服の色で印象コントロール!なりたい自分を演出するコーディネート術
仕事や子供の学校関係などで、初対面の人と出会う時に第一印象はとても大切ですよね。第一印象が悪いと、その後その印象を変えることは容易ではないと言われています。また一説によると、第一印象を決める要因の50%以上が見た目だそうです。
第一印象に限らず、他人に与える印象は人生を左右すると言っても過言ではありません。印象が良いだけで、仕事で優位になったり、人間関係がスムーズにいくこともあります。
ということで、今回は簡単に印象を良くするために、服の色で印象をコントロールする方法や与えたい印象に応じたコーディネートについてまとめました。
Contents
- 1 色が印象を左右する?
- 2 色の持つイメージと心理的作用
- 3 印象をコントロールするコーディネート
- 3.1 清潔感のある爽やかな印象を与える白色コーディネート
- 3.2 洗礼されたプロフェッショナルな印象を与える黒色コーディネート
- 3.3 エネルギッシュで情熱的な印象を与える赤色コーディネート
- 3.4 明るくフレンドリーな印象を与える黄色コーディネート
- 3.5 誠実で知性的な印象を与える青色コーディネート
- 3.6 穏やかでリラックスした印象を与える緑色コーディネート
- 3.7 親しみやすいポジティブな印象を与えるオレンジ色コーディネート
- 3.8 優雅で神秘的な印象を与える紫色コーディネート
- 3.9 女性らしい優しい印象を与えるピンク色コーディネート
- 3.10 温和で安定した印象を与える茶色コーディネート
- 3.11 スタイリッシュで上品な印象を与える灰色コーディネート
- 4 服の色で印象を変えよう♪
色が印象を左右する?
色は、人の心理に影響を与えると言われています。個々の色や組み合わせた色がもたらす心理的効果を「色彩感情」といい、画家のゴッホやムンクなどの絵でもその効果をみることが出来ます。例えば、明るい色を見て「陽気な印象だ」と感じたり、暗い色を見て「寂しい印象だ」と感じるのは、色が人の心理になんらかの影響を与えているからだと言えます。
色の持つイメージと心理的作用
色の心理的効果がわかったところで、早速それぞれの色の持つイメージと心理的作用について見ていきましょう。
白色
ポジティブ イメージ |
清潔・純粋・神聖 |
ネガティブ イメージ |
薄情・冷淡・空虚 |
心理的作用 | 白色は、清潔感や純粋な印象を与えます。また、気分を一新する作用があります。 |
☆服のコーディネートポイント☆
白色は、明度が高く光を反射する色なので、トップスに使うと顔色が明るく見えておすすめです。一方で、無機質で空虚な印象も持つので、全身に使うと寂しい印象になるので注意が必要です。
黒色
ポジティブ イメージ |
高級感・自信・威厳 |
ネガティブ イメージ |
暗い・孤独 |
心理的作用 | 黒色は威厳や高級感を出し、洗礼された印象を与えます。また、自己主張を強くする作用があります。 |
☆服のコーディネートポイント☆
黒色は、他の色に与える影響が強いので、他の色と組み合わせてコーディネートしても黒の印象が強くなります。目に付きやすい上半身に使うよりも、ボトムスなど下半身に使うのがおすすめです。
赤色
ポジティブ イメージ |
積極的・愛情・情熱的 |
ネガティブ イメージ |
怒り・緊張 |
心理的作用 | 赤色は、積極的でエネルギッシュな印象を与えます。また、目を引き関心を集める作用があります。 |
☆服のコーディネートポイント☆
赤色は、興奮を促す刺激の強い色なので、絶対に負けたくない場面などここぞという時のコーディネートにおすすめです。小物や靴などに、ポイントで取り入れるのも◎です。
黄色
ポジティブ イメージ |
明るい・楽しい・幸福 |
ネガティブ イメージ |
軽率・危険 |
心理的作用 | 黄色は、明るく好奇心旺盛でフレンドリーな印象を与えます。また、記憶力を高める作用があることから、他人の印象に残りやくなります。 |
☆服のコーディネートポイント☆
黄色は、有彩色の中で一番明るい色なので、見ているだけで明るく楽しい気分にさせてくれます。コミュニケーションを円滑にする効果が期待出来るので、初対面の人を会う時のコーディネートにおすすめです。
青色
ポジティブ イメージ |
誠実・信頼・知性 |
ネガティブ イメージ |
不安・悲しみ |
心理的作用 | 青色は、知性的で冷静な印象を与えます。また、好感度が高く万人受けする色です。 |
☆服のコーディネートポイント☆
青色は、集中力を高め気持ちを落ち着かせる効果もあるので、出勤用のコーディネートにおすすめです。ただし、寒冷色なので冬はあまり多様し過ぎないようにしましょう。
緑色
ポジティブ イメージ |
新鮮・癒し・協調 |
ネガティブ イメージ |
保守的・受動的 |
心理的作用 | 緑色は、安心感や控えめな印象を与えます。また、緊張を緩和し場を和ませる作用があります。 |
☆服のコーディネートポイント☆
緑色は、穏やかな印象を与えるので、デートにおすすめです。一方で、受動的なのんびりした印象を与えるので営業など積極的に相手を押したい時のコーディネートにはあまり向きません。
オレンジ色
ポジティブ イメージ |
陽気・元気・家庭的 |
ネガティブ イメージ |
八方美人・わがまま |
心理的作用 | オレンジ色は、親しみや幸福感などのポジティブな印象を与えます。また、緊張を和らげて、力を発揮出来るようにする作用があります。 |
☆服のコーディネートポイント☆
オレンジ色は、親しみを生み仲間意識を作りやすい色なので、サークルやグループなどに参加する時のコーディネートとしておすすめです。一方で、社交性が高くリーダーシップがある印象を与えるので、学校行事などであまり目立ちたくない時にはコーディネートに使わないようにしましょう。
紫色
ポジティブ イメージ |
高貴・優雅・神秘的 |
ネガティブ イメージ |
不安定・下品 |
心理的作用 | 紫色は、赤色と青色という相反する色が混ざっているために「高貴/下品」「神秘/不安」と使い方によって、印象が大きく変わります。また、性的なものを感じさせる作用があります。 |
☆服のコーディネートポイント☆
紫色は、二面性のある色なので、服のコーディネートの際は注意が必要です。洗礼されたデザインのものを選べば、女性らしい優雅な印象を与えることが出来ますが、安っぽいデザインだと下品な印象を与える可能性があります。また変わり者、協調性がないといった印象を与えるので、仕事で初対面の人と会う時は避けた方が無難です。
ピンク色
ポジティブ イメージ |
愛情・優しい・幸福 |
ネガティブ イメージ |
幼稚・弱い |
心理的作用 | ピンク色は、女性的な柔らかさや優しい印象を与えます。また、愛らしく見せる作用があります。 |
☆服のコーディネートポイント☆
ピンク色は、女性らしさを引き立ててくれる色なので、デートなど男性と会う時のコーディネートにおすすめです。特に、トップスに使うと表情が明るく見えます。ピンク色は、似合わないと思っている方も実際に着てみるとしっくりとくるということが多いので、ぜひ一度試してみて下さい。
茶色
ポジティブ イメージ |
安定・堅実・温和 |
ネガティブ イメージ |
地味・頑固 |
心理的作用 | 茶色は、堅実な安定志向で信頼のおける人という印象を与えます。また、物事を継続させる作用があります。 |
☆服のコーディネートポイント☆
茶色は、堅実な印象を与えつつも柔らかさもあるバランスの取れた色です。他の色との相性も良いので、様々なシーンのコーディネートに使えます。
灰色
ポジティブ イメージ |
上品・落ち着き・温厚 |
ネガティブ イメージ |
憂鬱・曖昧 |
心理的作用 | 灰色は、上品でおしゃれな印象を与えます。また、忍耐強くなる作用があります。 |
☆服のコーディネートポイント☆
灰色は、協調性が高く他の色と合わせやすいので、コーディネートに迷った時におすすめです。スタイリッシュ印象を与えながらも強調しすぎないので、学校行事など少しかしこまった場にも向いています。
印象をコントロールするコーディネート
それぞれの色の持つイメージと心理的作用がわかったところで、それを応用したコーディネートを紹介したいと思います。
清潔感のある爽やかな印象を与える白色コーディネート
画像引用元:WEAR
白色のシャツを着るだけで、上品で清潔感のあるコーディネートになります。
画像引用元:WEAR
重くなりがちなニットのアウターも、白色にすることで爽やかな印象になります。
洗礼されたプロフェッショナルな印象を与える黒色コーディネート
画像引用元:WEAR
黒色を全身に使ったコーディネートですが、白色のトップスで抜け感を出すことで、重さを感じさせません。
画像引用元:WEAR
下半身を黒色で統一することで、全体に高級感のあるコーディネートになっています。
エネルギッシュで情熱的な印象を与える赤色コーディネート
画像引用元:WEAR
赤色のスカートをコーディネートのメインにし、エネルギッシュな印象を与えています。
画像引用元:WEAR
コンサバになりがちなボーダートップス+トレンチコートも、赤色のパンプスを合わせることで、印象に残る情熱的なコーディネートになります。
明るくフレンドリーな印象を与える黄色コーディネート
画像引用元:WEAR
クールな印象になりがちなボーダートップス+デニムジャケットも、黄色のスカートを合わせれば、フレンドリーな印象になります。
画像引用元:WEAR
ハードな印象になりやすいライダースジャッケトを、黄色のパンツで見事に中和したコーディネートです。
誠実で知性的な印象を与える青色コーディネート
画像引用元:WEAR
ネイビーのワンピースが上品で知的な印象を与えるコーディネートです。ネイビーは、青色の中でも特に知的な印象が強い色なので、フォーマルなシーンにおすすめです。
画像引用元:WEAR
青色のストライプシャツが涼し気な、夏の出勤にぴったりのコーディネートです。ボトムスをネイビーにすることで、全体が引き締まり誠実な印象を与えます。
穏やかでリラックスした印象を与える緑色コーディネート
画像引用元:WEAR
緑色の持つ、癒しの印象を最大限に発揮しています。一緒に過ごす相手も自然とリラックス出来るコーディネートです。
画像引用元:WEAR
春らしいパステル系の緑色のパンツが、穏やかな印象を与えるコーディネートです。
親しみやすいポジティブな印象を与えるオレンジ色コーディネート
画像引用元:WEAR
元気な印象を与える明るいオレンジ色のトップスが、周りも幸福な気分にしてくれるコーディネートです。
画像引用元:WEAR
柔らかいオレンジ色が、親しみやすい印象を与えるコーディネートです。
優雅で神秘的な印象を与える紫色コーディネート
画像引用元:WEAR
ラフな印象になりやすいワイドパンツも、紫色にすれば優雅な印象になります。
画像引用元:WEAR
神秘的で高貴な印象を与えてくれる紫色は、浴衣にぴったりの色です。浴衣という非日常の衣服に紫色をプラスすることで、更に普段とは全く違う印象になります。
女性らしい優しい印象を与えるピンク色コーディネート
画像引用元:WEAR
優しく愛情深い印象を与える、落ち着いたピンク色のコーディネートです。特にピンク色のニットは、女子力を最大限に引き出してくれます。
画像引用元:WEAR
きちんと感と出しつつも、柔らかい印象を与えるコーディネートです。Vネックを選ぶことで、ピンク色の甘さを抑えています。
温和で安定した印象を与える茶色コーディネート
画像引用元:WEAR
白シャツに茶色のスカートで、堅実な印象の強いコーディネートです。明度の高い白色と合わせることで、地味になり過ぎるのを防いでいます。
画像引用元:WEAR
暖かみのある茶色のニットセットアップで、柔らかく温和な印象のコーディネートです。
スタイリッシュで上品な印象を与える灰色コーディネート
画像引用元:WEAR
灰色のニットは、洗礼された上品さが出せるおすすめのアイテムです。落ち着いた印象のコーディネートで、通勤や学校行事に向いています。
画像引用元:WEA16R
重く野暮ったい印象になりがちなロングコートも、灰色ならスタイリッシュな印象です。また、ジーンズなどラフなアイテムも灰色とコーディネートすることで、きちんと感が出ます。
服の色で印象を変えよう♪
年を重ねるにつれ、ファッションに対する情熱も薄くなり、いつも似たような色の服ばかり着ているという方も多いと思います。しかし、服の色一つで、他人に与える印象を大きく変えることが出来るのに、それを利用しないのはもったいないですよね。今回紹介した色の持つイメージや心理的作用を参考に、ぜひ自分の印象をコントロールしてみてください♪
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