逃げるが勝ち!嫌なこと辛いことから逃げて人生を楽しく過ごす方法☆
「逃げるが勝ち」ということわざがありますが、実際は「逃げる」というとネガティブなイメージがあり良くない事という風に捉えがちです。しかし、逃げることは本当悪いことなのでしょうか?
筆者は、逃げることは楽しく生きる為に必要なスキルだと思います。今回は、逃げる事は決して悪いことではないということについて考えていきたいと思います。
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逃げることは負けではない
忍耐=美学とする風潮がありますが、これはあまり良い風潮とは思えません。かつて戦時中や戦後すぐの時代には必要な考え方だったのでしょう。しかし時が経ち、私達のライフスタイルも変わったにも関わらず、未だにこの考えがそのまま根強く残っています。
忍耐力も生きていく上で必要なスキルではありますが、忍耐の教養は相手を苦しめます。逃げる=負けと考える人もいますが、逃げるが勝ちということわざの通り、決して負けではありません。辛いことや嫌なことが当たり前になって逃げられなくなり、頑張りすぎて身体や心が壊れてしまう前に逃げるのが吉です。
逃げることが自分のためになるかどうか見極める
とはいえ、当然、闇雲に嫌なこと全てから逃げるのがあなたのためになるわけではありません。逃げるべきことなのか、耐えるべきことなのかの見極めが重要です。
誰かに耐える事を強いられた場合に考えられるパターン
自分では逃げたいと思っていても、周りから止められることがあります。一見すると、あなたのことを考えての行動に見えますが、実はそうではない場合があります。相手の思惑にのせられないように、気を付けましょう。
▼あなたが耐えることで相手が得をする
会社や学校で上司または教師から受けることが多い。相手はあなたのためを考えている風に装いますが、実際は自分の評価を落としたくないだけです。
▼周りの目が気になる
親から受けることが多い。もちろんあなたのことを心配していますが、場合によっては本人も気付いていないながらも、実は周りの目を気にした上での判断のことがあります。
▼自分が耐えてきたから
友達や家族など関係なく受ける可能性がある。自分も辛いことから逃げずにいるのに、あなただけ逃げるのはズルいという心理がある。
逃げるべきではないパターン
▼逃げることで明らかに自分に不利益が生じる
例えば、頑張っても理解出来ないから、勉強から逃げ出す。これは先々自分に不利益が生じる逃げです。勉強のような積み重ねが大切なものを一度逃げてしまうと、取り返すのに莫大な時間と労力がかかります。人生における多くのことは大抵取返しがつきますが、取返すために時間や労力がかかることに関しては、逃げることで生じる利益と不利益を天秤にかけて、より自分にとって有益な方を選ぶのがベストです。
例えば、職場でいつも面倒な仕事は断ったとしたら、周りからの評価は悪くなるわよね。逃げて楽をするのと周りからの評価を落とすのと、どっちが自分にとってベストかを考えたら、ただ面倒だから逃げるという選択は自然と出来ないはずよ。
逃げた後で後悔しない
逃げた後で、後悔するのは止めましょう。余計に辛くなるだけです。逃げて思うような結果にならなかったとしても、大抵の場合は逃げなかったよりマシです。逃げていなければ、もっと悪い結果になっていた可能性が大いにあります。
次からは、このパターンの時は逃げないで様子を見ると、次へ活かせばOKです。また、「逃げてしまった」とネガティブに考えるのではなく、「逃げてやった」とポジティブに考えるようにしましょう。
学校生活から逃げる
毎年、多くの学生が学校でのいじめなどを理由に自ら命を絶つという悲しい選択をしています。学校は、様々なタイプのまだ成熟していない人間が集まるために、友人関係のトラブルはどうしても避けられない環境です。また、いじめなど具体的な問題がなくても、漠然と合わないと感じる場合もあります。
もし、自分または子供が学校に行きたくないと思ったら、まずはその理由を冷静に考えて下さい。学校は絶対に行かなくてはならないという考えは一度捨てた上で、自分や親がどにか解決出来る問題なのか、どうにもならない=我慢するしかない問題なのかを考えてみましょう。
その結果、どうにもならない問題であるなら逃げましょう。学校自体は好きだし学生生活を送りたいが、今の学校は問題があるというのならば、転校という逃げ方もあります。集団生活が辛いのならば、通信制高校という選択肢があります。
子供が悩んでいるようなら、親が他の逃げ道があることを教えてあげて下さい。
学校に行きたくないと思い悩んでいるみなさんへ
アメリカバクは敵から逃げる時は、一目散に水の中へ飛び込みます
逃げる時に誰かの許可はいりません。脇目も振らず逃げて下さい
もし逃げ場所がなければ、動物園にいらっしゃい。人間社会なんぞに縛られないたくさんの生物があなたを待っていますから pic.twitter.com/fWYygNKydJ— 上野動物園[公式] (@UenoZooGardens) 2017年8月30日
兄の場合は、学校内に友達がいた事や担任が親身になってくれたことが幸いし、卒業間際には再び登校するようになり、高校からは普通に戻りました。幼い頃からメンタルが弱く、嫌なことがあると腹痛や嘔吐などを起こしていた兄なので、あの時に学校から逃げたのは正しい選択だったと思います。
会社から逃げる
日本では、度々の転職歴は嫌われる傾向があるので、会社が嫌だと思っても中々逃げることが出来ず、結果身体を壊してしまうケースも。また、再就職できなかったらどうしようと不安になりますが、とある調査によると、2017年9月の転職求人倍率は2.36倍だそうです。就職したら「3年間は耐えろ」とも言われますが、一般的に年齢が上がるほど、転職は難しくなるので、無理をし過ぎずに逃げましょう。
人間関係から逃げる
ママ友から逃げる
「ママ友」という言葉に捉われないようにしましょう。近年、ママ友という言葉が一般的になったことに伴い、その付き合い方に悩む人が増えています。
「友」と付いていますが、あくまでも子供の友達の親であってあなたの友達である必要はありません。気が合う人なら友達になれば良いし、そうでないなら挨拶程度の関係に留めれば良いだけです。「ママ友」という言葉から逃げましょう。
家族から逃げる
血の繋がった家族だからといって、必ずしも気が合うとは限りません。特に「毒親」と呼ばれる問題のある親が居る場合は、自分から逃げる必要があります。自分を産んでくれたから、育ててくれたから、という気持ちから支配されてしまうことがありますが、それは親が選んだことであって、あなたが選択したことではないのであなたが責任を持つ義務はないのです。
家族と居るのが辛いと思っていても、自分が親に必要以上に支配されているのかどうか、自分で判断するのは難しいものです。毒親について書かれた本などを一度読み、客観的に自分が親に支配されているかどうか、逃げるべきかどうか判断して下さい。
友人から逃げる
そもそも一緒に居て辛い、嫌だと少しでも感じる時点であなたとその人は合わないということです。昔からの友人だから今さら疎遠に出来ないと思う人もいますが、人は変わるものです。月日の流れと共に、環境も変わり合わなくなることは自然なことです。
無理に付き合い続ける必要はありません。少しづつ、連絡をとる頻度を減らして逃げましょう。
真面目な自分から逃げる
逃げずに耐えて限界まで頑張ってしまう人は、真面目な人が多いです。真面目なのは長所ですが、それが自分を苦しめてしまっているかもしれません。時には「まぁ、いっか!」と真面目な自分から逃げて下さい。
逃げられないという考えから逃げる
そうは言っても、そう簡単に逃げることなんて出来ないと思っていませんか?多くのことからは逃げられます。そして逃げても問題ありません。自分で逃げられないと決めつけているだけで、実際に逃げてみたら思っていたよりも大したことなかった…そんなものです。環境を変えるのは怖いです。だから逃げられないと考えてしまいがちですが、環境を変える恐怖と耐える事の苦痛を天秤にかけてみましょう。その時のベストな答えが見つかるはずです。
逃げる選択を誇りに思って!
「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマが以前話題になりましたが、逃げることは「恥」ではありません。(ドラマのタイトルはもちろん揶揄ですが。)逃げるというのは、実はすごいことなんです。
多くの人は例え辛いことであっても現状維持を求め、変化を嫌います。逃げるというのは、現状を変えるという選択です。判断力も必要ですし、精神的にも強くないと出来ません!なので、逃げることを選んだことを誇っていいんです。
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