ハーブ栽培は室内で出来る!いつでも手軽に採れたてハーブを楽しもう
味のアクセントとして活躍してくれるだけでなく、見た目も華やかにしてくれる様々なハーブは、料理に欠かせないポピュラーな食材です。とはいえ、家庭で使う場合、割高な上に使い切れずに余ってしまい、日持ちもしないので結局捨ててしまう…ということも多いと思います。
そこでおすすめしたいのが、ハーブの栽培です!ハーブを自分で育てれば、必要な時に必要な量だけ使えるので無駄が出ません。
今回は、手軽にハーブを室内で育てる方法と採れたてハーブを使ったレシピをご紹介します。ハーブ好きのみなさん、必見ですよ!
Contents
ハーブの室内栽培
まずは、筆者が現在育てているハーブをご紹介します。
photo by popolon
好きな人には堪らないパクチーです。小さいポットに入った成長済みのパクチー苗を購入しました。食べたくなった時に、適当に上の方の葉をむしり取っているのですが、購入して1ヶ月経った今もご覧の通り元気です。
ちなみに「パクチー」「コリアンダー」「香菜」と呼び名が色々ありますが、全て同じハーブです。
ちなみに、パクチーを育てるのはこれが2回目。昨年の夏に育てた時は、最終的に花を咲かせました。あまり食べないでいると、成長しまくって花を咲かせるようです。
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そしてこちらはミントです。これも成長済のポット苗を購入して3週間経ちますが、購入時よりも逞しく育っています。
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ハーブはキッチンの窓辺に置いて育てています。東向きの窓なので、午前中いっぱい直射日光が当たります。とはいえ、イギリスは天気が悪い日が多いのですが、なんとか逞しく育ってくれています。
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現在は、パクチーとミントのみですが、昨年の夏はイタリアンパセリとミツバも育てていました。ミツバは種から育てたのですが、写真は発芽直後のミツバです。イタリアンパセリもミツバも、簡単に室内で育てることが出来ました。
ハーブの基礎知識
ハーブを楽しむために、正しい育て方や特徴を確認しておきましょう。
植物名 | 特徴 | 育て方 | ポイント |
イタリアンパセリ | 味のアクセントや、魚や肉料理の臭み消しとして使える便利なハーブ。通常のパセリよりも苦味が少ないので食べやすい。 | 直射日光を避けて、風通しの良い場所で育てる。水は表面が乾いたら、たっぷり与える。 | 風通しが悪いと、害虫が付いたりうどんこ病になりやすいので要注意。 |
パクチー | タイ料理などアジア料理に欠かせないハーブ。爽やかな味で一度ハマるとクセになる。 | 日当たりの良い場所で育てる。水を好むので、土を乾燥し過ぎないようにする。 | 夏の強い日差しを浴び過ぎると、花が咲いて葉が硬くなるので要注意。 |
バジル | ピザやパスタなどイタリア料理にピッタリのハーブ。そのまま食べても、ソースにしても美味しく使い勝手抜群。 | 日当たり、風通しの良い場所で育てる。乾燥に弱いので、夏場は明るい半日陰に置き、夕方水をたっぷり与える。 | 葉を収穫する時は、茎ごとカットすると新しい芽の成長を促し収穫量が増える。 |
ミント | とても丈夫なので、初心者におすすめのハーブ。爽やかな香りで、ドリンクやエスニック料理に使える。 | 明るい半日陰の風通しの良い場所で育てる。乾燥や蒸れに注意して、水を与える。 | とても丈夫で繁殖力も強いので、地植えにする場合は注意が必要。どんどん増えて周りの植物に影響が出ることも。 |
ハーブの購入方法
ハーブのポット苗や種は、ホームセンターやインターネットで購入することが可能です。
土耕式植物工場産無農薬ハーブ コリアンダー 7.5cmポット 3本植え
■無農薬ハーブコリアンダー 7.5cmポット
■¥380(2017年6月13日現在)
■アタリヤ農園 みつば種
■¥145(2017年6月13日現在)
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ハーブを使った簡単レシピ
ハーブを使った簡単なレシピをご紹介します。自分で育てたハーブを使えば、味も格別ですよ!
ミントソーダ
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■材料
◇サイダー:適量
◇氷:適量
◇リンゴ酢:小さじ1/2
ミント:3~4枚
■作り方
1.グラスに◇を入れる。
2.ミントを手のひらで挟んで一回パンっと叩いて、1に浮かべる。
パクチーサラダ
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■材料
◇ゴマ油:小さじ1
◇しょう油:小さじ1
◇砂糖:小さじ1
◇酢:小さじ1
パクチー:適量
ミニトマト:適量
■作り方
1.◇を混ぜ合わせてドレッシングを作る。
2.パクチー、ミニトマトと1を合わせる。
パクチー冷奴
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■材料
ドレッシング※パクチーサラダレシピ参照
パクチー:適量
豆腐:適量
フライドオニオン:適量
■作り方
1.豆腐にパクチーを載せ、ドレッシングをかける。
2.フライドオニオンを散らす。
採ったハーブの保存方法
カットして売られているハーブと違い、自家栽培しているハーブは好きな時に好きなだけ採れば良いので、急いで使い切る必要がないのが大きなメリットですよね。とはいえ、旅行などで数日水をあげることが出来ないのでなんとかしたいという場合や、育ち過ぎて葉が硬くなる前に収穫しておきたいという場合におすすめのハーブの保存方法をご紹介します。
ハーブ氷
ハーブを氷にすることで、長期保存が出来ます。今回は、フルーツ&ハーブ氷、ミント氷、パクチー氷を作ってみました。
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■ハーブ氷の作り方
1.ハーブを細かく刻む。
2.製氷皿へ入れ、水をハーブが隠れる程度注いで凍らせる。
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■フルーツ&ハーブ氷の作り方
1.製氷皿にお好みのフルーツとミントを入れる。
2.水を製氷皿の上まで注いで凍らせる。
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ハーブオイル
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■作り方
1.ハーブを細かく刻む。
2.清潔な瓶に、ハーブ、粗塩少々、オリーブオイルを入れる。
※冷蔵庫で10日間くらい保存可能です。
自家栽培でハーブのある暮らしを楽しもう
ハーブの室内栽培についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
ハーブは美味しいだけでなく、身体によい効能も沢山ある、素晴らしい植物です。例えば、パクチーはビタミン類やβカロチンが豊富なので美容に良いと言われていますし、バジルはβカロチンやカルシウムが豊富なので健康に良いと言われています。
室内でも意外と簡単に育てることが出来るハーブ栽培、ぜひ始めてみませんか?
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