シリコンシャンプーとノンシリコンの違いは?髪に与える効果や影響とは
みなさんはどんなシャンプーを使っていますか?できれば髪が健康で艶やハリが出るようなものを使いたいですよね。最近はノンシリコンなどと謳われたシャンプーが数多く出ていますが、そもそもシリコンとノンシリコンの違いって何なのでしょうか?
シリコンは体に良くない、なんて耳にしたことがある人もいると思います。今回はシャンプーについて、とくにシリコンやノンシリコンの違いや特徴などについて見ていきたいと思います。
Contents
シリコン入りとノンシリコンの違い
シリコンて何?
シリコンシャンプーはシリコンが入っていて、ノンシリコンシャンプーにはシリコンが入っていないと言うのはわかるけれど、シリコンて一体なに?と思いますよね。
シリコンとは、ケイ素を化学的に合成して作った樹脂です。実はシャンプーだけではなくファンデーションや日焼け止めなどの化粧品や医薬品、食品の加工などにも使われるとても身近なものなのです。体に浸透することがなく、多量な使用の仕方をしなければ人体に害がないとされているので多くのものに使われているのです。
シリコンを使うとどうなるの?
画像引用元:ブラッククリスタル
シリコンシャンプーは、髪の表面のキューティクルに付着して髪全体をコーティングします。そのため、摩擦が少なく指通りの良い髪の毛になります。またコーティングするので髪に光沢が出ます。
無駄にノンシリコンシャンプーとか使ってみたけど普通のシャンプーが匂いがいいしテンション結局上がるね。
— 矢尾拓也 (@yaotakuya) 2017年9月12日
ノンシリコンシャンプーって泡立ち悪いし、そのくせすすいでもすすいでもヌルヌル?してるから苦手だったんだけど、これでスッキリした!!
今まで通り普通のシャンプー使いまーす(✌՞ةڼ✌)RT
— さあや@ユナボマ観たい (@pochative_saaya) 2017年9月10日
ノンシリコンシャンプーの特徴
ノンシリコンの場合、人工化合物が入っていません。ですから、髪や頭皮へ負担が少なくナチュラルな洗い上がりです。コーティングされないので洗髪後はさっぱりとした感じです。また、パーマや白髪染めなどが長持ちするといったメリットがあります。
ノンシリコンシャンプーって神なの!🔥🔥🔥🔥
もっと早くに気付きたかった!!神!神!神!
傷みすぎてヘアゴム無しでお団子出来てた髪がもうするっするのさらっさら!!😳😳😳🙌🏾いぇーーあ— ぞーちゃん 🌈☀️ ( yuka ) (@zoopai) 2017年9月15日
ノンシリコンシャンプーは頭皮がどうとかじゃなくて使った時のズルズル感がないのが良いんだよ…
— ※ゆすらです (@yusula) 2017年9月10日
シリコンシャンプーは体に悪い?
シリコンは特別害のあるものではありません。しかし、髪をコーティングすることでしっとりさせているので、すすぎをしっかりしないと、肌や髪に吸着しやすく頭皮の毛根や毛穴がつまってしまう原因となる場合があります。頭皮に残っていると、栄養分が行き渡らずに頭皮が炎症やかゆみを起こしたり、髪が生えてこなくなる、髪の毛が細くなったり傷んだり抜け毛の原因にもなります。
また、コーティングするだけなので髪の補修をしたり保湿といった効果はありません。
ノンシリコンにはデメリットはないの?
ではやはりノンシリコンにした方がいいのでしょうか?ノンシリコンシャンプーはシリコンで頭皮が塞がったりすることはありませんが、その分髪の艶がへるので軋んだりパサつく感じがしたりします。指で梳いた時に引っ掛かりがあったり、うまくまとまらないと感じることも。
また、価格もシリコンシャンプーよりは高いものが多くなります。
髪質や仕上がりの好みで選ぼう
シリコン入りは決して悪いわけではありません。自分の髪質や今の髪の状態、洗い上がり感覚などで選ぶようといいでしょう。
シリコンでしっとりまとまりのある髪に
髪の傷みが気になったり、しっとりした洗い上がりが好きな人はシリコンシャンプーがいいでしょう。コーティングすることで、まとまるので傷みも気にならなくなるし、指通りがよく軋んだりすることがありません。静電気を防いでくれる働きもあります。
ノンシリコンはボリュームを出したり育毛したい人向け
ノンシリコンは髪への負担が少ないので、ナチュラル志向の人に人気です。また、パーマ、カラーリングをしている人は長持ちします。自然なボリュームやハリが出るので、髪が少ない人やペタッとなりやすい人などにも向いています。育毛したい方もノンシリコンの方がいいでしょう。
さらにシリコン入りを使っていて、頭皮に痒みや痛みを感じたり、ベタつき感があると言う人は、シリコンで毛穴が塞がれてしまっている場合があるので、ノンシリコンに変えてみるといいでしょう。
無添加・ノンシリコンでもコーティング剤入り?!
シャンプー選びで気をつけたいのが、ノンシリコンや無添加、アミノ酸シャンプーなどと謳われていても、実はシリコンと同じ働きをする成分が含まれているものもけっこうあると言うことです。
成分表示のところに、
アミノ変性シリコン
ジメチルポリシロキサン
ポリクオタニウム-7
ポリクオタ二ウム-10
プロピルトリモ二ウムクロリド
セトリモニウムクロリド
界面活性剤クオタニウム-33
などと書いてあるものは実はシリコンではないコーティング剤が入っています。
また、
ラウリル硫酸Na
ラウレス硫酸Na
ラウリル硫酸カリウム
ラウレス硫酸TEA
などと書かれているものも石油系合成界面活性剤の種類であり、髪や頭皮に必要な油分も洗われてしまって乾燥や軋みの原因となります。ナチュラルなシャンプーを選びたい場合は、これらが書かれていないかきちんと成分を確認してくださいね。
また、シャンプーだけをノンシリコンにしてもコンディショナーやスタイリング剤に入っていることもあるので、それでは意味がなくなってしまいます。これらもしっかり成分をチェックして選びましょう。
お手軽ノンシリコンシャンプー
ノンシリコンは高い、というイメージが筆者もあるのですが、意外とお手頃な価格で購入できるものもあります。また、ノンシリコンと書かれているシャンプー以外にも安くてナチュラルに髪の毛を洗うことはできるんですよ。
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