人生の選択肢はやる・やらないの2つだけ。迷い続けることをやめよう
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人の判断はなんの役にも立たない
「逃げるは恥だが役にたつ」という人気ドラマがありましたが、あのタイトルはハンガリーの”逃げるは恥、でも役に立つ”という諺らしいです。逃げることは恥ではあるけれども、それでも役に立つことがあるという、そのままの意味ですが、ここでもちょっと考えてみてください。
主人公のみくりは、恋愛や仕事、結婚から「逃げた」わけですが、そこで仕事や恋愛を「やらない」という判断をしたわけですよね。そして契約結婚という常識的に考えたらとてもビックリするようなことをしたわけです。
それは誰かから勧められたわけではないですよね。恋愛や仕事から逃げたいから「自分」でそこで「やる」と判断し行動したわけです。
先日、相模線の車掌さんが「進行方向左側をご覧ください。只今虹が出ております。よろしければご覧ください。」というアナウンスをしてそこに広がる虹を見た車内のお客さんを楽しませたように、誰に言われたわけでもなく、自分でその時に判断をして行動しています。
常識的には考えられないけれど、自分にとってはとても大切なことというのも、誰しもあると思います。そんな時、それをするのに人(他人)の判断が必要ですか?
本当に自分がやりたいと思っている時、アドバイスとしての人の言葉はとても大切ですが、ただ否定されるだけ、ただ足止めされるだけ、不安にさせられるだけの「判断」に囚われてしまわないようにしてください。
悲観的なことばかりいう人間からは離れたほうが良いと言われるように、悲観的で否定的な考え方のなかに「やる」という選択肢はありません。
また、古い風習や常識を軸にしている人の判断も、先に述べた古い思い込みに囚われてゆくばかりで前に進めません。じゃあアッケラカンとしたマイペースでお調子者な人の判断ならいいのか?と言えばそうではないです。確かにその人から「やらない」という選択肢はでないかもしれませんが、勢いがありすぎて、事前に準備できるものごとをうっかり見過ごすこともありえます。
だからこそ、自分の選択肢「やる」か「やらない」には、人(他人)の判断は必要ないということです。自分自身でしっかりと考えた上で、自分の心に素直に選択してください。
やるという選択がもたらすもの
では「やる」という選択をした時に、一体何を得てゆけるのかを考えてみましょう。自分でやる!と決めた時、かならず次のステップがはじまりますもんね。
「きっかけ」は、毎日の中に起きている
いろいろな物事のチャンスは、実は毎日の中に起きています。「最近チャンスに恵まれなくて」とぼやいている人は、その毎日起こるチャンスに気がつくことができていないだけです。
自分がやりたいことがしっかりと見えていて、それに関心度を高めていたり実際に行動をおこしていると、小さな出来事のなかにあるチャンスに気がつくことができるようになります。他愛のない雑談や、たまたま出会った人がその後の人生の鍵になることだってありうるのです。
「やる」と決め行動を起こし、チャンスをつかむアンテナを高めてください。きっといいタイミングでチャンスをつかめるようになるはずです。
そしてかなり情報収集をしていたので面接時に面接官と、なんと2時間もしゃべり倒し15倍の壁を抜けて内定がきまりました。「絶対にその仕事に就く!」と決めていたので、面接の時も躊躇うことが一切ありませんでした。
「心がときめくもの」は「やる」
あっちもこっちも好奇心まかせに「やってみる」のは、とってもお勧めです。なにをやるにしろ「やってみなくちゃわからない」んですから。出会ったときに「これは楽しそうだ!」と心がときめいたものは是非チャレンジしてみてください。
そうしていろんな経験をしてゆくうちに、自分にとても合っているもの、自分を活かすことができるものが、どんどんとわかって行きます。周りからみたら「また違うことを始めた!」なんて思われているかも…という心配は無用です。
いろんなことを知り、得たいと思う気持ちを大事にしてください。
ちなみに「後からやろう」と後回しにしたものは、今は必要がないものということが多いです。だって、今すぐにやりたい!と言うほどに興味が湧いていないのですから。なので後回しに出来ちゃうものは「やらない」という選択をするのもアリかもしれませんよ。
「やってみたい!」「面白そう!」と、ときめいた好奇心はどんどん生かして、チャレンジして行ってくださいね。
やめる・諦めるという選択がもたらすもの
「やめる」「諦める」という選択も、一つの可能性を生み出します。すべてが否定的な悲観的なものではありません。
なにかモノゴトを「やめる」「やらない」という選択をしたとき、何が生まれるかというと「時間」です。やらない分の時間を得られます。一番最初に述べたように時間というものは1日24時間と決まっているものなので、そこに余裕が生まれるというのもとても大切なことなのです。
時間は仕事をする時間、楽しいことをする時間、食事をする時間、体を休める時間といろいろありますが、「やめる」「やらない」と決めて得た時間をそれぞれに割り振ることができますよね。時間的余裕がないときには「やめる」「やらない」という選択はありなんです。
特に心が疲れてしまっている時。そんな時は「やめる」「やらない」という選択を使って心を元気にする時間に当ててみてはいかがでしょうか?
また「諦める」ということも否定的な意味合いだけではありません。400mハードル日本記録保持者で、現在はスポーツコメンテーターとして活躍されている為末大さんの著書「諦める力」にあるように、いま自分が一番輝けるフィールドにいない場合は、そこに意地をはらず、ほかの自分が活躍できる場所に移動するということも、しっかりと前向きな選択なんです。
いまいる場所をすっぱりと「諦めて」次の場所に移動する。行っているモノゴトが自分に合わない場合はすっきりと「諦めて」次にできることを探す。そうやって前に進むことも大切なことなんですよね。
なので、「やめる」「やらない」「諦める」という選択をマイナス面だけで考えないでくださいね。自分が一番楽しく輝ける場所は、様々なところに行ってみてようやく見つかるものなのですから。
1,620円(2017年02月現在)
「ワガママ」は「ワレガママ」
↑わたしはここに居たいにゃん!ワガママじゃないにゃん!この場所が好きだにゃん!(笑)
自分でやる!と決めた行動が「そんな行動はワガママだ!」と否定されることもあると思います。ちなみに、筆者は「ワガママだ!」って言われまくるタイプです(笑)でも、そもそもワガママはいけないことでしょうか?
ワガママは「我が儘」ワレガママと書きますよ?あなたの本来の姿という意味です。
もちろん社会のルールや法から反することを推し進めることはいけません。それはワガママではなくてタブーです。
そうではなく、あなたの心が求める、あなたが「人生の主人公」として生きてゆくための「やる!」という決断のもと起こしている行動はワガママではなくワレガママです。自分が選び決めたモノゴトや道を成す時「ワガママだ!」という他者の勝手な判断に身を任せてませんか?そこから身を引いてしまっていませんか。
ワガママ、ワレガママでいることには何の罪もありません。人に迷惑をかけなければ、どんなにいろんなことを言われたって、信念を持ってそのワレガママを貫いてもよいと思います。
ワガママは悪いことじゃないです。ワレガママ生きて行けないことのほうが、苦しいです。あなたがあなたじゃないまま生きることになります。
あなたは、ワガママですか?ワレガママですか?
「やる勇気」をくれる言葉
ここで「やる!」という気持ちになれる格言をご紹介します。心のエンジンになる格言が見つかりますように!
お前の道をすすめ
人には勝手な事を言わせておけ。
幸福とは到着する駅の事ではなく
そこに行くまでの道のりの事を言うのである。
(マーガレット・リー・ランベック・アメリカの作家)
あなたに出来ること、
出来ると夢見たことが何かあれば、
それらを今すぐ始めなさい。
向こう見ずは天才であり、魔法であり、力です。
さぁ、今すぐ、始めなさい。
私達は成功からよりも、
失敗から多くの知識を学びます。
私達はしばしば、出来ない事を見つける事によってできることを発見します。
間違いをおかさない人は、
おそらく決して新しい事を発見する事はないでしょう。
( サミュエル・スマイルス )
何事かを試みて失敗する者と、
何事も試みないで成功する者との間には、
測り知れない相違がある。
大きな過ちを多く犯さないうちは、
どんな人間でも偉人や善人にはなれない。
常に自分の中に答えを求めなさい。
まわりの人や、まわりの意見や、まわりの言葉に、
まどわされてはいけません。
(アイリーン・キャディ)
腕を組んでそこに座り込みただ眺めているだけで、何も行動しないというのは、もうやめなさい。
行動して、この素晴らしい輝く人生を生きなさい。
今すぐ、やらねばなりません。
(アイリーン・キャディ)
逃げるのは、いつも自分
あなたの人生はあなたが決めるという覚悟
人生のなかでの「やる」「やらない」の選択について書いてきました。いかがでしたでしょうか。
選択をするときは、とても緊張しますよね。そんな時は、まずは大きく深呼吸して心と体を落ち着けてくださいね。
静かな心は正確な判断をするためにとても必要です。落ち着いた静かな部屋で、好きな音楽をかけたり、お香を焚いてみたりして心地よい場所をつくりじっくりと考えてみてください。
「やる」と決めたことで、いままでよりもより多くの情報が流れ込み、新しくできる経験や人脈がどんどんと増えてゆきます。考え事、悩み事の繰り返しが多々起こり、心身ともに疲れてしますこともあります。そんな時はまた深呼吸です(笑)ビバ深呼吸。
やる気は猪突猛進でも、心は静かにを心がけてくださいね。
「やる」ことでしか得られないもの。「やらない」ことで得られるもの。それぞれにそれぞれの良さがあるはずです。それを使うか使わないかはあなた次第です。
大切なことはいつでも「自分で決めること」「責任を自分で持つこと」「人のせいにしないこと」です。少し勇気がいりますよね。だからいきなり大きなことから始めずに、最初は小さな「やる」「やらない」を始めて、徐々になれてゆくのも良いかもしれません。
でも「やる」ことで舞い込むビッグチャンスが起こったときは、思い切り身をまかせて飛び込んでください。
人生は一度きり。だからこそ、自分で決断し選んだ道で、思い切りあなたの人生の主人公を楽しんでください。
bitomos編集部プロフィール
そのライターの経歴や性格を知れば、今後どんどんbitomosの記事を読むのが面白くなるかも!?この記事ではライターそれぞれの自己紹介と、記事を彩るゲストキャラクターたちを紹介していきます。あなたのお気に入りのライターが見つかりますように♡