人気のビールカクテル☆オレンジやカルピスの爽やかアレンジレシピ
キンキンに冷えたビールが美味しい季節になりましたね!大ジョッキー片手にグビグビっとやるのもいいですが、女子にはちょっと気が引ける場面もありますよね。
そんなあなたにおススメなのが、おしゃれでスィートなビールカクテル。オレンジを使ったちょっぴり大人味のビターカクテルやSNSで話題沸騰中のカルピス×ビールのビアカクテルなど、今人気急上昇中のビールカクテルのレシピを紹介します。
ビールの苦味が苦手な人、アルコールに弱い人にもおススメですよ!
Contents
ビールカクテルが人気!
ビールと言えば、やっぱり生ビールが一番!ですよね~。
なぜビールカクテルが人気なの?
若者のビール離れが囁かれるようになってから、もう数年経ちますね。特に女子からは「ビールは苦い」「美味しさがわからない」など、散々な評価。
確かにフルーティで飲みやすいカクテルにはたくさんの種類があるし、見た目もカラフルでおしゃれですよね~。対して、重たいジョッキのビールは見た目的にもNGだし、ぬるくなると更に飲みにくくなるという難点がありました。女子ウケしないのもムリありません。
そこでビール復権のために立ち上がったのが、大手のビール会社。昔からあるビールを使ったカクテルだけでなく、女子向けの新しいタイプのビールカクテルを次々と提案していったのです。
これが功を奏し、今では居酒屋、バー、ビアレストランはもちろん、あのディズニーシーでもビールカクテルが提供されるほどの人気になりました。
朝からビアカクテルうまうまー (@ 東京ディズニーシー in 浦安市, 千葉県) https://t.co/9P40cWhmXX pic.twitter.com/nFSHuM8m0X
— 。 (@yukivega) 2017年7月15日
覚えておきたい!ビールの種類
ビールの分類は、酵母の種類、醸造方法、原材料、香りなど、様々な分け方があり、「このビールはコレ」と明確に分けるのは非常に難しく、そのスタイルは100種類以上もあると言われています。
ビールの分類
大きな分類としては、酵母の種類と製造方法よる分類で、エール(上面発酵)とラガー(下面発酵)、酵母を使わずに自然発酵させたランビックに分けることができます。
自然発酵のビールは、現在はベルギーの一部地域でしか作られておらず、ほとんど流通していませんので、大きな分類としては、エールとラガーの2種類と言っていいでしょう。
この他、原材料が麦芽100%のビールと、米、コンスターチ、トウモロコシなどの副原料を使用しているビール、酵母の変質を防ぐために熱処理をしたビールと熱処理をしていない生ビールに分類することもできます。
- 1. グラスを置き、やや高い位置からビールを注ぎ、ビールを泡立てる。初めはゆっくりと、途中から勢いをつけて、グラスの中がビールの泡でいっぱいになるようにするのがポイント。
- 2. グラスの半分ぐらいに泡が落ち着くのを待ち、グラスの縁からそっと2度目のビールを注ぐ。泡がこんもりとグラスから盛り上がってくるところで一旦ストップ。
- 3.泡がグラスの縁より沈む前に、残りのビールを静かに注ぎ、泡をこんもりと盛り上げる。
世界の主なビール
世界を見渡せば実にたくさん種類のビールが作られているのですが、その中の主なものを紹介しましょう。ビールカクテルを作る際のマッチングの参考にしてくださいね。
ピルスナー
チェコ生まれの傑作、世界中で最も普及してるビールがピルスナーです。アルコール分4.0%~5.0%のラガータイプ。ホップの香りが楽しめる黄金色に輝く淡色系のビールです。実は日本の大手ビールメーカーが作っているビールのほとんどが、このピルスナータイプに分類されるビールです。
ペールエール
イギリス生まれのエールビール。中でも今ビール通の間で話題となっているのが、赤褐色で豊かなホップの香りが魅力のペールエールです。イギリスやベルギーでは定番と言われるビールですが、バスペールエールの本格輸入開始とともに、日本でも人気が高まってきました。
エールビールの特徴は、何といってもフルーティな香りと風味。この豊かな味わいをじっくり楽しむには、10℃~12℃のちょっと高めの温度で頂くのがおススメです。
エールビールには、淡色系のペールエールをはじめ、麦芽の香りが際立つマイルド、やや濃いめの色合いのブラウン、濃厚な味わいのエキスポート、苦みの効いたビターなどがあります。アルコール分は2.5%~5.5%程度です。
ポーター
ロンドンのパプが発祥と言われるポーター。当時はやや古くなったブラウンエールに若いブラウンエールとペールエールをブレンドするのが大流行で、ならば「最初からブレンドしてあるものを作ってしまおう」と、ロンドンの醸造家が作ったビールがポーターです。ポーター(Porter)とは、「荷運び人」という意味ですが、名前の由来は、当時ロンドンのポーターが好んでこのビールを飲んだからとか、ビール樽が到着したときに「ポーター(運んできたよ!)」と叫んだからとも言われています。
アルコール分は5.0~7.5%とやや高め。黒ビール独特の芳醇な味わいでココアのような風味も感じられます。
スタウト
強い・どっしりとしたという意味を持つスタウト(stout)。大麦をローストした真っ黒な色合いで、お味は名前の通りどっしりとしており、コク深さが魅力です。ポーターの進化形ビールということで、アイルランドが発祥です。
コーヒーのようなほろ苦さが魅力。ほんのり甘いスィートスタウトもあります。アルコール分は4.0%~8.0%。
シュバルツ
ドイツ語で「黒」という意味を持つシュバルツ。上面発酵のスタウトに対し、こちらは下面発酵のラガービールです。色は真っ黒ですが、意外なほど苦味は少なくスッキリとした喉越しが特徴です。アルコール分は4.1%~5.0%。
アメリカンラガー
アメリカ発祥のピルスナータイプのビールがアメリカンラガーです。副原料にトウモロコシを使い、ほんのりとした甘さと軽やかな口当たりが特徴です。
色ややや薄めの黄金色。強い炭酸とキレのある爽やかな味わいで夏にピッタリのビールです。5℃~7℃程度にキンキンに冷やしてお飲みください。アルコール分は約4.5%と、やや軽め。
ライト
肥満大国アメリカで生まれたのがライトビール。製法を一工夫することで糖分を減らし、通常のビールに比べててカロリーは2/3~1/2程度。アルコール分も2.8%~4.3%と、かなり軽いのでお水代わりにガブガブ飲みたい人にはぴったりのビールです。
日本の酒税法のビールとは①麦芽の使用比率が2/3以上であること ②定められた副原料(麦芽や麦、ホップ、米、とうもろこし、でんぷん等)のみを使用していることと定められています。
麦芽の使用比率が2/3未満で指定された副原料以外のものを使っているものは、発泡酒という扱いになり、ビールに比べて酒税が安くなっています。麦芽の使用比率が低いため、カロリーやプリン体も抑えることができるので、健康志向が高い人からも人気を博しています。
これに加え新ジャンル(第3のビール)と呼ばれる飲料は、主原料に麦芽や麦以外のものを使った「その他の醸造酒」に分類されるものや発泡酒にスピリッツなどを加えた「リキュール類」に分類されるものです。ビールと似たような味わいが楽しめますが、酒税法上はビールとは別物ということになります。
ネットで話題!新感覚のビールカクテル
お待たせしました!今回の記事の本題、今人気のビールベースのカクテルレシピを紹介しましょう。ビールカクテルはステア(混ぜる)するだけの簡単なものが多いので、自宅にある材料で簡単にできるのが魅力です。
また、ビールの味が薄くなる、炭酸が抜けやすいなどの理由から、ビールカクテルには氷を入れないのが普通ですが、冷たさをキープしたい!多少薄まった方が飲みやすいという方は、お好みで氷を入れてもOKです。
カルピス×ビール二つの酵母を持つダブルカルチャード
今SNSで話題沸騰中なのが、カルピスを使ったビールカクテル「ダブルカルチャード」です。カルピスとビールという意外な組み合わせですが、これが「新感覚の美味しさ!」と女子たちの間で大ウケなんです。
ダブルカルチャードという名前の由来は、ビール酵母の発酵とカルピスの乳酸菌発酵の組み合わせということで、ダブル(二つ)のカルチャード(発酵した)という意味で名付けられたんだそうです。カルピスの甘酸っぱさでビールの苦味がやわらぎ、グビグビっとイケちゃいます!ピルスナーで爽やかさを味わうのもよし、黒ビールで甘さとコクを味わうのもいいですよ。
カルピス 1
ビール 5~6
■作り方
1.グラスにカルピスを入れ、上から冷たく冷やしたビールを注ぐ。
2.マドラーで軽くかき混ぜる。
最初はバドワイザーで作ってみたのですが、ビールがカルピスに負けちゃう感があったので、エールタイプのビールで再チャレンジ。エールビールだと、まずはフルーティな香りと甘酸っぱいカルピスの味わいが感じられ、後からビールの苦味が追いかけてくる感じです。
飲みやすいけどビールのコクもしっかり感じられますね~。ビール好きの方は濃いめのビールで作るのがおススメですよ。
カキ氷「サクレ」を使ったお手軽レモンビア
レモン風味のビールというのは、すでにいくつかのビールメーカーで商品化されていて、スッキリとした味わいとレモンのフレッシュな香りが人気なのですが、これが「お家で手軽にできる!」と評判なのが、サクレ×ビールで作るレモンビアです。
サクレとは、フタバ食品から販売されているカキ氷アイスのことですが、レモンスライスが入ったサクレレモンは、甘酸っぱさとレモンの香りが人気なんですよね~。このサクレレモンをビールでシェイク!シュワシュワシャキシャキのフローズンレモンビールの出来上がり♪です。夏にぴったりの爽やかビールカクテル。飲み過ぎないように要注意!ですよ。
■材料 と割合
サクレ 1
ビール 2~3
■作り方
1.サクレの上に載っているレモンスライスを別皿に移しておく。
2.よく冷えたグラスにサクレを入れて、ビールを注ぐ。
3.レモンスライスを載せて、マドラーでかき混ぜる。
オレンジジュース×ビールで大人の味わいビターオレンジ
オレンジジュースの酸味と甘みに加え、ビールのほろ苦いビターな味わいが楽しめるビターオレンジ。果汁100%のオレンジジュースとホップが香るエールビールの組み合わせは、本格的な大人のカクテルの味わいです。「サラリと軽く飲みたい」「強めの炭酸でさっぱり飲みたい」ときには、ライトビールや発泡酒等の軽めのものと、オレンジーナのような炭酸系のオレンジジュースを組み合わせるといいですよ。
■材料と割合
オレンジジュース 1
ビール 1
■作り方
1.冷たく冷やしたビールをグラス半分まで注ぐ。
2.オレンジジュースを注ぐ。
3.マドラーで軽く混ぜる。
お好みで氷を入れてもOKです。
人気のモヒートをビールでも!爽やかモヒートビア
転用:レシピブログ「モヒートビアカクテル ほのかな甘さと苦みと爽やかな清涼感」
キューバ生まれのラムベースカクテル「モヒート」。最近日本でも流行っていますよね。ラムを炭酸の代わりにビールで割るのがモヒートビア。爽やかなミントをたっぷり入れて、フレッシュライムをギュッと絞れば、青空が似合うグリーンのカクテルの出来上がり♪です。ミントの色合いを際立たせるには、コロナやバドワイザーのような淡色系のビールを使うのがおススメです。
バカルディ クラシック カクテルズ モヒート 1
ビール 1
氷 1
ミントの葉 適量
ライム果肉 1/8個分
■作り方
1.バカルディモヒート、ビール、グラスは冷やしておく。
2.グラスの1/3程度までビールを注ぎ、氷、ミント、ライムを入れる。
3.最後にモヒートをグラスの淵まで注ぐ。 飲む前に軽くステアして召し上がれ♪
ロッテの爽×ビールでビールフロート?
TV東京の人気番組「ソレダメ~」でも紹介されたロッテのアイスクリーム「爽バニラ」をビールに浮かべたビールフロート。「爽」はバニラアイスと微細氷の絶妙な組み合わせで、アイスクリームなのにサッパリと食べられるところが人気ですよね。その「爽」を大胆にビールにインしてしまいましょう♪
ビールの苦味とバニラの甘さが不思議とマッチ。ビールの泡もとってもクリーミィに変化しますよ。上のインスタ写真のようにカットフルーツも入れちゃうと大人のデザートになりますね。
■材料
ロッテ爽バニラ
ビール
お好みのカットフルーツ
■作り方
1.グラス(またはジョッキ)の七分目ぐらいまでビールを注ぐ。
2.爽を適量トッピング。お好みでカットフルーツを入れる。
*アイスクリームを入れるとビールが泡立つので、ビールを入れ過ぎないように注意してください。
押さえておきたい!定番のビールカクテル
ビールカクテルを楽しむのなら、やっぱり「定番」と言われるカクテルレシピも覚えておきたいですよね。ビールカクテルのポピュラーなレシピを紹介しましょう。
定番中の定番レッドアイ
引用:レシピブログ「ガラスのレッドアイとロブションだれ照り焼きバージョンだにゃん?」
ビールカクテルで真っ先に思い出すのがレッドアイ。「二日酔いの目」という意味だそうですが、トマトジュースを使っているので、酔い覚ましにもなりそうですね。
通常はビールとトマトジュースを1:1の割合でつくりますが、こちらのレシピではトマトジュースを予め凍らせて作っています。これなら冷たいビールをキープして美味しいビールカクテルが楽しめそうですね。
■材料(2人分)
ビール 350cc
トマトジュース 250cc
レモン果汁 10ml
■作り方
1.トマトジュースとレモン果汁を混ぜ、凍らせておく。
2.グラスにトマト氷を入れ、ビールを注ぐ。
辛口でスッキリした美味しさのシャンディガフ
イギリスのパブで昔からよく飲まれていたというシャンディガフ。ジンジャーの辛みがピリリと効いたパンチのあるビールカクテルです。ビール×爽ジンジャエール味でシャンディガフ!もよいですが、一般的なシャンディガフのレシピも紹介しておきましょう。
ビールの種類(スタウトorピルスナー)とジンジャエールの種類(ドライor甘口)の組み合わせによって大きく味が変わるので、自分の好みの組み合わせを探してみてくださいね。
ビール 1
ジンジャエール 1
■作り方
1.冷えたグラスにビールを注ぐ。
2.ジンジャエールでグラスを満たす。
3.軽くステアする。
赤い色が印象的!カンパリビア
赤い色が印象的なお酒「カンパリ」。独特なハーブの香りとほろ苦さが魅力ですよね。カンパリビアは苦み×苦味のコラボ。食欲増進にも繋がるので、食前酒にピッタリですね。ビールカクテルは本来氷を入れずに作るものですが、クラッシュアイスをたっぷり入れて、ググッと飲むのもおススメですよ。
カンパリ 45ml
ビール 適量
■作り方
1.カンパリを入れたグラスにビールを注ぐ。
大人のコーラ?ディーゼル
アメリカやドイツでは定番のビールカクテル「ディーゼル(コーク・ビア)」。ビールをコーラで割るだけの簡単カクテルです。コーラはコカコーラでもペプシコーラでも構いませんが、ダイエットコークのような薄味のコークでは、やや味がぼやけてしまうかもしれません。力強いスタウト系のビールを使うのが◎。
ビール 1
コーラ 1
■作り方
1.冷えたグラスにビールを入れ、コーラで満たす。
2.軽くステアして出来上がり♪
極上ビールカクテル♡ブラックベルベット
琥珀色の美しいカクテル「ブラックベルベット」。黒ビール×スパークリングワインの組み合わせがこんなに合うものなのか!と驚愕すること間違いなしです。黒ビール独特のクリーミィな泡立ちにスパークリングワインの爽やかな炭酸がベストマッチ。ベルベットのような滑らかな口当たりをお楽しみください!
■材料と割合
ビール 1
シャンパン(又はスパークリングワイン) 1
■作り方
1.冷やしたビール、シャンパンの順でグラスに注ぐ。
2.軽くステアして出来上がり。
ビール通も苦手な人も…ビールカクテルで乾杯♪
いかがですか?爽やかで飲みやすいカクテルから、どっしりとしたビールの味わいを楽しめるものまでビールカクテルって実に多彩なんですね。
ビールはストレートで楽しむもの。そんな固定観念はこの際捨ててしまいましょう!家にあるソフトドリンクやフローズンフルーツなどを使ってオリジナルのビールカクテルを考えてみるのも楽しいですよ。
この夏はぜひ、お気に入りのビールカクテルを見つけてくださいね♪
bitomos編集部プロフィール
そのライターの経歴や性格を知れば、今後どんどんbitomosの記事を読むのが面白くなるかも!?この記事ではライターそれぞれの自己紹介と、記事を彩るゲストキャラクターたちを紹介していきます。あなたのお気に入りのライターが見つかりますように♡