運転中に来る眠気の原因と8つの対策!居眠り運転を防いで安全運転を
電車やバスで出かけるのもいいけれど、節約のためにも車を使った遠出をしたい!という人もいますよね。筆者も、車に乗るのが好きだし安くつくので、車で遠出することが多いです。
ですが車の運転で困るのが「眠気」です。電車やバスは自分が運転するわけではないので眠っても問題ないけど、車の運転中の眠気は大きな事故に繋がります。車で遠出したいけど、運転中に眠くなることを考えたら、あまり遠くまでいけなくなってしまいます。
今回は、そんな運転中に眠くなる原因と対策方法を紹介していきますので、今後の車でのお出かけに役立ててくださいね。
居眠り事故が頻発する特徴
居眠り事故、怖いですよね。居眠り事故が起きやすい場所というのには、実はいくつか共通する特徴があるということです。
まっすぐな道が続いた後の急カーブ
まっすぐな道って、眠くなりませんか?まっすぐな道が続くと、運転が単調になり刺激もないので眠くなってしまうと言われています。そんな状態から急にカーブがやってくると、事故の危険が高まります。
田舎道や交通量の少ない道路
田舎道って人も車も少なくて、ついつい運転にも力が入らず油断してしまいます。田舎でなくても、交通量が少ない道路も同じです。交通量が少ないという油断から、ついついウトウトしてしまう人が多いようです。
高速道路
高速道路を運転していると、流体刺激(周囲の景色が次々と流れるように視界に飛び込んでくる刺激)によりストレスを感じます。
私たちは無意識にそのストレスから逃げようと、前方の車の後ろのパネルなどに視点を固定しています。集中して止まっているものを見ている状態になり、疲労感が強くなり眠気が出てしまうのです。
運転中眠くなる原因
上で、居眠り事故が多い場所の特徴を紹介しました。次は、運転中眠くなる私たち自身の原因を紹介していきます。
睡眠不足や睡眠の質が悪い
まず、運転中に眠くなる原因としては睡眠不足であるということが考えられます。運転する日の前日に、夜更かしをしてしまったり、何となく眠れなかったり…。
そんな睡眠が足りていない状態で運転すると、運転中に眠くなってしまうのも当然ですよね。睡眠時間は確保できていても、睡眠の質が悪いと同じように運転中に眠くなってしまいますよ。
体が疲れている状態で運転している
仕事や家事に育児などが忙しい人、要注意です。疲労感が強い状態で運転すると、眠くなってしまいます。肉体的な疲労はもちろんですが、精神的に疲れている人も眠気に気を付けましょう。
二酸化炭素が充満している
二酸化炭素の量が増えると、私たちは眠気を感じたり集中力が低下したり、疲労を感じてしまいます。車の窓を閉め切って運転していると、二酸化炭素が充満して眠くなってしまうのです。
お腹がいっぱいの状態である
お腹がいっぱいの状態だと、今まで脳にあったエネルギーが胃腸に持っていかれ、脳はエネルギー不足になります。その結果、眠気が襲ってくるんです。
食後の運転は眠くなる確率が高いので気を付けましょう。
睡眠に関わる病気である
運転中にどうしても眠くなってしまう人、もしかしたら睡眠に関わる病気かもしれません。睡眠に関わる病気には
- ナルコレプシー
昼間に我慢できないほどの眠気が襲ってくる病気。
- 反復性過眠症
周期的に眠気と普通の状態を繰り返す病気。
- 特発性過眠症
居眠りすると1時間以上目覚めない上に全然スッキリしない、夜は10時間以上寝てしまう病気。
- うつ病
やる気がでず気分がずっと落ち込む心の病気。
- PMS(月経前症候群)
生理前になると頭痛がしたりお腹が痛くなったりするのがPMSですが、このPMSの症状の中に強い眠気があります。PMSについては詳しく別の記事でまとめているので参考にしてください。
参考記事⇒PMSの辛い症状を緩和する7つの方法!毎月生理で苦しむ女性へ
- 睡眠時無呼吸症候群
寝てる途中に息をしていない時間が発生する病気。
などがあります。
薬を飲んでいる
風邪薬や頭痛薬やアレルギーの薬など、薬を飲んで運転すると眠くなってしまいます。向精神薬、睡眠導入剤などは特に眠気が強く出るので危険です。運転前に薬は飲まないようにしましょう。
運転中の眠気対策はこれだ!
運転中に眠くなる理由、分かりましたか?運転中の眠気、居眠り運転というのは大きな事故に繋がります。そんな困った「運転中の眠気対策」をこれから紹介していきます。
特に遠出する予定がある人であれば、運転中の眠気対策をしっかりしていきましょう。
運転する前に睡眠をしっかりとること
やっぱきっちりと睡眠とってると運転中に眠気なんてこないもんだね!
— いずおさん (@SolarUmi) 2017年4月24日
運転する前日、よく眠れず睡眠が不足していると、当日の運転で眠くなってしまいます。なので、運転する予定がある前日は、7~9時間の睡眠を取っておきましょう。
睡眠時間が足りていても、質が悪ければ意味がありません。質の良い睡眠をたっぷりとることが大切です。
参考記事⇒眠りたいのに眠れない…その原因は?誰でも熟睡できる8つの不眠対策
眠気が来たら仮眠を取ること
運転中の眠気防止には十分ほどの仮眠が一番ですよ^_^ #クロス
— Domino (@DominoTheSky) 2017年6月12日
運転中に眠気が来たとき、無理に続けて運転していると非常に危険です。眠気が来たら、パーキングエリアなどに車を停めて、少し休憩をしたり仮眠を取るようにしてください。
仮眠の時間としては15~20分がベストです。30分以上長く仮眠を取ってしまうと、脳が熟睡モードに入ってしまいます。起きた後も眠気が続くのでもっと眠くなってしまい逆効果です。
大声で好きな歌を歌う
運転中眠くなったら歌うようにしてる。
結構眠気覚めるよ。— だーやす。 (@yasukei0104) 2017年4月14日
誰か一緒に乗っている時は、会話していれば眠気を紛らわすことができます。ですが、1人で運転している時は誰かと会話が出来ませんよね。
そんな時おすすめしたいのが音楽を聞いて歌いまくるということです。筆者もこれは実践していることなんですが、とにかく大好きな音楽を大音量で流して大声で歌っています。
参考記事⇒2017年おすすめの邦楽バンド11選♪ロック好きなら絶対聞くべし
参考記事⇒明日からも頑張れる曲多数!熊本出身バンドWANIMAの勢いが凄い
ガムを嚙む・お菓子を食べる
やっぱ運転中の眠気覚ましにはブラックガムが一番だな
— テムジン (@temjin0926) 2017年6月28日
運転中、眠いな~と感じたらガムを噛んだりお菓子を食べると気がまぎれます。普通のガムでもいいですが、眠気覚ましのガムを噛むと、目がシャキッとするかもしれませんね!
じゃがりこは運転中につまむお菓子の定番 片手で食べれて汚れにくくてよく噛むから眠気覚ましにもなる
— 猫飴は課金禁止 (@007b43) 2014年3月17日
ガムの他におすすめなのが、人気スナック菓子のじゃがりことのこと。
眠気覚ましドリンクやコーヒーでカフェイン摂取
運転中眠すぎてモンスター飲み、栄養ドリンクを飲んだせいか全く眠気がない。
— takahiro⊿与田祐希ちゃんしか。 (@yoda_yuuki0505) 2017年2月5日
眠気覚ましにはカフェインが良いとよく聞きます。これはどうしてかというと、脳の中にはアデノシンという睡眠物質があります。このアデノシンが溜まることで眠気が強くなります。
カフェインは眠気の原因となるアデノシンが神経細胞に作用するのを邪魔してくれるので眠気が減るのです。更にカフェインは脳の報酬系という部分を刺激し、起きているのが楽しくなり気分を高めてくれます。
ちなみにカフェインは、摂取してから効果を感じるまでに15分~1時間かかるそうです。眠ってはいけない!という時の少し前にカフェインを摂取するといいですね。
もし仮眠を取るのであれば、仮眠の前にカフェインを摂ることをおすすめします。目が覚めるころにはカフェインの覚醒効果が現れますよ
逆効果?カフェインの落とし穴とは?
運転中眠くなっても、カフェインを飲んで眠気を消せばいいや!と思っている人に知って欲しい、カフェインの落とし穴をお話します。カフェインを飲むと眠気を感じにくくしてくれますが、眠気が完全になくなることはありません。
また、カフェインを飲むことで睡眠物質アデノシンは作用しなくなりますが、脳にどんどんたまっていきます。カフェインが分解されていくと、アデノシンが作用し始めて、一気に強い眠気が襲ってくるので気をつけてくださいね。
息を止めてみる
口コミで眠気が覚める!と言われているのが息を止めるという方法。やり方はとっても簡単で
- 息を吸って止める
- そのまま50秒我慢する(息を吐いてもいいが吸ったらダメ)
というとっても簡単なものです。筆者も実践してみましたが、確かに眠気より苦しさの方が上を行きました。
ほっぺたを思いっきりつまんでみる
これも最近筆者が試してみた、運転中の眠気冷ましの方法です。眠くなって来たら、ほっぺたを思いっきりつまみます。涙が出るくらい自分への甘えを捨ててつまんでみましょう。
冷たい水を飲む
眠い時って、自律神経の交感神経より副交感神経が優位になっています。眠気を取るためには交感神経の方を優位にさせなければいけません。
冷たい水を飲むと、一時的に交感神経が緊張し、血管が収縮され適度に興奮し目が覚めてきます。ただし水を飲みすぎると、逆に眠くなることもあるので飲みすぎには注意です。
眠気を吹き飛ばして安全運転を!
運転中の眠気対策、いかがでしたか?筆者も運転しているといつも眠くなってしまいます。筆者自身、目的地に早く着きたいという気持ちが強く、「仮眠を取る」という考えが今までありませんでした。
でも事故を起こすよりは休憩してから再出発したほうが良いと分かったので、今度から適度に休憩しつつ運転しようと思います。
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