恋人が鬱になったらどう対応するのが正解?出来ることをやっていこう
鬱病で苦しんでいる人はたくさんいます。もし、自分の付き合っている恋人が鬱病になったとしたら、あなたはどうしますか?
鬱病になっている人の心というのは、複雑で不安で一杯です。かける言葉や態度で、相手の心を傷つけてしまうこともあります。
対応の仕方を知らないと、なかなか上手くやっていけないのが現実です。あなたの対応で、恋人の心の辛さを少しでも解消できるかもしれません。
今回は、恋人が鬱病になったときにどうやって対応していけばいいのか?というのを説明していきます!
Contents
まずは鬱病についての知識をつける
恋人が鬱病になったときには、まず鬱病というものがどんな病気かというのを知っておきましょう。風邪のように、薬を飲めば治るということではない難しい病気です。
鬱病になる原因は?
画像引用元:あさかストレスケアセンター
鬱病というのは「心の病気」のことです。上のグラフをご覧いただくと分かりますが
- 仕事が上手くいかない
- 人間関係がうまくいかない
- 大切な人が亡くなった
- 環境が急に変わった
ということが原因となっているようです。
鬱病の症状って?
画像引用元:社会保険出版社
鬱病になると、判断力や意欲・集中力が低下します。また、心の症状だけではなく、頭痛や動機にめまいなど身体的な症状も出てきます。「鬱は甘え!」なんて言われることもありますが、本人にとってはとても辛いのです。
現代は鬱病がとても多い!
鬱病は現代病とも言われていて、年々増加しています。どの年代が鬱病になる!というわけではなく、子供から大人、高齢者まで発症する病気なんです。10~15人に1人が生涯のうちに鬱病を経験するとも言われています。
鬱病になりやすい人の特徴
画像引用元:社会保険出版社
鬱病になりやすい人というのは、真面目で面倒見が良かったり、几帳面で人に気を遣うような人であるという特徴があります。人のことまで感がることが出来たり、優しすぎて考えすぎると、知らないうちにストレスが溜まって鬱病になってしまいます。
鬱病の治療方法
鬱病の治療方法としては
- 病院に行って薬を貰って飲む
- とにかく休養する
- カウンセリングを受ける
というようなことがあるようです。薬については、種類によっては合う合わないがあるので、お医者さんと相談しながら、症状に合う薬を見つけていきましょう。鬱病かな?と思ったらとにかく病院に行くことが必要です。
恋人が鬱病になったらどうするべきか
おかしいと思ったら病院に
恋人が鬱病かな?と思ったら病院に行くことをまずは進めてあげてください。鬱病は簡単に治る病気ではありません。恋人の症状や、気持ちを紙に書かせたり、恋人であるあなたから見てどうなのかを書いて、病院の先生に見せると良いでしょう。
鬱病は恥ずかしい病気ではありません。「行きたくない!!」と彼氏がいうのであれば、一緒に行ってあげるのも1つの方法です。
小さな変化でもちゃんと褒めてあげる
もし恋人が「今日は外に出て少し散歩できたよ」と報告してきたとします。散歩なんて、健康な人からすれば至って普通の行為ですよね。でも、鬱病の人にとっては、散歩をすることでさえ辛い時があるのです。
「そんなこと?」なんて絶対に思わないで、どんなに小さな努力や変化・進歩であっても「よくやったね、すごいじゃん!」という風に褒めて、認めてあげましょう。
「治してあげる!」と言わないこと
恋人が鬱病になったとき、「私が治してあげる!」と言いたくなる気持ちは分かりますが、絶対言わないでください。あなたに、恋人の鬱が治るようにサポートは出来ても、結局治そうと決めて行動しなければならないのは、相手自身なのです。治してあげる!ということで、相手もあなたを頼り、どんどん依存してしまいます。
また、治してあげる!と言ったは良いものの、鬱病が治るのには時間と根気が必要です。治ったと思ったら、落ち込むの繰り返しであなた自身も疲れてしまいます。
「治してあげる」ではなく、「ゆっくりでいいから一緒に頑張ろうね」とか「辛い時は話を聞くからね」という風に相手に伝えてあげましょう。
話を聞くときは否定しない
相手が話をしてきたときは、「それは違うよ」とか「もっとちゃんとやればできるよ」というような、否定的な言葉は言ってはいけません。
恋人が、仕事の悩みや辛いことを話してきたのであれば 「頑張ったんだね、偉いよ』 「そんなことかあったんだね、辛かったね…」 「無理しなくていいからね」 というように、相手に寄り添うような言葉をかけてあげましょう。
「頑張れ!」は言わないこと
鬱の人に「頑張れ」という言葉は言ってはダメです。十分に頑張ってきて、心が疲れてる相手に頑張ってなんて言ったら、「なんで頑張ってるのに頑張ってとかいうの?」と、相手は責められているように感じてしまうことになります。
また、「早く治さなきゃ」と相手を焦らせてしまうことになります。
相手の不安定さに惑わされない
鬱は移るって聞いたことありませんか?鬱病の人は、相手に依存してると思うと、急に「1人にしてよ!」という風に言ってくることもあります。
機嫌が良さそうだなって思ったら、自傷行為をしたリ、自殺しようとしたりもします。とても心が不安定なのです。鬱病の恋人を持つ人は、最初は「自分が支える!」と気合が入りますが、鬱病の不安定さに引きずり込まれそうになったり、なかなか治らない相手を見て疲れて行くのです。
そうならないためにも「彼の心が不安定なのは鬱病がそうさせている」と考えてみてください。本当の彼ではないのです。元気だったころの彼を思い出して、自分もストレスを上手く発散しながら、付き合っていくようにしてくださいね。
恋人が鬱!Twitterの声は?
もう20年以上、眠剤を飲み続けて、それでも不眠傾向だったのが、恋人ができて同棲生活が始まってからというもの、眠剤が無くても朝までグッスリ眠れるようになった
でも、最近また鬱傾向なのか(?)眠剤飲まないと眠れなくて、今回初めて気づいたんだけど、眠剤ってかなり記憶力低下させるのね 💦— まーちゃん (@stone_Lapis) 2017年2月10日
鬱とかだったら彼氏に申し訳ないような気がする
彼氏のお母さんにもだし
付き合ってる彼女が精神病とか障害者とか嫌でしょ?— 骨子♀ 冬まで社畜してる (@40clavicle) 2017年6月19日
なので恋人が鬱になった時「好きな人が辛いのに助けられない自分は薄情だ」と思う必要はないし、素人がメス持って手術を試みる的なことをしちゃう方がよっぽど危ない。ちゃんと病院に通わせることがいちばんの手助け。https://t.co/hOpQH1V2bK
— 辺川銀 (@penkawa_gin) 2017年1月23日
けんかしてはすーぐ仲直りする
けどそれがほんと疲れてきて
相手が軽い鬱だって言われて私が追い込んでるのかなって
でも友達とも遊びたいじゃん
けどやっぱり彼女が一番だから彼女だけ見てる
毛の蟠りは消えないなあ— なゆた/まつ (@yurirokokn) 2017年6月15日
ツレがうつになりまして
恋人が鬱病になってしまったときに、ぜひ見てもらいたい作品があります。その名も「ツレがうつになりまして」です。
この作品は、仕事をバリバリこなすスーパーサラリーマンだった旦那さんが、ある朝真顔で「死にたい」と呟いたことから始まります。
病院に行くと、仕事の激務とストレスが原因で「鬱病」と診断されたのです。それを受けた奥さんは働きに出て、旦那さんは仕事を辞めて主夫になりました。
自分も無理をしないことが大切
恋人が鬱病になったときは、相手を治してあげると気負いすぎないことが大切です。自分まで心の不調を感じてしまっては、元も子もありませんよね。今回紹介した対応をしつつ、自分も無理をしない程度に恋人と接していって欲しいです。
皆さんに1番伝えたいのは、先ほども言いましたが「彼氏が不安定なのは病気がそうさせている」ということです。ゆっくり、2人のペースでやっていきましょうね。
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そのライターの経歴や性格を知れば、今後どんどんbitomosの記事を読むのが面白くなるかも!?この記事ではライターそれぞれの自己紹介と、記事を彩るゲストキャラクターたちを紹介していきます。あなたのお気に入りのライターが見つかりますように♡