矢沢永吉の歌詞「あの夜…」に学べ!男を虜にするイイ女の掟とは?
日本を代表するビッグアーティストである矢沢永吉さん、多くの名曲を生み出し続けていますよね!ROCKなイメージの矢沢永吉さんですが、実は大人なナンバーやPVもずば抜けたセンスで作られているんです!そこには女性にはわからない男性心理が隠されているのではないでしょうか?
今回は、中でも人気の高い「あの夜…」などのYAZAWA的ラブソングの数々に、スポットを当ててみたいと思います。男を虜にする「イイ女」のヒントが溢れていそうですね。(※文中に「永ちゃん」と呼ぶ場合がありますが、愛故にです。ご了承ください。)
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E.YAZAWAの名曲「あの夜…」とは?
「あの夜…」は、1984年に発売された12枚目のアルバム「E’」に収録されています。パブロック的なしっとりとしたメロディーがセクシーなナンバー。過去に関係があった女性を想う、アダルトな歌詞が印象的です。
筆者がこの世に誕生する2日前に発売されました、なんとも感慨深い…。物心付いた時から彼の音楽が身近にあった筆者、あの夜…の歌詞が理解できる歳になってしまいました。
「あの夜…」の主人公が相手に未練を感じてる理由
別れてしばらく経った後に感じる、相手への未練を歌ったあの夜…ですが、この曲の主人公である男性は遊びだったと言っています。遊びだった相手または、そこまで想いが強くなかった女性に未練を感じるのでしょうか?
よく聞く男性脳と女性脳の違いですね。男性の方が過去を引きずる方が多いようですが、恋愛には色々なパターンがある為、必ずしも別れ=未練ばかりではありませんよね。
では、どのような状況になると未練を感じる様になるのでしょうか?それは、男性が喪失感を抱いてるという場合です。
別れの際に縋ったり、憎まれ口を叩いたりはNGです。未練どころか二度と会いたくない存在になってしまう可能性が…。別れを納得し自分からもサヨナラを言う事で、精神的に対等な立場になれます。別れを受け入れる姿勢は「それで構いません」という事、この時点で離れていった女性としての認識に変わります。
歌詞にも出てきますが、二度と会えないと感じると恋しくなったりします。それは恋愛だけではなく、さまざまな面で人間が感じる喪失感なんです。全ての物に共通して言える事ですが、必ず良い部分と悪い部分がありますよね?
失ってから鮮明に思い出すのは良い部分ばかりだったりします。目の前に居る時は気付かなかった魅力に気づいたり、好意的に感じていた部分ばかりが蘇ってきたり。
あの夜…に登場する男女は別れた後の接触がありません、その為に生じた男の未練なのではないでしょうか?イイ女はわかっているんです、男は追いかけてはダメな事を。
矢沢さんの話題でなくてごめんやけど、古内東子さんの「誰より好きなのに」の歌詞にもあるよね?
追いかけられると逃げたくなっちゃうとか、背を向けられると不安になっちゃうとかって。これ、結構本質ついてると思うけどね。
YAZAWA的ラブソングに登場するイイ女達
さすがです!長年のファンによる選曲
ひき潮
生粋のYAZAWAファンである、筆者の愛する伯父。毎年恒例のツアーには必ず足を運び、常に永ちゃんをリスペクトしています。ビジュアルは程遠いのですが、ビシッと決めたスーツ姿は時折YAZAWAを感じさせたりもします。
伯父に久しぶりにコンタクトを取り「永ちゃんの曲でイイ女を想ってる感じの曲ってどれがオススメです?」と困らせてみました!数時間に及ぶ苦渋の決断の末に伯父が出した答えは…
いつの日か
BELIEVE IN ME
二人だけ
夕立ち
永遠のひとかけら
so long
ひき潮
その中から筆者が抜粋させて頂いたのは1976年にシングルとしてリリースされた「ひき潮」。まるで波の音の様な優しいバラードが別れの歌詞を引き立てています。決別を選ぶのですが、男性は女性に対して「あなただけは幸せに」と願っているんですよね。きっととても魅力的で、素敵な女性だからこそこんな風に大切に想ってもらえるんだと思います。
別れ話に一晩かかったと思わせる歌詞は、二人にとって簡単な決断では無い事を物語っています。別れを選んだのは男性の方でも、まだ女性を追っている状態ですね。笑顔でさよならと言うイイ女が目に浮かびます。
憧れのイイ女はこの曲の中に居た!
長い黒髪
多分ですが、筆者の黒髪へのこだわりはここから来てる気がします…。しかも、ロングじゃきゃなきゃいけないという謎の縛り。イイ女になりたい願望が強く、結果同世代のメンズウケが悪い生意気な10代を過ごしました…。
しかし、黒髪はやめられません!赤リップもやめられません!こんな記事まで書いちゃったし→「黒髪のメイクは赤リップで魅惑的に♡イチ押し商品から使用例まで」まずは外見からイイ女に変身してみるのもアリだと思います。
僕ならダサくなければ大丈夫で、似合っていればなんでもいいかな。
個人的には、服装よりも体型をきちんと維持してるような女の人が好きかな。自己管理できてないのはちょっと嫌かも。
STILL
1997年にリリースされた「STILL」にはどんなイイ女が登場するのでしょうか?付き合っていた頃の事を「輝いた日々」と例えている所からして、相当魅力的な女性を思わせます。まだ一人で居るなら戻ってきて欲しいという男性の切ない思いが描かれていますね。では実際に復縁を願う男性っているのでしょうか?
なんだか切ない…。この様に別れの原因を分析してまで復縁を願う男性も存在します。交際中に男性を楽しませたり、夢中にさせてあげる事ができた証拠ですね。
安物の時計
1975年にリリースされたアルバム「I LOVE YOU,OK」に収録されている「安物の時計」。このアルバムはキャロル解散後のソロデビュー作になります。作曲は若かりし頃の永ちゃん、作詞は松本隆さんです。
「あの夜…」もそうですが、作曲は永ちゃんでも作詞はお願いしている曲が多数なんですよね。相沢行夫さんやちあき哲也さんなど素晴らしい作詞家の方達ともタッグを組んでいます!
以前交際していた女性に貰った安物の時計を見て当時を思い出しているこの曲、時計の針をわざと戻して「まだ時間じゃないよ」と引き止める女性…なんてチャーミングなんでしょう♡
蜜の様な時間と例えているところからして、甘え上手で可愛らしい女性だったのでしょうね。その様な部分に惹かれる男性は結構多いんです!
ただ、気に入って使用している場合もありますので深読みは禁物です…元カノに負けないくらいのイイ女を目指しましょう!
苦い涙
1977年にリリースされた「ドアを開けろ」というアルバムに収録されている「苦い涙」。別れて時間がたってからの電話を題材にしているようですね。
電話からメール、LINEに変わってしまった現在に聴くととても新鮮な歌詞です。電話を切らないで欲しいと思う男性の苦い涙と歌詞序盤に出てくる泣いている女性…もうやり直しちゃえばいいのに!(筆者の暴走)
別れた後に連絡するのは勇気がいるし情けないと感じてしまう男性が多いかと思うのですが、それでも我慢できずに電話をかけてしまうなんて…どんだけイイ女だったんだいっ!
大事なのは交際中!男性心理を分析して愛され続ける
くちづけが止まらない
別れた後に「あぁイイ女だった…」と思わせる事ができたら女冥利に尽きますが、できれば交際中に「俺の女イイ女」と思ってもらいたいですよね!1988年にリリースされたアルバム「共犯者」に収録されている「くちづけが止まらない」はアルバムタイトルとは正反対の正統派ラブソングになっています。
永ちゃんと言えば有名なのが「I LOVE YOU,OK」ですが、他にも愛に溢れたラブソングがたくさんあるんですよ!「くちづけが止まらない」から感じることができるイイ女ですが、まるで小悪魔的な要素を感じてしまうんです。
例えば、「憎みたいほど憎めないほど好き」といったフレーズからは、放っておいたらどこかに行ってしまいそうな危うさが見受けられます。この様に男性に独占させない、何か影や秘密がありそうな女性は愛され続けたりするんですよね♡常に刺激を与えてくれる女性、イイ女って感じです。
バラードよ永遠に
1989年にリリースされた「バラードよ永遠に」は愛する女性に感謝を伝える歌詞になっています。男性を支え続け、自分よりも相手を思いやるやまとなでしこの様な女性を思わせます。追うのが好きな男性心理ですが、こんな健気な女性には癒しを求めてしまうのではないのでしょうか。プレゼントも買えず、代わりにバラードを歌った男性に対して「幸せだよ」って言って泣けますか?筆者は開いた口が塞がりません…が、見習いたいと思いました!
あーやっぱりね…。交際中はそれが重かったりするようですが、どれだけ愛されていてたか気づく時が来るようです。刺激だけではなく、安定も求めるわがままな男性陣…困ったもんだ。笑
臨機応変に!イイ女の条件が複雑な件
永ちゃんの曲から感じ取れたイイ女の条件をザッと挙げてみましょう。
・男を無駄に追いかけない
・楽しい時間を提供
・外見の気配りが出来ている
・小悪魔的要素
・尽くしてくれる
・癒しの存在
実はバラバラですよね。ということは、やはり恋愛は一筋縄ではいかないと言う結論に達してしまうんです。男性も女性も多種多様、イイ女に対しての感じ方も人それぞれなのでしょう。それがピッタリな運命の人は、必ず存在します。
「あの夜…」だけじゃなかった!YAZAWAワールドに住むイイ女
誰にでもある「イイ女」の部分、無理せず自然体のあなたの事をイイ女だと思ってくれる男性がきっとたくさん居ます。永ちゃんの名曲の中に生きている女性達は、そんな忘れていた大切な事を教えてくれている様です。
恋愛で傷ついたり、傷つけたりする事で「イイ女」に成長していくものではないでしょうか?一度しかない人生、あなたらしいイイ女を追求していってくださいね。
うん、イイ女目指しちゃって!
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