40代独身女性が思うこと。悩みや望みとじっくり向き合ってみよう
最近は未婚率が男女共に上がってきて、40代でも独身の人(初婚・離婚も含めて)も非常に多くなってきました。40代というのは若い頃から仕事や恋愛などさまざまな経験を積んできて、人間的に厚みが出てくる時期である反面、これから老いていくちょうど端境期のようなところがあり、色々と思うことや悩みもあります。
今回はこの年代が考えていること、悩みなどについてがテーマです。なかなか周囲の人には話せない思いもあると思いますが、一緒に今の環境やこれからのことについて考えていきましょう。
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40代で独身のわけ
30代の女性が独身の確率20%
40代の女性が独身の確率14.2%— 確率について語る変なbot (@hitachikinzoku2) 2017年8月14日
鈴木京香さん、石田ゆり子さん、稲森いずみさん、深津絵里さんなどなど、芸能界でも40代の独身女性は多くいらっしゃいます。当たり前ですが、皆さんきれいで仕事をしていて充実した生活を送っているように見えますよね。
一般の女性でも40代で独身の女性は筆者も含めて多くいます。仕事をしながらそれなりにみんな恋愛をしてきて、結婚のチャンスがなかったわけではない人も多いと思いますが、今も独身でいるのは何故なのでしょうか。
仕事をバリバリやってきた
40代というとちょうど、男女雇用機会均等法が施行された時期に働き始めた世代です。男性と同じように一生働けるようになり、肩を並べて仕事をやってきた人も多く、好きな仕事に打ち込んで気がついたら40代になっていたという人も多くいるのではないでしょうか。
収入があり自立している
40代の独身女性で、バリバリ仕事してて、それなりに収入もよくて、都内のいいとこのマンションの15階辺りに住んでて、トイプードル飼ってる感じ。うん。これなら彼氏も旦那もいなくていいかもしれない。けど、こんなんになれる気がしない。
— かずなbot(試作 (@Kazunabot) 2017年8月22日
仕事と収入は必ずしも比例するとは限りませんが、40代で収入がそこそこある女性ならば自立ができます。結婚を生活の安定の要素として考えないので、焦ったり妥協するということがなくなります。
趣味や交友関係が広い
身の回りを観測していると、女性も男性も30代前半がいちばん結婚への意欲が高いように感じます。40代の独身はもう独り身に慣れてキャリアも趣味もそれなりに積み重なってくる人が多いので意識として下がってるような
— ꧁༻悪意༺と༻悲劇༺꧂ (@shadows_temple) 2017年3月17日
40代まで(離婚歴ありも含めて)独身でいると休みの過ごし方や趣味などお一人様での楽しみを見つけている人も多くいます。趣味を通じた交流や交友関係が広がったりすると、特定の恋人を作ったり結婚はしなくてもいいかなぁと思ってしまいそのまま一人がどんどん長くなっていくこともあるでしょう。
タイミングを逃した
例えば、30代後半から何年か付き合った男性と別れてしまった、既婚者との恋愛が続いているなど男性と縁がないわけではないけれど、結婚するタイミングを逸している人もいます。
40代で独身ならではの悩み
Yuzi「今は、女性も仕事をしているし、晩婚化で40代の独身女性も増えてきている。パートナーはいるかもしれないけど、お金を持っていて、子どもがいないとエネルギーが余っちゃうんですよね。」
おいおい。お金があっても子供がいなくても、誰だって悩み苦しみながら生きてるんだ、ばーか。
— Kamachov (@kyokokamata310) 2017年4月15日
「30〜40代の女性はどんな状態にいても(独身でも専業主婦でもパートでも)幸せを感じる事が出来ずにいる。もっといい、他の生き方があったのでは?と思ってしまうから。」
と昔何かの本で読んだことがある。
生き方が多様になったからこその悩みなのかな。男の人はいいね。仕事が正義だもの。— イクラ@32🌾 (@ikura_ikuraia) 2017年7月31日
40代未亡人や独身女性の悩みとは?誰にも言えないで抱える秘密って? #40代 #未亡人 #独身 #女性 #秘密
— アラフィフモテ子 (@moteko50dai) 2017年1月16日
結婚する?しない?
やはり、結婚するかしないかというのは、人生において大きな問題です。とはいえ、結婚は二人でするもの。自分だけが「よし、結婚しよう!」と思ったからといって、すぐにできるものではありませんよね。また普段の生活の中で新しい出会いを求めるのもなかなか難しいです。
一説では40代の独身女性が結婚できる確率が、40代前半で約4%、40代後半では約1%になってしまうという話も。
まずはいろいろ見てみてはいかがでしょうか?無料のお試し、などができるサイトもあるようです。恋愛からちょっと遠ざかっていた、という人には良いリハビリになるのではないでしょうか。
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自分の気持ちを表現することによって、周りも結婚したいんだなっていう認識をしてくれるし、言葉にすることで自分の気持ちもお相手を見つけるために前向きになります。それに、流れが変わって良い縁を運んで来てくれるっていうのもあると思います。
40代で婚活するならば、それなりに今の自分というものをしっかり見つめなおさなければいけないところもあるでしょう。昔モテていてももう40代であることに間違いありません。将来、老後を見据えて一緒に仲良くやっていける人と出会うためには、どんな人をパートナーに選べばいいのかというのをもう一度考えてみましょう。
結婚しない選択もあり
そもそも、40代にもなってくるともう結婚はいいや、と思っている人もいたりします。一人でいることを選択するのももちろんありです。
筆者と周りのケース
私の友人で女性が40代、ご主人が20代の夫婦がいます。女性はバツイチで子供が2人。一度離婚を経験しているので結婚に対する意識がやはり未婚の人とは違い、甘い考えはなかったのですが、男性の転勤に伴い籍を入れて引っ越すことになりました。今では、仲良く家族で暮らしています。
結婚歴はないけれど以前から全く結婚する意思がない友人もいます。彼女は好きなことを仕事にしていて、とても忙しく充実しています。お父様の介護をして看取り、今は母親と二人で暮らしています。
筆者の場合、若いころはとても結婚願望が強く早く結婚したいと思っていました。何度かお付き合いした人はいますが、結婚には至らず。かなり好きなこともして来たので一人で生きる選択もあったと思います。ただ、自分が本当にどうしたいのか考えた時に、やはり仲のいいパートナーが欲しいという結論になりました。
そして、周囲の結婚している人たちの様子などを見ていくうちに結婚という形にこだわる必要はないと思えるようになりました。それなりに婚活(?)と言えるかわかりませんが自分から動くこともして、良い人と巡りあうことができました。良きパートナーだと思います。先はわかりませんが、このまま仲良く一緒に過ごす時間を重ねていけるといいなと思っています。
子供を持つか持たないかの選択
これも40代女性にとって大きな問題です。女性は妊娠や出産可能な時間的なリミットがあります。出産をするかしないかというのは結婚とも合わせて自分がどうしたいのか早めに考えておくべき問題と言えるでしょう。
高齢出産についてはこちらの記事からどうぞ。
高齢出産のリスクやメリットを徹底解説!初産が若い方がいいわけは?
高齢出産のリスクを知ろう!経産婦だと障害が出る確率が変わる?
不妊治療についてはこちらから。
不妊治療を怖がらないで!まずはタイミング法と流れを抑えてみよう
子供がいない夫婦二人の人生を選ぶ。不妊治療の後悔しないやめどきとは?
最近は医療の進歩もあり、40代で出産する女性も多くいます。不必要に焦る必要はありませんが、きちんと知識を持っておくのも大切ですよね。
また40代から子育てをする場合、老後の貯蓄ができなくて年をとってから貧困になるリスクもあるそうです。生まれた最初のうちは40代で収入も増えているので子育てにゆとりがあるように思えますが、子供が大学受験などの年齢になる頃に両親は定年を迎えます。1番お金がかかる時期と仕事を失う時期が重なるため、貯蓄をするゆとりがなくなってしまうというのです。
くれぐれも子供が欲しいからと慌てて結婚するなんてことをしたりしないように、しっかりと自分と向き合って考えてみましょう。
筆者と周りのケース
知り合いの女性は結婚して何年か経って45歳で最初の出産をしました。結婚したときが40歳を過ぎていたのですぐに子供が欲しかったようですが、授かったのは数年後でした。
他の友人で10年付き合った人と去年入籍した人がいます。彼女は初婚ですが45歳を超えているのでもう子供は産まないと言っていました。
筆者の場合は、昔から”子供が欲しい”とか”女性として妊娠や出産を経験したい”という思いがあまり強くなかったと思います。付き合っている人がいるときは漠然と「いつか結婚したら子供もできるのかな」という思いはありましたが。そのためか年齢的なリミットも焦る気持ちはなかったです。もう今世は産まないなーと自分では思っています。
親との関係
自分が40代ということは親も40年以上生きて年を取っているということです。元気でいてくれるならいいですが、やはり介護のことなども気になってきますよね。
筆者と周りのケース
同い年の友人。大手の会社に勤めていたのですが、母親が認知症になり、悩んだ挙句に会社を辞めて故郷に戻り、介護しながらの生活を選択しました。
筆者の知人は、父親が認知症になっていたのですが、その後母親に癌が見つかり父親を施設に預けました。シングルマザーなので実家に自分の息子と引っ越し、母親を看病しながら仕事を続けていました。母親の癌は、治療できる段階のものではなかったので1年しないうちに亡くなり、今は実家に子供と暮らし、施設にいる父を時々見舞いながら仕事も続けています。
筆者の場合、ありがたいことに両親とも元気です。ただやはり高齢になってきたので、耳が遠かったり短期の記憶(昨日話したことを忘れていたりする)が曖昧なところもあって少し前から心配でした。実家に一緒に住むのはかつての筆者の部屋が物置になっていて物理的に無理だったので、アクセスのいい近くのエリアに部屋を借りて、時々食事を一緒にしたりしています。
自分の親のことをそんな風に前もって考えたくないですが、これが今の日本の現状なのかもしれませんね。
自分の健康
40代ともなると昔のように無理がきかなくなったり、体力の衰えを感じたりします。このまま年を重ねていけば当然、もっと弱っていくし、病気になることも考えられます。一人でいる場合、そんな時も自分の世話は自分でしなければいけません。
筆者と周りのケース
筆者の妹なのですが、海外に住んでいるけれど日本の年金と住んでいる国の年金、2つ払っているそうです。彼女も独身でまだどちらの国で一生暮らすかは決めていないので、保険として日本の年金も払っているようです。
筆者の場合、フリーランス、まあ自営業なので自分が倒れると収入は即ストップします。なので、そうなった時の当面の生活もカバーできるような保険にとりあえずは入っています。
医療保険に入っておくのはいいですよね。自分の家系、遺伝なども考えてどんな病気になるリスクが高いか、その時の保障はどんな部分を手厚くしたらいいのか、など自分に合った保険にはいっておきましょう。
こちらは各社の保険を専門家に相談できるサイトです。
幸せな人生の答えは自分の中に。しっかり向き合おう
40代。さまざまな経験や知識を得て自分の責任と判断でどんなこともできる年代だと思います。それと共に、自分の経年による体や心の変化、親のことなどなど色々と若い頃には考えもしなかったことが気になり始めます。
人生もそろそろ折り返し、これからどんな人生を送ろうかと誰もが立ち止まって考えるのではないでしょうか。
正解や王道はありません。他の同年代の人がどうしているのか、何を言ったかも関係ありません。いままで来た道や培ったものと違う方向に進んでもいいのです。あなたがどんな生き方をしたいかが全てです。
心の奥底にある自分の本当の気持ちを知る。答えはあなただけが見つけることができます。
ぜひ静かに自分自身と対話して、充実した後悔のない人生を送ってくださいね。
筆者も40代です。私が今まで人生を模索してきた様子を書いてみました。よろしかったらご覧ください。
独身のメリットについてはこちらに詳しく書いています。
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