舌磨きでインフルエンザ対策!えづきにくい正しい方法で効果的に予防
インフルエンザの流行ピークは年明けを境にやってきます。乾燥してきている秋からすでに予防をしようじゃありませんか!
2017年10月時点でのTVニュースでは、インフルエンザのワクチンが不足しているという報道もありました。
それでも、予防接種は積極的に受けることで、インフルエンザにかかっても重症化することなく済むと言われています。そして自分で出来る自宅での予防も今から必須です。
ここでは、今注目されているインフルエンザの予防対策「舌磨き予防法」をご紹介します。
舌磨き方法というと、オエッとえづく悩みをお持ちの方もいると思いますが、改善法を合わせてご紹介しますので必見です!
予防法を知らないのと知っておくのとでは全然違います。ぜひ、最後まで読んでくださいね。もうインフルエンザなんて怖くない!
Contents
インフルエンザの流行は年明けから
厚生労働省の感染症サーベランス事業というところの報告で、全国約5,000のインフルエンザ定点医療機関で受診された方の数を毎週報告されているのがこちらで観ることができます。
それによると2018年第5週 (2018年2月7日現在)までの報告では、インフルエンザの患者報告数268,811になっていて、2018年は早い段階から、すでに全国的に警戒レベルに達しているとのことです。
青色今年はインフルエンザA,Bが同時進行で流行しているんですって!
インフルエンザの毎年の流行時期は年明けの1月から、2月・3月にピークを迎えると言われています。周りでもお子さんの幼稚園や保育園、学校で学級閉鎖など耳にすることも多いのもこの時期です。
ここからはインフルエンザとはどういうものか簡単に実体験からご紹介しましょう。
こちらの記事でもインフルエンザについて詳しく書かれていますので参考にしてみてください。
▼インフルエンザ関連記事はこちらをどうぞ
2017インフルエンザ大流行!後悔しない為の賢い7つの予防法
インフルエンザについて
インフルエンザに実際、まだ幸せなことにかかったことがない人には、どんなものか分からない方も多いかもしれませんね。次の様な症状があります。
【経緯】「感染」1~3日の潜伏期間→「発症」1~3日で突然の38℃以上の「高熱」
インフルエンザの症状のまとめ
【発症1~3日】全身症状
・38℃以上の高熱
・全身倦怠感
・悪寒
・筋肉痛
・関節痛
・頭痛
【1週間内】呼吸器症状
・のどの痛み
・咳
・鼻水など
全体でみると風邪の症状と同じなのですが、まず最初に高熱になることがインフルエンザの特徴です。風邪の様に徐々に熱が上がるというより、一気に38℃以上の高熱が出ることが多いというのが、ポイントです。
なぜこんなにインフルエンザが騒がれているかというと、普通の風邪と違って、感染力がとても強いと言う事。そして広がった時に小さなお子さんやお年寄りに感染してしまうと免疫力が弱いので重症になってしまうということが挙げられます。中にはお年寄りの死因に多い「肺炎」や「インフルエンザ脳炎」を発症してしまう事もあるというのが、インフルエンザの特徴なんです。
ここでインフルエンザにかかったことがある筆者の職場の同僚の例をご紹介します。
インフルエンザの症状実例
【筆者の場合】
筆者の一度目のインフルエンザ感染は、札幌から東京に引っ越してきた15年くらい前の初めての冬でした。ある日、混んでいる電車に乗って出かけていたんです。その数日後、子供がまだ小さかったのでちょっと横になって1時間程お昼寝をして、そろそろ起きようと思った時に…。
もうカラダが重くて起き上がれないという初めての経験をしました。自分でも驚きの、全身筋肉痛と関節痛という二重苦状態でした。その時はインフルエンザという意識がなかったんです。
なぜなら…、それまで住んでいた北海道にはインフルエンザの流行というものを聞いたことがなく、周りでもインフルエンザにかかった人にあったことがなかったんです。
なのでただの風邪だと思って病院に行かずに市販の薬でしのいで症状がおさまるのを待ってしまったんです。結局なかなか良くならず、5日間も寝込んでしまったというインフルエンザ初体験でした。
驚いたのは、市販の薬は効かなかったということと、さっきまで普通に過ごしていたのにちょっと寝て起きたら、もう発症していたということでした。
そして、2度目は5年前。なんと、帰省で飛行機に乗る前と飛行機を降りてからの1時間ちょっとの間で、状態が激変したということがありました。飛行機を降りて、預けた荷物を待っている間になんとなくカラダが重くなって、疲れているのかなと思っていたんですよね。
バス移動で1時間弱の間に自力で歩行困難一歩手前までいき、バスを降りてタクシーで10分。やっと実家にたどり着いた途端に高熱がでて、そのまま動けなくなってしまいました。
【職場・Kさんの場合】
つい半月前ほどの事です。その日、仕事を普通にこなし、帰宅したKさん。帰宅してから急に頭がすごく重いと感じる頭痛がして、ひどい悪寒もしたので自分で歩いて病院に行ったそうです。
その時点で熱はなかった様ですが、まさかの診断が「インフルエンザ」!リレンザ(吸入薬)を処方され、一晩、高熱が出ただけであとは自宅で大人しくして済んだ様でした。
この季節に熱が出たらもちろんですが、いつもと違う症状を感じたらすぐ病院に行って薬を処方してもらうと、重くならないうちに回復できます!ここで注目すべきなのが、私もKさんもこの時はインフルエンザの予防接種は受けていませんでした。
さてインフルエンザが今年も猛威をふるって流行していますが、あなたは予防対策はどのようにしていますか?
2018年最近情報!インフル予防対策は流し込む&舌磨き!
2017年1月、テレビ番組で放送された内容で、「インフルエンザ予防の対策として、口の中を清潔にすると効果的」だという話があったのをご存知でしょうか。口の中を清潔にするとはどういうことなのでしょう?
その前に、インフルエンザの一般的な予防法をまとめてみましたので、一緒におさらいしましょう。2018年の情報としてうがいより効果がある最新情報もあります!
従来のインフルエンザ予防対策
マスク
マスクの着用効果の有無については議論されていることもあるようですが、日本人は感染していない人が予防のためにマスクをすることも普通になりました。これは欧米では異様な光景として映っている様ですが…。
飛沫感染予防として、人込みの中などではしてないよりはしていた方が効果があると筆者は思っています。
うがい手洗い&消毒
外から帰ったら、うがい&手洗いはもう当たり前ですね。子供のころから義務付けていれば、小さなお子さんも日課として身に付きます。
消毒液も欠かさないことが大事です。外にはいろいろなところに菌が付着しています。スーパーのドアや駅の階段の手すりなど、普段何気なく触れている場所にもたくさんの菌が付着しているのです。
が!2018年のインフルエンザの最新情報があります!
2018年2月10日放送TBSの情報番組「サタデープラス」の中では「うがいの効果は少ないという話です。
いろいろば健康番組でお見掛けする、「秋津医院 院長 Dr.秋津 壽男」の話では、うがいが効果あるとすれば、5分に一回の割合でうがいをした場合で、それよりは口の中から入った菌を飲み物で流し込み胃酸で殺すのはいい方法だとおっしゃっていました!
飲み物でおすすめなのは「緑茶」だそうです!緑茶には殺菌効果があるからです。
家の中の加湿
部屋の中に濡れたバスタオルを干す、加湿器を使うなど、乾燥する季節にはやはり、加湿第一です。ウイルスの活動を抑えるためには、部屋の湿度を50%~60%に保つことが必須と言われています。
もし家族でインフルエンザのかかってしまった人がいたら、部屋を離して加湿することはもちろん、使ったティッシュもそのままごみ箱に捨ててはダメですよ。乾くとウィルス菌が空中に散布してしまうため、ビニールにまとめてすぐ捨てるようにしましょう。
インフルエンザ予防接種
小さなお子さんや高齢の方は接種を特にすすめられていますね。先にも書きましたが、免疫力が弱く、重症化してしまう恐れがあるからです。そして、その様な家族のいる家庭では家族みんなで接種を受けた方がいいでしょう。
注射大嫌いな娘もこれにはびっくり!病院によって違う様ですが、そこの病院は細い針を使っているから痛みを感じにくかったようです。ちなみに、私の職場の同僚の行った病院では…普通に痛かったらしいです(汗)
お勤めの方は、加入している健康保険組合によっては、インフルエンザの予防接種の推奨対策として、補助金が出る場合もあります。気になる方は、自分の入っている保険組合に問い合わせてみましょう♪
ウィルス空間除菌グッズ
空気中に浮遊しているカビ菌にも効果が期待できるというので、梅雨の季節にも洗面所に置いているです。目には見えないですけど、使って2回目の冬になりました。家族は風邪もひいていませんよ。
携帯用ウィルス除菌グッズその1
携帯用ウィルス除菌グッズその2
ウイルス除去&除菌&消臭効果が 2か月持続します。首にかけていても、置き型のクレベリンに比べて本当に匂いがしません。人に害を与える物ではありませんが、小さな赤ちゃんのそばでは使わない方がいいとのことです。
ここまでで挙げたインフルエンザの予防対策は、一般的なものとして皆さんご存知の方法がほとんどでしょう。そのほかに今年の1月にTV番組で紹介された予防法があるんです。それが…「舌磨き」インフルエンザ予防法です!!
画期的!インフルエンザ舌磨き予防対策
2017年1月24日のテレビ番組の中で、今までのインフルエンザ予防対策に加えて、もっと根本的に効果のある方法が情報として紹介され,話題になっています!
こんなことで?と思うかもしれませんが、実はとても大事なことだったんです。その方法とは!?TV放送を見逃した方のためにも、ここでご紹介します。
TV情報「この差って何ですか?」で紹介
TBS系火曜7時に放送されている情報番組「この差って何ですか?」はMCが加藤浩次さんの人気番組。加藤浩次さんといえば、あのストレートなもの言いで、今やお笑い芸人という枠を超えて、司会者としても大活躍されていますね。
TBS「この差って何ですか?」2017年1月24日放送”]TBS公式サイト
インフルエンザ・口の中を清潔にすると良い理由
口の中の細菌の割合というのを知っていますか?なんと、「歯」に25%・「歯以外」に75%と言われているんです!歯磨きだけをしても、歯茎や舌などには75%もの細菌がいる…なんとも驚きですね。
インフルエンザの予防として、手洗いやうがいはとても大事なことですが、うがいをしただけでは舌などにいる細菌は除去できないんです。
【口の中を清潔にすると良い理由】は、食べ物を口から摂取することで、細菌も一緒にカラダの中に入ってしまうんですね。だから、手洗い・うがいと合わせて口の中を清潔にしてインフルエンザの菌のカラダへの侵入を阻止して予防することがいいというのが「この差って何ですか?」からの情報です。
この番組の中ではインフルエンザにかかりにくい人とかかりやすい人を検証して、かかりにくい人を1.口の中を清潔にしている人、2.鼻ほじをしない人と言ってましたよ!
実際、口の中を清潔にするためにいいのが「舌磨き」なんです!
正しい口腔ケアや舌磨きって?
舌磨きとは、舌についている汚れをとることです。その汚れとは「舌苔(ぜったい)」と言います。舌苔が話題になることは、今まであまりなかったかもしれませんね。
舌苔の正体は?
・舌の細胞が剥がれたもの
・口の中の細菌
・食べ物のカスなど
この様なものが言葉の通り、苔のような感じで舌の表面にこびりついているということです。この舌苔がなかなか曲者で、放置してしまうといろいろな問題になります。
舌磨きが大切な理由
舌苔を放置していると舌が次の様な状態になります。
1.細菌の温床になる
2.食べ物の味をわかりにくくさせる
3.口臭の原因になる
これだけでもなんだか不潔な感じがします。その上、外から持ち込んでしまったインフルエンザの菌が手についたままの状態で食べ物を口に運ぶと、この舌苔の中に潜んでしまうんです。結果、食べ物と一緒にカラダの中に入ってきてしまうのです。
舌磨きの正しい方法
舌の正しい磨き方をご紹介します。舌を磨くときの大事なポイントは「舌を傷つけない」ということです。
歯ブラシは絶対NGです!舌の味を感じる場所の細胞「味蕾(みらい)」というところを傷つけてしまい、味を感じる機能に悪い影響が出るとのことです。
舌磨き方法その1:ガーゼ
これは、「この差って何ですか?」で、佐藤二三江さん(佐藤歯科医院 理事長)も推奨されていたやり方です。強くゴシゴシしないように優しく、奥から前へ磨く事。奥の方をしっかり磨く事が大切だそうです。
【用意するもの:ガーゼ(指に巻き付けて使うので適当な大きなにカットします)】
1.人差し指にカットしたガーゼを巻き付けます
2.表面から始めます。奥~前に優しく磨く
3.側面も奥~前に。裏面も奥~前に磨く
力をいれすぎないように注意しましょう
4.舌以外でも歯茎、頬の裏も磨く
舌磨き方法その2:舌磨きブラシ
この様なブラシタイプのものも市販しれているので歯ブラシの時に一緒に行うことをおすすめします。歯磨きと舌磨きの両方をすることで口腔ケアばっちりです。
舌磨きでえづかないおすすめの方法
「嘔吐反射」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。舌の奥の方に物を入れて舌を抑えると「オエッ」となるあれです。舌磨きでは、この嘔吐反射に悩まされる人も多いそうです。
この反射はとても敏感な人もいたり、個人差があるものです。でも、そもそもどうしてオエッとなるのでしょう。
原因や対策を知っておかないと、涙目で舌磨きをしなくてはならなくなるので、ちょっとご紹介しましょう。
えづく原因
舌には異物が侵入してくると阻止しようとする働きがあります。舌は食べものの味を感じたり、言葉を発するためだけのものではないんです。
舌には異物を阻止するための神経があり、この神経に触れるとえづくという反応につながります。
身体のために大切な機能ではありますが、舌磨きでは致命的な現象ですね。それをなんとか回避できるポイントをご紹介します。
えづかない方法
・口を閉じ気味にする
・顔を上向きにする
・息を止める
・口を閉じ気味にする
・はちみつを使う
物を食べているときにえづかないのはわかりますよね。えづくときというのは口を大きく開けている時です。
口を出来るだけ小さめに開けて舌磨きをします。この時、顔の角度も上の方をむいてみてください。息を止めてやさしく磨きましょう。
また、はちみつはえづきにくくするためにも舌磨きに良いとされています。はちみつには殺菌作用があるとも言われているので、より効果的に舌磨きができそうですね。この場合は、舌磨きをしてからしっかりと歯磨きをしましょう。
えづきやすいNGな磨き方
・力任せに磨く
・舌をだして、下を向いて磨く
この姿勢はもっともオエッとなる原因です。個人差はあるものの、舌を出して息を吸いながらの舌磨きは致命的です。
舌磨き・正しい方法で口の中を清潔にした効果
オエッと苦しいえづきも克服して正しく舌磨きが出来るようになると、こんな効果が期待できるそうです!歯磨きと舌磨きのセットで口腔ケアが完了です。
インフルエンザ
前述した通り、舌苔の中で菌が繁殖したり、食べ物と共に身体の中にはいることを防ぐと言われています。インフルエンザの従来の予防法プラス舌磨きで、より高い効果が期待できそうですね。
誤嚥性肺炎
日本人の死因の上位にくる肺炎。中でも65歳以上の高齢の方の死因では1位になっています。
高齢になると、ものを飲み込む力や何かの拍子に気管に入った時に吐き出す力が弱まっていきます。そのせいで口の中にいた細菌だらけの唾液が肺に入ってしまって炎症を起こす場合があります。
この肺炎は誤嚥性肺炎と呼ばれ、口の中の細菌が大きな原因になっているそうです。そのため、舌磨きで口腔内を清潔に保つことが、誤嚥性肺炎の予防にも効果があると言われているんです。
口臭
舌磨きは口臭にも効果があると言われています。口臭を気にする男性だけでなく、美意識の高い女性にもぜひぜひ、この舌磨きをおすすめします。
人と話をしている時に真正面だと、舌って結構、目に入ってくるものです。そんなとき、目にした舌が白かったり…ってなんだか見た目にも清潔にみえませんよね。にんにくを食べた時も、最後に舌磨きをすると口の中がすっきりしておすすめです。
舌磨きでインフルエンザ予防も万全!
大流行のインフルエンザ!まだまだ乾燥しているこの季節は流行がおさまりそうもありません。
目に言えない菌をやっつけるためにも、効果があると思われるものを積極的に実行してみませんか?きっと効果がありますよ。
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