インド旅行女性一人旅!基本的なことを注意してハプニングを楽しもう
皆さんは旅行は好きですか?インドに行かれたことはありますか?旅好きな人と話をしていると、「インドはいつか行ってみたい」という人が結構いるんだなあといつも思います。でも訪れたことがない人にとっては、インドは少々敷居の高い場所という印象があるようです。
確かに、それなりに危険があったり、他の国のようにスムーズに事が運ばないことも多くあります。しかし基本的な事をきちんと気をつけていれば女性の一人旅でもインドを楽しむことはできるんですよ。
今、何か考えていることがあったり悩みを抱えている人、自分を変えたいと思っている人、壁を超えたい人はこれを読んでインドへgo!
ヨガプラクティスが目的なのであまり観光などはしないのですが、今回は私が体験したインドの話なども含めてインドを旅する時のポイントなどについてご紹介していきますね。
Contents
インドってどこにあるの?
インドは南アジアにあります。周りはパキスタンやバングラデシュ、ネパールなどに囲まれています。南アジアで一番大きな国土があり、人口は世界第2位です。12億人を超える国民がいて、様々な民族や、言語、宗教があります。
通過はインドルピー。レートは変動はもちろんありますが、大体2倍と考えるといいでしょう。たとえば、100ルピーのものは日本円で200円ぐらいということになります。
頭にターバンを巻いた人もいれば普通のズボンやシャツを着ている人もいるし、菜食主義の人や鶏肉や羊の肉は食べるという人もいます。牛肉と豚肉はほとんど食べないかな。
▼インドに行くためには、たとえ1日でもビザ、査証が必要です。
インドへの行き方
日本の東京から行く場合、直行便はエアインディアや全日空、日本航空などが飛んでいます。ムンバイやデリーなど、インドの都市へダイレクトに行くことができます。東京からデリーの場合、約10時間ほどです。
直行便以外の行き方は、どこかのアジアの国を経由して入ることになります。韓国や香港、シンガポール、マレーシアなど様々な航空会社がインドの主要都市へ就航しているので、料金や自分の目的地などで比較してみるといいですね。
▼違う航空会社の料金やフライトスケジュールの比較はこちらが便利です。
それ以外のフライトだと、インドの国内で一泊してからゴアへ国内線で行くパターンになるのでちょっと緊張感を持って宿泊しないといけないんだよね(笑)
最近は改善されたと聞くけど、エアインディアでインドまで直接行って、その後国内線に乗り継いでどこかに行く、なんていう時は十分に時間に余裕を持ったフライトスケジュールを組んでね。
▼筆者が以前お世話になったインドの旅行手配などをしてくれる会社です。航空券だけの手配や現地でのツアーなど、アレンジも色々できます。
インドに無事着いたら
ベジタブルカレーとほうれん草とチーズのカレー photo by kaoruko
インドに到着!したら、旅を楽しむ前にやることも色々ありますよね。そんな事前準備についてご紹介します。
両替はどうするの?
日本円からインドルピーへの両替は、空港などの両替所カウンターを使ってもOKですし、ATMのキャッシング機能を使うこともできます。
ただ、2016年11月、インド政府の突然の発表により、高額紙幣の500ルピー紙幣と1,000ルピー紙幣が無効となりました。つまり、もっと小さい額の紙幣しか両替できないことになったのです。
一時期インド国内ではかなり混乱を招いたのですが、2017年1月にはデリーの空港などでは両替に行列ができたりすることもなくなり、スムーズにインドルピーを手にすることができるようになったそうです。
両替をする場合、インドでは銀行よりもその辺のタバコやトイレットペーパーを売ってるような雑貨屋さんで「EXCHANGE」と書いてあるところの方がレートが良かったりします。高額紙幣がないと、両替した時にかなりの枚数で返ってくるので、必ずその場で金額が合っているか確かめるようにしてね。
私のヨガ友達は、ちゃんとした銀行で両替をしようとしたらどうも金額が合わないので、聞いたところ「This is my rate.」(これは僕のレートだ)と言われたそう(笑)喧嘩してやっと正式なレートで両替してもらったそうです。これがTheインド。
市内やホテルへのタクシーは?
空港からの移動は、荷物もあるので多くの人がタクシーを使うと思います。空港でのタクシーは、必ずプリペイドタクシーを使うようにしましょう。
もしくは、割高にはなりますが、日本から手配をして出口のところで名前を書いて待っていてもらうようにすると安心です。決して、流しのタクシーや白タクには乗らないこと。
飛行機の乗り継ぎの時間が少なくてプリペイドタクシーに並んでいる暇がなく、仕方なく白タクを捕まえて、国内線のターミナルから国際線のターミナルへ移動しようとしたら、全く知らないところに連れて行かれたそう。脅されて、アメリカの40ドル相当を支払わされて、その場に取り残されたそうです。
正規のタクシー料金なら、ターミナル間の移動なら100円か200円程度のはず。
また、筆者が初めてインドに行った時に、日本であらかじめデリー空港へタクシーの送迎を頼んでいました。デリーにある旅行会社だったのですが、「もしも、ドライバーが私の部下かどうか確かめたい場合は、車に乗る時にドライバーから私へ電話をするように言ってください」と言われました。
「そこまでするのー!?」と思ったものですが、デリーやムンバイなどはやはり治安が良くないので、十分すぎるくらい気をつけてちょうどいいくらいです。その旅行会社の人曰く、「タクシー運転手もいい人と悪い人がいる」とのことでした。
ホテルは事前に予約しましょう
ホテルはやはり日本から予約する方がいいでしょう。それでもやはりインド。予約していたはずのホテルに行ったら予約がされていなかった、なんてことは日常茶飯事です。
事前に、近くのホテルもチェックしておいたり、第2候補の宿泊先を調べておくのも安心です。英語が多少話せるのであれば、ホテルに掛け合って、部屋を開けてもらうか、他のホテルをアレンジしてもらうようにしましょう。予約した時のバウチャー(控え)は忘れずに。
▼クレジットカードで決済できるホテル予約サイト
▼予約のみで現地で現金払いができる予約サイトはこちらです。
現地のホテルで現金払いをする場合、必ず料金はホテルの人の前で一緒に数えて支払うことをお勧めします。友人は、きちんと言われた金額を支払ったところ、カウンター越しにお札を数えるフリをして何枚かお金を抜いて、「足りない」と言われてボラれそうになったそうです。
空いている部屋があれば見せてくれるし、誰かが泊まっている部屋でも不在だったらマスターキーで開けて見せてくれたりします(笑)何泊するかでディスカウントもしてくれますよ。大体、一泊1,000 円から1,600円ぐらいかな。
これがTHEインド
ゴア•アンジュナビーチ photo by kaoruko
無事チェックインできたら、旅の始まり!ですね。インド滞在中に気をつけた方がいいことと、筆者がインドで見たり体験してびっくりしたことをご紹介します。
もちろんお水は買いましょう
当たり前すぎますが、インドでは飲料水は買ってくださいね。5リットルぐらいでも100円しないで買えます。
それとインドを旅すると、不衛生な場所も多くどうしても体調を崩してしまうことも。胃腸薬と痛み止め、熱が出た時の薬などを持っていると安心です。
知らない人から食べ物や飲み物をもらわない
親切なインド人もいますが、そうではない人ももちろんいます。日本人は見るからにインド人とは違う人種とわかりやすいですし、お金を持っていると思われるので、知らない人で親しげに話しかけてくる人には注意してくださいね。食べ物や飲み物はもらっても口にしない方が安全です。
睡眠薬などが入っていて眠っている間に物を盗まれたり、女性の場合はレイプなどの心配もあるのでどうしても勧められたら、他のひとが同じ物を食べているかをそっと確認したりして気を付けましょう。
服装に注意
インドでは女性はあまり肌を出すことはしません。特に足は、みんなサリーなどを着て隠しています。
暑いからといってミニスカートやショートパンツは避けた方が無難です。お寺などを見に行く時にも、腕や足などの露出の高い服装では入れない場合があるので、ショールや足に巻けるような布などがあると便利です。
白人の観光客は短いスカートや水着に一枚羽織っただけなんていう格好の人も多いのですが、他の場所ではNGなんですよ。
それに、インド料理のレストランのおじさん曰く、手で食べる方がその人のエネルギーも混ざって食べ物の美味しさや栄養をちゃんと体に取り入れられるから、フォークやスプーンを使わないで食べなさいって言われたことがあります。
インドではあるあるなこと?!
筆者がインドを旅していてこんなことがびっくり!!だったことをご紹介しましょう。
•毎日停電する
•断水もよくある
•ゲストハウスの白人の客が子犬を拾って飼っていた
•免許なしでバイクを借りられる
•ゴミは庭先でなんでも燃やす
後、ムンバイのホテルで朝食がついていたので、食べに行こうとして場所を聞いたら、エレベーターの中だと教わったことも。笑って流せるようにはなりましたけど。
ホットシャワーが出なくて仕方なく水のシャワーを浴びたり、Wi-Fiが繋がらないのでメールなどがチェックできないなんていうのもいつものことです。断水はたまに、かな。
驚いたのが、同じゲストハウスに滞在していた白人カップルがとっても可愛い子犬を2匹飼っていた!時です。オーナーのインド人も同じ敷地内に住んでるけど、ニコニコしてるだけ。白人の人たちは3ヶ月ほど滞在したら別の国に行くと平然と言っていました。あの犬たちはどうするんだろう…?
バイクも免許なんか見せる必要はありません。ゴアでは移動はバイク(原付のようなタイプですが、125ccぐらいあります)が便利なのですが、借りる時はただお金を払うだけ。長期滞在者はやはり1ヶ月、2ヶ月単位でディスカウントしてもらって借ります。
レンタル業者でもなんでもない人が、自分の友達や親戚のバイクを持ってきて貸してくれることもあります。誰から借りてもいいと思うのですが、ブレーキがちゃんと効くか、ガソリンがどのくらい入っているかを最初に確認して料金の交渉をして借りましょうね。
基本的にインドでは物の値段は決まっていないようなものなので、何でもとりあえず値切りの交渉をしてみましょう。強気で自分の意見をプッシュしないと通らないので、しっかり頑張って!気がついたら最初の言い値の半額ぐらいになってる!!なんてことも。
インドに呼ばれたら全てを楽しもう♪
ゴアはインドの西側なので毎日夕日が見られる photo by kaoruko
インドは呼ばれて行くと聞いたことがありませんか?自分から行こうと思って行く場所ではなく、あちらから呼ばれて自然と最適なタイミングで旅をすることになるのがインド。
呼ばれたら、しっかり準備をして、後は郷に入って全てを楽しみましょう!日本では考えられないことがたくさんあります。
筆者のヨガ友達は、最初にインドを訪れた時に「背負い投げを連続5回ぐらい食らったような印象だった」と言っていました。筆者もその気持ち、すごくよくわかります。
インドにいると、今まで自分はなんて些細なことを気にしていたり小さな事にこだわっていたんだろう?という気になります。旅は新しい出会いや経験をたくさんくれて成長させてくれます。ぜひ、ハプニングも含めてインド全部を楽しんでくださいね♪
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