冬は太るは間違い?ダイエット失敗の原因を知ってキレイに痩せよう♡
冬はクリスマスや忘年会、お正月など、楽しいイベントも多く、美味しいものを食べたりお酒を飲む機会が増える季節ですよね。毎年冬は太ってしまう、という人も多くいると思います。寒いので外に出るのが億劫になったり運動量も減ってしまいがち。
春になり薄着になる季節になって、「ヤバい!」と焦っても、一度ついてしまった脂肪を落とすのはなかなか大変です。でも、ちょっと待って!実は冬って人間の体にとって痩せやすい季節。ダイエットには最適だって知ってましたか?
寒い時期の体のメカニズムを知って正しいダイエットを行えば、冬太りなんてなくなりますよ。
Contents
冬は夏よりも痩せやすい季節?!
【1年でもっとも太りやすい季節は?】「冬」です。 太る原因は、 1.食べ過ぎる 2.食べたカロリーを消費できない 以上の2つが考えられます。
— 南原ケンイチ (@ken8net) 2017年11月26日
冬になって寒くなってくると食欲に歯止めが効かなくなるのは分かるし減量どころじゃなくなるから太るよね
— 足軽@ハッチさいかわ部 (@FloatzelmohuYO3) 2017年11月26日
今日も寒いなぁ。
もう布団から出たくないやつだ。
冬って動かんから太るし、
美味しいもんいっぱいあるし、
困るよね、うん、(なんの話や!笑)— ケセランパサラン (@6250306KMF2) 2017年11月25日
冬に太ってしまう理由
•寒くなるので運動をしたり外を出歩くことが減る。
•年末年始などごちそうを食べたり飲んだりする機会が増え、カロリーオーバーになりやすい。
•外気温が下がるので体温が低下しやすく、体が脂肪をつけて体温を維持しようとする。
脂肪自体は身体を温めることはできませんが、保温効果があり体を温かく保つ働きがあります。外気温が下がると体を脂肪で覆って温めようとするのです。さらに冬になると忘年会やお正月などが重なるので、食べ過ぎやすく脂肪を蓄積するにはもってこいの環境が整ってしまいます。
冬が痩せやすい理由
•外気温が低くても一定の36度前後の体温を維持しようとエネルギーを多く使っている。
•そのために基礎代謝量が夏よりも上がる。
人間の体は、ホメオスタシスによって体温を維持し、体を温めようとより多くのエネルギーを必要とします。ホメオスタシスとは生体恒常性ともいわれていて、体を一定の状態に保つはたらきのことを言います。つまり体は一年で一番痩せやすい状態にあるということ。太りやすい要因に注意し、代謝が上がっている冬に上手に運動や食事、生活習慣を調整すれば本来は痩せやすい時期なのです。
冬に痩せるための7つのポイント
冬に太らず痩せるためには、難しいことや大変なことって実はあまりありません。日常のちょっとしたことを見直すだけでいいんですよ。
体を冷やさないようにする
体が冷えると寒さから守るため「脂肪を溜めて体温を維持しなくては!」というモードに体が入ってしまいます。だから、冷えないようにすることは大切です。また脂肪は、一度冷えるとなかなか温まらないという性質があります。体温を維持するために脂肪を燃やすのに時間がかかってしまいます。
冷えを防ぐには3つの首「手首、足首、首」を温めるのは効果的です。また冷たい飲み物ではなく暖かいものを飲むようにしましょう。
体温を上げて代謝を上げる
体温が1℃上がると、基礎代謝がなんと約12%もアップするといわれているんです!さらに免疫力も5~6倍になると言われているので風邪やインフルエンザの予防という意味でもいいですよね。
ここで重要なのは、体温を上げるために部屋を必要以上に暖かくしたり、上半身ばかり厚着しないこと。部屋が暖かすぎてずっとその中にいると、体が体温を保とうとして脂肪を燃やそうとはしなくなってしまいます。
また、足や腰まわりなどが冷えてしまうと血行やリンパの流れが悪くなり基礎代謝が落ちてしまいます。暖かい靴下を履いて腹巻などをするのもいいですね。
セロトニンを増やす
セロトニンという物質は、感情や精神を安定させる働きがあります。セロトニンが多く分泌されると幸せな気分が高まり、食事する時も満足感を得やすくなります。
逆にセロトニンが不足するとイライラしたり食欲をコントロールできずに食べ過ぎてしまうことも。さらに気分が落ちるだけではなく、運動などもおっくうになってしまうので太りやすくなってしまいます。
▼セロトニンの詳しい働きについてはこちらをどうぞ
セロトニン不足で現れる症状は?食事や薬で幸せホルモンを増やそう♡
冬の野菜を積極的に食べよう
夏が旬の野菜は体を冷ます働きがあるように、冬が旬の野菜には体を温める作用があります。冷え性の人も積極的に摂りたいですね。
大根、ニンジン、ゴボウやさつまいもなどの根菜類は特におすすめです。土の中で育つ野菜は水分が少なく、ビタミンC、Eやミネラルを多く含むものが多いので体を温めると言われています。またネギや生姜を薬味に使ったり、温かいジンジャーティーを作ったり、チャイにシナモンを入れたりするのもいいですね。
また、朝ごはんをきちんと食べることも大切です。朝ごはんを食べることで体温が上がり、それを維持するためにエネルギーが燃焼します。朝食抜きにしてしまうといつまでも体温が上がりにくくなってしまいます。
軽い運動をこまめに30分以上しよう
私たちの体の中にある褐色脂肪細胞というものが、脂肪燃焼に大きく関わっています。肩甲骨周りや、首、ワキの下などにあって、この細胞が活性化すると脂肪が燃えて痩せやすくなるのです。褐色脂肪細胞を刺激するには簡単なストレッチや有酸素運動などが効果的です。
また、温度差があることでこの細胞はさらに活発になると言われているので、冬の気温が低い時に外で軽い運動をするのは実はとっても効果的なエクササイズになるんです。
もちろん家でテレビ観ながらストレッチをしたり、DVD観ながらヨガやるのもいいですね!それからスクワットなんかも効率的に筋肉を使うのでおすすめですよ。
適量の筋肉を維持することで熱を発生させ脂肪燃焼効果が高まります。週に3、4日を目標にやってみましょう。
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる
冬の気温が低い時期に体を動かさないでいると筋肉がうまく動かなくなってしまいます。リンパの流れも悪くなりむくみなどの原因にもなります。体を温め、血液やリンパの流れを促して老廃物を排出させるリズムを保つためにも、なるべくぬるめのお風呂にゆっくり浸かるようにしましょう。
できれば寝る前に38度から40度ぐらいのお湯に20分から30分浸かるといいですよね。血流がよくなり温かな血液が内臓に送られて、身体の中心部からゆっくりと温めることができます。お風呂に入る前と後には水分補給をしっかりしてくださいね。
外食は食べる順番や種類を選んで。翌日にリカバリーを
冬太りの大きな原因の1つである外食。クリスマス、忘年会、新年会、正月など、美味しいものを食べる機会は本当に多くありますよね。でも、外食も食べる順番や、飲み物や食べ物の種類を選べば、そんなに節制せず楽しめるから安心してくださいね。
食べる順番は野菜やきのこ海藻などから。そのあと、肉や魚などのたんぱく質を食べて最後にご飯、パンなどの糖質を食べるようにしましょう。食物繊維が多く含まれる野菜類を最初に食べることで、腸からの糖質の吸収が緩やかになり血糖値の急上昇を防いでくれます。
また、食べる時はよく噛んでたべましょう。しっかり噛むことでセロトニンを活性化させることができます。
冬のダイエットは体の機能をうまく利用して
いかがでしたか?実は冬は気温が低いからこそ、体が生命の機能を維持しようと体温を一定に保つためにエネルギーを消費して、基礎代謝が夏よりも上がる時期です。その恒常性、体内を安定した一定の状態に保とうとするホメオスタシスをうまく活用すれば、痩せやすい季節なんですよ。
もちろん、だからといって消費カロリーを上回るカロリーを食べていては痩せられないので、食べ過ぎや間食の摂りすぎには注意してくださいね。
▼白湯の効果についてはこちらをどうぞ
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