父親とお風呂はいつまでOK?芸能人にも意外と多い異性の親と混浴事情

女性のみなさん、何歳までお父さんとお風呂に入っていましたか?20歳を過ぎてもお父さんと一緒にお風呂に入っている、または入っていたという女性が意外と多い事をご存知でしょうか。あの女優の剛力彩芽さんもTVで公言していたので話題になっています。
20歳を過ぎて、お父さんと一緒にお風呂に入るのがOKな理由とNGな理由とは!?そんな異性の親との混浴事情を考えていきましょう。
Contents
父親とお風呂にはいるのはいつまで?
2017年10月24日OAの日テレ朝の情報番組「スッキリ」でVTRでの出演をされた剛力彩芽さんのコメントで、25歳の今でもお父さんとお風呂に入ることがあるという話をされていたところから、異性の親との混浴事情が巷で論議を呼んでいます。
例えば、銭湯で男湯女湯の年齢制限は確かにあるものの、家族間での異性親との混浴ってその家庭のそれぞれという捉え方が多いですよね。そんな中でも芸能人でお年頃の剛力さんが今でも、というところに驚かれた方が多かったようです。
その他の芸能人では、松本明子さんは20歳過ぎてもお父さんと一緒にお風呂にはいっていたそうですし、2017年にサッカーの長友佑都さんと結婚した平愛梨さんの妹でタレントの平祐奈さんも15歳まではいっていた、とTVで言ってたことがあります。
古い所で言えば、俳優の津川雅彦さんと女優の朝丘雪路さんの娘さんも、20歳を過ぎても入っていたとTVで公言されていました。
お風呂文化★日本の混浴事情の歴史と習慣
異性親との混浴事情が剛力彩芽さんのTV番組の中のコメントによってクローズアップされました。大きくなっても異性の親と一緒にお風呂に入るのは普通のことなのか、そうではないのか。まずは日本のお風呂文化が大きく関わってきます。
日本とアメリカのお風呂文化の違い
例えば、日本では赤ちゃんの頃は親と子供が一緒の湯船に入ることが一般的なのに対して、アメリカでは赤ちゃんの頃でも親と子供が一緒に裸になって湯船に入るということはありません。
逆に、母親であろうと父親であろうと、子供と一緒に湯船に入っている光景は異様な事と捉えられるのが海外です。アメリカでは子供が小さなうちでもバスタブに子供を入れて、バスタブの外から親が見守っているというのが普通です。
ハッキリ違うのは、アメリカでは6歳以上の娘と父親が一緒にお風呂に入っている事実があれば、それだけで“性的虐待”とされてしまうということです。
日本のお風呂文化
まとめると日本では赤ちゃんの頃から両方の親との混浴が普通に文化としてあります。その理由は?
●毎日湯船に入る文化がある。
●自分以外の人と裸でお風呂に入る銭湯や温泉の文化がある。
この二つの文化がある日本だからこそです。
そして、銭湯や温泉に置いて、裸での男女の混浴については、歴史上の流れがあったり、現在では各都道府県の条例により規定されています。
日本の銭湯の歴史
平安時代の末には京都に銭湯のはしりともいえる「湯屋」が登場ですが、一般庶民の間で今でいう銭湯が広まったのは、江戸時代です。
ただこの時代の銭湯は「「入り込み湯」という男女混浴で、江戸末期までこの形態が続いたとのことです。江戸時代の混浴銭湯が栄えた背景には、「湯女(ゆな)」の存在があります。
この湯女で栄えた銭湯は吉原遊郭を寂びさせるほどの人気になっていた様ですが、1657年頃には風紀上の問題により湯女は完全廃止にあります。
ただその後も混浴の時代は続き、風紀上の問題はまだ残っていて、混浴の形が男女を仕切りで分けたり、時間をずらすということで、徐々に改善・規制されていきます。
明治時代に特に規制が厳しくなり、混浴がなくなったのは明治中期の頃の様です。参考記事:東京銭湯公式サイト
現在の銭湯では、男女の混浴は年齢制限を設けいていますが、その制限は各都道府県で異なるようです。例えば、2017年11月19日の時点で東京都の公衆浴場条例では、「10歳以上の男女の混浴はNG]という事になっています。
つまり、東京では母と息子、父と娘であっても、公共の銭湯などでは10歳になっていると一緒には入れないという様に決められています。
他の都道府県をみると、7歳以上でNG,12歳でNGというところもあり、違いもみられます。
銭湯での一般的な混浴年齢の懸念
実際の銭湯を利用しているお客さんの間では、例えば女性風呂で言えば、若い女性も利用する銭湯で、母親と一緒であったとしても小学生くらいになる男の子が入ってくるのには抵抗があるという意見もあるようです。
昔と今は時代も違うということも背景にはあるのでしょう。そして今の小学生は発育状態もよく、体つきも大きいので余計にそんな意見も多いというのはあるのかもしれません。
では、一般的に家庭の中ではいくつになったら子供を一人でお風呂にいれる、または異性親と別に入浴させているのでしょう。
父親とのお風呂卒業年齢と大人になっても入る事への異論
家庭の中で異性親と一緒にお風呂に入るのはいつまでが一般的なのか。中学生になっても一緒に入る、むしろ20歳を超えても一緒に入るという人がいる一方で、何かをきっかけに入らなくなったという家庭もあるようです。
父親とはいらなくなった年齢の上位3を挙げてみます。それぞれの家庭事情もありますが、一般的に異性親と入浴しなくなる年齢の上位はこちらです。
父親とのお風呂卒業の年齢ベスト3
■小学校入学…幼稚園から小学校入学をきっかけに、男の子と女の子の違いを意識したり、自立させる目的などで父親と一緒にお風呂にはいらなくする家庭があります。
■小学3~4年生…この年代の女の子は、最近では特に成長も早くなっているということで、女の子はそろそろ初潮の話も周りで耳にすることもあったり、親も意識し始める年齢にはいってきます。
それに伴うカラダの変化に対しても、親は知っておく年齢になるでしょう。
でも私とは今でもスーパー銭湯にも一緒に行ったりするので、家でも一緒にはいるんです。いいコミュニケーションの場になっている感じですね。
■小学校卒業…子供だと思っていた成長の中でやはり中学校に入る頃には、父親とのお風呂を卒業する一般的な最終年齢になっている時です。
いかがですか。この3つの年齢あたりが父親とのまたは、異性親とのお風呂の卒業時期として多いようです。ここで筆者が父親とお風呂に入らなくなったきっかけは、銭湯でした。
筆者の父親との混浴卒業秘話をご紹介します。
筆者の小学校の頃はまだ銭湯通いをしていた時代だったのですが、小学校1年生くらいの時、ある日父親と銭湯にいったんです。
すると、同じクラスの男の子がやっぱりお父さんときていて、子供心に「こりゃまずい(汗)」と思ったとたんに、生まれて初めて異性に対しての羞恥心が芽生え、それ以降、父親と銭湯に行くことはなくなりました。
その後すぐ内風呂になるのですが、もう小学校高学年になっていたので、そのまま父親と一緒に入ることはしなくなったという経緯です。
あの尾木ママが父親と思春期の娘のお風呂事情を語る
いじめ問題や思春期の子供たちの問題全般に取り組み、TVなどでもコメンテーターとしても知られています。
尾木ママは以前、自身のブログでも父親と娘の混浴事情について書かれていた様です。普段仕事で忙しいお父さんと子供の頃の娘とのスキンシップやコミニュケーションは人間形成の上ではとても大事な事です。
しかしお風呂に関しては別で、大人になった娘と父親のお風呂では異論を唱えています。父親と娘の混浴は小学校4年生くらいまでで、これは娘の精神的自立に加えて、性的自立を大切にすることになり、それは社会的な自立にも繫がり、促すことになっていくという事です。
家族みんなが仲がいいというのはとても素晴らしい事ですが、それと大人になった子供と異性親との混浴は別なのかもしれません。
父親といつまでお風呂にはいるのか…
いかがでしょうか。小さなお子さんをお持ちのご家庭では、いつまで異性親とのお風呂を続けますか。家庭の中の問題なのか、社会的に…または、子供のためにやはりある程度の年齢で自立の方向にもっていくか。
ちょっと考えてみませんか。
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