離婚した事後悔してる?女が一人になって不安や絶望を感じる瞬間!
今では離婚というものがさほど珍しくもなく、シングルマザーの筆者も離婚当時に比べ驚かれることが無くなりました。筆者はもうすぐ離婚して8年。決して「楽しい」と一言で言えるような月日ではありませんでした。
苦しい事や辛い事の方が多くて何度涙を流したか…。正直、離婚した事を後悔したこともあります!実際、「離婚しなきゃよかった」という後悔は、離婚した多くの女性が感じたことがある感情なのではないでしょうか。前回は「子どもに会えない父親たちの「苦しい」実態。離婚後の関係を考える」で離婚後の父親側に立った記事を執筆しました。
今回はシングルマザーである筆者のリアルな視点と共に「離婚後の女性」について書いて行きますね!
Contents
離婚直後は必至すぎて悩む暇なし!
とにかく頑張らないと…
どんな理由であれ、離婚することが最善だと信じシングルと言う新しい人生の再スタートを切ります。離婚って結婚する時よりもかなりハードで、正直離婚直後は精神的にも肉体的にも疲れが溜まっているんですよね。
でもそんな事は言ってられません!時間とお金は容赦なく消耗していくので、とにかく頑張らないと…と目の前にあるミッションをクリアしていく日々。不安なんてもちろん後回し!子どもがいる方ならば立ち止まる暇なんてありません。とにかく必死で前を見て頑張る…そんな状態なはず。
子どもの為に
お子さんが居る方ならば尚更「子どもの為に頑張らないと」と必死になっていることでしょう。「離婚した」という現実自体が子どもに対して引け目を感じることもあります。
筆者も「パパはもういないけど、ママがパパの分も一生懸命頑張るからね」といつも心の中で決意表明かのように唱えていました。何を頑張って良いのかよくわからない状態でも、これからどんな形でも生き抜いていかなきゃいけない!と毎日緊張状態でしたね。
同じように必死に頑張っているシングルマザーは今でもたくさんいるのではないでしょうか?
仕事もしなきゃ!
離婚後に実家で過ごせる人ならまだ少しだけ気が楽かもしれませんが、みんながみんなそうではありません。生きて行くにはお金が必要なんです!元々共働きの方ならば改めて職探しはしなくても良いかもしれませんが、離婚を機に仕事を探す方も多くいらっしゃいます。
自分一人ならまだしも、子どもがいれば食べさせないわけには行かない!1人での子育てにクタクタになっていても、自分が働かないと生活がままならない。このように肉体的負担だけではなく、経済的負担もたくさんのしかかってくるのです。だからすべてが必死なんです!
落ち着いた頃に現実の厳しさを知る
1人での子育てに疲れる
私は子供出産後すぐに元旦那と離婚してしまい
1人で子育てと仕事と両立して
帰ってきて家事という大変すぎる日々を
送ってました(・・;)
母も入院していて頼るところがありませんでした。
毎日子供の笑顔みるだけが生きがいでした(・・;)— ママのためのアプリ(・・;) (@kaiton1166) 2017年9月21日
子育てって、子どもの年齢に限らず一人ではどうしようもない事がたくさんあります。小さいお子さんは手が離せないですし、大きくなったら大きくなったで目が離せない!子どもは本当に可愛いですし誰よりも愛おしい存在ですが、可愛いだけでは育てられないですよね。
離婚前にも夫が育児には参加してくれなかったという人も多いですが、育児には参加して貰えなくてもその分少しでも稼ぎがあれば子育てに対して使える時間と心の余裕があったはずです。夫が居ればほんの少しの時間なら家を空けられたかもしれません。
小さな事ですが、こういった小さな事が積み重なっていくと「あんな夫でもいないよりいた方がよかったのかも」とちょっとした後悔が頭をよぎった事がある人も多いのでは?
▼ワンオペ育児について考えさせられる記事をmikaさんが書いてくれています。これは筆者も頷きが止まらない記事でしたので、是非目を通してみて下さい。
ワンオペ育児は専業主婦こそ危険!限界になるその前に考えたいこと仕事探しも至難の業!
カンナさーん見ててちょっとイラっときた。仕事より子供の世話が優先かよ?!的な事を上司に言われたシングルマザー。ちょっとそれは無いやろ…#カンナさーん
— シャクレサシペ (@saciperere29) 2017年7月25日
シングルマザーは仕事探しも至難の業です!筆者が離婚したのは、20歳というまだ社会をよくわかっていなかった頃。それでも中学卒業後からずっと働いて来た実績もあるので、仕事ぐらいすぐ見つかるだろう…と甘く見ていたのがダメでした。
子どもの保育園の時間内での仕事探し(しかも残業出来ない)だけでも大変。マザーズハローワークに仕事探しをしに行った際、面接希望を出したら「子どもの急な風邪などの時に預け先がないのなら仕事を紹介出来ません!」と言われた事を今でも忘れません!
気持ちはわかりますよね。会社も急に休まれたら困るに決まってます。それならしっかり勤務出来そうな人を採用したいと思うでしょう。居住地や仕事にもよりますが、シングルマザーの仕事探しは依然厳しい世の中。
経済的ストレスから逃れられない…
ワンオペ育児本当にしんどいよね・・・。シングルマザーはそこに経済的な心配や住居やありとあらゆる「決断」を全て1人でやって行くのだからさらに。。
育児はそんなにしないとしても、お金や住宅について老後の資金子供の学費、保険、ご近所親戚付き合いもろもろ、頼れれば家事育児がんばるけど。— ミッチャン(道子) (@moomindaisuki22) 2017年9月21日
結婚していた時は、少なくとも夫婦で生計を立てていたはずです。当時は何のありがたみも感じなかった筆者でさえ、離婚して自分で生計を立てていく大変さを身に染みて感じました。お金を稼ぐ事が独身時代とは打って変わって難しいんですから。
経済的ストレスを感じているシングルマザーはたくさんいます!離婚さえしなければこんな苦しい思いをせずに済んだかもしれない…。そう考えてしまう人も少なくないでしょう。
離婚したことを後悔し始める
孤独と不安で寂しさがこみ上げて来る
シングルマザーの方は多かれ少なかれ不安を抱えているはずです。子育ての事、仕事や収入に関しての不安。ただ不安なだけなら良いですが、その悩みや不安を一人で抱え込むことになるのです。
もちろん家族や友人に相談も出来ますが、目には見えない大きな「責任」が重くのしかかってくる。「自分がなんとかしなきゃ」「笑顔でいなきゃ」なんて自分に言い聞かせている人も少なくないでしょう。
そんな時無性に寂しさを感じませんか?自分も誰かに頼ったりしたいな~とか、精神的に支えてくれる人がいたらな~とか…。筆者も、自分も誰かに守って貰いたいよ…と何度思ったことか。未来が不安過ぎて寂しさと孤独を感じてしまう。筆者だけじゃないですよね?
漠然とした将来への不安
元旦那さんが
ばかやろう!30これからだ!✨って言ってた。そりゃ独り身ならそう思えるさ!!私は子ども二人抱えてるんだもん。将来の不安や色々不安だらけだよ。私はもう終わってるって思っちゃうんだよね。#シングルマザー— chinatsu.🐤🌰 (@chinatsu_sora) 2017年8月12日
では「何が一番不安?」と聞かれたら即答も出来ないのではないでしょうか。本当に漠然とした将来への不安があるんですよね。言ってしまえばすべてが不安です。精神的な事も、金銭的なことも、独りでいる事にも不安を感じます。
あの時、離婚をしなけれ今感じている不安は感じなくて済んだかもしれない。今の苦しみや不安に比べたら、あの時の離婚に至る原因なんて大したことではなかったかも…。そんな風に離婚を後悔し始めた人も多いのではないでしょうか?
でもそれは離婚が過去形だから感じる苦しみです!
筆者も同じです。何度か離婚を大いに後悔しました。離婚当時は相手との嫌な思い出ばかりが頭をよぎったのに、シングルの生活が苦しすぎて、「旦那は稼ぎも良かったし、子育てにもわりと協力的だったしな~…」なんて、逆に元旦那の良いところばかりを思い出す。
最初は「元旦那に未練でもあるのか?」と錯覚してしまった事がありますが、それは違います!離婚をして、シングルマザーになってから元旦那のありがたみに気付いただけ。
自分が思ってたよりも、家族を食べさせていくってかなりの責任を感じるんだ。
筆者が一番最初に感じた元旦那への感謝?の気持ちです。でも…それはシングルマザーにならなかったら感じられなかったものなんです。苦しい思いをして、辛いこともたくさん経験したから感じられるもの。
離婚が過去形だからこそ、感じる苦しみ。「○○だったかもしれない~」なんていう言葉は過去の経験値があるから今違う視点で見えるものですよね。その時にそんな知識や経験があればそもそも離婚さえしていないはず。あの時は離婚するしかなかった。そう思いませんか?
不安と後悔を一緒にしないで…!
シングルでの生活にはたくさんの不安を感じるかもしれません。気負えば気負うほど、自分が孤独に思えて寂しくて仕方なくなる。その寂しさを埋めるために、がむしゃらに男性を求めてしまったシングルマザーも何人か見てきましたし、筆者もぶっちゃけそのような時期がありました。
今抱えている不安が大きすぎて、もしかしたら足元を失いかけているかもしれませんが、未来が不安だから離婚を後悔している…のならそれは違う!と筆者は思います。未来への不安と、過去への後悔を一緒にしてしまうと決して前には進めません!
頑張る必要はありません!筆者と一緒にそんな大変な世の中を楽しんでやりましょう!
▼ライターchihiroの経歴を簡単にプロフィールにまとめていますので、どんな過酷な人生だったか気になる人はちょいと覗いてみて下さいね!(笑)
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