パート面接に受かるコツ!<8>面接官が〇をつける髪型やメイクはコレ!
前回の記事「パート面接に受かるコツ!<7>服装はスーツがマスト?私服でもOK?」で紹介した通り、パート面接の身だしなみで最も重要なことは「清潔感」。服装だけではなく、髪型やメイクも普段以上に気を配る必要があります。
長い髪はまとめなきゃダメ?茶髪はどこまで許される?明るく見えるメイクのポイントは?…などなど、気になることは色々ありますよね。
今回の記事では、面接官に好印象を与えるヘアメイクのポイントを解説します。
Contents
面接官が〇をつける髪型とは
身だしなみの中で清潔感が感じられる部分ってどこだと思いますか?もちろん服装が一番大きな印象を与えるのですが、次に重要なポイントは髪の毛。
- 毛先が傷んでパサパサ
- ベタっとオイリーな感じ
- ブラッシングされていないボサボサヘア
- 短い髪(あほ毛)が目立つまとめ髪
- 肩にフケが溜まっている
こんな髪では、「不潔な人」「無精な人」「だらしない人」という印象を与えてしまうので要注意です。最低限、ブローやブラッシングをして、ハネやうねりを抑えたまとまりのあるヘアスタイルになるようにしましょう。
普段のお手入れがものを言いますね。余裕があれば前日までにトリートメントをしてサラサラ・ツヤツヤヘアを目指しましょう。
▼サラツヤヘアを手に入れるお手入れ方法はこちらの記事を参考に♡
美髪は7難隠す!?自宅でできる簡単ヘアケアで艶髪を手に入れよう♡
【長さ別】面接のヘアスタイルのポイント
面接官は、常に応募者の表情をチェックしています。長くて重い前髪、頬を覆い隠すような髪型では、暗い印象を持たれてしまうので、できるだけ顔を隠さないようなスタイルを心掛けましょう。さらに、お辞儀をしたときに髪型が崩れないよう、すっきりとまとめておくのがポイントです。
■ショートヘアのおすすめスタイル
ショートヘアの場合、サイドを耳にかけるだけでも知的で明るい印象に変わります。前髪は横に流して額が見えるようにしましょう。
<耳掛けショート>
<ショートボブ>
■ミディアムヘアのおすすめスタイル
中途半端な長さでまとめにくいかもしれませんが、サイドをピンやゴムでまとめたハーフアップのスタイルがおススメです。下したままにする場合は、毛先があちこちにハネないようきちんとブローしておきましょう。
<ハーフアップ>
<ミディアムレイヤー>
■ロングヘアのおすすめスタイル
ロングの場合、髪は後ろで束ねてまとめましょう。ポニーテールのように高い位置でまとめると幼い印象やカジュアルな印象を与えてしまうので、耳の高さぐらいで結ぶようにしましょう。
毛先が傷んでいる場合や髪の量が多い人はお団子にするのもおススメです。耳より下の低めの位置でまとめると落ち着いた印象になります。
<ハーフアップ>
<ねじりアップ>
カラーリングはどこまで許されるのか?
最近では明るい髪色でも許される職場が増えているものの、面接のときは少し落ち着いた髪色のほうが好印象を与えます。
よく言われるのが「レベル7の髪色まで」という表現です。これは日本ヘアカラー協会(JHCA)が制定した髪色の明るさを示すナンバーで、ホテル業界などは7番の明るさまではOKとしているところが多いため、それに準じる企業が多いということでしょう。
デパートの中には「10番までOK」というところもあるようなので、企業の考え方や業種によっても違ってきますね。応募先が店舗なら、実際に働いている人の髪色を見てどのレベルまでOKなのか事前にチェックしておくのもいいでしょう。
ちなみに筆者が採用担当をしていた会社では就業規則で「髪色はレベル12まで」と決まっていました。コールセンターなので、身だしなみのルールはオフィスワークとしては緩め。なので、面接でも茶髪に目くじらを立てることはなく、それよりも髪が傷んでいることのほうが気になりました。
髪色だけではなく、色ムラがないか?プリンになっていないか?傷みが目立っていないか?なども注意を払っておきましょう。
ヘアアクセサリーは?
髪を止めたりまとめたりするのにバレッタやシュシュを使う場合は、華美になり過ぎないように注意しましょう。黒・紺・茶色などの目立たない色で、ストーンやビーズなどの飾りのないものを選びましょう。
顔色が明るく見える健康的なメイク
パート面接のメイクは、頑張り過ぎないことがポイントです。きちんと感は必要ですが、アイラインやツケマばっちりのハデハデメイクは禁物。ナチュラルで健康的に見えるメイクを心掛けましょう。
【就活にオススメのメイク】
・アイシャドウはブラウン系が〇
・アイシャドウはグラデーションで
・マスカラはナチュラル仕上げ
・アイラインは必ずぼかす
・チークは健康的なサーモンピンク
・リップはチークと同系色 pic.twitter.com/bXtoRGDso0— 【奇跡のメイクテク】ブスなんて言わせない (@miracle_make_up) 2014年2月10日
健康的なメイクのポイント
ベースメイク
クマやくすみは、年齢や疲れが顕著に表れてしまう部分です。この点はベースメイクでしっかりカバーしておきましょう。コンシーラーやコントロールカラーを上手に活用してください。
アイメイク
アイシャドウはまぶたを明るいカラーで整えた後、ブラウンやベージュ系のカラーでナチュラルな陰影をつけていきます。
リキッドアイラインはキツイ印象に見えるので、ペンシルタイプやパウダータイプのアイライナーを使ってまつ毛の生え際を埋めていきます。目尻は伸ばさないようにしましょう。
まつ毛も盛り過ぎは禁物です。つけまつ毛はやめてマスカラのみで仕上げるようにしましょう。
■おススメのアイシャドウ
チーク
チークは顔色が明るく見えるよう、ピーチ系の顔馴染みのよいカラーを使いましょう。頬骨の高い部分から内から外に向かってフワッとぼかしていきます。直線的になったり濃くなり過ぎないように注意しましょう。
■おススメのチーク
口紅
話をするときに面接官は口元に注目しています。ルージュがはげたり、ボケたりしないようリップブラシを使って、輪郭から丁寧に塗っていきます。青味の強いボルドーや真っ赤な口紅は避け、ピンク系のベージュやオレンジなど、健康的で自然な色を選ぶのがポイントです。濡れたように光るグロスは、面接ではNGです。
■おススメの口紅
ノーメイク・カラコンはNG!
ビジネスの場では、ノーメイクはマナー違反です。普段メイクをしない人もファンデーションや色つきのリップなどを使って最低限のメイクはするようにしてください。またカラーコンタクトレンズは、その人本来の顔立ちや表情がわからなくなってしまいます。面接のときはカラコンは使用しないようにしましょう。
指先にも清潔感を
面接では、指先も意外と注目されています。ネイルアートやマニキュアについての考え方は、職種や会社に企業によって差がありますので、面接の際は以下の点に注意しましょう。
爪は短く切りそろえる
飲食店や接客業では、衛生面や危険防止の観点から長い爪は厳禁。また、「PC打てるの?」と思ってしまうほど長い爪は、オフィスワークでもNGです。爪は短く切りそろえておきましょう。
マニキュア・ネイルアート
面接のときは、マニュキュアやネイルアートはせずに自然な爪が望ましいのですが、「元々の爪の色が悪い」「常にネイルをしているので、何もしていないのは恥ずかしい」という人は、薄いピンクやベージュなど薄い色を選ぶようにしましょう。ネイルが剥がれていたり、ムラになっていると不潔な印象を与えてしまうので要注意です。
面接では個性の主張はほどほどに
「ヘアメイクが理由で面接を落とされるなんて…」そう思うかもしれませんが、派手な身だしなみが理由で不採用になることは実際にあり得ることです。
採用人数が少ない場合は、たった1つ×がついただけで不採用になることもあるし、例え能力がある人でも、他のパートさんへの影響や指導の難しさなどを考えて、面接官が採用を躊躇ってしまうことも多々あるのです。
面接では個性の主張はほどほどにして、清潔感や誠実さが感じられるヘアメイクを心掛けてくださいね!
さて、次回の面接シリーズは、鞄や靴、アクセサリーなど、小物についての注意点です。気が緩みがちな部分なので、ぜひ参考にしてくださいね。
⇒「パート面接に受かるコツ!カバンや靴など小物のチェックポイント」
面接の服装の注意点については
⇒「パート面接に受かるコツ!<7>服装はスーツがマスト?私服でもOK?」
面接当日のマナーについては
⇒「パート面接に受かるコツ!面接官が教える「受かる人」のマナーと服装」を参考にしてくださいね!
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