hasagegawa2) 2017年3月10日

青色

同性愛を否定するかどうかでも見方が変わるでしょうか。これもひとつの愛のカタチとして読むにはいいかなと思う一冊です。

作家・西加奈子さんおすすめ恋愛小説

西加奈子（にしかなこ）さんについて

1977年5月7日生まれ。イラン・テヘラ生まれで大阪育ち。
「あおい」で出版社へ自分で持ち込みし、『世界の中心で、愛をさけぶ』の編集者の目にとまる事となり、2004年作家デビューになったという経緯。

2005年「さくら」が20万部を超えるベストセラーになり、2012年5月「きいろいゾウ」が映画化されるなど、ヒットメーカーとなり人気作家さんになっています。

私自身の見えない徴／エイミー・ベンダー

私自身の見えない徴 (角川文庫)

西加奈子さんおすすめのこの「私自身の見えない徴」は、主人公は数学好きという設定です。エイミーベンダーの小説に触れた人が共通して感じるのは、その独特な言葉の感覚と世界観です。

ファンタジーとシュールの狭間をどちらに偏ることなく描かれている絶妙なバランスに魅了される人が多いでしょう。

「私自身の見えない徴」(エイミー・ベンダー　角川書店)
自分の心に封をしてしまった女性と、子供らしい残酷さでそれを見通す教え子たち。そのぶつかりあいは、読んでいてちょっと辛いほどだった。自分で自分に呪縛をかけてしまった場合、それを解くには、誰かの助けが必要なのかもしれない。

— Suzuna K. (@suzuna_kwrd) 2017年3月14日

bitomos編集長

海外小説にハマっていた頃に読んだわ！独特の世界観があって、もの悲しいなかにも爽快感のある不思議な小説だったな。