暑い!夏の寝苦しい夜が続き、睡眠不足になる前にこれで眠れる!という方法をご紹介します。夏の夜はエアコンなしでもこれですんなり眠れる実践法です。
夏の夜が寝苦しくて寝つきが悪い!と悩んでいる方はいませんか。私が実践している方法を、ぜひ試してみてください。
青色さんは北海道出身なのよね。東京の夏は暑さだけではなくて、湿度が高いからしんどいわね。私は東北出身なこともあって、本当に暑さに弱いのよ…是非教えてほしいわ。
寝苦しい夏の暑い夜
暑い夏がやってくると、日中の気温の高さもさることながら、夜の寝苦しさを考えてうんざりする人も多いでしょう。高温に加え、湿度の高さも加わってきます。
北海道出身の筆者も、毎年「東京の夏に負けないぞ!」と体調管理をいつも以上に意識するところです。やっぱり札幌と東京は夜の寝苦しさがまったく違うように感じます。まずは札幌と東京の7月8月の平均気温を比べてみましょう。
寝苦しさの原因は?
最近では札幌も最高気温30℃越えという時もあるようですが、寝苦しい夜になることはほとんどないようです。最近のマンションなどでは、エアコンがつけているお宅も多くなっている様ですが、エアコンなしの家がまだまだ多いのも事実です。
北海道では寝苦しい夏の夜はほぼないというのは気温が低いから?湿度は低いから?なのでしょうか。
札幌に嫁いだ友人が、新居にエアコンがついていないことに驚いていたわ。東京の夏は、エアコンがあるのが当たり前だもんね…。
札幌と東京の平均気温
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札幌 |
東京 |
7月 |
20.5℃
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25.0℃
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8月 |
22.3℃
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26.4℃
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年平均 |
8.9℃
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16.3℃
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参考サイト:さっぽろお天気ネット
札幌と東京を比べてみたときに寝苦しいと感じるその差は、湿度と何より最高気温と最低気温の差が影響してきます。札幌の最低気温の平均が20℃以下であることに対して、東京の7月8月の最低気温は21~23℃以上と言われています。
東京などでは夏の日によっては30℃以上にもなる日中の暑さが日が落ちても続き、夜をむかえても温度差があまりないまま就寝時間をむかえる日もあります。こんな夜に「寝苦しい」と感じるのです。
湿度ですが東京よりも札幌の方が高いというのを知っていますか?北海道の夏はカラっとして湿度が低いと思われていますが、実は東京より高いのです。
札幌と東京の相対湿度
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札幌 |
東京 |
7月 |
76%
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77%
|
8月 |
75%
|
73%
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参考サイト:さっぽろお天気ネット
私達が蒸し暑いと感じる不快指数というものは「気温」と「湿度」から計算されているので、湿度が高いということだけではないのです。 なので、「湿度が高い」ということだけでは「蒸し暑い」という事にはならないということです。
湿度が高い+気温が高い=蒸し暑い
本当ね!でも寝苦しくないのは、夜になると気温が下がるからなのね。
寝苦しい日が続くと睡眠不足にもなります。夏の暑さで体力もなくなっているところに睡眠不足になると余計にカラダがバテてしまします。
そしてやってくる「夏バテ」です。どうして夏バテになるのか、流れをみていきましょう。夏バテになる人とならない人がいますが、夏バテになってしまう原因はどのようなものがあるのでしょう。
私はこうして夏バテになった
北海道出身の筆者が東京に引っ越してきたのは、もう16年ほど前になります。 東京に住み始めて2年目から、夏バテに悩まされることとなりました。
夏バテの症状
夏バテの症状には身体的なものと精神的なものがあります。
・カラダの倦怠感
・食欲不振
・下痢
・便秘
・無気力
・立ちくらみ
・めまい
・むくみ
・微熱
・イライラなど
夏バテは暑さのせいで起こる生活の中の悪循環によってひき起こされます。筆者が夏バテになった状況は次のようなものでした。
食生活
暑くて食事をきちんと摂らずに甘いもの、特にアイスなどで済ませることが多くなっていました。炭酸飲料もよく飲んでいました。朝ごはんを食べずにお昼には冷たい麺類を食べていました。
●夏の暑さのせいで消化機能が低下になり、食欲不振の症状になる。
●カラダに必要な栄養が摂れないと体調不良の症状が出る。
●暑さのせいで冷たい食べ物・飲み物ばかりだと胃腸も冷えて機能低下になる。
食べたくない~食べられないの繰り返しになっていたんですよね。
温度
梅雨の時期からエアコンを使っていて夏の家の中のエアコンの設定温度は21~23 ℃。特に東京に引っ越してきたばかりの頃は、外に長時間いることはなかったのですが、買い物などで外に出るときには室内の温度と外の暑さでカラダがついていかない感じでした。
ちょっと外に出て帰ってくると横になったりしていました。倦怠感がずーっと抜けずにいる状態でした。
●室内と外の温度差が大きいほど、カラダへの負担がかかる。(ベストは5℃差)
●温度差が激しいと自律神経が乱れる。
旦那が家にいるときはエアコンの設定温度を26~28℃にしていたんですけど、私と子供だけの時は23℃くらいでしたね。外との温度差は7℃以上はあったかも…。
睡眠
特に睡眠に関してはしんどかったですね。暑くて寝ていてもすぐ目が覚めてしまったり、眠りが浅い状態が続いていました。朝、目が覚めても全然疲れが抜けていない状態でした。そして、昼間に眠くなるので悪循環でした。
カラダが辛いのでソファーに横になっていると、ダラダラしているという風に旦那から見られていました。実は、筆者も旦那も北海道出身者なので「夏バテ」というものがどんなものかよく知らなかったんですよね。
旦那は夏バテにならなかったので、筆者のだらけっぷりにイライラしていたかもしれません。ただのなまけ病だと思われていたような…。その状態が夏バテの症状だったとわかるまで、しばらくかかりました。
寝室にエアコンはあったのに、なぜ使わなかったのか…。旦那がエアコンをつけて寝るとのどが痛い!風邪をひくなどと宣言したためでした。
家族と一緒だと感じる暑さや我慢できる限界が違うってよく聞くわね。
筆者が思う夏の一番の辛さは蒸し暑さから来る寝つきの悪さと睡眠障害でした。
夏の夜は寝苦しい…睡眠に障害が出る状態からまずは抜け出すことが大事!それでは、気持ちよく寝られる条件とはどんなものでしょう。
寝苦しい夏★寝つきが良くなる条件
夏以外の季節でも、寝つきが悪いといい睡眠にならないことがあります。いい睡眠を導くために大事な事があります。
暑さ以外の部分でも寝つきが悪くなる生活習慣を改善しておきましょう。スムーズな入眠に導くために良い生活習慣は、次のようなことが言われています。
寝つきが良くなる生活習慣
●朝の時間帯で太陽の光を浴びる(心やカラダを安定させるために必要な脳で分泌される神経物質のセロトニンの分泌を促す)
●一日一回適度な軽い運動をする(カラダに適度な疲れを与えたるのもよい。散歩でもいい)
●食事は寝る2~3時間前までに済ませる(寝る直前に食事をして胃の活動を活発にさせてしまうと脳も起きている状態になるため)
●寝る前のTV・スマホ・パソコンは控える(脳への刺激が強くなり、脳の興奮状態がおさまらなくなるため)
●お風呂は布団に入る1時間前までに済ませる(お風呂に入ってすぐ布団に入るとカラダがまだ温まっている状態ではスムーズな寝つきの邪魔をすると言われています)
*ただし、夏の入浴はぬるめの湯船だったら寝る30分前までに済ませてもいいでしょう。
この様な習慣に加えて、夏の暑い夜に寝苦しくてなかなか寝つけないときに試したい対処法があります。
夏の寝苦しい夜に必要な環境
寝つきが良くなる夜の寝室の環境があります。人が快適だと感じる室温は25~28℃で湿度50~60%と言われています。夏のエアコンの推奨設定温度で言えば28℃です。
室内外の温度差5℃が理想的という考えでは、東京は32~33℃という日が多くなることを考えると、28℃というのは丁度いい設定温度で、尚且つエコにもなります。
エアコンでこの設定にしておくことは簡単ですが、一晩中エアコンONにしていることでデメリットもあります。
●電気代が高くなる
●乾燥でのどが痛くなる。
●夏風邪をひきやすくなる。
*注意:熱帯夜と言われる様な時や、高齢の方などはエアコンの利用を我慢せずに、その時の温度や体調で上手にエアコンを使われることをおすすめします。
うちの旦那もこのタイプだわ。エアコンをつけっぱで寝ると、翌朝喉が痛いって大騒ぎして大変。
エアコンを使うと体調が悪くなったり、寝つきがどうしても悪いという方におすすめの対策法を、この先ご紹介していきます。
寝苦しい夏の夜から脱出するには、寝具の中の温度も重要だった
心地よく寝つくときは体温が下がり始めた時というのを知っていますか。人の体温は平熱で36~37℃ですが、人はこれより高い温度だと寝つきが悪くなり、逆に寒すぎても良くない様です。
いい入眠には寝具の中の温度も重要だと言われています。人の肌に触れて快適な温度というのは32~34℃です。これは人の体温よりも低いというのがわかります。
この快適さがあれば、夏の寝苦しい夜からも解放されるのです。
部屋の温度じゃなくて寝具の温度が寝つきに関係してるの??
寝具も関係してるというか、寝具を上手に使うことで対策にもなるんです♪毎年の様に繰り返されていた私の夏バテ状態。でも、この対処法で改善された!というとっておきの対処法をご紹介します。
寝苦しい夏の夜★エアコンなしでも快適に眠れる対処法
by 青色
筆者が北海道から東京に移り住んで16年。10年近く毎年の様に夏バテに苦しんできたその後…、6年前からピッタリその症状は改善されたのです。現在の筆者の自室にはエアコンがありません。それでもやっぱり、入眠はスムーズで睡眠もちゃんととれてます。
なにが変わったのか!?変えたことを書きだしてみましょう。
1.夕方30分程度の散歩
2.禁煙
3.アイスノン
4.扇風機
5.敷パット
特に寝るときの「温度を下げる」というポイントはおすすめしたいところです。寝る前に温かい飲み物を飲んで、それから体温を下げるようにしても入眠がスムーズになります。
スムーズな入眠は体温が下がる状態がポイント!忘れずに♪
ひんやりアイスノン
by 青色
筆者がなによりおすすめしているのは「アイスノン」!それを二つ用意します。そのままでは冷たすぎるので、ちゃんとタオルにくるんで一つは枕に。もう一つは足元に置きます。
ここ7年程、寝るときはこれと扇風機だけで寝ています。暑くて眠れないということもなくなり、夏バテもしなくなりました。
小さなお子さんには巻くタオルの厚さで冷たさを調整してあげるといいでしょう。アイスノン枕で寝ると、寝苦しい夏の夜もひんやりして体温も下がるので、スーッとスムーズな入眠になります。
娘の部屋にはエアコンがありますが、寝るときはエアコンなしですよ♪
体温が下がる時にいい寝つきに導かれるのね! 気持ちよさそうね♪
扇風機
アイスノンに加えて扇風機を活用します。ただ、カラダにずーっと風が当たる様にすることは避けて、
壁に風を当てて部屋の中で風が回るような使い方か、
足元の上の方に向けて風が流れるようにするという二つの間接的な使い方をしています。
扇風機の風をずーっとカラダに当てているのも良くないって聞きますね。首ふり状態や、強弱の風の強さを活用するのもいいですね。
部屋全体を風が流れるようにする使い方は、空気が循環して涼しく寝られそうね。
寝苦しい夜におすすめグッズ「冷たいよう」
ヤマノクリエイツ
販売価格 ¥2,043(2017年7月16日9時44分時点の価格)
中に保冷剤を入れて、扇風機にかけてONにすると、冷たい風が吹く!という優れものです♪2017年7月16日日テレ系情報番組「シューイチ」で紹介していましたよ♪
ひんやり敷パット
by 青色
筆者が2017年6月末より使用することにした敷パットです。ママ友の言葉を聞いて購入を決めました。「去年のよりひんやり気持ちいいのよね。自分のも先に買っていたけど、すごくいいから旦那のも昨日買ったのよ♪」
すでに夏の寝苦しい夜も改善されていた筆者ですが、そんなにいいものか!?とこちらを購入。
まだ30℃越えをしていない時期からこの敷パッドを使いました。なんと!半袖&短パンのパジャマで寝ると肌寒ささえ感じた筆者です。
30℃越えする様になった頃でも長ズボンのパジャマで薄い夏布団でOK♪扇風機は足元の少し上の方に向けているのですが、扇風機の風で敷パッドも冷やされて冷たい部分がより、ひんやり感UPに感じます。
今はいろいろなメーカーから敷パッドなどが出ています。その効果もいろいろかもしれませんが、さらっとした素材と熱がこもらない快適さがいいですね♪
寝苦しい夏の夜もスムーズな寝つき♪
寝苦しい夏の夜のせいで睡眠不足に…、食欲もでないまま続くカラダのだるさ…、そしてまた夜もまた寝つきが悪いという悪循環から脱出しましょう。
北海道出身の私がエアコンなしの部屋でもぐっすり眠れています。
エアコンが苦手だという方、部屋に寝室にエアコンがない方もぜひ、寝具で寝苦しい夜の対策をしましょう。筆者の夏バテも解消してくれた涼しく寝られる対策法、是非お試しあれ。
▼暑い夏の対策にはこちらの記事をどうぞ
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