スーパーフードのキヌアって?効果や副作用は?ヘルシーフードを知ろう
スーパーフード、最近よく耳にする言葉ですがみなさんはどのようなものかご存知ですか?聞いたことあるけれど、何がスーパーフードでどんなものなのかイマイチよくわからないという人も多いですよね。
今回は、スーパーフードのキヌアについて調べてみましょう!キヌアを使ったメニューはカフェなどでもあり、身近な食材の一つになりつつありますよね。スーパーの名の通り、本当にすごいんですよ♪
Contents
スーパーフードって?
1980年代、アメリカやカナダで食事療法を研究する医師や専門家が有効成分を非常に多く含む食品のことをスーパーフードと呼ぶようになったのが始まりと言われています。低カロリーで健康によい栄養素が豊富に含まれているのでスーパーフードと呼ばれているようです。
今日のおべんと。
雑穀ごはん、ほうれん草のオムレツ、スモークレバー、キヌアと根菜のサラダ、ミニバナナ。ポットにはビーフシチューが入ってます。 pic.twitter.com/iXijNvt1Ma— まもう (@zzrbee) 2018年1月26日
キヌア&米粉のスノーボウル❄
お世話になっているお友達にプレゼント🎁米粉とキヌアを使ったグルテンフリーで優しい味わい。
ほんわかする、どこか懐かしいお菓子です。
粉… 詳しくは https://t.co/6QbaIIb4fA pic.twitter.com/xMqEmPuSdN
— ベジタブル スマイル (@vegetablesmile_) 2018年1月26日
スーパーフードのキヌアって何?
南米原産の穀物
キヌアは、南米原産の擬似雑穀です。アンデス山脈の標高3,000mあたりで自生している、ヒユ科アカザ亜科アカザ属の植物の種子の部分です。先端に直径1~3㎜ほどの実をつけます。
含まれる栄養素
必須アミノ酸すべてを含んでいる!
私たちの体で作ることができずに、食物から摂取しなければいけないアミノ酸は9種類あります。その必須アミノ酸9種類全てがキヌア には含まれています。
サポニン
サポニンにはコレステロールを下げる働きがあります。また活性酸素の元になる過酸化物質の発生を防ぎ、血液中にある糖が中性脂肪に変わるのを抑える効果があります。
ビタミン類
キヌアには、細胞を作ったり修復するのに欠かせないビタミンB1、B2、B6が含まれています。皮膚を健やかに保つのにも役立ちます。また、美肌やアンチエイジングに欠かせないビタミンEも含まれています。
マンガン
マンガンも豊富に含まれています。抗酸化作用があり、がん細胞や他の病気の原因になるような細胞を除去する作用が期待できます。
マグネシウム、カリウムやリボフラビン
マグネシウムやカリウム、リボフラビンには動脈を弛緩させる働きがあるので、高血圧、生活習慣病の予防に役立ちます。
パントテン酸
パントテン酸にはビタミンCや葉酸の働きを助ける力があります。そのためにコラーゲン再生を促し肌荒れを予防して美肌作りに役立ちます。また副腎皮質ホルモンを活発にする働きもあるので、免疫力が高まります。
フィトエストロゲン
女性ホルモンに似た性質のフィトエストロゲンが含まれています。このため骨粗しょう症や更年期障害に効果があると言われています。
不飽和脂肪酸
キヌアにはリノレン酸やオレイン酸など良質な脂質が含まれています。これらには、血中の悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす働きや脂肪を燃焼させる働きがあります。また腸の働きをよくするので便秘にも効果的です。
ナイアシン
ナイアシンは皮膚や粘膜の再生を促すので、ニキビ、肌荒れ、しみやしわの予防に役立ちます。血中のコレステロールを減少させ、アルコール成分の分解を助ける働きもあります。
気になるカロリーは?
キヌアのカロリーは100gで約350キロカロリー程度です。これはお米とほぼ同じぐらいです。
アレルギーのある人も安心
キヌアは穀類の仲間ですが、グルテンフリー。なのでアレルギーがある人も安心して食べることができます。
キヌアの食べ方
ではキヌアはどうやって食べるのでしょうか?基本的に、どんなに体にいい成分の食べ物でもそれだけを単一で食べるのはバランスが良くありませんよね。様々な料理と合わせて食べることで、ダイエットにも適した食料となります。基本の食べ方を覚えて日々の食生活に色々と取り入れてみましょう。
基本の炊き方
キヌアだけを炊く場合
- キヌアを3回~4回目の細かいざるを使ってしっかりと水洗いする。
- キヌアの量に対して2倍の量の水で炊く。(1カップ200ccで約ひとり分)
- 炊飯器に入れ普通に炊いて炊き上がったら5分ほど蒸らして混ぜる。
白米と混ぜて炊く場合
- キヌアを3回~4回目の細かいざるを使ってしっかりと水洗いする。
- 白米を足してもう一度洗う。
- 白米1合につきキヌア大さじ1杯を加える。
- 炊飯器の目盛り通りに水を入れて炊く。
キヌアの美味しいアレンジレシピいろいろ
キヌアとハトムギの雑穀サラダ
[材料]キヌア(茹で)1カップ
ハトムギ(茹で)大さじ5
キュウリ1本
パプリカ赤 1/4ずつ
たまねぎみじん切り 中1/4個分
ツナ缶 1缶
オレンジ 1個
塩麹 大さじ2
こしょう 少々
クミンシード 少々
レモン汁 1/2個分
[作り方]・キヌア、ハトムギはあらかじめ茹でておく。
・キュウリ、パプリカは角切り、たまねぎは粗みじん切り。
・オレンジは薄皮をむいてカットしておく。
・ボールにすべての材料を入れ、塩麹、こしょう、クミンシード、レモン汁を入れて和える。
・味を見て整えたら冷蔵庫でよく冷やし、器に盛り付ける。
キヌアとマンゴーのサラダ
[材料]茹でたキヌア 1カップ
ひよこ豆 水煮 100g
マンゴー 1cm角 1/3カップ分
新玉ねぎ(スイートオニオン) 1cm角 大さじ3
パプリカ 1cm角 大さじ4
青ねぎ みじんぎり 大さじ2
イタリアンパセリ か パクチー 少量
レモン汁 大さじ1
ワインビネガー 大さじ1
EVオリーブオイル 大さじ1
シーソルト 少々
黒こしょう 少々
[作り方]・キヌアと玉ねぎ、パプリカ、青ねぎ、マンゴーをすべてボウルに入れて混ぜておく。
・別のボウルにレモン汁、赤ワインビネガー、塩こしょうを混ぜて、最後にオリーブオイルを加え混ぜる。
・材料とドレッシングを合わせて出来上がり。
キヌアのピラフ
[材料]キヌア 1カップ
白米 1カップ
しょうがみじん切り 2かけ分
にんじん 1本
グリンピース 100g
水 2と1/2カップ
白味噌 大さじ1.5
しょうゆ 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1
[作り方]・キヌアと米は合わせて水で洗っておく。人参はサイコロ状に切っておく。
・グリンピースに塩をまぶして、沸騰したお湯で2分ほど茹で、冷ます。
・お鍋にオイルを入れて熱し、みじん切りのしょうが、人参を炒め、さらに洗っておいたキヌアと米を入れて炒める。
・分量の水から少量を取って、味噌を溶き、そこにしょうゆを加えて鍋に入れる。
・お湯が沸騰したら蓋をして15分ごく弱火で炊き、グリンピースを加えてさらに5分加熱。
・火を止めて10分ほど蒸らして出来上がり。
キヌアと里芋のコロッケ
[材料]里芋 5個
キヌア 50g
白味噌 大匙2と1/2
生パン粉 カップ1
菜種油 適量
[作り方]・里芋は洗って、皮つきのまま蒸かす。
・キヌアはザルに入れて洗って、同量以上の水と一緒に蓋つきの鍋に入れて茹でる。
・水気が少なくなったら蓋をしてしばらく蒸らす。
・里芋は皮を剥き、適当な大きさに乱切りしてボウルに入れ、マッシャーなどで潰す。
・里芋に白味噌とキヌアを加えてよく混ぜる。
・スプーンなどを使って10等分にしながら丸型に成形し、ボウルに入れた生パン粉をくぐらせ、よくはたいて衣をつける。
・フライパンに炒めものの3倍くらいの量の菜種油を入れて熱し、コロッケを転がしながら炒め揚げして出来上がり。
キヌア入りシチュー
[作り方]オリーブオイル 大さじ2
ニンニク 1かけ
玉ねぎ 1個
キノコ 適量
豚バラ 50gくらい
カットトマト 1パック
ドライグリーンハーブ(バジルなど) 適量
塩コショウ 適量
キヌア 大さじ3
バゲット 適量
・ニンニクひとかけを薄切りしてオリーブオイルで香りを出すよう炒める。
・豚バラ肉50gくらいを1センチ幅で切って先程のフライパンに加える。
・玉ねぎ1個とシイタケやマッシュルームなどお好みの量スライスして加えてしんなりするまで炒める。
・水を具がヒタヒタかぶるくらい入れて、キヌアを大さじ3、4入れて5分くらい弱火で煮る。
・カットトマトのパックを加えて少し煮詰め、塩胡椒、バジルなどお好みのハーブで味を整える。
・カリカリに焼いたバゲットを添えて出来上がり。お好みでサワークリームを少し垂らしてもOK。
アレンジいろいろ。キヌアをもっと楽しもう♪
キヌアについて詳しく調べてみましたが、本当に魅力的なスーパーフードなんだってよくわかりますよね。最近は日本でも栽培されていて、スーパーなどでも簡単に手に入るようになってきました。ぜひ普段の食生活でも色々なアレンジで楽しく食べて、ヘルシーにキレイになっちゃいましょう♡
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