ドラムタオの迫力ある和太鼓の公演って?その魅力を少しだけご紹介♪
皆さん、日本の楽器や音楽に興味はありますか?伝統的だし日本の文化だけれど正直よくわからない、ちゃんと聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。
筆者もその一人です。しかし、いま東京で行われている和太鼓の公演は、とってもクールでモダンな日本の文化と音楽を楽しめるShowなんですよ。和太鼓に興味がある人もない人も、全ての人が楽しめるエンタテインメント、DRUM TAOの「万華響」についてご紹介しましょう。
Contents
DRUM TAO(ドラムタオ)とは
1993年に結成された日本でもトップレベルの和太鼓エンターテイメントのグループです。大分県を拠点としていて、和太鼓だけではなく琴や三味線、篠笛などの演奏や刀(に見立てたもの)を持った殺陣などのダイナミックなパフォーマンスなども行います。2017年の万華鏡出演メンバーは10人の男性と2人の女性から構成されています。
世界で通じるエンターテイメント
和太鼓や三味線、篠笛、琴など古来の日本の楽器を使いながらも、モダンなアレンジで世界中の人が楽しめる演奏となっています。また、ノンバーバル(非言語)のエンタテインメントというところが、言葉のわからない外国人でも日本の文化を気軽に楽しめるということで海外でも注目されています。
各国で公演
非言語、そして日本の文化や音楽を前衛的なアレンジで表現する公演は、今まで世界23カ国、500都市で開催されています。
万華響に行ってきた!
万華響とは、2017年9月16日から10月29日まで東京の品川にあるclub eXで開催されている公演です。この公演の特徴は、会場の特性を活かした演出であること。
品川プリンスホテルの中にある、club eXはステージが円形なんです。だから、どの席に座っていてもちゃんと見て楽しめるようになっています。また、最新鋭のプロジェクションマッピングで和太鼓のサウンドに合わせて背景も日本の美を映し出し、光と音の演出によって万華鏡の中にいるような幻想的なステージなのです。
ドラムタオは日本各地で公演を行っていますが、万華響はclub eXだけ。他は”ドラムロック 疾風”や、”舞響 -Bukyo- 踊る○太鼓2”など他の演目が行われています。
入場料
前売券A(1F前方一般シート)6,500円
前売券B(1F後方ベンチシート)8,000円<お土産・1ドリンク付き>
※2名利用席(公式HP直販サイトにて前売券のみの販売)
前売券C(2Fテラスシート):9,000円<お土産・1ドリンク・オードブル付き>
※4名利用席(公式HP直販サイトにて前売券のみの販売)
当日券A(1F前方一般シート):7,000円(会場窓口にて販売予定)
※当日券は会場窓口のみで販売
となっています。
・サンライズツアー、JAPANiCAN.com(ジャパニカン)、JTB海外支店、提携海外旅行会社
・万華響公式サイト(日本語・英語)
・品川プリンスホテル公式サイト(宿泊と食事のセットプラン)
・ファミリーマート店内Famiポート
などで買うことができます。
ラグジュアリな空間、club eX
club eXはホテル内にあるホールだけあって、小規模でありながらゆったりと楽しめる雰囲気になっています。バーが設置されていて、ドリンクも楽しめるんですよ。
会場への行き方
club eXは品川駅から徒歩5分なのですが、ちょっと行き方がわかりにくかったのでご案内しましょう。
・品川駅の高輪口を出たら左手を道なりに進み正面の信号を渡ります。
・wing高輪WESTの中を真っ直ぐ進んで行ってしばらくいくと左手に品川プリンスホテルの入り口が見えます。ホテル右横の道をさらに進みます。
・しばらく行くとプリンスシネマが見えてきます。プリンスシネマには入らず手前を左に。
・通路沿いに進むとclub eXに到着です。
ダイナミックで楽しいパフォーマンス
さて、筆者が入ってまず感じたのはステージが近い!1Fのステージから向かって左側の席で観たのですが、円形のステージのため、メンバーの横顔しか見られない、全体がよく見えないといったことはなかったです。ステージの特徴を生かして、和太鼓の演奏をしながら全体を回ってくれたりするので、どの席でもバッチリ観ることができて楽しめます。
時には、軽快な太鼓のリズムに手拍子を打ったり刀を持った二人の戦いのシーンに息を呑んだり、女性二人の篠笛の音色に癒されたり。
ドラムタオはとっても気さくなメンバー
公演時間は70分なんですが、様々な和太鼓や古典楽器の演奏が次々と出てくるのでひと息つく間も無く、どんどん次に引き込まれていく、という感じです。あっという間の70分で「もう終わり?」というのが正直な感想でした。
なのでもちろん!最後はスタンディングオベーションとアンコール。
photo by kaoruko
最後はなんと、全方向にメンバー全員が揃ってくれて、写真撮影OKと大サービスしてくれました。
ぜひ今しか見られないDRUM TAOの万華響を観に行こう♪
いかがでしたか?現在公演中なので詳細を明かすことは控えますが、筆者は正直なところ「へえ。面白そうだけどどうなんだろう?」というのが行く前の印象でした。
しかし実際に観てみると、日本文化をふんだんに取り入れていながらもスタイリッシュでモダンな感じ。そのパフォーマンスの素晴らしさは本当に世界に伝わると思いました。まさに、ノンバーバル、芸術を伝えるのに言葉は要りません。
歌舞伎や能などの伝統芸能もとても素晴らしく大切にして行くべきものですが、DRUM TAOは日本文化は興味あるけれどあまりよくわからない、という外国人にも受け入れやすいのではないかと思います。筆者は来年も是非また観たいと思いました。
万華響は10月29日まで東京で行われますが、ぜひ、皆さんのお近くでDRUM TAOの公演があったら観に行ってみてください。予想を上回る満足度は間違いないですよ♪
最後は2017年のスペインのトレビエハで行われた公演で、その雰囲気のさわりだけ感じてみてください♪
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