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子供と飛行機に乗る時の対策!不安を解消して子連れ旅行を楽しもう♪

 2017/08/22 ママ 趣味
この記事は約 15 分で読めます。 6,902 Views

子供連れで飛行機に乗ることを考えると、「愚図ったり、泣き叫んだらどうしよう…」「大人しく出来るか不安…」とネガティブなイメージばかり浮かんでしまい、旅行を躊躇してしまう方も多いと思います。確かに子供とのフライトは色々と大変なこともありますが、事前にきちんと準備・対策をすることで不安を減らし、フライトを乗り切ることが出来ます。筆者はロンドン在住の為、帰省には子供連れでの長期フライトが必須なのですが、今回は実体験を交えながら子供と飛行機に乗る時の対策をご紹介したいと思います。

popolon
プロフィールにもある通り、私はとても心配性なので、子供連れ旅行の場合あらゆる事態を想定してプランを経てています。
bitomos編集長
近々、初めて娘と二人で飛行機に乗る予定だから参考にするわね♪

飛行機に乗るのが大変な年齢

ほとんどの航空会社では生後8日を過ぎれば飛行機に搭乗可能です。とはいえ、余程の理由がない限り実際に搭乗するのは生後1ヵ月以降になるかと思います。子供とのフライトは大変だとよく耳にしますが、子供の年齢によって大変さが変わってきます。年齢別に詳しく見ていきましょう。

0歳児

実は、0歳児とのフライトは意外と楽です。泣いても、授乳すれば泣き止むことが多く、また昼夜問わず寝ている時間も長いので、手荷物など事前準備をしっかりとしておけば中距離くらいのフライトは大丈夫だと言われています。

popolon
実際に海外在住の日本人ママは、生後6ヵ月くらいの時期に子供と一時帰国をするケースが多いですよ。

1~2歳児

一番大変なのが、この年代です。歩き始めて、長時間じっとしていることが難しい。本やゲームなどへの集中力もまだ低いので時間をつぶすのが大変です。離乳食中であれば、事前予約で機内食として離乳食を提供してもらえますが、瓶詰など普段とは違うので食べてくれない可能性も。

また、イヤイヤ期に入っている場合、シートベルトをするのを全力で拒否する子供もいます。荷物に関しても、抱っこ紐だとちょっと大変だけど、まだ長時間は歩けないのでベビーカーが必須…ととにかく大変なので、出来れば飛行機での旅行は避けたい時期です。

bitomos編集長
1~2歳は、家に居ても目を離せないし、何かと大変な時期よね。昼夜問わず、よく寝る子だと大丈夫そうだけど、昼寝もあまりしないとなるとかなりの覚悟が必要そうね…。

3歳児~

3歳を過ぎると、親の言う事をきちんと理解して行動出来るようになるので、フライトも楽になります。機内では、ゲームや映画を楽しんで長時間大人しくしていられます。また、赤ちゃん期と違って、荷物が大幅に減るので旅行自体がしやすくなります。

popolon
4歳の息子とのフライトは、以前と比べてかなり楽でした。保安検査場で並んでいても大人しく待ってくれますし、ボディーチェックも楽しんで受けていました。

フライトの時間帯

長時間フライトの場合、フライトの時間帯も重要なポイントになります。昼便夜便どちらが良いのか、メリット・デメリットを見てみましょう。

  メリット デメリット
昼便

・機嫌が良い

・起きている時間が長いので飽きてしまう

夜便 ・長時間寝る可能性が高い ・泣き止まない場合、周りの寝ている方の迷惑になる
popolon
普段環境が変わっても比較的良く寝てくれる子の場合は、夜便がおすすめです。息子が2歳半で夜便に乗った時は、約12時間のフライト中ほぼずっと寝ていてくれました。

3歳以降は、昼便が楽だと思います。というのも、長時間寝るとなると、親の座席に侵入して横になることが多いので、親の脚が疲れて辛いです。かといって、座席を倒すだけだと上手く眠れず首を痛めることも。

直行便がベター

直行便で長く乗るか、乗継便で途中休憩を入れながら現地へ向かうか。乗継便のメリットとしては、値段が安いことと、万が一機内で泣き叫んだ場合も、降りるまでの時間が多少短いのでなんとかあと数時間頑張ろうという点、また乗り継ぎ後は乗客も変わるので、多少気まずさも減るということが挙げられます。

しかし、結論から言うとやはり直行便がベターです。寝ないで泣き叫ぶかも…と心配していた子も、機内で意外とぐっすり寝てくれたという話をよく聞きます。もし乗継便だと、折角寝ている子供を起こすことに。

乗継がある場合のポイント

必ず乗り継ぎ時間に余裕を持ちましょう。飛行機は定刻通り飛ぶとは限りません。万が一、一本目の飛行機が遅れた場合、乗り継ぎ時間が予定よりも大幅に少なくなることも。また、乗り継ぐ空港の大きさやゲートの位置もネットで事前に確認しておきましょう。

乗り継ぎ時間が2時間近くあるから余裕と思っていても、空港が広い場合はゲートへの移動に想像以上に時間がかかります。また子供連れの場合、急なトイレなど思わぬアクシデントも付き物です。

popolon
今回、ドイツのミュンヘンで乗り継ぎました。事前に調べた情報だと、そこまで大きい空港ではないということで安心していたのですが、着いてみたら思っていたよりも大きく、ゲートへは空港内の電車での移動が必要でした。また日本の空港と違い空港スタッフがあまり居なかったので、ゲートへの道が合っているか心配になっても聞くことが出来ずかなり不安でした。

夫は終始息子を抱っこした状態で早歩きで移動しました。息子を歩かせていたら間に合わなかったかもしれません。

乗り継ぎの場所を選ぶ

悪天候や急なトラブルなどで飛行機が欠航になる可能性もあります。1本目の飛行機が欠航になった場合は、まだ対応しやすいですが、問題は乗継便が欠航になり、その日の内に飛べなくなった場合です。例えば乗継地が、日本国内や馴染みのある国の場合は、なんとか対応出来ると思いますが、これが全くの異国で子供連れとなるとかなり大変ですよね。

例えば福岡からロンドンへ行く場合。福岡空港からはロンドン行きの直行便がないので、どこかで乗り継ぐことになります。

例1.福岡→ソウル→ロンドン

例2.福岡→成田→ロンドン

popolon
ソウル経由の方が運賃が安いことが多いので、イギリス在住の日本人の方もソウル経由を選ぶ場合が多いのですが、万が一を考えると、ソウルで急遽一泊よりも成田で一泊する方が安心ですよね。

 

機内に持ち込むもの

次に機内に持ち込むと便利なものをご紹介します。

ペットボトルの飲み物

機内で配られる飲み物はたいていは蓋なしのプラスチックカップなので、テーブルに飲みかけを置いておいて子供がこぼしてしまうことも。また耳抜き対策やいつでも水分補給できるように、保安検査場を通った後でペットボトルの飲み物を購入して機内へ持ち込みましょう。

popolon
日系の航空会社の場合は、ペットボトルの水を配布してくれたり、子供用にプラスチックカップに蓋を付けてくれることもありますが、外資の場合はそういった気配りは期待できません。

小袋のお菓子

おやつで退屈を少し凌ぐことが出来るので、出来るだけチマチマと食べられるお菓子をいくつか用意しておきましょう。

popolon
棒付きキャンディーは、時間を稼げる上に耳抜きにも良いのですが、飛行機が急降下した場合に危険なので、食べさせる場合は何かあったらすぐに口から取り出すということを頭に入れておいて下さいね。

防寒具

機内は予想以上に寒いことがあります。ブランケットは配られますが、それだけでは寒い可能性があるので、必ず厚手の上着などの防寒具を持ち込みましょう。

popolon
私は夏でも季節に関係なく長時間のフライトの際は、自分と息子用のユニクロの軽量ダウンジャケットを持ち込みます。冷え性なので、大抵はそれでも寒くて夫のブランケットも横取りしてしまいます。

おむつ

すでにトイレトレーニングが終わっていて、おむつは完全に卒業している子供でも念のためにあると安心です。機内のトイレは数が限られているので、子供がトイレに行きたくなっても長蛇の列で間に合わない…ということがあります。またいつもとは違う環境なので、寝ている時におねしょをしないとも限りません。

少しでも不安がある場合は、常時おむつを履かせておく。大丈夫だと思うけど念のためという場合は、いざという時や寝る前に履かせられるように1~2枚持ち込むと安心です。

popolon
うちの息子は完全におむつは卒業しているのですが、念のために履かせておきました。これが大正解。飛行機に乗るまでは何ともなかったのですが、機内で冷えたのかお腹を壊してしまい、トイレ目前で少し出てしまったのです。あの時、もしもおむつを履いていなかったら、大変なことになっていました。

着替え一式

うっかり飲み物をこぼしてしまったり、気分が悪くなって吐いてしまったり、意外と服を汚すことがあります。下着から靴下まで服一式を持ち込みましょう。2歳以下の子供で長時間フライトの場合は、一式プラス替えのトップスなどさらに余分があると安心です。

popolon
以前、息子が機内で吐いてしまった時に私の服も汚れてしまいました。息子の着替えは持っていたのですが、自分のを持っていなかったため、トイレで汚れを洗い落とし、濡れた状態の服を着ることになり最悪でした。親の服、特にトップスも持ち込むのが無難です。

スマホゲーム&モバイルバッテリー

photo by popolon

子供を退屈させない為におもちゃを持ち込む方が多いですが、2歳過ぎの子供の場合おもちゃだけだと意外と間が持ちませんまたおもちゃは、かさ張る上に、物によってはガチャガチャとうるさく周りの迷惑になることも。

そこで救世主スマホの出番です。スマホやタブレットにあらかじめ子供向けのゲームや動画をダウンロードしておきましょう。長時間のフライトの場合、充電がなくなることが予想されるので、モバイルバッテリーがあると心強いです。ちなみに、ほとんどの航空会社において100Wh以下のモバイルバッテリーの機内持ち込みは可能です。

popolon
息子は2歳半の時は、スマホのゲームよりもダウンロードした子供向け動画に夢中になっていました。4歳になってからは、ゲームに夢中。タブレットと機内映画でずっと大人しくしていてくれました。

また、2歳半の時に、車などの小さめのおもちゃをいくつか持ち込んだのですが、前の座席の背もたれを走らせたり、どこかに飛ばしたりと周りに迷惑になってしまったので、おもちゃを持ち込む場合は吟味が必要だと実感しました。

bitomos編集長
ところで、モバイルバッテリーは容量が大きいものでも持ち込めるのかしら?
popolon
写真は私が実際に機内に持ち込んだモバイルバッテリーですが、容量が15000mAhとiPhone6が約5回フルチャージ出来ると言われている大きめのものなんですが、ワット時定格量が55.5Whなので問題ありませんでした。市販されている家庭用のモバイルバッテリーであれば、大抵のものは大丈夫だと思います。

おすすめのモバイルバッテリーについてはこちらの記事がおすすめです。

▼スマホをもっと便利にするグッズ12選!スマホの困ったを解決♪

ベビーカーについて

ほとんどの航空会社ではベビーカーを機内に持ち込むことは出来ませんが、手荷物として預けることが出来ます。ただし不運な例ではありますが、ベビーカーが破損する可能性も。

筆者の知人は預けたベビーカーの車輪が破損。現地に着いて早々に新しいベビーカーを購入しなくてはなりませんでした。後日請求して、お金は補償されましたが、慣れない土地で予定外の買い物はとてもストレスだったと言っていました。

bitomos編集長
どうしても必要な場合以外は、旅行中は抱っこ紐で乗り切る方が楽そうね。

オンラインチェックイン

チェックインは、空港に着いてカウンターで行うよりも、オンラインチェックインが断然おすすめです。チケット予約時に座席を確保出来ていない場合は(※格安チケットなどの場合に予約が出来ないことがあります。)チェックインの時に座席を選ぶことになりますが、オンラインチェックインならゆっくりと吟味する事が出来ます。

また、チェックインを済ませておけば、多少空港に着くのが遅くなっても大丈夫。子供連れだと何かと予定が押してしまうことが多いので、出来ることは早めに済ませておきましょう

座席選び

航空会社によって多少異なりますが、国際線の場合、概ね2歳以下体重10㎏以下の子供はバシネットと呼ばれる飛行機に備え付けられているベビーベッドを利用することが出来ます。数に限りがあるので、必ず事前に航空会社に電話で予約をしましょう。

バシネットを利用しない場合は、トイレに近い座席がおすすめです。トイレから離れていると、機内サービス中はカートで通路が塞がれてしまうので、トイレに行きにくくなります。その点トイレの近くなら、空いている時を見計らっていつでも行くことが出来ます。また、人の行き来がある場所なので多少騒がしくても気になりにくいというメリットも。

popolon
トイレはたいていギャレーに隣接しています。ギャレーが近いと、CAさんが近くにいる時間が多いので、子供を気にかけてもらいやすいというメリットも。

搭乗ゲート

通常、子供連れは優先的に飛行機に案内してもらえますが、あえて最後の方に乗るという選択もありです。飛行機は機内に乗り込んでから離陸までに意外と時間がかかります。大人であればなんてことありませんが、子供連れの場合は1分1秒でも機内にいる時間を短くしたいですよね。

popolon
ただし一番最後に乗り込んで、モタモタするのは迷惑になるので、程々のところで乗るようにしましょう。

離陸時はしっかり対策を

飛行機の離陸時は、子供が最も泣きやすい時です。理由としては、エンジン音で機内がうるさくなることや気圧の変化による不快感が考えられます。

気圧の変化で耳が痛くなることがあるので、耳抜きを行います。耳抜きの方法は、授乳中の赤ちゃんなら、離陸時に合わせて授乳しましょう。この場合、座席での授乳になるので目隠しのケープを忘れずに。

また哺乳瓶でミルクをあげる場合は、あらかじめ準備して座席近くに置いておきましょう。手軽におしゃぶりでもOKです。既に卒乳している子供の場合は、ストローで飲む紙パックのジュースをあげたり、注意の上で棒付きキャンディーをあげて下さい。

popolon
繰り返しになりますが、国際線の場合、液体の持ち込み制限があるので飲み物は保安検査後に空港内で購入しましょう。赤ちゃんのミルクを作る用のお湯は、基本的には機内でもらうことが出来ますが、航空会社によっては対応してもらえないこともあるので、自分で用意しておいた方が良いと思います。ちなみに赤ちゃん用のミルクは、持ち込み制限に含まれないので保安検査の際に係員に赤ちゃん用だと伝えて下さいね。

子供と一緒に楽しい旅を☆

子供が泣き止まなかったらどうしよう…と心配されている方が多いと思いますが、筆者は今までのフライトでずっと泣き止まなかった子供と遭遇したことはありません。離陸時には、大抵どこからか泣き声が聞こえてきますが、そのままフライトの間中ずっと泣き止まないというのは中々レアなケースだと思います。

また機内は、エンジン音で常時うるさいのと、イヤホンをして映画を観ている方が多いのでわりと子供が泣いても気付かないということもありますし、CAさんも優しい方が多いので、困っている時は一緒に子供をあやしてくれる場合もあります。

「案ずるより産むが易し」思い切って、子供とのフライトにチャレンジしてみて下さい☆

popolon
乗る前は不安だったけど、乗ってみたら子供がフライト中ほぼ寝てくれて拍子抜けした!なんてケースもよくあります。それに夏休みなどの長期休みの時期は、他の乗客も子供連れの方が多いので気が楽だと思います。
bitomos編集長
娘との飛行機での旅行、少し不安が減ったわ!
popolon
母親が気を張り過ぎてピリピリしていると子供にも伝わってしまうので、リラックスしてフライトを楽しみましょう♪

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そのライターの経歴や性格を知れば、今後どんどんbitomosの記事を読むのが面白くなるかも!?この記事ではライターそれぞれの自己紹介と、記事を彩るゲストキャラクターたちを紹介していきます。あなたのお気に入りのライターが見つかりますように♡

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ロンドン在住7年、ハーフの4歳児を育てるpopolonです。極度の面倒くさがりなので、時短・手抜き・効率よくをモットーに生活しています。みなさんのお役に立つ情報をお届けしたいと思います♪⇒詳しいプロフはこちら

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