LCC国内線には子供料金の設定なし!?賢く利用して安く旅するコツ
今回は最近増えてきたLCC(ローコストキャリア)について見ていきましょう。国内のあちこちに就航しているので目的地によってはとても便利に使えたりもします。一般の航空会社とは様々なところが違うので、初めて利用する人は戸惑うこともあるかもしれません。
でも大丈夫です♪仕組みについてしっかり理解しておけばお得に旅をすることができるようになりますよ。
Contents
LCCの利用の仕方ってどうするの?
LCCって何?どうやってチケット取ればいいの?と思う人もいるかもしれませんが、基本的に航空会社のwebサイトから乗りたい日の空席を調べて予約します。慣れてしまうと簡単ですよ。
どんなメリットがあるのかも含めて見ていきましょう。
早めがお得!
やはり最大の魅力はチケットが安いということ。シーズンやどのくらい前に買うかなどによっても変わってきますが、東京ー札幌が4,000円を切っていたり、羽田ー那覇が6,000円以下など驚くような航空券が発売されています。
さらに、同じ日程で同じ便でも昨日と今日で値段が変わることもあります。そして、搭乗日が近くなってだいたい3日前ぐらいになると、売れ残りを避けるために安くなることも。
筆者が以前、札幌から大阪に行こうとLCCをチェックしていた時の最安値は1,990円でした。
安い航空会社を比較するサイトなどもありますが、もちろん基本的な情報を比べるにはとてもいいのですが、各LCCのセール情報や価格の変動などはそれぞれのサイトをこまめにチェックすることが大切です。
LCCのセールを眺めて楽しい気持ちになっている。わーめっちゃ安い!どこ行こう!いつ行こう!いつ休みとろう!?いつ休みとれるんよ……いや無理やろ……狭い座席で5時間とかしんどいで……準備もめんどくさいで……帰ってきたらメールと電話メモだらけやで……金減るだけやしやめとこか……
— クーコ (@kuko_stratos) 2017年4月10日
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自分のスタイルに合わせて必要なものだけをプラス
LCCの基本の価格は、ただ乗るだけの料金です。荷物を預けたり、座席を指定したり、機内食を食べたいとなるとそれぞれに料金が加算されていきます。
一人旅や日帰り、1泊旅行なら荷物をコンパクトにして預けないようにすればかなりコストダウンできますね。気を付けたいのが、機内に持ち込む荷物も、大きさや重さが決まっていること。場合によっては、重量を測られることも。万が一オーバーしてしまうと、預けなければいけません。
こんなのがあると便利です。
手荷物やスーツケースの重さを測れるチェッカー。かさばらないので旅先でお土産が増えた時に測るのにも便利ですよ。
1,855円(2017年4月10日現在)
LCCを利用する時に気を付けたいこと
各LCCのサイトを見ていると、その料金の安さについ目がいってしまいますが、利用の仕方によっては、一般の航空会社と大差なくなってしまう場合もあります。誰と行くかどこに行くかなど、旅のプランによって利用する航空会社を選ぶのが賢い旅の仕方ですね。
子供料金は基本的にはない
キャンセルや変更は有料
LCCでは、予約時にクレジットカードなどで決済するところがほとんどです。そのために、チケットを買ってしまった後に変更やキャンセルをしたい場合には手数料が発生します。まだ予定が絶対に確定していない場合は、LCCを予約するのは余計なお金を支払わないためにも避けた方が無難です。
空港から目的地までの移動も考慮
悩ましいですよね道産子はいろいろ(+_+)欠航になる可能性もあるわけだし(T . T)私は飛行機はLCCで成田往復でそこだけは節約しましたよ
チケットも土曜だけなので前後はただの移動日っていう贅沢というか勿体無いので時間の使い方w— チャンミー@mizue (@Changmee) 2017年4月10日
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LCCの発着する空港はちょっと不便だったりマイナーなところだったりします。東京なら成田、大阪なら伊丹ではなく関西空港など。空港から近い場所が目的地なら最高!ですが、そうではない場合は、空港から市街地への交通費や時間も考慮して航空会社を選ぶ必要があります。
大阪の場合は関空が主だけど、関空からは電車で大阪市内まで約1時間ぐらいで行けます。旅行の場合は時間も貴重なので、料金とかかる時間とを比べて選ぶといいよね。
各LCCの特徴
それでは各航空会社によって、それぞれ規定が違うので詳しく見ていきましょう♪
ピーチエア
大阪の関西空港を拠点としているピーチエア。筆者も時々利用します。料金はハッピーピーチとハッピーピーチプラスの2種類があります。2歳以下が幼児、子供運賃はありません。10kgまでの機内持ち込み手荷物は無料です。
ハッピーピーチ
- 受託手荷物と座席指定は必要に応じて追加することが可能
ハッピーピーチプラス
- 受託手荷物1個無料
- 座席指定無料
- 変更手数料無料(フライトの日付や、時間変更がインターネットで行えば無料)
- 取り消し可能 運賃から1,080円の取消手数料を差し引き差額をポイントで返却
こっちの方がお得ね。
▼公式サイトはこちら⇒ピーチエア
バニラエア
エアアジアの国内LCCとして運航されているのがバニラエア。運賃は2つのタイプがあります。
機内に持ち込める荷物は、56cm、36cm、23cm以内の手荷物とハンドバッグなど身の周りのものの2点で、重量が10キロまでです。2歳以下が幼児、子供料金はなし。
シンプル
•預け荷物は有料(行き先によって2,000円〜6,000円)
•座席指定は有料(値段はシートにより500円〜1,300円)
•便や日付の変更がインターネットで行えば4,000円(カウンターで行うと別途手数料がかかります)
コミコミ
•預け荷物20キロまで無料。(三辺の和が203cm以内で一辺の長さが120cm以内に収まらないものは定形外サイズとなり別に料金がかかるので注意)
•座席指定は有料(値段はシートにより500円〜1,300円)
•便や日付の変更がインターネットで行えば500円(カウンターで行うと別途手数料がかかります)
▼公式サイトはこちら⇒バニラエア
ジェットスター
ジェットスターは料金プランがエコノミーで3種類あります。自分に必要なオプションだけ選べるのは嬉しいですよね。機内持ち込み荷物が7キロで少なめなので注意が必要です。2歳以下は幼児、子供料金なし。
スターター
•預け荷物有料
•手数料を払えば予約の変更可能
スターター ちゃっかりプラス
•預け荷物20キロまで無料
•スタンダードシートの指定が無料
•予約の変更可能
•提携会社のマイルに加算が可能
スターター しっかりMAX
•預け荷物30キロまで無料
•すべてのシートの指定が無料
•予約の変更可能
•提携会社のマイルに加算が可能
•空港のラウンジが利用可能
▼公式サイトはこちら⇒ジェットスター
スカイマーク
札幌や神戸、鹿児島などを結ぶスカイマーク。東京は羽田発着なので便利です。3歳以上12歳未満の子供運賃があります。
運賃はLCCというよりも一般の航空会社に似た設定になっています。基本的にスカイマークの場合は、手荷物は10キロまで、預け荷物は20キロまで料金に含まれています。
いま得
•安さを求めるならいま得です。発売開始から搭乗日3日前まで購入可能です。予約変更は不可。
前割3
•発売開始から3日前まで予約ができ、変更も条件付き(搭乗日当日の出発空港から同日内の希望する便に空席がある場合、予約便出発時刻前までなら普通運賃との差額で変更可)ですが可能です。
前割1
•発売開始から1日前まで予約ができ、前割3と同じように条件付きで変更可能。
▼公式サイトはこちら⇒スカイマーク
エアDO
北海道がベースのエアDO。東京は羽田発着なので便利です。飲み物が無料なので嬉しいですね。
こちらも、機内持ち込み荷物に大きさの制限があり三辺の和が115cm以内(55cm×40cm×25cm以内)で重量が10キロ以内のものが1個までとなっています。預け荷物は1個あたりの重量は32kgまで、3辺の長さの合計が203cm以内までです。
また、満3歳以上12歳未満の子供の運賃設定があります。
料金設定は、いつ予約するかによって変わってきます。75日前、55日前、45日前、28日前、21日前で料金が別れています。予約変更は不可。また、直前でも購入できキャンセル待ちができるDoバリュー3やDoバリュー1、などもあります。
▼公式サイトはこちら⇒AIRDO
ソラシドエア
宮崎を拠点とする航空会社です。やはり九州方面に就航が多く、予約変更もできる3歳〜12歳未満の小児運賃があります。また往復割引もあります。
チケットの種類は豊富で、75日前、60日、35日、28日、14日前までそれぞれ割引された料金でチケットを買うことができます。これらは全て変更は不可です。また、7日前、3日前、1日前に取れるチケットなどもあるので急な予定の時にはとても重宝しますね。
▼公式サイトはこちら⇒ソラシドエア
スターフライヤー
北九州を拠点とする航空会社。飛行機のデザインがスタイリッシュですよね。3歳〜12歳未満の小児運賃や往復割引もあります。
60日前、45日前、28日前、21日前、さらに7日前、3日前、前日などでも購入できるチケットがあります。ただし、これらの割引がつくチケットは変更不可です。他に65歳以上や満12歳以上26歳未満の人向けのチケットなどもあります。
スターフライヤーは、機体だけではなくそのサービスも高級感があるのが特徴です。レザーのゆとりあるシートやコンセントやUSBポートなどもついていて、各シートに液晶モニターがついているのも他のLCCにはない特徴です。
▼公式サイトはこちら⇒スターフライヤー
スプリングジャパン
中国の春秋航空が運航している会社。東京は成田、大阪は関西空港を使用し、他札幌や広島、佐賀などに就航しています。生後15日~2歳未満の子供は幼児運賃として1,500円を支払う必要があります。2歳以上は大人と一緒の運賃になります。
運賃の種類は3種類あります。
ラッキースプリング
•機内持込5キロのみがついたシンプルなプラン。
•変更不可
スプリング
•受託手荷物と機内持込手荷物(5キロまで)合わせて15キロまで持ち込み可能
•手数料を支払えば変更可能
スプリングプラス
•受託手荷物と機内持込手荷物(5キロまで)合わせて25キロまで持ち込み可能
•手数料を支払えば変更可能
これらチケットの価格以外に、国内線旅客サービス施設使用料大人380円、子供は190円かかります。
▼公式サイトはこちら⇒スプリングジャパン
LCCは自分のスタイルと行き先で選ぼう
いかがでしたか?最近はLCCの会社も増えてきてそれぞれ特色やサービスを打ち出しています。目的地はもちろんですが、どんな時に何人で利用するのか、いつからプランを決定して予約できるかなどによって、利便性の良いLCCを賢く利用しましょう。
それぞれの旅のしかたによっても選ぶ航空会社は変わってくると思います。自分に合ったベストなエアチケットをゲットしましょうね♪
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