ぎっくり腰の痛みはいつまで続く?辛い体験から学んだ対処法を伝授

ぎっくり腰を経験した人なら知っている、あの激痛…。こんなにも体が不自由なものか?と思うような生活をすることになりますね。きっとこの記事に辿りついたあなたも自分がぎっくり腰、もしくは家族や身近な人がこの症状に悩んでいるでしょう。
筆者も二年前にぎっくり腰を経験した一人。その経験談も交えながら、今回はこのぎっくり腰の痛みの対処法や痛みがどのぐらい続くのか…を解説していこうと思います!
Contents
まずはぎっくり腰体験ツイートをご紹介
未だにぎっくり腰のため
鬼母、4歳児に掃除機命令(笑)
健気にやる4歳男児..後ろでオモチャの掃除機をかける
2歳男児..😅全く家事できないので
部屋がとっちらかってますが
気にしないでください..😅— miho tsukahara (@tsuka_miho) 2016年12月22日
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ぎっくり腰で、胴を動かせない生活を体験すると、世界から亀が絶滅しないのは奇跡だと考えるようになる。
— 田中浩人 (@cota_hiroto) 2017年3月1日
コンビニの駐車場に車を停め、ドアを開け一歩踏み出し腰を持ち上げた瞬間「グキッ!」その状態で固まる。そう、ぎっくり腰。
まるで動けないけど体制がカッコ悪いので、何とかカッコ良く見せる為、痛みを堪えつつ物思いにふけってる感じて遠くを見つめて見た。
やっぱカッコ悪い。#おおまえ— ポンタ (@0405Tono) 2017年9月27日
僕もぎっくり腰は何度かある。あれ数日動けなくて大変。たった数メートル離れたトイレに行くのに30分以上かかることも。。。もぅ体験したくないなぁ。こわいこわい。
— 中川コージ/ Dr.NAKAGAWA (@kozijp) 2016年10月20日
ぎっくり腰の原因
そもそもぎっくり腰の原因は何か。ぎっくり腰とは「急性腰痛症」というもので、突然腰に激しい痛みを感じるものです。よくテレビや漫画などで「グキッ!」ってなるシーンがありますよね?イメージとしてはあれです。
ぎっくり腰経験者ならわかると思いますが「グキッ!」と音を立てる様なものではなく、どちらかというと「スカン」と腰が抜けるイメージが一番近いのではないでしょうか。
原因は、日々の生活の疲労が原因と言われています。疲労が蓄積された結果、普段は何ともない作業や動作が腰に負担がかかりぎっくり腰になるみたいですね。
その他には、筋肉や筋膜が硬くなってしまうとぎっくり腰などの腰痛の原因になるそうです。筋膜とは筋肉を包んでいるものです。特に足の筋肉が硬くなっていると、腰と足の繋がっている筋膜が張ってしまうので、腰への負担が大きいです。
筋肉は全身繋がっているものなので、どこかが硬くなっていたり張っていたりすると、体に負担が掛かってしまいます。デスクワークや運転手など長時間同じ姿勢をする仕事はぎっくり腰になりやすいと言われていますし、特に前かがみになるような姿勢は要注意です!
どのぐらいで治るの?
一番気になるのは「いつまでこの痛みが続くのか」ではないでしょうか?筆者も当時は、子どもの面倒も見れない、家事も出来ない、自分の事もままならない…。こんな生活がいつまで続くのか不安になったものです。
調べたところ、発症してから3日間ほどは激痛の期間。要するに、本当に寝て過ごすことしか出来ない状態です。トイレはもちろんのこと、横になっていても痛みを感じます。
三日後あたりから、だんだんと痛みが緩和されてきて少しずつ動けるようになります。ですがこの時点でもほぼ通常の生活をすることは難しいので、気長に待ちましょう。きっとペチペチと歩くペンギンでさえ羨ましく思えるはず。でもこの段階で無理をしては、長引くことになってしまいますので、基本は要安静です。
通常、一週間後あたりから回復の見込みが出てきます。スローではありますが、何とか生活も出来るレベルになっているはず。仕事などもこのあたりから注意しながらこなせるレベルまで回復してきます。
筆者はシングルマザーなので、どうしても家事をしなければ子どもが生活を送れない状態でした。その為、無理をして動いてしまったので、激痛期間をなんと一ヵ月も味わうことになってしまったのです。なので、出来る事なら安静に出来る時はしておいた方が身のためですよ!
でも結構近所のママ友が数人ご飯を届けてくれたり、家事をしに来てくれたり、買い出しお願いしたり出来たので救われましたね。
▼ちょっと話は逸れますが、シングルマザーの大変さについてはこちらの記事に詳しく記載しています。ぎっくり腰や病気の時はしみじみ孤独を感じたので、共感した方は是非こちらの記事も読んで見て下さいね!
離婚した事後悔してる?女が一人になって不安や絶望を感じる瞬間!自宅で出来る対処法は?
ここからは自宅で出来る対処法をいくつか紹介していきますね!自分の今の症状に合わせながら試してみて下さい♪
家での過ごし方
ぎっくり腰になってしまった場合、まずは安静にすることが重要です。痛みの少ない体制で寝て過ごすことをおすすめします。と言いましても、きっと動きたくても動けないでしょう…。自分の中で一番楽だな~と思える姿勢を見つけて休む事が大切。横向きや仰向けで両膝を立てる姿勢がぎっくり腰の方が楽な姿勢と言われています。
また、筆者のようにどうしても家事や仕事をしなければならない事もあるでしょうが、ここは自分に「早く治すためには休まなければ!」と自分に言い聞かせて下さい。無理をしては痛みや症状が長引くだけです。
痛みの酷い時は、患部を冷やすと良いと言われています。しかし、あまりにも冷やしすぎても凍傷などに成り兼ねませんので、適度に冷やすようにしてください。
お風呂は?
ここでもう一つ気になるのは、お風呂についてです!あまりにも痛みがひどく、動けない時はお風呂にも入ろうと思えませんが、少しだけ活動できるようになってきたらお風呂に入りたい!と感じるはず。
痛みがある程度引いてきたなら、入浴しても大丈夫です。湯船は38~40度ぐらいのぬるめのお湯にしましょう。もちろん長湯は禁物!最初は10~15分ほどの入浴にしておいて下さいね。しかし、温める事で痛みが伴うことがありますので自分の体と相談しながら入浴するようにしましょう。
コルセットの使用も効果あり!
日常の生活をするにあたって、コルセットを使用すると腰への負担が軽減されます。筆者はコルセットをこの時初めて使用しましたが、こんなにも楽なものなのか?と感じましたね。
コルセットはドラッグストアや整形外科で買えます。筆者は診察を受けた際に病院で購入しました。後からドラッグストアを見て見ると、コルセットは本当に値段も機能もバリエーション豊富でビックリしました。
▼筆者がいいな~と思った商品を2つリンクを貼りますね!
こちらは値段が安いので、試しやすいですし、骨盤矯正やくびれを作る効果も謳っているので、ぎっくり腰だけではなく、普段使いもしやすいのではないでしょうか?何でも一石二鳥だと嬉しいですよね♪(笑)
こちらはかなりサポート力がありそうですよね。なんと言っても、ぎっくり腰はサポート力が大変重要になってきます。気になる方はチェックしてみて下さい。
病院ではどんな治療法があるの?
ぎっくり腰の痛みがピークの時はとてもじゃありませんが、病院まで行ける気がしませんね。そういう時は無理せず家で安静を取り、少し動けそうになってきたら病院へ行くことをおすすめします。
もしかしたらぎっくり腰ではなく、腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニアや、腰椎(ようつい)の骨折、内科系の病気が原因かもしれません。念には念を!という気持ちで、診察を受けてみて下さいね。
痛み止めの処方
筆者は当時、家に痛み止めもシップも切らしていましたので病院へ行き処方してもらいました。やはり、一番辛いのはあの激痛です。あまりにも痛みが治まらないと、休むことも出来ませんよね?
「薬には頼りたくない!」という方もいらっしゃると思いますが、少しの時間でも痛みが引くだけで体の休まり具合が全然違います。なので、頑なに痛みに耐えるよりも痛み止めを処方してもらい休むことも視野に入れて下さい。
神経ブロック注射
神経ブロック注射とは、痛みの原因となっている箇所に局所麻酔を打って痛みを和らげるというものです。これは本当に症状が悪化した場合に効果的な方法みたいですね。
筆者も最終的には、この治療をしてもらいました。これをきっかけにやっと回復し始めたので、効果は実感しております。
神経ブロック注射の効果自体は数日から数週間持続すると言われていますが、個人差もあるので一概には言えません。あまりにも痛みが続き筋肉がこわばると、その部分の血管が収縮し酸素が栄養が行き届かない場合があるそうです。
それによって痛み物質が増え痛みが増してしまう…という悪循環も考えられるので、無理をするぐらいなら病院で神経ブロック注射も視野に入れると良いかもしれませんね。
ぎっくり腰改善&予防方法
最後にぎっくり腰の改善や予防方法をご紹介します。
ストレッチの方法
こちらのストレッチはぎっくり腰の改善や予防に良いと言われています。しかし、痛みがある場合は加減をしながら行って下さいね。
・まず仰向けに寝転んだ状態で椅子などを使い、腰と足が90度になるような体勢になります。
・自分の楽な姿勢を見つけたら、徐々に膝を胸の方に引き寄せます。
・自分の気持ちいい場所をみつけたら軽く腰を揺さぶり、リラックス。
・もうちょっと頑張れそうなら、状態を軽く起こし膝を抱えるイメージで丸くなります。
背中や腰を丸めるようなイメージで、伸ばして行く方法です。痛みがあるならば、自分の出来る範囲だけで行いましょう。リラックスして気持ちいいと思える程度が望ましいです。
ぎっくり腰になってしまうと、背中や腰・足が張っているので、それを少しずつ緩めていくことが大事。腰痛予防にも良いですので、普段からこのストレッチを取り入れてみて下さい。また、痛みがなくなったら日々の全身ストレッチを行い、ぎっくり腰再発予防をして下さいね♪
あとは、筆者の日ごろから行っている腰痛予防ストレッチをご紹介します。
・仰向けになって寝る
・両膝を揃えて立てる
・左右交互に膝を倒す
(上半身はなるべく仰向けのままで、床から離れないようなイメージで!)
これを10回~20回ほど繰り返します。(心地よいと思えるぐらいです)
腰だけではなく、普段から生活にストレッチを取り入れることでケガ予防や、代謝促進などの健康効果があります。寝る前やテレビを見ながら~でもいいので、是非積極的に取り入れていきましょう♪
▼上半身をすっきりほぐす!話題の肩甲骨はがしのストレッチ方法も合わせてご覧下さい。
肩甲骨はがしは健康効果抜群!簡単ストレッチ運動できれいをゲット♪腰の疲れを溜めない!
ぎっくり腰予防には「腰の疲れを溜めない」ことが重要なんですが、腰の疲れと言われてもピンとこない方もいるでしょう。要するに腰が硬くならないようにするようなイメージです。
さきほども紹介したように、ストレッチをこまめに取り入れることで、筋肉がほぐれ、疲れの溜まりにくい体になると言われています。また、冷えも筋肉が硬くなってしまう原因ですので、日ごろから腰を温めるようにしましょう。カイロや湯たんぽなどを活用すると便利ですし、あの温かさが気持ちよくてリラックス効果もあります。
膝を使って腰痛予防!
これはつい筆者もやってしまう事なんですが、床に落ちたものなどを腰だけ曲げた状態で取るなど、膝を曲げずに行う動作は腰に負担がかかると言われています。重たいものなどを持つときも、膝を使って持ち上げるようにすると腰への不安が軽減されるそうなので、日頃から気を付けておきたいポイントですね!
洗濯物を干す時も、つい腰だけ曲げて取り上げてしまうので筆者も今日から意識してみようと思います。ぎっくり腰は一度やってしまうと、癖になると言われているので、経験者はより一層意識しなければなりませんね。
ヨガで腰痛予防?
ちなみに筆者は、ぎっくり腰の予防も兼ねてヨガを始めてから一年半。ぎっくり腰が再発するどころか体が柔らかくなっただけではなく、風邪も引かない、体調も崩さない体になりました!精神的心に余裕が出来たぐらいヨガの効果を実感しています。
本当に体も疲れにくくなったな~と日々感じていますので、腰痛予防や体質改善も兼ねてこの機会にヨガを生活に取り入れてみませんか?もちろん!ぎっくり腰が完治してからですよ?痛みがあるうちは、前述したようにしっかりお休みしてください!
そして運が良いことにbitomosのライターさんで、ヨガのインストラクターをされているkaorukoさんがいらっしゃいます!
▼kaorukoさんがヨガの効果を記事にして下さっていますので、ヨガに興味のある方はこちらの記事も覗いて行って下さいね♪
ヨガの本当の効果は?心と体を健やかに保つ誰でもできる古来の知恵痛みがある時は無理せず休み、自分のペースで回復を!
ぎっくり腰になると激しい痛みに加え、普段の生活が不自由になるという精神的ストレスも避けられません。なかなかゆっくり安静にしている暇がない人もいらっしゃると思いますが、しっかり休むか休まないかで回復の速さが違います。
痛みを我慢してまで、家事や仕事・ストレッチをすると返って逆効果。ここは意を決して休みましょう♪そして普段からストレッチをして腰痛予防・ぎっくり腰再発防止をすると同時に、疲れを溜めこみすぎない生活を心がけて下さい。
▼こちらの慢性疲労の解消方法の記事も参考に、日々の疲れを持ち越さない体にしましょう♪
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