夏の野外でも崩れないメイクの方法!女子プロレスラーの鉄壁メイク術
海にBBQに野外フェス…野外のイベントが多い夏ですが、女性としてやはり気になるのが化粧崩れ。朝しっかりメイクしても、すぐに汗で流れたり崩れてしまい、何度も化粧直しをする羽目に。
化粧崩れで折角のイベントを楽しめなくては勿体ない!そこで化粧崩れの原因と、崩れにくいメイクの方法を押さえて、崩れ知らずの肌で夏を楽しみましょう♪
一日中小鼻のテカリが気になって何度も化粧直ししなきゃだし…。
やはり化粧崩れはメイクする全女性の悩み!崩れにくいメイク方法、研究しましょう!
化粧崩れの原因は?
崩れにくいとうたわれているメイク用品を使っていても、化粧崩れを引き起こしやすいスキンケアやメイク方法では意味がありません。化粧崩れの原因を知り、適切に防ぐことで、崩れにくいメイクをすることができます。
化粧崩れの原因は実は汗、皮脂、乾燥
メイク崩れは汗や皮脂だけでなく、実は乾燥も大きな原因です。夏場のエアコンの効いた室内は、冬の外気以上に乾燥していることが多いものです。空気が乾燥すると肌から水分を奪います。
水分不足になった肌は自ら潤おうと必要以上に皮脂を分泌してしまうため、化粧が崩れてしまうのです。また空気の乾燥は肌荒れを招いたり、夏場の紫外線のダメージで保湿力が落ちることで、メイクの乗りにも影響を及ぼします。
化粧崩れをまねくNG行為
1.洗顔時の水温が高すぎる
お風呂で洗顔する際に、身体に掛けているお湯の温度そのままに使用してしていませんか。顔の表面から皮脂を洗い流すお湯の温度は30℃以上と言われていますが、温度が高すぎると皮脂を余分に奪ってしまうことに。32℃くらいのぬるま湯で洗いましょう。
2.皮脂のとりすぎ
お湯の温度の高さだけでなく、洗顔の回数ややり方に問題があることも。皮脂=化粧崩れの原因と思い込んでゴシゴシ洗ったり、油分がなくなるまで何度も洗顔すると、お肌が自らを守ろうと過剰な皮脂分泌を促してしまいます。
また、日中にあぶら取り紙で皮脂を取りすぎるのも、肌表面の水分と油分のバランスが崩れ、逆に乾燥を招いてよくありません。
3.皮膚の温度が高いままメイクをしている
皮膚の温度が高いと汗や皮脂が出やすくなり、メイクも崩れやすくなってしまいます。昼間の野外で汗をかいてメイクがどろどろと崩れていくあの状態を、メイク中に体験しているのと同じです。開いた毛穴にファンデーションが入り込んでしまうのも、化粧崩れの原因に。
朝お風呂やシャワーの後すぐにメイクをする場合は、クールダウンするまで待つか、濡らしたタオルを当てたり保冷剤などで冷やしてから行うようにします。夏場は収斂化粧水を使うのも良いでしょう。
4.保湿不足
乾燥しているとファンデーションが密着しづらくなるので、洗顔後はしっかりと肌が潤うまで水分補給しましょう。特に夏場は皮脂が気になるからと乳液を使わない人もいるようですが、実はそれは大きな間違い。
乳液やクリームなどの油分は肌の表面を保護してくれる役割があるので必ず使い、べたつきが気になる人はさっぱりタイプや夏用を使うようにします。化粧崩れが気になるときこそ、しっかりした保湿ケアが大切です。
5.油分過剰
保湿をしなければ!と油分の多いクリームを過剰に塗ってしまうと、それはそれで化粧崩れを引き起こします。特に皮脂の多いTゾーンはクリームを塗る量を少なく、乾燥しやすい頬などには多めにと、調整する必要があります。油分が浮いてべたついている場合は、ティッシュオフすると効果的。
6.時短メイク
朝は1分1秒でも惜しいもの。手早くメイクをしたいところですが、化粧水乳液のあとすぐにファンデーションを塗る急ぎメイクも化粧崩れの原因になってしまうのです。
肌の状態が整うためには少し時間が必要です。乳液が乾いてから下地を、下地がなじんでからファンデを塗るようにしましょう。化粧水や乳液のあとの丁寧なハンドプレスも効果的です。
7.下地のムラ
下地にムラがあると、上に重ねるファンデーションもムラになってしまい、結果化粧が崩れてしまいます。ファンデーションばかり念入りにしがちですが、実は下地の方をより丁寧に塗るのが大切です。乾燥がひどい時は保湿タイプ、皮脂が多い時は皮脂を抑えるタイプを選ぶと良いでしょう。
下地を使用していないという人は使ってみるようにしてください。化粧下地はカラー調整やカバーの効果だけでなく、ファンデーションと素肌を密着させる接着剤の役割も果たしているので、使うことで化粧持ちを良くする事ができます。
指先だけで伸ばすとムラになりやすいので、手のひら全体やパフを使うと均一に伸ばすことができます。塗りムラや塗り残しがあるとそこから崩れてきてしまうので、細かい部分まで丁寧に塗るようにします。特に小鼻のわきは元々崩れやすく、また塗り残しもしやすい場所なので気をつけましょう。
8.ファンデーションの厚塗り
シミやくすみなどを隠したい部分はコントロールカラーやコンシーラーを使うようにし、ファンデーションは極力薄く塗るのが崩れにくいメイクのコツです。特に、皮脂分泌の多い鼻の部分は、つけすぎると化粧崩れの原因になるから気をつけましょう。
また下地にBBクリームを使っている人は、BBクリーム自体が高機能ファンデーションのため重ねづけしていることになってしまいます。厚塗りは崩れる原因となるので、どちらも薄付けを心がけてください。
女子プロレスラー夏すみれさんに学ぶ!崩れにくい鉄壁メイク
女子プロレスラーの夏すみれさんが自身のTwitterにメイク道具と過程をアップしたところ、毛穴だけでなく痣や傷もしっかり消えるカバー力が話題になりました。しかも、汗をかいても崩れにくいと評判です。
夏すみれさんの、鉄壁メイク真似してみたら乾燥しないし崩れにくいし良い感じ??
— なずな (@nazna077) 2017年2月15日
では早速、夏さんの鉄壁メイクの方法を見てみましょう♪
昨日の試合後、顔には真っ赤なスタンプが。。。しかし今日は撮影なのです。
とゆうわけで私の鉄壁メイク技術をフルに駆使して仕上げました。ビフォーアフター。こちら勿論not修正。
そんじょそこらの事じゃこの鉄壁は崩れないのです#wavepro pic.twitter.com/QlLL7eBi8F— 夏すみれ Sumire Natsu (@SMR_sptmber_luv) 2017年1月30日
昼間載せた化粧のツイートが女性からのRTが多い!そして使用コスメを聞かれたので特別にお答えします。
これで貴方も4枚目の通り いくら顔面殴られても大丈夫!
いくら汗かいても崩れない!
見事な鉄壁メイクが作れます。お試しあれ。#wavepro #鉄壁メイク #鉄仮面 pic.twitter.com/CZVditbARS— 夏すみれ Sumire Natsu (@SMR_sptmber_luv) 2017年1月30日
夏すみれさん使用アイテム
【下地】
b:マジョリカマジョルカ ヌードメイクジェル
【ファンデ】
a:ソフィーナプリマヴィスタ くずれにくい化粧のり実感パウダーファンデ
こちらは夏さんのツイートのあと、2017/2/21に「きれいな素肌質感パウダーファンデーション」としてリニューアルしています。ネットショップなどではまだ旧品の「くずれにくい化粧のり実感パウダーファンデ」が買えるところもあるようですが、手に入りやすい新商品を紹介します。
私がいつも気になる目尻と口元、眉間の乾燥もこれまでよりしづらく、崩れにくいです。何より、資生堂スポッツカバーファンデーションの上に乗せても以前よりよれにくく、馴染むようになったのがうれしいです!
【コンシーラー】
c:資生堂スポッツカバーファンデーション
ベースカラー(部分用)のH100が人気のようですが、余程濃いあざや傷がない限り、ベースカラー(部分用)のS100~の方が伸びがよく使いやすいと思います
d:インテグレード パーフェクトカバー アイベース
クリームの方でクマを薄くすることができますが、完全に消そうとすると厚塗りになってしまいヨレやすい印象です。普段お使いのコンシーラーがあるなら、そちらでも問題ないと思います!
【夏用下地】
☆:ソフィーナ プリマヴィスタ 皮脂崩れ防止化粧下地
メイク工程
(1)スキンケアの後、bの下地を全体に塗る
乾燥を防ぐため、スキンケアの時点で入念に保湿しておきましょう。
夏さんは乾燥肌のためbと乳液を1:1で混ぜて使っているそうです。
指で伸ばすとムラになりやすいので、四本指の腹や手のひらを使って丁寧に伸ばします。
(2)コンシーラーを丁寧に叩き込む
特に目立つ傷や濃いシミ、ホクロにはcを、そばかすなどの広い範囲にはcと(1)を混ぜたものを叩き込みます。
目元のクマや、軽く消したいものにはdを使います。
cのスポッツカバーはカバー力最強ですが、テクスチャの粘度が高いため広範囲に塗ると、厚ぼったくなって逆に浮いてしまいます。夏さんは(1)の下地+乳液と混ぜて調整しながら使っていました。
夏さんいわく「とにかくベシベシ叩き込むッ!!!!!!!」指やブラシを滑らせて塗ると、ムラや凹凸の原因になってしまうので注意してください。
しかもカラーバリエーションが少なく、色白の自分には最初に買った部分用のH100はかなり色が濃く、次に買ったピンク系カラーの全体用S300でもまだ塗った部分だけ浮いてしまっていました。色が白い人は、スポッツカバーファウンデーション用コントロールカラーを購入するか、白や淡い色の下地などと混ぜて肌やファンデーションの色に合うように調整が必要だと思います
(3)コンシーラーが乗っている部分にaのファンデーションをポンポン叩き込む
ファンデーションをスポンジに取り、コンシーラーの上から叩き込みます。よれてしまうのでスポンジを滑らせないように注意!
(4)ファンデーションを全体的に塗っていく
ファンデーションを付けたスポンジをまず手の甲などに馴染ませてから、全体的に薄く均一に塗ります。
(5)仕上げ
ま、まさかここまで反響が多いとは思わなかった…!
やっぱり化粧崩れっていうのは女性にとって大きな課題なのね。。。補足しますとこの鉄壁メイク、見た目がかなり「パシッ!」となりますので
気になる方は上からアベンヌウォーターなどミストをかけてみてください。すこしツヤがでて和らぎます pic.twitter.com/rVYIlTAJ7S— 夏すみれ Sumire Natsu (@SMR_sptmber_luv) 2017年1月31日
仰るとおり、見た目がかなりマットな感じで、化粧してます感バッチリのメイクになります。夏さんはパール感のある白、ピンク、水色など淡い色のアイシャドーを目や眉の下や鼻筋に塗ることで、ハイライト効果で艶感を出していました。
ナチュラルさが欲しい場合は、ミストをちょっと下方向から上へ向けて吹きかけ、そのあとハンドプレスして馴染ませます。
乾燥肌の人はアベンヌだと乾燥するかもしれないので、美容液配合のものがおススメです!
夏さんいわく、とにかく「叩き込み」が鉄壁メイクの基本です。このメイクで試合にも出ており、汗をかいたり水をぶっ掛けられたり、時には擦られたりするけれど化粧がドロドロに落ちていることがなく、プロレス仲間の方に驚かれているそうです!
夏場の必須アイテム!夏用下地
Twitterや動画でのメイク方法解説では触れられていませんでしたが、夏用下地として別に下地が紹介されていました。夏場などの特に汗や皮脂で崩れやすい時期や、運動やライブなどで特に汗をかく場合は、こちらの下地がおススメです。
とにかくファンデーションの定着力が素晴らしい!皮脂崩れ防止とうたっているだけあって崩れにくく、崩れても崩れ方が汚くないという大変優れものです。薄ピンク色で、自然な血色を与えて肌を明るく見せてくれます。
しかし皮脂を吸着してくれるという機能から、乾燥肌の人は「乾燥する」「肌が粉を吹く」「つっぱる」という声もあるようです。
そしてネット上で話題なのが、プチプラなのにプリマヴィスタと遜色ない!と評判のセザンヌの皮脂テカリ防止下地。何といってもこのお財布に優しいお値段。それでいてファンデーションがしっかり定着し、べたつきを防ぐお値段以上の働きをしてくれます。
プリマヴィスタとの比較
- 色は同じような薄ピンク
- こちらの方が塗った時の肌のトーンが若干明るくなる印象
- テクスチャーがゆるい(=水分が多い)
- 定着率は若干低いが、それでもぴたっとファンデーションが定着すると実感
- よく振らないと混ざりきらずぽろぽろとした塊が出てくる(これはセザンヌの他の商品でもありがち)
- 超良コスパ!
- 崩れにくさはプリマヴィスタだが、普段使いなら気にならない程度の差
- テカリにくさはこちらの方がいい!という口コミあり
- プリマヴィスタより乾燥するという声も
普段使いはコスパの良いセザンヌ、特に汗をかく日や崩れたら困るここぞという日はより崩れにくいプリマヴィスタというように、上手に使い分けている人もいるようです。
夏こそリキッドやクリーム
パウダーより肌への密着力は高いということで、夏でもリキッドファンデやクリームファンデを使っている人も少なくないようです。
パウダーファンデーションは着け心地が軽く一見夏場向きに思えますが、一般的にリキッドやBBクリームなどと比べて乾燥しやすく、また肌への密着力が低いため汗や皮脂に弱いという弱点があります。乾燥しやすく皮脂の出が少なめの人、パウダーファンデでは崩れてしまう人は、リキッドの方が崩れにくいメイクができるかもしれません。
崩れにくいリキッドファンデーションの使い方
リキッドファンデーションを塗る時は、指先だけでなく手のひら全部使って内側から外に向かって伸ばしていきます。水をしみこませたスポンジを固く絞り、肌を押さえます。特に崩れやすい小鼻とTゾーンと目元をしっかり押さえましょう。余分な油分を落としてファンデを密着させます。
とにかく崩れにくいリキッドファンデ。カバー力も◎うるおいが続いて乾燥しにくいのが嬉しい。テクスチャはちょっと固めですが、よく伸びるのでコスパもいいです。
SPF50・PA++++で紫外線を強力カットしてくれ、ウォータープルーフなので夏のアウトドアにオススメ!カバー力もあって、お肌が綺麗に見えると評判です。
ファンデーションのあと、ルースパウダーやプレストパウダー、ベビーパウダーなどのお粉をふんわり重ねます。 ミスト+ハンドプレスも忘れずに!ミストで水分を補うことで、粉が水分を吸って密着力が増して断然化粧崩れもしづらくなります。
私はリキッド+お粉+ミストに変えてからは、ライブハウスでもみくちゃになりながらヘドバンやモッシュしまくっても崩れ知らずですよ♪
メイク直し
もしメイクが崩れてしまった場合、適切な化粧直しを行うことで綺麗な肌を保ち、その後のお直しの回数を減らすことができます。しっかりポイントを押さえておきましょう。
メイク直しに必要なもの
- フェイスパウダー(ルースパウダー、プレストパウダー、ベビーパウダーなど)
- ティッシュ
あると便利なもの
- 化粧下地
- ファンデーション
- コンシーラー
- 乳液やクリームなどの油分
- ミスト
- コットンや綿棒
メイク直し方法
1.かんたん&荷物をあまり持ちたくない日のメイク直し
脂浮きには、あぶら取り紙よりもティッシュがおススメ。崩れやヨレた部分、Tゾーンをティッシュで押さえます。テカリが気になる場合は、ティッシュを水に濡らして固く絞り、そっと当てるだけで収まります。
ティッシュで押さえた部分に、フェイスパウダーをパフかスポンジでポンポンと乗せます。ファンデーションが丸ハゲになるような酷い崩れ方でなければ、ファンデーションを重ねずパウダーだけで済ます方が仕上がりが綺麗です。
2.しっかりきちんとメイク直し
1.と同じように、ティッシュで気になる部分を押さえます。崩れが酷い部分や、ポイントメイクが落ちてパンダ目になってしまった場合は、コットンや綿棒に乳液をつけて軽くふき取ります。
メイク直しは皮脂を取るのも大事ですが、それよりも大事なのは保湿です。目尻や頬、口の周りの乾燥しがちな部分には乳液やクリームをトントンとなじませます。ファンデーションの上からでOK!
気になる部分だけコンシーラーで補正し、フェイスパウダーを乗せます。最後にミストを肌から離して下から上に向かって吹きかけて、ハンドプレスで完成です。
3.野外に長時間いる場合の化粧直し
汗をかいた場合は、こすらず乾いたタオルをそっと押し当てて汗を拭い、こすらないようにすることが化粧崩れを防ぐポイントです。ティッシュオフのあと乳液やクリームをなじませ、メイクの上から使える日焼け止めスプレーや、UV効果のあるパウダーを使ってください。汗で落ちやすいので、とにかくマメに日焼け止めやパウダーを着けなおしましょう。
鉄壁メイクで夏を楽しもう♪
いかがでしたか?特別なアイテムがなくても、ドラッグストアなどで手に入りやすく手軽なコスメで崩れないメイクが出来ますので、ぜひ実践して楽しい夏をお過ごしください。ポイントメイクのアイテムに、ウォータープルーフタイプを選ぶのも忘れないようにしてくださいね。
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