えのきダイエットの方法と嬉しい効果って?簡単レシピで楽ちん痩せ♪
「ダイエットには○○を食べよう!」といった食べるだけダイエットは色々ありますよね。実際に試してみた人、効果があったものも、ないものもあったのではないでしょうか。
巷で最近流行っているのが、きのこのえのき茸を食べるダイエットです。「今度はきのこか…」と思ったあなた、えのき茸は本当にすごいんですよ!ダイエットに良い成分がたくさん含まれているだけではなく、さらに美肌効果や健康効果もあるえのき茸。
今回は、えのき茸の栄養成分にはどのようなものがあるのか、また効果的に食べるための簡単なレシピもご紹介していきます。痩せたい人も健康に気を使っている人も、美しくなりたい人も、えのき茸を今日から早速食べてみてくださいね。
Contents
えのき茸に含まれる成分は?
えのき茸にはさまざまな栄養成分や旨味成分が含まれています。それらの成分が脂肪を燃焼したり、つきにくくしたりとダイエットに適していると言われています。どのようなものが含まれているのか、詳しく見ていきましょう。
エノキタケフェノール酸
えのき茸に含まれているエノキタケフェノール酸には、脂肪の代謝の活性化を促す効果があります。特に内臓脂肪を減らす効果があると言われています。
エノキタケリノール酸
エノキタケリノール酸は、アドレナリンと一緒になることで代謝が上がると言われています。アドレナリンとは、興奮したときに分泌される神経伝達物質です。代謝が上がることによって内臓脂肪が減る効果があるとされています。これら二つの成分は他のきのこにはなくえのき茸にしか含まれていません。
グアニル酸
毒素を排出する働きがあります。とくにお肌の荒れや吹き出ものなどの原因になるような毒素が排出されるので、便秘を解消したり吹き出物を防いで美肌効果もあると言われています。また細胞の再生を促進させる働きもあり、化粧品にも保湿成分として使われています。
キノコキトサン
キノコキトサンには、腸内環境を整える効果があります。キノコキトサンは、腸内で一緒に食べた食材の余分な脂肪を包んで膜の役割をします。それによって、腸で脂肪が吸収されにくくなります。そのパワーは、キノコキトサン100mgで、腸壁の面積約畳80枚分もカバーすると言われているんです!
このキノコキトサンは、えのき茸だけではなく、他の椎茸や舞茸などのキノコ類にも豊富に含まれています。カニやエビなどにも含まれているのですが、甲殻類はアレルギーのある人は食べられないので、えのき茸ならほとんどの人が安心して食べることができますね。
キノコキトサンは胃酸にも水にも溶けず膨張するという性質があり、食事前にキノコキトサンを食べると食事の脂を吸収しにくくなります。
食物繊維
えのき茸には食物繊維も豊富に含まれています。不溶性の食物繊維なので、胃や腸に届くと水分を吸収して何倍かに膨らみます。膨らんだ食物繊維が、腸を直接刺激したり便の量を多くしたりと腸の働きを活発にさせます。ですから、便通を良くするのです。
まだあるえのき茸の素敵な効果♪
嬉しい低カロリー
えのき茸は100ℊ食べても22kalととっても低カロリーなので、様々な料理や食材と一緒にたっぷり食べられます。ダイエット中はもちろん、美容や健康にいい食材だから、日頃から安心してたくさん食べられますね。きのこ類全般が平均15kcalから30kcal以下と低カロリーなので、いくつかの種類を合わせて味や風味を楽しむのもおすすめです。
カルシウムの吸収を助ける
えのき茸を始め、きのこ類にはビタミンDが含まれています。このビタミンDは日光に当たることで生成され、カルシウムの吸収を助けるので、一緒に摂ると効果的なんです。
えのき茸の成分を引き出す方法
ダイエットにも健康にも美肌にも効果のある、えのき茸。でも、ただそのまま食べても実はせっかくの豊富な成分をちゃんと吸収できないんです。天日干しにすることで、栄養成分や旨味成分が増します。ここからは、おすすめのえのき茸の食べ方やレシピなどについてご紹介していきますね。
食べる前に天日干しや冷凍することによって細胞壁が壊れ、ダイエット効果がある成分を体が吸収しやすくなります。
えのき茸の天日干し
天日干しにすることで様々な栄養成分が多くなり、うまみも増します。ビタミンDは干してから1時間で2倍に、脂肪の吸収を防ぐグアニル酸はなんと10倍以上も増加するんです。簡単なので、安く売ってる時にまとめて買って干しておくと、そのままいろいろな料理に使えますね。
•えのき茸の石づき部分を切ってほぐす
•えのき茸を重ならないように大きめのざるなどに並べる
•約6時間ほど天日干しするとえのきが茶色くなるので出来上がり
•細かく刻んでタッパーなどに入れて冷蔵庫で保存しましょう
天日だけでは乾燥しきらない場合は、フライパンで乾煎りして完全に乾かしてから保存してくださいね。
えのき氷
冷凍もおすすめです。えのき茸を細かくして凍らせておくことで、中の水分が膨張し細胞壁を破壊するので中の栄養を吸収しやすくなります。また、えのき氷をそのまま調理することで栄養成分が溶け出しやすくなります。予め作っておくと便利ですよ。
•えのき茸の石づきを切り落とし3等分ぐらいにする
•えのき茸と同量の水を一緒にミキサーに入れてペースト状にする
•ペースト状のものをそのまま鍋に入れて沸騰寸前まで5分ほど火を入れる
•加熱したら炊飯器で保温で1時間程度放置する
•冷まして製氷機に入れ、冷凍庫で凍らせれば出来上がり
食べやすくカットして冷凍でもOK
えのき氷を作るのが面倒という場合は、単に食べやすい大きさにカットして凍らせておくだけでもえのき茸に含まれる水分が細胞壁を壊してくれるのでOKです。
おすすめ簡単レシピ
えのき茶
90度ぐらいのお湯(沸騰したお湯だと成分が壊れてしまうため)に天日干ししたえのきを刻んで入れます。エノキタケフェノール酸は30分程度放置しないと溶け出さないので、30分程置いてから飲むようにしましょう。
でもえのき茶、決して美味しくはないわね。ちょっと続けるのが苦痛かも…。
お味噌汁やスープに
干しえのきやえのき氷をそのまま使えるので便利です。他の具材と一緒に使ってみてくださいね。
炒め物
お肉や野菜などの炒め物に、干しえのきやえのき氷をそのままポン!とどうぞ。
炊き込みご飯
これも炊く時に氷や乾燥したものをそのまま入れてもいいですね。ご紹介する炊き込みご飯は、梅昆布茶がポイント。風味豊かな炊き込みご飯になりますよ♪
[材料]・米 2合
・そら豆(塩茹でしてむいたもの) 150g
・干しえのき 1/2袋分
・酒 大さじ2
・梅こぶ茶 小さじ11/2
•米を洗ってざるにあげ30分おきます。
•お釜に米を入れいつもの水加減をして、酒、昆布茶を加えかき混ぜます。
•干しえのきを加え、炊飯します。
•炊き上がったところへ薄皮をむいたそら豆を入れて蓋をし、蒸らしたらできあがり。
炊き上がったところにそら豆を入れることで色鮮やかに仕上がります。
美味しく食べて内臓から脂肪を減らそう!
えのき茸は、そのまま食べるのではなく乾燥させたり、凍らせて細胞壁を壊してから食べるのが成分をしっかり摂取できるポイントです。おいしく食べて痩せるダイエットなら、おすすめは断然えのき茶!!
その他の調理もしやすいし、旨味がありいろいろな食材との相性も良いのでダイエットだけではなく日頃から積極的に食べたいですね。
えのき茸のパワーは大学の研究でも明らかにされています。こちらの本では干しえのきの効能やレシピがわかりやすく紹介されているので、参考にしてみてくださいね。
1,188円(2017年6月10日現在)
ぜひいろいろな料理に使って、内臓脂肪スッキリ、健康的なボディをキープしましょう♪
bitomos編集部プロフィール
そのライターの経歴や性格を知れば、今後どんどんbitomosの記事を読むのが面白くなるかも!?この記事ではライターそれぞれの自己紹介と、記事を彩るゲストキャラクターたちを紹介していきます。あなたのお気に入りのライターが見つかりますように♡