場所でわかるニキビの原因と対処法!ニキビ撃退でツルスベ肌を目指す
顔や体のあちこちにできるニキビ。ふとした拍子に鏡を見てニキビを見つけてしまうと、とてもへこんでしまいます。特に顔の真ん中「鼻」にできようものなら1日ブルーな気持ちになってしまいます。
そんな気になるニキビは、実はできる場所によって原因が違うことを知っていますか?原因がわかれば対処法や、防ぐことだってできますよね。にっくきニキビを撃退して愛され美肌になってみませんか。
大人になってもう大丈夫!って思っていても、ある日ポツッっと顔の真ん中に!なんてことも。メイクでうまく隠せない上にさらにひどくなってしまうこともあるから要注意ですよね。
Contents
場所別ニキビの原因と対処法とは?原因を見極め早く治すには
大人ニキビは特に、できる場所によって原因が違います。原因が違うということは、それに対する対処法も違ってきます。どうせなら、きちんとした対処をしてすぐにでもできたニキビを治してしまいたいですよね。
Tゾーンのニキビ
顔の中でも、額から鼻にかけてのTゾーンは、他の部分に比べて約7倍も皮脂腺があると言われています。若い頃によくできる部分で思春期ニキビの場所としても知られています。
【原因】
そこにできるニキビの原因は…ズバリ汚れ!!額は、前髪がさわるだけでも刺激となりますし、汗やメイクで汚れたままにして悪化させやすい場所でもあります。
【対処法】
隠したいのは山々ですが、ここはグッとこらえて、なるべく前髪を上げるようなヘアスタイルにしてください。意外と額を見せるヘアスタイルは、明るく活発な雰囲気で好感度が上がるかもしれませんよ♪
特に鼻は、顔の中で一番突出している部分です。そのため紫外線をさらされることが多かったり、他にも鼻を触るクセがある人は、知らない間に刺激を与えていることになるので注意が必要です。
背中や胸のニキビ
背中や胸にできるニキビも、思春期ニキビができやすい場所として知られています。大人になると滅多なことではできません。
こちらも男性ホルモンが関係しているので、特に男性が悩んだり、ストレスでホルモンバランスが乱れた人もできることがあります。服で隠しやすい部分ですが、水着になるこれからの季節や彼とのお泊まりの時も気になりますよね。
【原因】
背中や胸のニキビは、男性ホルモンの影響を受けて皮脂分泌が盛んになることが関係します。そのため、上記でも話しましたが、男性の方が体にできるニキビは多くなりがちです。皮脂分泌が盛んな上に、シャンプーや石鹸の洗い残しで毛穴が塞がれることで、ぷっくりニキビができてしまうのです。
【対処法】
思春期の頃というのは、体がまだまだ未熟で、ホルモンバランスも乱れがちです。また学校の授業や部活でも汗をかくことは避けられないので、あまり悩まずにホルモンバランスが整う大人になるまで待つというのも一つの手。
しかし、大人になってもホルモンバランスが乱れることで、体にニキビができる場合もあります。睡眠不足や過剰なストレス、不規則な生活習慣も大きな要因です。もし思い当たる人は生活習慣の改善や、ストレス発散を心がけてみてくださいね。
額(おでこ)
額にできるニキビには、主に2つの原因があります。一つはシャンプーやリンスの洗い残しや、その他の刺激。2つ目は暴飲暴食による胃腸の不調です。
【原因】
1.メイクやシャンプー、石鹸などの洗い残しが肌に残っていたり、ホコリや髪が額に触れて刺激を与えてしまうことも原因となります。思春期にできるニキビ同様、Tゾーンにあたる額は顔の中でも皮脂分泌の多い部分なので、毛穴がつまりやすい部分であることを覚えておいてください。
2.胃腸の調子が悪い時にも額にニキビが出来てしまうことがあります。食べ過ぎ・飲み過ぎ、そして過剰なストレスを感じたら、額をチェックしてみてください。
【対処法】
1.メイクやシャンプー、石鹸などの洗い残しがないか、お風呂や洗顔のたびに気にしてみてください。でもゴシゴシ洗いはダメですよ。肌が傷ついたり、乾燥して肌荒れやシミの原因にもなります。優しく、しっかり、難しいですががんばってやっていきましょう。
2.「胃腸の調子をよくするように工夫してください」なんていってもなかなかすぐには思いつかないものです。そこでbitomos内にある胃腸の調子を整える(だけじゃなく美容にも)のに良い記事をご紹介します。
参考:腸活・菌活におすすめの食べ物とは?キレイになれる簡単レシピを紹介
参考:飽きないお粥トッピング15選★その効能で梅雨~夏に負けない身体を
「前髪で隠そうかな」と思っている人、逆にニキビを悪化させる原因にもなるので、なるべく前髪はあげたほうが肌にとってはいいんですよ。ニキビが気になる間は、ムースやワックスなどの整髪料もなるべく控えた方がいいですよ。
引用元:Beauty-Box
頬(ほっぺ)
頬ニキビも実は男性ホルモンの影響を強く受けています。だからどちらかというと男性の方が頬ニキビのできる確率は高くなります。けれど女性も頬ニキビで悩むことありますよね。それはどんな時なのでしょうか。
【原因】
女性にも男性ホルモンがあり、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスを保ちながら私たちは生活しています。けれど、睡眠不足やストレスでそのバランスが崩れますし、女性は生理周期でもホルモンバランスがいつもとは違ってきます。
また、ホルモンバランスにも勝る原因が糖質・脂質の摂り過ぎや、便秘などの胃腸の不調が挙げられます。お菓子の食べ過ぎ…、心当たりありませんか?
【対処法】
ホルモンバランスを崩さないためにも、糖質・脂質の摂り過ぎを防ぐためにも、食事や生活習慣を見直すことはとても有効。もし何を食べればいいのかわからないという方は、1個上の額のニキビの章でご紹介したbitomos内の記事を参考にしてはいかがでしょうか。
いきなり切替えは無理!という方は、食事や生活習慣を見直した際に、これらが本当に自分にとって必要なものなのか、別のもので代替できないのか考えてみるのもおすすめです。何気なくやっていることが多いので、見直してみると意外と改善できることは多いかもしれませんよ。
鼻
鼻にできるニキビは、たとえ小さくてもとても気になりますよね。顔の中心にあって、誰かと話す時には目がいきやすい場所でもあります。そのため、鼻ニキビは精神的にもダメージが避けられないものです。できないようにするにはもちろん、出来たらすぐに治せるようにしたいですよね。
【原因】
鼻はTゾーン部分といわれ、顔の中でも皮脂が多く分泌される場所です。そこにホコリやメイクの残りが重なると毛穴がふさがり、ニキビに発展してしまいます。それに加えてホルモンバランスの乱れは皮脂分泌に大きく影響します。
最後に、注意しなければいけないのが紫外線です。夏はもちろん他の季節も紫外線は降り注いでいます。紫外線は肌のターンオーバー(生まれ変わり)も乱すため、出来ているニキビを治りにくくすると同時に、色素沈着などで、ニキビ跡にもなりやすくなります。
【対処法】
洗顔する時は、もっちり泡でやさしくマッサージするように、小鼻や鼻の頭を洗ってあげて下さい。「しっかり洗わなきゃ」と力を入れると、肌を痛めてしまい逆に悪化する恐れもあります。とにかく「やさしく丁寧に」がポイントです。
そして洗顔でしっかり汚れを落としたら、化粧水で肌への水分補給をしてください(←これ大事!)。またホルモンバランスを整えるには、まず睡眠の時間と質が大切です。夜寝る前は、スマホからは離れて、リラックスして就寝を心がけてください。
紫外線ケアをしっかりとすることも大事です。けれど、高い日焼け効果のあるものがいいかというと、そうではなく、SPFの数値が高いものや、PA++の+の量が多い商品は、肌への負担も大きいと思って下さい。海やアウトドアなど長時間、太陽の下にいる場合はしっかりした紫外線ケアが必要ですが、日頃の生活や、ちょっとした外出にはSPF10〜20、PA++くらいが適当です。
▼夏以外にも気を付けたい紫外線対策については、こちらの記事も要チェック!
紫外線が人体に及ぼす5つの悪影響!しっかり対策して自分を守る
春の紫外線対策も油断は禁物!しっかりUVケアして美肌を守ろう♪
口まわり
顔の中でも、口まわりのニキビはどちらからというとできやすい場所です。お酒を飲んだ次の日や、夜遅くまで仕事した日の翌日など、口の端や、鼻の下にポツンとできていることってありませんか。そんな口まわりにできるニキビの原因と対処法をご紹介します。
【原因】
口まわりのニキビの原因は、食べ過ぎ・飲みすぎによる胃腸の不調、そしてビタミン不足が挙げられます。
【対処法】
口まわりにニキビが出来た場合、まずは胃腸を休ませてあげることが大事です。食事は、脂っこいものや刺激物を避けて、量も控えめに。ビタミン類はなるべく食品から摂ったほうがいいですが、難しいならサプリメントを活用するのも良いと思います。さらに体の外側からのケアも行うとさらにGood!乾燥しやすい口まわりを保湿することで、刺激にも強くなります。
あごから首にかけて
あごから首にかけてのニキビは、ホルモンバランスの乱れによりターンオーバーがうまく機能していないことが原因です。過剰なストレスや睡眠不足、また生理前であることも関係してきます。
【原因】
この場所のニキビは、主にホルモンバランスの乱れよりターンオーバーがうまく進まないことが原因です。このホルモンバランスは様々な理由で乱れてしまいます。睡眠不足や過度のストレス、女性なら生理前にもホルモンバランスは大きく変化します。人によっては、この生理前にニキビができる人もいます。
そしてもう一つ、スキンケアが行き届いていないことも挙げられます。洗顔時もあごの方は忘れられがち、メイクが残っていたり、石鹸や洗顔料が肌に残ることで毛穴を塞いでしまいます。
【対処法】
ホルモンバランスは、男性ホルモンと女性ホルモンのバランス、女性ホルモンである黄体ホルモンの体内のバランスのどれが乱れてもニキビはできます。それを防ぐには、質のよい睡眠と規則正しい生活習慣は重要。忙しい現代では難しい課題ですが、きれいなお肌を保つには、工夫やちょっとした努力も必要です。
そしてもう一つの原因であるスキンケアは、あごの方まで気をつけて洗顔することを心がけることで対処できます。
思春期ニキビと大人ニキビで対処法は違う?
思春期ニキビは清潔を心がけて焦らずゆっくり
思春期ニキビは、見た目が気になる年頃にできるため、あせって潰したり薬を塗りたくなったりしますが、痛みが伴ったり、跡になったりするので絶対にやめてくださいね。なるべく清潔やストレスのない生活習慣を心がけて「ま、いつか治るさ!」という気持ちでゆっくり治していくのがいいと思います。
大人ニキビ撃退に大事なのは生活習慣の見直し!
大人ニキビ撃退のキーとなるのはズバリ!「ターンオーバー(肌の新陳代謝)」。新陳代謝が活発すぎる思春期ニキビとは逆で、大人ニキビは新陳代謝が悪いために起こります。ターンオーバーが進まないと、肌の角質が厚くなり、それで毛穴が塞がり、皮脂やアクネ菌が増えていく、という過程を経ていきます。これを止めるには、目指せターンオーバー正常化!
思春期ニキビとは違い、待っていても治るものではありません。自分の生活習慣や、食事のあり方を振り返ってみて下さい。もしかしてニキビができてラッキーかもしれません。だって、体からのサインなのだから、この機会に生活を見直して女子力アップしちゃいましょう!
気になるニキビの進行のしかた
皮脂や老廃物が毛穴に詰まることでニキビはできます。でもそれはニキビの初期段階。この初期段階ですぐに対処すれば跡も残らず治すことができますが、対応が遅れたり、間違った対処法をしてしまうと次のように進行します。
【初期ニキビ】→【白ニキビ】→【黒ニキビ】→【赤ニキビ】→【黄ニキビ】→【紫ニキビ】
それぞれのニキビの進行具合について詳しくお話していきます。
白ニキビ
毛穴に皮脂が詰まり、白く膨れた状態。
まだ炎症は起こっておらず、アクネ菌もそれほど増殖してはいません。この頃のニキビを手でつぶした場合、白い皮脂が出てきて、膨らみが小さくなるので、治った(治した)と勘違いしてしまうかもしれませんが、潰してしまうと、手指の雑菌がついて肌の炎症につながります。悪化したり、跡になって残ることも十分にあるので潰すのはおすすめしません。
ネットでは「潰してOK」という意見もありますが、この時期は、清潔にしたり、肌の保湿に気をつけたり、食生活を見直したりすることですぐに治ることがほとんどです。最初の対応が肝心です。
黒ニキビ
毛穴の中に詰まった皮脂が、空気に触れ、酸素に反応して酸化した状態。
この時期のニキビは、白ニキビより毛穴が広がっているので、見た目も少し悪くなります。白ニキビ同様、適切な処置を行うことで、すぐに治る部類に入ります。
つぶしたり、肌が乾燥しないように注意が必要。刺激に弱くなり、肌の保護バリヤーを低下させてしまうので、結果的にニキビを悪化させてしまいます。
赤ニキビ
ニキビが炎症を起こしている状態。
この炎症はアクネ菌の増殖によるもので、まだ痛みを感じることは少ないですが、人によっては痛みを感じる場合もあるようです。そのため、気づいたら赤ニキビになっていた、という人も多くいます。。
この状態を放置すると、ニキビがさらに進行し、跡になることもあります。薬による治療も有効ですが、根本的に治したいなら、肌の保湿をしっかりするなど、肌の保護バリヤーを強化することが良いとされています。
黄ニキビ
赤ニキビからさらに炎症が進んだ状態。
この状態のニキビは、アクネ菌だけではなく、ブドウ球菌も増殖しています。肌の奥にある真皮にまで影響があるとされていて、この頃から痛みを感じることが多いです。
見た目も、膿をもつようで目立つので、潰してしまう人が多くいますが、それは真皮を傷つけ「クレーター」と呼ばれるニキビ跡になることも十分にあります。黄ニキビが気になる方は、皮膚科の医師に相談するのもおすすめです。
紫ニキビ
ニキビの最終形態ともいうべき段階。
皮脂だけでなく、膿や血液を含んで大きく腫れ上がった状態のニキビで、中にしこりのようなものがあるのが特徴です。実は黄ニキビより痛みが減るので、治ってきたのかもと思うかもしれませんが、実はその逆でさらにひどくなった状態なのです。
ニキビ跡ができてしまう可能性が一番高いので、自己流の処置は避け、ぜひ皮膚科に相談しましょう。
ニキビは早く対処に取り組むほど◎
ニキビができたら、すぐに対処するほど治りも早くなります。ニキビが小さい初期のうちに対処することで、跡もなくきれいに治すこともできます。個人的には適度な運動は新陳代謝を活発化するのでおすすめです。衰えた運動機能の向上やダイエット効果、ストレス発散にもなるので、一石二鳥です。
ニキビの場所からわかる体の不調に目を向けよう
ニキビができる場所によって、原因も少しずつ変わってきます。できたニキビを対処するのも大事ですが、なぜここにできたのか、どんな体の不調があるのかに目を向けてみませんか。忙しい日常の中で、なかなか自身のことを振り返る機会は少ないと思います。ニキビはチャンス!がっつり心も肌もリフレッシュしていきましょう。
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