白黒つけたがる人との上手な付き合い方って?タイプ別の攻略法まとめ
皆さんの周りに、何でも白黒はっきりさせたがる人っていませんか?はっきりした性格はもちろんいいところもありますし、間違ったことは言っていない場合が多いのですが、なんだか一緒にいると疲れてしまいますよね。
今回は、そんな白黒つけたがる人の攻略法を考えてみました。白黒つけたがる人にもいろいろなタイプがいるので、タイプ別に分けて、上手な付き合い方をご紹介していきます。身近にいる白黒つけたがる人との付き合いに困っている方、必見です!
Contents
白黒つけたがる人と一緒にいると疲れる?
正義感の強い事は悪い事では無いし、悪い事を悪いというのは間違っていない。優柔不断な態度にイライラするのも当然です。
だからこそ、白黒つけたがる人と交友している時に、相手をイライラさせてしまうと、「私が悪かったかな?」と不安になったりする場面が多々ありませんか?
正義感の強いタイプ攻略法
正義感が強い事は良い事ばかりではありません。悪は時に正義かもしれないし、正義は時に悪の顔で見えているかもしれません。
人は様々な事情を抱えています。立場が変わるだけで、今まで自分の居た場所が敵になってしまう状況もあります。一つの事柄を完全な白や黒に分けようというのは、とても難しい事なんです。
つまり、白か黒かにこだわる方は、必然的に片方を否定している事になります。だから、そういう考えの方と一緒にいると疲れてしまうんですね。
客観的に話を聞くのが鉄則!
正義感の強いタイプは、究極の負けず嫌い。自分の意見が正義であると認められるまで、白と黒にこだわります。
そこまでして白黒つけたがる原因は、他人の感情に寛容になれない、若さや未熟さが原因だったりします。多方面からの経験がまだまだ少ないのです。
そういう方は、とても若いエネルギーの持ち主です。絶対的な正義感を持ち合わせています。その絶対的な正義の前では、自分自身が大人になり、その正義感を見守る姿勢を貫きましょう。
自分タイムスの記者になりきって接してみよう
まず、あなた自身が聞き手を引き受け、なぜそんなにもそれが許せないのか、どんどん話してもらいましょう。自分の中に「自分タイムス」の記者を降臨させるのです。そして、極端な考え方をする人の意見を詳しく聞いている現場に居る気持ちになります。
そうすれば、「ここを勘違いしているのかな」とか「この部分を想像出来ずに悪に変化させているのかな?」「この部分がどうしても許せないんだな」と気づけるようになります。あなた自身が客観的に相手の考えを理解し、白黒つけたがる相手の性格に寛容になれます。
本当に分かり合える人なんていません。お互いに相手の主張に寛容になる事が、上手く付き合える一歩なんです。
意見を否定せずとことん聞き上手に徹する
記者は気になった事を質問して、取材対象に対する自分の見解をまとめ、後で記事にしますよね。聞き上手に徹しながらも、ちょくちょく質問を挟んでみましょう。
正義感の強い人は、自分の理論がたくさんあるはずです。持論を語り尽くして気持ちよくなってもらいましょう。
決して、その場で自分の意見をぶつけ合う討論番組にしてはいけません。自分自身に正反対の意見が眠っていたとしてもです。
「その点についてはどう思うか」と上手く質問にしてみましょう。記者なら、取材対象を否定することなく、世間とのギャップを客観的にまとめ上げ記事にする事でしょう。
自分の中で、相手の考え方との落とし所を見つける
相手の主義主張を聞くだけ聞いて、相手の考えを受け入れて関係を続けていけるか判断しましょう。どうしてもその極端な考えが自分と合わないなと思ったなら、それでも良いのです。
完全に分かり合える関係なんてありません。落とし所を見つけるのはあなたです。
職場の白黒つけたがる人攻略法
プライベートな付き合いなら、上手く距離感を取ったりして、コントロールすることが出来ますが、仕事上だとそうも行きませんね。特に同僚だと、周りがその正義感に振り回され、仕事が上手く行かなかったりすることも。
仕事上は、確かに白黒はっきりしなければいけない場面も多いですが、グレーを感じ取る事が必要になる場面も少なくないですよね。仕事上正義感の強い人は、とてつもなく真面目だったりします。とてつもなく真面目で、手の抜き方が分からない。
こういった時も、客観的な自分を降臨させるのが一番です。いつでも大事なのは、自分が一歩大人になる事。
自分の正義にこだわる人は、若いエネルギーの持ち主で、多方面からの経験がまだ足りていません。仕事でもプライベートでもいろいろな経験があり視野が広い人こそが、大人の対応が出来るのです。
相手の仕事ぶりに尊敬する気持ちを表す
ちょっとイラっとした時や、少しめんどくさいなと思った時、一度冷静になり相手のやり方を気持ちよく受け入れてあげましょう。
とても素敵なやり方だと受け入れるのです。まずは、気持ちよく相手の仕事のやり方を称えましょう。
リスクを素直に相手に問いましょう
きちんと相手を称えながら、「こうなった場合はいつもどうしてますか?」とリスクを相手に聞きます。「どうしたほうが上手く行きますか?」と素直に相手を積極的に頼りましょう。
答えてくれたら、「さすがですね!」と、その対処法まで褒めましょう。そこまで上手く行けば、「ではこうなった場合はまた○○さんに聞きます!○○さん、頼りにしてます!」と相手への尊敬の言葉を忘れてはいけません。
デメリットや責任に自ら気づいてもらう事が大事
責任だけを取らされて、裏で文句ばかり言っていてはいけません。取らなくていい責任を回避するのは、自分を守ることでもあります。
きちんと、尊敬の気持ちを表しながら、「こうなった場合どうするのか」「いつもどうしているのか」「どのくらい時間をかけているのか」聞きましょう。頼りにしているからこそ聞くのです。
もし、正義感を振り回すだけ、常に責任逃れをしている人なら、ここで困ってしまうと思います。ここで、相手の答えがうやむやになってしまったとしても、相手は自分のやり方の間違った点に気づくきっかけになるかもしれません。
大切なのは、本人にデメリットを聞くこと、自ら責任に気付いてもらう事です。無理に説得しようとしたり、諭したりしようとするのは逆効果です。
同性同士の場合は言い方に気をつけて
「男性」対「女性」なら少しくらいフランクでも通用するかもしれませんが、同性同士の場合、言い回しは気をつけなければなりません。同姓に対してはどうしても感情をぶつけがちになってしまいますからね。
基本的には「相手の考えを尊敬し、相手の仕事を信頼し、頼りにしている」という姿勢を出せれば良いでしょう。相手はどうしてこのやり方に拘るのかを、例え許せない理由でも、相手の仕事に尊敬の気持ちを持って接します。
距離の取りやすい関係でいる事も大事
対処しようとするとただただ疲れてしまい、自分だけが精神的に削られてしまうこともあるので、無理をしてはいけません。ただ毎回責任を取らされて、周りに愚痴ってばかりでもいけません。「それは相手に言ったの?」と聞くと、「言っても意味がない」「意味がなかった」となる方もたくさんいらっしゃいます。
だからと言って、諦めて白黒つけたがる人の言いなりになってはいけません。疲れてしまったら、距離を取ることに上手になって下さい。
あからさまに無視をしたりしてはいけませんが、振り回される傾向の強い人は、相手との距離の取り方が苦手な人がいます。仕事上の付き合いの人とは、最初から付かず離れず、コントロールしやすい距離感を保つ事です。そうすれば、白黒つけたがる感情の人に振り回される事も少なくなっていくでしょう。
曖昧な返事を許してくれないタイプの攻略法
プライベートな関係で困るのが、未来の予定をイエスかノーの選択肢で迫り来る人ですね。行きたいけど、仕事がどうなるか分からない、誰が来るかで迷う。そうすると、「嫌なら辞めなよ」という究極の選択を迫ります。
いや、分かります。筆者も行く行かない、するしないで、曖昧に悩まれると、内心めんどくさいなあと思います。でも、その気持ちは心の中に留めておきます。
決断を迫る人は相手への距離が保てない
誰しも悩む理由は様々ですが、はっきり言って他人の悩みに付き合うのは面倒なことも多いですよね。大概の人は「○○日までに連絡してね」とか、「気が向いたらor都合付きそうなら連絡してね」と相手のペースで判断を仰ぎます。
連絡が来なかったら「気が向かないのかな」とか「何か理由があるんだろうな」と判断します。相手が決断を迷っているのをこちらで見通し、相手に迫らず距離を取ってあげるんですね。
でも、決断を迫る人は、その距離感が無いんです。自分が白黒つけるペースが速いのもあるでしょう。
その他に、自分のやる、やらないを、人の判断に依存している部分もあります。相手がどうであろうと自分はやるのであれば、無理に相手に決断を迫らないものです。
事情をうやむやにせず、相手を安心させる
そういった方は、相手の性格や事情など、「相手の背景」を上手く想像出来ていない場合があります。それが、ものすごくモヤモヤしてしまって、時間が長引くとどんどん疑心暗鬼になり、事実をこの目で確かめるまで安心できないのです。配偶者・恋人に対して異常に嫉妬深い「オセロ症候群」もこのタイプに近いかもしれませんね。
そういう相手には、「なぜ迷っているのか」を最初に伝えてあげて下さい。相手のモヤモヤする部分を少しでも減らしてあげましょう。ただし、嘘をつくと後々傷つけてしまう可能性があるので、嘘はつかないのが鉄則です。
相手は「私の事が嫌なのかな?だからそれが言いづらいのかな?」など考えてしまい、答えをせかしている可能性もあります。なるべく早めに事情を伝えるだけで、相手にとってグレーでモヤモヤしているように感じる部分が、白黒分かりやすいものに近づく可能性があります。そうすると、こちらからも上手く相手との距離をコントロールすることが出来ます。
相手の考えを許容して上手に付き合おう
いかがでしたか。白黒つけたがる人を様々なタイプに分けて、筆者の考える「上手く付き合っていくコツ」を紹介してまいりました。
世の中には、みんなそれぞれの考え方や感じ方があります。あくまで考え方をぶつける事無く、自分の考えがどっちだったとしても、お互いの考え方を許容出来るあり方が素晴らしいと筆者は思っています。この記事が、そんなあり方のヒントになってくれたら幸いです。
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