ココナッツオイルの効能がすごい♪効果的な使い方を一挙にご紹介
健康に美容に、食べても良しお肌につけても良し、と何かと話題になっているココナッツオイル。国内外の有名人やセレブたちもこぞって使っているオイルですが、皆さんは使っていますか?
あまりの評判ぶりに買ってみたけれど、「何にでもいいと言われても、使い方や食べ方がイマイチよくわからない。」という人も結構いるのでは…?でも、ココナッツオイルって本当にすごいんです!その効果効能を知ってみると、ぜひ使いたくなってしまいますよ。
今回はココナッツオイルの成分や効果などについて、詳しくご紹介していきます。優れた天然のオイルなのに、国内でも手頃な価格で手に入るのでコスパもいいんです。
使い方ももちろんご紹介します。ぜひいろいろな使い方を試してみてくださいね♪
Contents
ココナッツオイルはどんな種類のオイル?
まずはココナッツオイルがどんな種類のオイルなのか、含まれる成分などについて見ていきましょう。
中鎖脂肪酸が多く含まれる植物油
ココナッツオイルは、ココナッツの種子内部の胚乳から抽出されるヤシ油になります。パーム油というのがありますが、これはアブラヤシの実のオイルで全く違うものです。
ココナッツオイルには中鎖脂肪酸が豊富に含まれていて、吸収がとても早く、すぐエネルギーとなるので体内に蓄積されにくいといった特徴があります。
一般の食用油のほとんどは長鎖脂肪酸が多く含まれていて、この油は体内で吸収された後、リンパ管や静脈を通って肝臓に運ばれ分解、貯蔵されます。その後、必要な時にエネルギー変換されます。中鎖脂肪酸の場合は、門脈を経てそのまま直接肝臓に運ばれて分解されて「ケトン体」に変換されます。
【ダイエット】
ココナッツオイルの中鎖脂肪酸は、
他の油と違って体に蓄積されず、
既に付いてしまっている脂肪を
巻き込んで燃焼してくれる優れもの!— Beauty bot (@beautyvew) 2017年8月18日
ラウリン酸が主成分
中鎖脂肪酸にはラウリン酸も含まれています。ラウリン酸は母乳にも含まれている成分で、抗酸化力があり免疫力を高める働きがあるとされています。また、悪玉コレステロールを減少させ、善玉コレステロールを増加させることが知られており、免疫力を強化するといわれています
ビタミンEも含まれている
ココナッツオイルには、ビタミンEの1種であるトコトリエノールが含まれています。このトコトリエノールは抗酸化作用があり血流を良くしたりメラニン色素の生成を抑制する働きなどもあり美白やアンチエイジングに効果のある成分です。
ココナッツオイルの効果は?
ダイエットや脂肪燃焼の効果
素早いエネルギー変換とケトン体を生成するためにダイエットや脂肪燃焼の効果があると言われています。普段私たちはブドウ糖をエネルギーにしていますが、これがココナッツオイルを定期的に摂ることでケトン体をエネルギーとして使うケトン体回路になります。
糖質を制限することで体が飢餓状態になると、体に蓄えている脂肪を肝臓で分解してエネルギーに変えるようになります。この分解の段階でできるのがケトン体です。ココナツオイルを摂ることで血液中のケトン体濃度が上昇し、脂肪が燃えやすい体になると言われています。
ココナッツオイルは認知症予防、アトピー性皮膚炎、それから低糖質ダイエットの際、脳が飢餓感を感じると骨や筋肉を破壊し糖質を作ろうとするようですが、ココナッツオイルを取っていると、肝臓がケトン体を多く作り、体内でエネルギーとなるようです。
— さしみ (@sasimi_teisyoku) 2017年8月18日
アンチエイジング効果
ビタミンEの抗酸化力が活性酸素を除去し、老化を防いでシミやシワの予防になります。
紫外線の吸収を防ぐ
紫外線を防ぐ効果があるので、ナチュラルなサンオイルなどとして使うこともできます。美白にも効果のあるオイルなんですよ。
善玉コレステロールを増やす
中鎖脂肪酸は善玉コレステロールを増やして、悪玉を減らす働きがあるとされています。
便秘解消
腸内の善玉菌の働きを活発にし、悪玉菌を抑える整腸作用があります。便秘、宿便などの改善にも役立ちます。
アルツハイマー病の予防や改善
アルツハイマー病などでブドウ糖が吸収されにくくなった脳細胞に、ケトン体で栄養を補うことができると言われています。
糖尿病予防や改善
中鎖脂肪酸がインスリンの働きを改善させる効果があります。
動脈硬化の予防
ココナッツオイルに含まれるトコトリエノールが抗炎症作用、美白効果に加えて血液サラサラ効果があると言われています。動脈硬化を始め、脳梗塞や心筋梗塞など成人病を防ぐ働きもあります。
ピュアなココナッツオイルを選ぼう
ココナッツオイルを選ぶ時には、
・低温圧搾
・エクストラバージンもしくはバージンのオイル
・オーガニック
を目安に選んでください。
低温圧搾とは、オイルを作るときにココナッツを圧搾して油を取り出すときに熱を入れないで絞りだす方法です。熱が入らない方が、劣化も少なく栄養素も多く含まれた状態になります。
そして精製していないエクストラバージンもしくはバージンのオイルで、添加物などの入っていないオーガニック認定されているものが最も安心して使えます。インターネットで販売されているものでもきちんと明記されているので、しっかりと表示を確認して、ナチュラルでオーガニックなものを選んでくださいね。
ちなみに筆者が愛用しているココナッツオイルはこちらです。
ちなみにbitomos編集部でもココナッツオイル愛用者がいました!
冬は固まってしまって使いづらいのではちみつの容器に入れて使う前にマグカップに入れたお湯の中に置いておくようにしてます。使いたいときにすぐ使えるので便利ですよ♪
ココナッツオイルの使い方
体にとってもいいココナッツオイル。体内に取り入れる場合は、1日にだいたいスプーン2杯から3杯摂るといいと言われています。ただ、油をそのまま飲むというのはちょっと抵抗がある人も多いですよね。上手に料理や飲み物などに入れれば、美味しく摂取できますよ。
ココナッツオイルを実際にどうやって使えばいいのかご紹介していきましょう。難しいことや手の込んだことは必要ありません。効果的に、そして美味しく使いましょう♪
スキンケアとして顔やボディに
ココナッツオイルはスキンケアに使えます。分子量が小さいから肌や髪に浸透しやすくすっと肌になじみやすいオイルです。使用前にパッチテストをおこなってください。
メイク落としのオイルとしても使えますし、化粧水をつけた後にごく少量顔に伸ばして保湿として乳液のように使っても◎また、紫外線を防ぐ働きがあるので、赤ちゃんやお肌の弱い人の日焼け止めにも便利です。ただし、焼けたくない人はきちんと日焼け止めを塗ったほうが効果的です。
そしてむくみがすごい😱😱😱💦ココナッツオイルでマッサージしよ〜
— たん@diet🐷 (@jaikochanT_T) 2017年8月18日
マッサージオイルとして使うのも肌馴染みが良いのでベタベタしなくてお勧めです。リンパに沿って優しくマッサージしてみてくださいね。
ヘアオイルやトリートメントとしてヘアケアに
ココナッツオイルは髪の毛につけてもいいんです。シャンプー前の濡れた髪に大さじ1~3杯程度のココナッツオイルをつけて、10分ほど置いてからシャンプーすればトリートメント代わりに。また、パーマやカラーリングで傷んだ髪を修復する働きもあります。
頭皮マッサージならスプーン2杯分ほどのココナッツオイルを頭皮につけて指の腹で頭皮マッサージをします。蒸しタオルでしばらく包んでからシャンプーをすると髪も頭皮もスッキリしますよ♪
さらに乾かす時に少量髪につければヘアオイルとして、また乾かした後、毛先につけるとスタイリング剤としても使えます。紫外線を防ぐ働きがあるので夏などは髪の毛の紫外線によるダメージを和らげることができます。
あと、髪の毛の毛先だけにオイルを馴染ませて、自然乾燥させちゃいます。ココナッツオイル一つで全部済んじゃう感じで楽ちんです♪旅先では、ココナッツオイルが一本あればメイク落としから乳液、ヘアオイルと使えるので便利です。
ココナッツオイルでうがいも
炒め油やドレッシングなど料理に使う
ココナッツオイルはもちろん料理にもどんどん使ってください。加熱にも適したオイルで、熱による酸化が引き起こされにくく、200℃までは成分が壊れないので炒め物のオイルとして、または揚げ物の油をココナッツオイルにしたりと色々使えます。
サラダのドレッシングにもオススメです。ココナッツのほんのり甘い香りがあるので、ちょっとエスニック風になります。
カレー味や醤油などとの相性もいいんですよ。タイカレーを作る時にもいいですね。野菜など具材を炒める時の油をココナッツオイルにしてみてください。大さじ2杯ぐらいが目安です。
またトーストにハチミツと一緒にココナッツオイルを塗って食べる朝食もおすすめ。
あと、野菜炒めを作る時にココナッツオイルで炒めて味付けをカレー粉にするのもおすすめ!
ハマる人続出 新風おにぎりレシピ3つ
ココナッツオイルとしょうゆを小さじ1/2ほどご飯に混ぜて、好みの形に握る— 管理栄養士@A.Tのダイエット♪ (@pj3qovNzzhCkPZ4) 2017年8月18日
飲み物に入れても美味しい
紅茶やコーヒーなどに入れると、とっても飲みやすくなります。ハチミツやブラウンシュガーなどを入れると、ほんのりココナッツの香りがして甘い飲み物になります。
ミルクティーに入れればチャイのような感じに。ココアとも相性良しです。意外なところでは甘酒にも!
保存方法は
ココナッツオイルは酸化しにくいので長期保存や使用ができます。2年が賞味期限ですが、大きめの瓶に入っているものが多いので使うときは食用とスキンケア用など、小分けにして使うと使いやすいですね。移し替えるときは清潔なスプーンなどを使うようにしましょう。
ココナッツオイルは25度以下になると固形になる性質を持っていますので冷蔵庫での保管は適していません。直射日光を避けて常温保存で保管しましょう。
万能ココナッツオイルをもっとたくさん使おう!
ココナッツオイルは、食べたり飲んだり、顔や体につけるなど様々な使い方ができます。使い方があまりよくわからなかった人も、どんどん料理や飲み物、スキンケアなどチャレンジしてみてください♪
食用にする場合は、最初からたくさん摂りすぎると下痢をしたりすることもあるので、慣れないうちはスプーン2杯ぐらいまでから試してみてくださいね。
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