レーシック手術をしたら数年後に後遺症が出る?筆者のリアル体験談!
レーシック手術は視力が悪い人にとっては気になる手術だと思います。ですが、リスクも大きく、失敗例もあると言われていてなかなか手を出せない人が多いのではないでしょうか?
もし「レーシックをしようかな?」っていう人がいれば、一生大切にしていかなければいけない目のことですので、しっかりメリットやデメリット、危険性についても理解してほしいと思います。
今回は体験談を交えて、レーシック手術を受ける前に知っておきたい知識をご紹介していきます。
Contents
レーシックに関する皆の声
レーシックをやろうと思っている人、怖くて踏み出せない人、やってよかった人、やって後悔している人…ネットでは色んな声があるようです。
レーシックしたいな~😥ここ1ヶ月お出掛け以外は眼鏡なんだけど、頭痛くなるし色々煩わしくてもう嫌だー💦💦😢
でも周りでやった人ほとんど聞かないから悩む,,,— なみ (@nami_mickey0206) 2017年5月30日
レーシックは思ったほど怖くありません。手術時間はほんの数分です。
— 神戸神奈川レーシッククーポン (@LasikKbKanagawa) 2017年5月20日
レーシック手術をやってから原因不明の吐き気とめまいに悩まされるようになりました。
— barosh58sk (@barosh58sk) 2017年5月20日
レーシックのいいところって目を良くすること以外にないですよね。合併症こんなに辛いのに・・・
— fantom7790 (@fantom7790) 2017年5月30日
レーシック手術とは
まずレーシック手術について簡単に説明していきます。
By bitomos マリモ
レーシック手術というのは、角膜にレーザーを照射して角膜を削り、角膜から入ってくる光の屈折率を調整することで視力を回復させる手術です。この角膜はレーザーを当てて削ると二度と再生はしません。
レーシック手術で乱視は矯正できる?
乱視で悩んでいる人も、基本的にレーシック手術をすれば乱視も矯正することができます。ですが、メガネやコンタクトでも矯正できないほど強い乱視の場合、レーシックでも矯正ができない場合もあります。
レーシックで老眼は矯正できる?
残念ながら、レーシック手術では老眼を矯正することができません。なぜなら老眼は、水晶体の機能や弾力性が落ちることが原因で起きています。ですから角膜の屈折異常を変化させるレーシック手術では、老眼を矯正することはできません。
レーシックができない人はこんな人
誰でもかれでもレーシック手術を受けれるわけではありません。レーシックができな条件というものがあるので、自分が当てはまらないか確認してみましょう!
- 妊娠中や授乳中の女性
- 眼の病気を患っている人
- 眼以外の病気を患っている人(クリニックに問い合わせましょう)
- 近視や乱視が強すぎる人
上記のような人はレーシック手術が受けれない可能性もあります。
レーシック手術のメリット
レーシックのメリットと言えばやはり視力が回復するということが一番大きいでしょう。他にも
- 眼鏡やコンタクトを付けなくていいので楽である
- コンタクトによる目のトラブルがなくなる
- 旅行の時など荷物が減る
- 震災時にもさっと逃げれる
- 長い目で見るとコンタクトよりもコストがかからな
というメリットがあります。
レーシック手術後の後遺症やデメリットについて
メリットも多いレーシック手術ですが、もちろんデメリットもあります。レーシック手術後の後遺症に悩む「レーシック難民」という言葉もあるくらいなんです。
角膜は一度削ってしまうと再生しないので、後悔しないようにデメリットをしっかり理解しておきましょう。レーシック手術のデメリットには
- 視力が再度低下することがある
- 過度に矯正しすぎて頭痛が起きることがある
- 夜間の視力が落ちる
- ドライアイになる
- 目がゴロゴロする
- 角膜が薄くなり変形するので正確な眼圧測定ができなくなる
- 眼内レンズの度数を正確に計算できなくので正確な白内障手術ができなくなる
- 最初にかかるお金が高い
- 術後に感染症にかかる可能性がある
- 長期にわたる安全性は実証されていない
- 再手術を受けれない人もいる
ということがあります。レーシック手術をして失明をしたという例は今のところないようですが、デメリットがたくさんあるということはしっかり頭に入れておくべきでしょう。
それと、担当医の先生から、レーシック後に事故などで強い衝撃を受けると、フラップが剥がれて角膜移植の可能性もあると言われました。今考えたらすごく怖いです。
レーシックは再手術できるのか?
レーシック手術をした後に、視力が低下して再手術を選択するという人もいます。再手術に関しては「角膜に十分な厚みがあればできる」ようです。角膜が薄い人は、再手術ができない可能性があるので、病院で相談してみましょう。
再手術に関しては、あまりおすすめしないという意見が多いようです。なぜなら、1度目のレーシック手術よりも難易度が上がることや、合併症の危険性が高まること、再手術をしても視力がまた低下することがあるということがあるからです。
レーシックをした後の視力矯正は可能か?
レーシック手術をした後に、視力が低下したので眼鏡やコンタクトレンズで視力を矯正したい!と思う人も中にはいるのではないでしょうか?
他にも「あなたに合うコンタクトはない」と言われた人もいれば、「コンタクトレンズを普通に使用しています」という人もいるようです。
レーシック手術にかかる費用
レーシックにかかる費用はクリニックによって違います。筆者が受けたレーシック手術は、割引が効いて16万円程度でした。だいたい7~20万位かかると考えておくといいでしょう。
高いと思うかもしれませんが、筆者はコンタクトレンズに毎月かかる費用を考えると、レーシック手術をしたほうが後々費用が掛からないと考え、手術しました。
保険は適用されるの?
レーシック手術には健康保険は適用されません。全額自分で負担する必要があります。ただ、自分で加入している保険会社の生命保険や医療保険でレーシック手術に給付金がでる場合があります。
医療費控除を活用しよう!
レーシック手術は医療費控除の対象となるので、ぜひ申告してみてください。その年の1月~12月の間の医療費が10万円を超えると、確定申告の時に医療費控除の申告をすることができます。
そうすることで全額戻ってくることはないですが、いくらか還付金を受けることができるのです。
クリニック選びのおすすめポイント
レーシック手術を行っているクリニックはたくさんあります。どのクリニックを選べばいいのかというと
- 手術代金があまりにも安すぎないこと
- 症例があること
- 口コミが良いこと
- アフターケアがしっかりしていること
- スタッフさんの対応がいいこと
をポイントに選ぶことをおすすめします。
筆者のレーシック体験談
レーシックを決めたのは20歳の時
筆者は小学校2年生の時から視力が低下して、眼鏡生活を送っていました。高校生に上がると同時にコンタクトを使い始めましたが、旅行やスポーツをする時にコンタクトすらとっても邪魔でした。
コンタクトの管理も上手くできていなくて、目が感染症にかかり、白目に血の塊がたくさんできたこともありました。
20歳になってからレーシック手術の存在を知り、当時の筆者は視力が0.07ととても低かったので、「夢のような手術だ!」と感じてレーシック手術を決意しました。
福岡で手術!金額は16万円程度
筆者は田舎に住んでいるので、一番近い福岡に通いました。術前検査・手術・術後検査で3回くらい通ったのを覚えています。福岡では有名なクリニックということと、金額がそれなりに安かったのでそこで手術をしようと決めました。
手術開始!!
手術前に、筆者の1つ前の患者さんが手術室から出てきたのですが「痛い、痛い」と泣いていたんです。その後だったのでとっても怖かったのを覚えています。
手術室に入ると、手術服を渡されて着替えます。看護婦さんに誘導され、機械に座らせられました。
まず点眼麻酔を打ちます。それから、目を開く機械を付けられて、眼球を機械か何かで吸い上げられ、レーザーを当てます。
そのとき、焦げた臭いがしたのが印象的でした。「私の角膜が焼ける臭いなんだ」と冷静に考えていました。痛みはありません。レーザー後、目の前は真っ白でした。すごく怖かったです。
ですが、角膜を元に戻した瞬間、天井の焦点が一気に合ったんです。あの時の感動はずっと忘れることはできないと思います。
たった20分程度の手術で、本当に筆者の視力は回復してしまいました。術後はホコリが入らないように専用の眼鏡を付けて生活します。
痛かったのは手術日の夜
手術が終わった日はホテルをとって泊まりました。痛みが出てきたのは、手術日の朝方3時くらいでした。目が覚めるほど目が痛くなって、ずっと泣いていました。
痛みを例えるのであれば、「鉛筆で目を刺されている」ような痛みでした。それを乗り越えたら、特に痛みを感じる瞬間はありませんでした。
術後の生活、8年経った今
術後はしばらく専用のメガネをつけて生活していました。学生だったので化粧もできず、メガネを付けて生活するのはちょっと恥ずかしかったですね。
術後も1か月後と3カ月後と、定期的に検診にも通いました。筆者の視力は両目とも1.5まで回復しました!
筆者は20歳という若さで手術をしました。手術前に、「君は若いから、手術をしても視力が低下する可能性が高いよ」と言われました。その言葉通り、視力は落ちてしまいましたが、8年間裸眼で生活することができています。
レーシックをして良かったこと
レーシックをして筆者が良かったと思うことはたくさんあります!
レーシックをして後悔していること
良いこともあったし、レーシックをして後悔していることももちろんあります。
じっくり考えてから手術をきめてください
筆者は、レーシック手術をして良かったと思う反面、8年たった現在になって視力が落ちてきているし、もう少しデメリットを調べてから手術をしても良かったのかなと思っています。
特に、若いときにレーシック手術をしてしまうと、視力が落ちやすいということも聞きました。もし若くでレーシック手術を考えている人がいるのであれば、そういったリスクもちゃんと考えて手術を決めて欲しいと思います。
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