人生を楽しむコツ!TEDから学ぶ”考えの転換”で毎日が面白くなる
周りの人とうまくいかない、初対面の人とうまくコミュニケーションがとれない、なんだか世間からはずれているような気がする…。こんな風に感じたことはありませんか。
女性は特に、本能として周囲の人とのコミュニケーションを重要と考えるため、、このような悩みを持つ人は多いのではないでしょうか。そこで、世界的なプレゼン集団TEDから見つけた「人生をもっと楽に面白くする」話をご紹介します。
Contents
TED(Technology Entertainment Design)とは
TEDは、アメリカのニューヨーク市にある非営利団体で運営されるカンファレンス(講演会)で、Ideas worth spreading(価値あるアイデアを広める) という言葉を大きく打ち出しているように、様々な分野の著名人の価値あるプレゼンを世界中に広めるために毎年行われています。世界の叡智が集まる場としても知られていますが、他にもTEDは次のようなすごいところがあります。
TEDのすごいところ①
まずはじめに挙げるのは、プレゼンの時間が短いということ。講演者の持ち時間は3〜18分ほど、短いものだとまさにインスタントラーメンが出来上がるまでに、1つのプレゼンを聞き終わることができることになります。
軽快なトークとともに、話者の世界観に引き込まれてしまうから、退屈でアクビをする暇もないですよ。このように短い時間で、言いたいことをわかりやすく伝えることはそれだけで価値ある技術だといえます。実際、プレゼン技術を学ぶために、TEDを参考にする人も大勢いるほどです。
そのため、TEDの中には「TED✕talkで賢そうにプレゼンする方法」というのがあり、内容がどうのこうのより、(プレゼンの)方法にフォーカスした、面白くてためになるプレゼンになっています。5分程度と短いのも魅力。これからプレゼンを控えた学生や社会人にとっては一見の価値ありだと思います。
TEDのすごいところ②
次に挙げるTEDのすごいところは、無料で視ることができるということ。
TED(日本語字幕あり)
http://www.ted.com/talks?language=ja
過去には、Apple社のスティーブン・ジョブス氏や、Microsoft社ビル・ゲイツ氏、元アメリカ大統領ビル・クリントン氏、副大統領アル・ゴア氏など、他にも様々な分野の博士や作家など、スペシャリストの軽快なプレゼンをインターネットがつながるところであればどこでも無料で見ることができます。
しかも日本語の字幕もついているので、英語がわからない人でも大丈夫。また英語の勉強にもなりますよね。
TEDのすごいところ③
最後は、アメリカ発祥のTED旋風が、世界各地に広まっているということ。その名もTEDx、2009年からTEDの「Ideas worth spreading(広める価値のあるアイデア)」の考えを受け継ぎ、各地でコミュニティーやイベントが発足しています。TEDからライセンスを受けていますが、運営や設営、講演者の人選などはTEDは関与せず、独立して活動しています。
日本では、TEDxTokyo、TEDxSeeds、TEDxSapporo、TEDxKyoto、TEDxTohoku、TEDxRyukyuといった、地方で開催されるものや、TEDxTodai、TEDxKeioSFC、TEDxWaseda等、大学を中心に開催されるものがあります。
TEDで見つけた人生を楽しくするコツが学べるプレゼン
TEDでは様々な国・分野の人達のプレゼンを聞くことができます。日本にいるとあまりないアイデアに触れることで、長い間抱えていた悩みを解決に導いたり、固い考えを溶かすきっかけにもなります。
周囲では、よく横並びで「みんな一緒が良い」というのが一般的にありますが、これって良くも悪くもありますよね。人と同じことに安心感を覚える人もいる半面で、人に合わせなければいけないことに生きづらさを感じる人も大勢いるのではないかと思います。
「人と違う」ことが心の重荷に感じると、生きづらさを感じます。そんな重荷は考え方次第では面白さや楽しさに変えることができる、そう教えてくれるのが、リディア・ユクナヴィッチの「はみだし者であることの美しさ」というプレゼンです。
「はみだし者であることの美しさ」ーリディア・ユクナヴィッチー
The beauty of being a misfit | Lidia Yuknavitch
講演者のリディア・ユクナヴィッチは次のように定義しています。
The word is “misfit.” It’s one of my favorite words, because it’s so literal. I mean, it’s a person who sort of missed fitting in. Or a person who fits in badly. Or this: “a person who is poorly adapted to new situations and environments.”
自らを札付きのはみだし者だとする彼女は、2度の離婚を経験し、産まれたばかりの娘を失い、薬物依存やホームレス等、過酷な経験をしています。そしてそんな経験から「自分なんかが…」といつも考えてきた彼女が、考えを変えたきっかけと、同じようにはみ出し者だと感じている人たちへのメッセージを語っています。
幸福と成功の意外な関係 – ショーン・エイカー –
The happy secret to better work | Shawn Achor
ニュースを見ていると その大半は
ポジティブでなく ネガティブなものだからです。 ニュースの多くは殺人や汚職や病気や自然災害といった話です。そのため脳は 現実はネガティブなこと ばかりだと思い込みます。このような普通に考えられている一般論を、まず思い返してみることから始めます。成功するから幸せという一般論も覆す面白い話が聞けます。話題は幼い頃の妹とのハプニングからはじまり、これまでのカウンセリングの経験からわかる幸せと成功の関係を新しい視点で説明しています。
絶妙な間と、ユーモアセンスでテンポよく笑いも含めて、話が進んでいきます。13分弱という短いプレゼンの中に、人生を楽しくするヒントがつまっていますよ。ペンとメモのご用意を!
30日間チャレンジ ーマット・カッツー
TED Ideas worth spreading 〜マット・カッツの30日間チャレンジ〜
日々にマンネリを感じていたマット・カッツが、たった1ヶ月のチャレンジで得られた効果とは?!
3分という短いプレゼンの中にギュッと詰め込んで、人生を面白くするコツについて語っています。そんなマット・カッツの取り組みも気になりますが、同時に、自分なら…?と考えてしまうプレゼンです。
あと、1日1枚夕食の写真を撮ろうと思います。続けられるか心配もありますが、とりあえず1ヶ月やってみよう、と考えると始めやすいですよね。
いろいろな楽しみのコツが詰まっているTED
いかがでしたか。世界の価値あるアイデアを提供するTEDから、人生を楽しく生きるコツをご紹介しました。「こんな考え方があるのか!」と気づくだけで、見える景色や感じ方も違ってくるから面白いですよね。
今回は3つのプレゼンをご紹介しましたが、他にもたくさんの心動かされるプレゼンや、ためになるプレゼンがあります。ぜひTEDの公式サイトをのぞいてみてください、きっと心にひっかかるプレゼンに出会えるはずです。
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