小さな子連れ客は飲食店に迷惑?子供お断りは行き過ぎ?理解できる?
「小さな子連れの客の来店お断り」の飲食店が増えてきているというニュースが話題になっています。この問題、お店側と客側で言い分が違ったり、または他のお客の立場でも感じ方が違うかもしれませんね。
2017年9月1日OA 日本テレビ、夕方のニュース番組「news every.」の中でも取り上げられいてたこの問題、断るのは行き過ぎなのか、理解できるのか考えてみましょう。
Contents
子連れのお出かけでどんなお店に行きますか?
子連れのお出かけでは、どんなお店に行きますか?妊娠中~出産まで色々な我慢を重ねてきて、育児生活もずーっと家の中で過ごすには、お母さんもストレスがたまってしまいますね。
たまにはママ友やご家族で好きなお店、行ってみたい飲食店に足を運んで、くつろげる時間が持てることも大事です。そんな時、どんな飲食店を選びますか?
お子さん中心のお店を選ぶか、お母さんの行きたい、または好みの飲食店にするかでも違いますが、もし子連れで行ったお店で入店を断られたら…どうしますか。
ちょっとここで、飲食店に関わらず、子連れの迷惑行為についていくつかあげてみましょう。
子連れの迷惑行為の実例
お子さんを連れての外出先はいろいろあります。公共の乗り物の中、外食先、日常の生活範囲の中でも多々ありますね。どんな迷惑行為があるのか考えてみましょう。
飲食店での子連れ迷惑場面
子供がそれぞれ2歳半くらいの子連れでママ友と食事をしたときの話です。一人のお母さんの双子(男の子と女の子)の子達がどうしても座っていられないんです。
席が大きなコーナー席だったのですが、座っている大人と背もたれの間を行ったり来たり、歩き回っていたり、店内を追っかけっこしたりとそれはすごかったのです。しかし、お母さんは「ダメよ~」「ちゃんと座りなさい」と注意はするものの、それ以上叱ることもしていない状態でした。
回転すしでたまに見かける光景です。子供がレーン側の席に座っていて、流れてくるお寿司の「お皿」に指や手でタッチして遊んでいるんです。
お寿司に手を触れているわけではないので親は注意しないのか、見ているお皿を触られていて不衛生だと思ってしまいます。
映画館での子連れの迷惑場面
子供向けの映画を観に行くと、盛り上がった時に声をあげたり、笑うのは当たり前です。でも、お母さんとずーっと大きな声で話しているとか、前の座席の背もたれをドンドン蹴ってくるということがあります。
一緒の親御さんも気づいているのに注意をすることがないというのはいかがなものでしょう。
スーパーでの子連れの迷惑行為
スーパーでカートに乗せられて、ずーっと泣いている子供がいます。その泣き方も、尋常ではないくらいの状態で泣き叫んでいる様な状態。そういうお母さんに限って、素知らぬ顔で買い物を続けているというのをよく目にします。
子供がずーっと泣いていても、周りの大人が理解を示せるのは赤ちゃんの時のことで、それ以上の子供の場合はいかがでしょう。
スーパーに買い物に来て、親が買い物をしている間、お菓子コーナーで子供を一人にさせるのです。そうなると、子供の遊び場と化してしまって、挙句の果てはおもちゃの入っている箱をその場で開けてしまったり、食べてしまうという暴挙にでます。
これらの状況がすべて子連れお断りになるようレベルのものというわけではありません。でも筆者も何度となく、目にした光景でもありますが、いかがでしょう。この様な行為を不快、または迷惑と感じている人もいるのも事実です。
そして、実際とある飲食店で起こった出来事から、子連れお断りに至ったケースがありました。どの様な経緯でそこまでになったのでしょう。
ある飲食店の出来事
古い民家を改装した和テイストの素敵なカフェがあります。落ち着くその雰囲気に、地元でも人気のお店となっているそうです。
ところが、ある日の出来事がネットでも話題になり、ニュースでも取り上げられることになります。筆者も実際、そのニュース番組を観ていましたが、同じ様に子育てをしてきた親の立場でも目や耳を疑う事実がそこにはありました。
ある日、子連れのお客様がいらっしゃいました。その席は小上がりスペースの席で、お店のインテリアとして、「障子」を使っているとのことです。
その子連れのお客様が帰った後に、お店の方が衝撃の事実に気付きます。それは、障子にいくつもの穴があけられ、破られていて、切れ端を隅の方に隠してあったという事です。
弁償してくださいとは言いません。
障子がこの様な状態になったのに、ご報告なしで帰られた保護者の方の態度に大変ショックを受けております…。 pic.twitter.com/YVAoOzTGVa— 珈琲と人 (@coffeetohito) 2017年8月13日
飲食店側の問題指摘
お帰りになったお客様から何の話もなく、もちろん謝罪もなかったという事です。なのでお店が気づいたのは、お客様が帰った後のことだったそうです。
お店は子連れのお客様に対して、とても残念な気持ちになりました。せめて、お客様の方から一言でも報告してほしかったのです。
迷惑行為に対するお店側の苦渋の選択
お店側はその時の迷惑行為に対して、苦肉の策として、子連れ客の入店をお断りすることにしました。インタビューも番組内で放映されていました。お店側は、障子を破いたことに対して、弁償してくださいということではなく、望んでいたことは「一言言ってほしかった」ということなんです。
2017年9月1日OA 日本テレビ、夕方のニュース番組「news every.」の子連れ客の出入り禁止になった飲食店の特集で、もう一つのお店の話も紹介されていました。
このお店では、お店オリジナルのグラスを使っていて、それをお客さんのお子さんが騒いで割ってしまったことがあり、親はあやまるどころか、子供が騒ぐのは当たり前の様な返事をしていたとか。
その一件で子連れのお客様を断る様にしたところ、常連のお客様から子連れでもまた来たいというリクエストがあり、子連れお断りを解禁した経緯が2度ほどあるという話をされていました。
ここで子連れでの外出先で大事な事とはなんでしょう。
子連れで飲食店を利用する場合に大事な事
子連れでもお出かけでは親のしつけも問われる場面が多々あります。その場で理解できない子供に対して親がとるべき言動や気を付けたいこと次のようなポイントがあります。
飲食店での子供との約束
子供にこれから行く先でのマナーを簡単に説明しておきましょう。これはしつけの第一段階になります。「他のお客さんもいるからちゃんと席について、おいしいもの食べようか。」などと話し、「走り回ったり大きな声で騒いだりすると、他のお客さんに迷惑がかかるからやめようね。」など、お店に入るための約束をするといいでしょう。
飲食店での親の決断
子供は外出先でテンションも上がるものです。飲食店など、周りに他のお客様がいる場面で何度注意しても、子供が騒いだり、席に付けなかったりしまう場合は、勇気をもってお店を出ることも大事です。
親の毅然とした態度が子供にも伝わり、まさに親の背中を見てしつけが出来るということもあります。
飲食店での親の義務
子供がお店のものを壊してしまった場合ですが、故意でなくても、お店のものを汚したり、壊してしまった場合は親が速やかにお店の人に報告しましょう。最低限のルールです。
飲食店での親の気使い
親側がちゃんとお店に対して、または周りのお客様に対して気使いや配慮がされていると分かると、大抵のお店では理解してくれます。場面にもよりますが、小さな子供のことだから仕方ない、当たり前ということを前面に出した言動は慎みましょう。
子連れお断りは行き過ぎ?理解できる?
子連れお断りは遠回しな言い方で、実際はDQN親お断り。 https://t.co/a4AnR9xtvQ
— 葉月/POI/烏合 (@Hazuki777) 2017年8月23日
子連れお断りにしてくださったほうが、どちら側のお客様のためになる気が。
行儀悪いお子さんの我慢をお客様にさせることになる。
子連れの方も、お断りを見れば次を探すし、悩まなくて済む。私は、家族連れ前提のところがほぼ。子ども小さい時。
ピリピリしすぎは子どもにもどうかと。— レアーナ@あと少し頑張ろう (@mkleana) 2017年8月14日
息子と一緒にいろんなところに行きたい。お行儀はあまり良くないけど、なんとかするから拒絶されたくないなあ。子連れお断りの空気を感じると悲しくなってしまう。
— なっ太 (@hitoduma_natta) 2017年8月14日
▼子育てお母さんは日々、様々なことに大変な思いもしていますね。こちらの関連記事もぜひ、参考にしてみてはいかがでしょう。。
子育ての大変な時期って?時期によって大変さが違うって本当?【2~3歳編】 子育ての大変な時期って?時期によって大変さが違うって本当?【4~5歳編】
子連れでも楽しく飲食店を利用できますように
いかがですか。今、話題になっている子連れでの飲食店お断りの話題を取り上げてみました。ちょっとした気遣いや対応で子連れ禁止にまで至らないことも多くなります。
子供と一緒に楽しいお出かけが出来たらいいですね。
bitomos編集部プロフィール
そのライターの経歴や性格を知れば、今後どんどんbitomosの記事を読むのが面白くなるかも!?この記事ではライターそれぞれの自己紹介と、記事を彩るゲストキャラクターたちを紹介していきます。あなたのお気に入りのライターが見つかりますように♡