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bitomosライター mikaのプロフィール

 2017/08/12 プロフィール
この記事は約 12 分で読めます。 5,987 Views

今回は筆者mikaのプロフィールをご紹介します。あまり振り返りたくない事もある過去。正直こんなことを暴露して、引かれるんじゃ…という不安がないわけではありませんが、ココを書かないと筆者という人物像が成り立たないと思い、勇気を出してお伝えすることにしました。興味ない!なんて言わず見て貰えたら嬉しいです。

北海道で生まれる

北海道のとある場所で3姉妹の次女としてこの世に生を授かりました。3姉妹の中でも筆者は父になついており、姉と妹は母親に…という構図が家庭内で出来上がっておりました。

世間では変わり者扱いされることの多い3人姉妹の真ん中ですが、本人は全くそんな自覚ありません!

mika
bitomosメンバーが何かと関わりのある北海道。縁を感じてしまいます♡

度重なる引っ越し

北海道で育ったと言うと羨ましがられることも多いのですが、筆者が幼稚園に入園する前には引っ越ししてしまったので、記憶にほとんど残っていません…。
 
そう、筆者の家庭は父親の仕事の関係で2~3年毎に全国に引っ越しを余儀なくされていました。よって、幼稚園は2つの園を、小学校は3校、中学は2校、高校は2校…ととにかく転々と引っ越しまくっておりました。
 
引っ越しした先で友達関係で悩んだという記憶もなかったり、様々な土地での暮らしが羨ましいという意見もあるかも知れませんが、まだまだ幼い子供にとってみれば、引っ越しは辛いものでした。中でも1番大変だったのは高校生3年生2学期での半ば強引な転校…。受験も重なる時期であったり、転校のせいで親友や当時付き合っていた彼氏とも離れることになったり、親の事で悩んだり…と今思い出しても、人生のどん底でした。
  
 これだけ転勤を繰り返してきたので、筆者には幼なじみという存在がおりません。「幼稚園からの幼なじみとか腐れ縁」というフレーズ、1度で良いから使ってみたいなぁ…。
mika
引っ越した後も、もっと連絡を取り合えば良かったな…と今では悔やまれます。

超厳格な父親に育てられる

これだけ引っ越しが多い家庭であれば、単身赴任という選択もあったのかも知れませんが、何しろ我が家は父親が厳しかったのです。子供に手をあげることも日常茶飯事だったので、父親=怖い存在であり、父親が言えば従うという図が家庭の中で成り立っていました。
 
「引っ越ししたくない!」なんていう意見を始め、まともに父親に意見したことがなかったように感じます。その厳しさは社会人になっても続き、門限は平日21時、日曜日は18時という過保護もびっくりの環境の中で過ごしておりました。
mika
優しいパパに憧れた時期もありましたが、それでもパパっ子でした。
 

両親の離婚


そんな中、筆者が小学校3年生時に両親が離婚します。

離婚原因は厳格な父親のまさかの社内ダブル不倫。そのまま父親はその相手と家を出て再婚しますが、後に大人の事情から筆者の姉と妹は父親のもとへ。筆者はというと、姉妹の中で1番可愛がってくれたと思っていた父親の裏切りにショックを受け、母親の元で暮らすようになります。

孤独になる

 

母親と2人の生活が始まりましたが、ほどなくして母親に好きな男性が出来ます。母親はほとんど家に帰ってこないようになり、筆者は1人で生活をするようになりました。住む場所や生活するための物は揃っていたり、小学校~中学生という年齢でもあったので、育児放棄という言葉が当てはまるとは思いませんが、『寂しい』という気持ちだけはぬぐえなかった、あの頃。

また、両親が離婚した際に、当時の仲の良かった友達に相談をしたところ、翌日からその子がよそよそしくなってしまったことに、幼かった筆者は傷つき、それ以来周りには両親の離婚のことは隠し続けてきました。さらに筆者は人に弱みをみせるのも苦手で、可哀想な子供と思われるのが嫌であり、平然を装っておりました。

周りに話せばもう少し楽になるんだよ、と昔の自分に教えてあげたいです。今は有難いことに2児の母親となりましたが、子供に自分のような寂しい思いだけは絶対にさせたくないという気持ちは消えることがありません。

その後は母親が再婚し、宙ぶらりんになった筆者は高校3年生の2学期という、超中途半端な時期に転校をし、父親の元で暮らすようになります。

自立したいと強く思うようになる

家庭内において小さい頃から自分の意見を言えなかったり、何かしたいと思っても、経済的な理由から諦めなくてはいけないという壁に何度もぶつかっていくうちに、早く自立して自由になりたい!と強く思うようになりました。よって、大学を卒業した後の就職先の志望理由は自分の力で稼げるように成長出来る環境であること。
 
そんな私が選んだ就職先の業務はバリバリの営業でした。意外にも筆者は向いていたようで、年齢など関係のない収入や役職などを手に入れることが出来、とてもやりがいのある仕事でした。幼い頃にあれだけ嫌な思いをした数々の転校の経験が、人と接することで成り立つ営業の面でも役立っていたのかな…なんて思ったりもしています。
 
出産後も勤務する予定でしたが、どうしても『子供に寂しい気持ちをさせてしまうのではないか?』という気持ちに打ち勝つことが出来ず、結果10年ほど勤めた後出産を機に退職してしまいましたが、その時に養った営業力は私の一生の財産だと思っています。
 
当時は十分すぎるくらいの収入を得られるようになっておりましたが、やはり父親の反対で一人暮らしは許されず…。強行するだけの勇気もなく結婚するまで実家で暮らします。
 
昔から厳しかった父親でしたが、昔から常に言われていたのが自分で稼げるだけの力を身に付けなさいという事。今は子供が小さい為、収入面では夫に頼る形になっていますが、もし夫に何かあった際は私が働いて家族を養うという気持ち&自信があるのは父親のおかげだと思っています。

結婚に希望が持てない

再婚した父親と暮らしておりましたが、しばらくして父親がまた離婚。親がバツ2ともなると、その元で育った子どもが結婚に対して夢や憧れを持てなくなったとしても無理もありませんよね…。そうなると、当時お付き合いする男性とも、付き合ったその先が見ず、人を本気で好きになるという事が出来にくくなり、軽い気持ちで付き合う→簡単に別れる→やっぱり人は信じられない…という負の連鎖を繰り返していました。
 
職業柄、男性から誘われる機会も少なくなく、1日に時間差で数人とデートするということも。寂しい気持ちを埋める為に会うけど、好きじゃないから寂しさは埋まらない⇒複数になる。と、今思えばやっている事は最低でしたが、それだけココロは枯れておりました。

主人に出会う

そんな恋愛に対して荒れていた(それ以外は真面目)を変えてくれたのは今の主人でした。
主人は私が今まで関わったことのないタイプであり、(つまりタイプの男性ではない)当初は全く恋愛対象ではありませんでした。
夫は、当時の私の中での恋愛ルールである「3回デートして何も起こらない=恋愛に発展しない」というひんまがった価値観を見事に打ち砕いてくれた男性です。単に奥手だっただけなのかも知れませんが、何回会っても手すらつないで来ない夫が筆者にとってみれば、自分を大切に考えてくれているように映ったのです。
 
がちがちに固まった筆者の恋愛に対する価値観を覆すことは簡単ではなかったように思いますが、それでも諦めずに何度も交際を申し込んでくれた夫。そんな夫に対して筆者はとんでもない条件を叩きつけます。
 
「結婚しない前提なら付き合う。」
今思えば、なんて高飛車な女なのだと呆れますが、当時の私は30歳を過ぎた夫に対して、結婚する気がない私と交際することで、結婚願望のある男性の時間を無駄にさせたくないという気遣いのつもりでした。
 
そんな私を受け入れてくれた夫。懐の深さに感謝しかありません。

意外と早かった結婚

そんな恋愛に対して曲がった(それ以外はマトモ)筆者でしたが、結論を言うとお付き合いをして3年ほどでめでたく結婚をすることになります。
 
一時は家族なんて作りたくない、生まれてくる子どもも不幸になるだけ…なんて本気で思っていた筆者でしたが、その反面家族に対する思いや憧れは人一倍強かったのかも知れません。というのも、旦那の実家は人が集まる場所であり、ある時旦那の実家の集まりに呼ばれると、そこには20名以上もの親戚が集まっていました。
人の多さに圧倒され戸惑いつつも、温かく迎えてくれるご両親に胸を打たれ、「家族っていいな♡」状態に。そこから一気に筆者の中で眠っていた結婚&家族願望が爆発したように思います。
 
あれだけ「結婚しない」宣言をしていたにも関わらず、最後はプロポーズの時期を半ば迫ったような形で結婚に至りました。また、家を出るには結婚という方法しか許さないと言う父親を納得させる為…という思いも少なからずあったように思います。

私を変えた出産

正直、子供を産むまでは子供があまり得意ではないというか、どう接していいのかわからない思いがありました。子供を望んで出来た妊娠ではありましたが、初めて自分が親になると考えた際に、まともに親に育てられた記憶がない筆者に、子どもが育てられるのかという不安が少なからずありました。そこでまず自分に課したのが親となる第一歩として、出産という痛みをしっかり経験するということ。
 
というのも、筆者の場合は双子を妊娠しており、双子の妊娠という時点で帝王切開を選択できるからです。周りの家族や助産師さんからは初産婦で双子を普通分娩で産むなんて…と止められたりもしましたが、有難いことに胎内は順調であり、医師からの許可も得られ最後は無事に普通分娩で産み落とすことが出来ました。
mika
これから育児を行う決心の1つとして、出産の痛みをしっかり味わうことが私には必要だったと思います。
 
子供が産まれてから、自分中心だった世界が180度変わりました。自分の事を構う時間がほぼなくなりましたが、自分よりも大切だと思える存在が今まで無であった私にとって、子供は自分の命に代えてでも守ると言い切れる存在。ココロが冷めきっていたと思っていた自分でも、こんな温かい気持ちがあったのだと嬉しくなります。
 
家族がバラバラになってしまった筆者に、自分の家族が出来たことが心から嬉しく、夫にも感謝していますが、昔のトラウマか、いつかこの家族が壊れてしまうのではないかという不安に襲われることもあります。が、その分1日1日を大切に生きようと前向きに捉えるようにしています。
 

人生を振り返ってみて

by mika

30ウン年と、まだまだ薄~い人生ですが、これまでの人生をグラフにしてみました。やはり人生のどん底は学生の時。あれから数十年が経ちますが、当時ほど辛かった思いは、あれ以来ありません。しかしあの時の辛さを乗り越えてこれたからこそ、並大抵の事ではへこたれない自信があります。

振り返ってみると、人生の前半はだいぶ親に振り回されたなぁという印象…。さらに幼い頃の両親の離婚が筆者にとって相当なダメージであり、寂しかったり親から受けきれなかった愛情を他に求めてもがいて生きてきた気がします。しかし、「また再婚する!」と気だけは若い父親や、新しい家族と幸せそうにしている母親を見ると、これで良かったのだろうなとも思います。

そして自分にも家族ができ、何があっても支え続けてくれる夫や無条件で筆者を求めてきてくれる子供と接することで、今まで手に入れたかった家族の愛で満たれるようになりました。今度は筆者が周りに愛を届けられる人物になりたいと思っています。

子供を育てる中で考えること

無償の愛

筆者は愛情不足と感じながら育ってきてしまった為、これまで周りからの愛情を奪うことだけを考えて大人になってしまいました。しかし、親からの愛情をたっぷり受けて育った子供は周りにも愛情を注ぐことが出来、その結果周りからそれ以上の愛情を受けることができる…ということにようやく筆者は気付いたのです。

よって、子供には周りに愛情を与えられる人になって欲しい。筆者は親として子供には、愛情をたっぷりかけてあげたいと思うのです。きっとそれが我が子の幸せにつながると信じています。

こんな偉そうなことを執筆している筆者ですが、自分の子供にちゃんと愛が伝わっているのか不安になることも日常茶飯事です。正解がない問題を毎日悩みながら、子育て真っ最中です。

親の影響

自分の親を否定的な見方しか出来なかった時期もありましたが、親になり子育てをしていると、親の影響を大いに受けており、結局は似たような育児をしてしまっている事に気づかされる事が良くあります。

その1つが教育に関してです。筆者は教育に携わる仕事をしていた両親の元で育ったため、幼い頃から1日に何時間も勉強することが日課であったり、学びが生活の中心でした。

そして親になった今、教育に力を入れている自分がいます。だけど、強制はしたくない。よって、その勉強の環境作りには力を入れますが、やるかやらないかは子供にの意思に任せるようにしています。どんな環境を作れば子供が興味を持ってくれるのか…常に試行錯誤中です。

今、当時の親の気持ちが理解できる部分も増えましたが、子供も気持ちを考えることも忘れず、子供の気持ちに寄り添った子育てをしたいきたいと思っています。

座右の銘

筆者にとって座右の銘は「神様は乗り越えられる試練しか与えない」ということ。

これまで、大きな難題にぶち当たった時に思い出すようにしている言葉です。この壁は次のステージに上がる為には必要なことなんだと言い聞かせることで、乗り越える勇気や意欲が湧いてくるのです。

mika
何度この言葉に救われたかわかりません!

これからチャレンジしたいこと

昔から資格を獲得することが好きというか、きっと根っこは勉強することが好きなのだと思いますが、趣味が出来たら資格を獲得するまで1から勉強したくなります。そして、これまでブライダル資格やアロマセラピ―、色彩検定、スキューバーダイビングなどの資格を取得してきました。
 
今関心があるのは、成長期の子供や働き盛りの夫の為の健康的な食事に関すること。これまで取得してきた資格は残念ながら現時点でほとんど生かせていないので、食育マイスターや食生活アドバイザーなどの資格などにチャレンジし、毎日の生活に役立たていきたいです!
 

愛を届けたい♡

 愛を届けることになるかはわかりませんが…子育て真っ最中の今だからこそ出来る、子育てに対してリアルタイムに思ったこと、実践したことなどの経験談をこのbitomosにて発信し、どこかで悩んでいるママの力になれると嬉しいです。
平凡な主婦ですが、だからこそ読者の方々から共感できることも多いと前向きに捉えてこれからも頑張っていきます!
 
こんな筆者ですが…どうぞこれからも宜しくお願いします♡

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