コミュニケーションが苦手でも大丈夫!仕事も恋愛もうまくいく会話術
自分は会話するのが苦手だ!そんな人いませんか?会話することってすごく難しくて、一生懸命アピールして相手に伝えようとしても、なかなか上手く伝わらないことがあります。
日常生活だけではなく、ビジネスをする上でも会話テクニックを知っているだけでスムーズに自分の気持ちを相手に伝えることができるのです!今回は、そんな会話下手で悩める皆さんのために「仕事も恋愛もうまくいく会話テクニック」を紹介していきます!
Contents
あなたの会話は一方通行になっていませんか?
「相手に自分の気持ちが伝わっていないような気がする」時って、会話が一方通行になってしまっていることが多いんです。一方的な会話についてちょっと見てみましょう。
会話が一方通行だとうまくいかない
自分の会話が一方通行になっているかどうか、考えたことはありますか?一方通行な会話というのは
- 自分の話ばかりしている
- 相手の話している内容について返さない
というような会話のことをいいます。例を出してみると
この会話から、マリモさんの会話が一方通行であるということが分かりますでしょうか?みほちゃんの話を一切飲み込まず、自分のことばかり話していますよね。
このような一方通行な会話を日常生活やビジネス上でしていると、もちろん会話も続かないし、こちらの要望なんてほとんど通じないような雰囲気が漂います。
ビジネスの場で取引先の方が話を聞きながらあからさまに嫌な顔をすることはまれです。それでも、空間に漂う「ダメですモード」にどんどん気持ちが萎縮してきて、普段なら普通に伝えられるような内容すら伝えられなくなってしまうこともあります。
一方通行でない会話の例としては
という感じです。大切なことは「相手の主張をまず受け入れること」と、「相手の会話の中で質問できることがあればする」ということ。
このいい例では、みほちゃんのボディメイクをするためにジムに通っているということをしっかり受け取り、さらにプロテインの味についてもちゃんと質問しています。きっとこの会話だと、お互い情報交換も進み楽しく会話が出来ることでしょう。
上手な会話は「会話の進め方」にあり
こちらの申し出がすんなり通るとき、契約が成立したとき、相手の態度はどうでしょう。最初はこちらのことを警戒していたり興味がなさそうだったのに、いつの間にか話が弾んでいてびっくりした経験はありませんか?
話をしている相手によって、あなたに対する態度がこうも違うのはなぜでしょう。例えば営業職なら、売っているものは一緒なはず。それなのに、興味のないそぶりを見せられたり、スムーズに商談が成立しないのはなぜなのでしょうか。
実は、これはあなたに魅力がないとか、交渉力がないというわけではなく、会話の進め方によるものが大きいんです!会話がうまくいくときって、あなたの話すテンポと相手の話すテンポが、まるで掛け合い漫才のようにピッタリになっていませんでしたか?
この会話のテンポが、交渉事、お願い事、普段のたわいもない会話など、コミュニケーションにおいて、あなたの印象を大きく左右する重要なポイントなのです。
会話のテンポは訓練でいくらでも相手に合わせることができます。ちょっとしたポイントをつかむだけで、あなたの会話力がぐんと上がる方法をお教えしちゃいますね♪
相手を観察して会話のリズムをつかむ
会話のテンポを合わせるのに大切なことは、まずは相手をよく観察することです。相手の呼吸のタイミングを良く見てみましょう。
息継ぎのタイミングを合わせるように、相手が話しているときの鼻の動きや胸の動きを観察すれば、実際の呼吸のテンポが分かるようになります。相手と同じ呼吸のタイミングをつかめれば、自然とタイミングが合ってきます。
もし、あなたが自分のことを会話下手だとおもっているなら、まずは無理に会話を始めようとせずに、相手の話を聞くことから始めましょう。これは、初見の相手には使えませんが、上司や彼氏、友人には十分に使えるテクニックです。
相手を観察しながら良く話を聞くことで、あなたの言いたいことを言うタイミング、相手に聞いてもらえそうなタイミングがつかめるようになります。
ワンテンポ置いてから話すことの大切さ
相手のテンポに合わせ、スムーズに会話を進めるためには、
- 相手が話し終わったらワンテンポおいて
- 相手の会話を遮らない
- 相手の会話を最後まで聞く
- 自分の話を高圧的に上から被せない
ということを頭に入れておきましょう!特に相手が話し終わったら、必ずワンテンポおいてから話し始めるということはとても重要なポイントです。しっかり間を空けて話し出すことで、相手に「自分の話をきちんと聞いてくれている」と思ってもらえます。
ただ、口数の少ない相手だと、会話になっていないような気がするかも知れません。ですがここで重要なのは「相手があなたとの会話のテンポ」をどう思うかということなので、自分のテンポに合わないと思っても我慢しましょう。
「傾聴」で相手にとって心地いい空間を作る
会話をしている中で、相手が「何か話してて心地いいな~」なんて思ってもらえたら最高ですよね?その空間を作るために役立つテクニックを、心理学用語で「傾聴」といいます。傾聴というのは「耳を傾けて熱心に相手の話を聞く」ということです。
先ほど紹介した方法では、ものすごく相手に集中する必要があるので、最初のうちは自分の話が思ったようにできないかもしれません。それでも、傾聴をしていれば相手にあなたの「集中して話を聞こう」という意気込みはしっかりと伝わるはずです。
人は話をよく聞いてもらえているということを実感すると、その相手に対する印象が必ず良くなります。あなたも話を聞いてほしい!と思うかもしれませんが、最初のうちは話を聞いてもらおうと思わないで、相手の話を聞くことに集中してください。
ベストなタイミングを狙って自分の要望を伝える
さて、あなたがしっかり話を聞いていると相手が思い始めたらチャンスです。自分の要望を伝えるタイミングをじっくり狙いましょう!傾聴し、相手の話を聞いたうえであなたの希望を伝えれば、相手はあなたのいうこともしっかり聞いてくれます。
ずっと話を聞いてもらっているうちに、相手もあなたの意見が欲しくなります。「…ってあなたは思っているのよね」と、相手の話をざっくりまとめて伝えたあとに、「私はね…」と始めましょう。決して焦らず、相手にあなたの話を聞こうという姿勢が出来るのをじっと待ってください。
このときに相手の言葉をあえて使うのは、自分の言葉に書き換えると相手にそれが伝わらないことがあるからです。また、このときの切り替えしで絶対やってはいけないことは
- 相手の話の要約を入れ忘れること
- 接続語に「て、ゆうか…」や、「ところで」と話題を変えるセンテンスを入れること
です。この言葉を使ってしまうことで、それまでの話は自分にとってどうでもいいことであるという印象を与えてしまう危険性があります。このひと言でこれまで黙って聞いていたものが全部ムダになります。これさえ守れば、あなたの会話術はかなり完璧です。
話をする時は、相手の言葉を取り込んで
最後にもうひとつだけ、相手に響く言葉の使い方をお伝えします。相手のテンポやスピードに合わせて会話を進める中で、言葉遣いも相手に近いものを使うようにするのです。
あなたの口癖で要望を伝えても、相手はすぐにはその真意を理解できません。人は何かを理解するときに、自分の言葉に置き換えてから、理解し納得します。つまり、あなたがあえて相手の言葉を使うことで、あなたの要望がダイレクトに相手に届くというわけです。
更に、同郷の人の方言に安心感を覚えるのと同じで、似たような言葉遣いの人には無意識的に安心感を抱くものです。相手の印象をうなぎ上りにアップすることもできちゃいますよ♪
参考記事⇒好きな人との距離が近づく!会話が苦手な人におすすめの5つの法則
相手のテンポで相手の言葉を使って話すだけで会話上手
以上、ちょっとした心理学テクニックを応用した会話術をお伝えしました。話がヘタとか、交渉力や説明力が足りない、と思っている方は
- 一方通行な会話をしないこと
- 相手のテンポに合わせること
- しっかり相手の話を傾聴すること
- 当ての言葉を使って話すこと
これらを意識して会話を弾ませてみてくださいね♪
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