シングルマザーの仕事はパートでも大丈夫?子育てと仕事の両立方法♪
シングルマザーの皆さんは「働き方」について一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。これからシングルマザーになる方や転職を考えている方にとって、これは頭を抱える大きな問題の1つです。
筆者もこの問題についてとても悩んだ一人。今回、シングルマザーは「正社員で働くべきか」「パートでも問題なく生活していけるのか」について追及して行きたいと思います!
Contents
正社員とパートではどっちが良いか?
正社員は収入を安定させやすい分…
正社員で働く場合、厚生年金や健康保険など社会制度が充実していますし、収入が安定的に確保できるという面で経済的な不安を解消しやすいと言えます。ただ、勤務時間や残業などの面では少々融通が利かないかもしれませんね。
シングルマザーは子育ても家事も仕事も…全部ひとりでこなして行かなければなりません。その点を考えると、勤務時間などのしばりが硬い正社員としての働き方はシングルマザーにとってハードな場合も。
筆者は離婚してすぐ営業職の正社員として働きましたが、子どももまだ小さかった為、とてもハードな毎日。日々目の前のミッションをこなしていくばかりで子どもとじっくり向き合うという時間はありませんでした。
パートは子育てをしやすい!?
筆者は、体と精神が崩壊し「子どもともっと向き合いたい」と言う気持ちから、思い切って正社員での勤務を辞めパート勤務に。もちろんですが、収入は減りました。しかし、筆者の場合気持ちがとても楽になったのは確かです!
パート勤務だと仕事での責任が減りますし、帰宅時間が少し早くなるだけで家事や育児に対し少し余裕をもつことが出来たのです。そして子育て世代の方が多く働いているパート先を探したので、子どもの風邪などで急にお休みすることがあっても理解が得られたので快く働くことが出来ました。
ただ休んだ分の給料はもちろん減りますので、経済的不安があったのは否めません。正社員での生活は「収入+仕事」がメインでしたがパート勤務になってからは「子育てメイン」の生活に変わったと思います。
シングルマザーはパートでも生活出来る?
養育費や手当などを上手に利用
シングルマザーの皆さんは、生活費丸々全部ひとりで何とか稼ごうと必死に頑張りますよね。例えば生活費が月20万円必要だと仮定します。この20万円をパート勤務で稼ごうとすると、もしかしたら正社員よりもハードな仕事生活になるかもしれませんね。
でも養育費や母子家庭世帯が貰える手当もあるので、実際のところ20万円分のパートをしなくても生活は出来るでしょう。例えば、国から貰える手当が月に換算すると5万円で養育費は4万円貰っているとします。
という式が成り立つので、逆算すると11万円の収入を確保すれば生活は出来ちゃうわけです。これはあくまでも例ですが、このようにお金に対する視点を変えると少し気が楽になりませんか?
シングルマザーとしてはバリバリ稼ぎたい気持ちになると思いますが、実際に仕事と家庭の両立が上手くいかなく、精神的・肉体的ストレスが溜まってしまうと本末転倒。気持ちに余裕がないと、子育ても仕事も辛くなってしまいますから…。
▼養育費について詳しく知りたい方はこちらの記事を合わせてお読みください。
離婚後の子どもの養育費は親の支払い義務!知っておきたい相場などパートから正社員を目指せる会社も
しばらくはパートで生活して、後に正社員としての働き口を見つけるという方法もありますが、現実的にそれが難しい場合もありますよね。ただでさえ、職探しが難しい現代。子育てが落ち着いた頃に改めて正社員として仕事を見つけるには、年齢的な問題、経験・資格的な問題が立ちはだかるかもしれません。
このような不安を抱えたままでは、いくら子育てにかける時間が増えても根本的な不安を拭うことは出来ませんよね。ただ、中にはパートから正社員登用を行っている会社もあります。
子育てに忙しい期間はパート勤務を希望し、子育てが落ち着いた頃に正社員を目指したい旨をあらかじめ会社側に伝えておくのも一つの方法だと思います。働き先を探す際に、このような点も意識してみると良いでしょう!
▼パート面接に関してはこちらの記事が参考になると思いますので、是非覗いてみて下さい♪
パート面接に受かるコツ!<1>面接官が教える「受かる人」のマナーと服装副業なども上手に利用♪
「パート収入だけでは、今後の生活が不安…」「正社員でしっかり働きたいけど、子育ても大変…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?筆者も何度もこのような心の葛藤に悩みました(笑)
この場合、副業などを取り入れる方法もあります。今は在宅ワークという部類のお仕事が意外にも結構あり、その仕事内容によっては自分の好きな時に自分のペースで行えるものもあります。他にも、自分の隙間時間だけ行える家事代行のお仕事などもあるので、副業を上手に利用している人も多いですよ♪
▼子育てや収入のことばかりを考えて働くよりも、自分のやりたい仕事を見つけて働く方が楽しいはず!やりたい仕事がよく分からない人はこちらの記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
やりたい仕事が分からないあなたへ★好きなことの見つけ方は実は簡単収入の安定を考えるか、育児にかける時間を取るか!
シングルマザーがどのような形態で仕事をするのか…という問題について今回は追及してみました。シングルマザーにとって経済的な不安はとても苦しい問題です。だけど、子育ても決して片手間では出来ない大事なもの。
どちらもシングルマザーにとって大事な事なので、パートという働き方でも生活していく事が出来ますよ!という一つの提案をさせて頂きました。もちろん各々の家庭事情が異なるので、一概には言えませんが少しでも参考になってくれれば幸いです。
▼筆者が離婚して大変だった事・辛く感じたことを記事にしています。今不安や苦しみで辛い方はこちらの記事にも立ち寄ってみて下さい。
離婚した事後悔してる?女が一人になって不安や絶望を感じる瞬間!補足:【2024年】シングルマザーでパート。子育てと将来の不安
2024年現在、シングルマザーとしてパート勤務を選択することは、経済的な不安や将来への懸念と隣り合わせです。しかし、実際には多くのシングルマザーがパート勤務を通じて、子育てと仕事のバランスを見つけ、充実した日々を送っています。
経済的なサポートの活用
経済的なサポートとして、国や自治体からの手当や助成金、養育費などの収入源を上手に組み合わせることで、生活費の負担を軽減することが可能です。特に児童手当、児童扶養手当、住宅支援などは、シングルマザー家庭にとって大きな助けとなります。
職場選びのポイント
また、職場選びにおいては、柔軟な勤務体系を提供し、子どもの急な体調不良などに対応可能な環境を整えている企業を選ぶことが重要です。パートから正社員への登用制度を設けている企業も増えており、キャリアアップを目指すことも夢ではありません。
副業や資格取得によるスキルアップ
副業や資格取得によるスキルアップも、将来の不安を軽減する手段の一つ。在宅ワークやフリーランスとしての仕事も選択肢に加えることで、収入源の多様化を図ることができます。子育て中でも自宅で仕事をすることで、時間を有効に活用し、子どもとの時間を確保することも可能です。
シングルマザーとしての生活は決して容易ではありませんが、支援制度の活用、働き方の工夫、そして何より自分自身と子どもへの信頼があれば、不安を乗り越え、希望に満ちた未来を築くことができます。2024年現在も、シングルマザーに対する支援はさらに充実しており、一人ひとりが自分らしい働き方と子育てを実現できる社会へと進化しています。
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