つらい無気力の改善に「少しの掃除」が効果的?!無気力脱出記その2
こんにちは。無気力状態脱出中のbitomosライターshuri蔵です。
前回の記事に書きましたが、とにかく寝ています。最近は23時就寝-6時起床と時間は多少ずれましたが7時間の睡眠は必死でキープしております。隙間時間があったら昼寝です。寝てばかりいます。
▼▼▼前回の記事はこちら▼▼▼
無気力の改善は「睡眠」から!眠ることが超大事!無気力脱出記その1
さて。今回はその貪るような睡眠の効果が現れ始め、少しづつ前向きな行動力ができるようになった頃に試した無気力脱出方法をお伝えしたいと思います。
それは「お掃除」です。家を掃除するのは当たり前なのですが、いま無気力状態にある方、お掃除する気力湧きますか?
もし、全く湧かないのでしたらその時間を睡眠にあててください。ちょっとでも「あ、掃除か。やってみるかな」という気持ちになられたら、こちらで紹介する「少しの掃除」を試してみてくださいね。それではどうぞ!
Contents
お掃除を「ちゃんとやろうとしない」
出だしからいきなり「ちゃんとやらない」とは、なんたることや?と思われるかもしれませんが、今は無気力という辛い状態が少しだけ回復して、少しだけ行動ができる状態だと思います。
その時にいきなり「ちゃんと掃除しよう」と思うと、正直イヤになってしまいます。面倒臭いという感情も生まれて、その面倒臭いと思ってしまった自分を「だめだなぁ」と責める事態に陥ってしまう。それでは逆効果ですよね。
なのでここでは、お掃除することが無気力改善に効果的とありますが「ちゃんとしないお掃除」を試していただきたいと思います。
まずは掃除機のスイッチをON!
初めて文明に触れた人みたいな書き方をして申し訳ないのですが、まずは「キレイに掃除する」とか何も考えず、ご自宅の掃除機のスイッチをON!してください。ブイーンという吸い込む音がしますよね?その音をぼーっと聞いてみてください。すると、どんなに体が重くとも脳がまわらなくとも、自然に掃除機を動かし始めると思います。
動かす気力が湧かなかったら、そこで一度スイッチを切りましょう。無理に掃除機を動かさなくていいです。今日は掃除機のスイッチを入れたぞ!と、自分を褒めてあげてください。
次の機会にまた掃除機のスイッチをON!しましょう。調子がよければ動かしましょう。
自宅を掃除機でキレイにする順序などは無意識で体が覚えているものです。だからな〜んにも考えず、ただそれに従って掃除機をブイーンとやってみてください。
気がついたら部屋の中を一通り掃除機で掃除し終わってたりします。ブラボー!です(笑)今日の任務は完了!最初はそのくらい「ちゃんとしなくていい」掃除で十分です。
掃除が終わったあとの満足感を味わう
筆者が無気力脱出に掃除が効く!と感じたのは、この少しの掃除のあとの満足感と、心の清涼感でした。
お掃除をすることで、心と体もリフレッシュし確実にお部屋もキレイになります。キレイな場所は気持ちがいいものです。無気力状態が続いていると部屋も乱れがちです。それをまずは簡単に掃除機でキレイにする。それだけなんです。
そして、その「キレイになった!気持ちがいい!」という感覚を思い切り感じ味わってみてください。それが「無気力改善に掃除が効く!」ことの鍵です。掃除をできた自分を褒めてその気持ち良さを満足感を味わう。もう思い切り味わってくださいね!
じゃあ、拭き掃除してみようか?
掃除機で掃除ができるようになってきたら、次の満足感を味わうために拭き掃除をお勧めします。古くなったタオルを一本雑巾にしちゃいましょう。
いきなり広範囲をふきふきしなくていいです。狭い範囲のここでも少しのお掃除で十分です。例えば洗面台周りだけとか、台所だけとか、テーブル周りだけとか。
そしてまた「あ〜!キレイになった〜!」と拭き掃除をした後の満足感を味わってください。
不思議なもので、一箇所がキレイになると元気があるときは「よしこっちも拭いてキレイにしよう!」という気持ちが湧いてきます。だから最初は狭い範囲の拭き掃除から初めてくださいね。あっちもこっちも全部やらなくていいんです。拭きたいところだけ拭いてください。
出しっ放しを片付けてみる
掃除機がけして拭き掃除もできるようになったら、今度は部屋に散乱しているものを片付けてしまいましょう。無気力状態のときは出してくるだけで精一杯。しまうことを忘れていたりします。
通常の元気があるときは「出したらしまう」ことが習慣化されていたかもしれませんが、それができなくなっていることもあると思います。部屋を眺めてみてそんな風に出しっ放しになっているものを、元の場所に片付けましょう。
それでぐっとお部屋がキレイに整ってきます。そして気力も回復してきます。自分がいる場所がどんどん気持ち良くなってゆくことが気力回復に必ず繋がって行きます
出しっ放しのものが片付くだけで、掃除機がけも拭き掃除ももっと楽になりますしね。
不要になった溜まったものを捨てる
ここでいう「捨てる」は、断捨離レベルの「捨てる」じゃないです。ただ漫然と溜まってしまったものを捨ててみましょう。新聞やチラシとか、ネットで購入した時にきたダンボール箱とか、そういう捨てることに迷いがないものです。
ゴミ袋を片手に、部屋をうろうろしてみてください。気がつかずに溜まったゴミが結構ありますから。それを片っ端から捨ててくださいね。勢いにのってきたら、もう使わないかな〜と判断ができるものも捨てちゃいましょう〜!視界に入るものの中にゴミがないっていうだけで随分と気持ちが楽になりますよ〜!
今は断捨離をしようとしない!
よく運気回復に断捨離が効く!と言われます。もちろんその効果は筆者も実感しています。無気力に入る前に3回ほど断捨離を行い、持ち物なども1/3になり部屋の中も気持ちもすっきりしました。
ですが、この無気力の不安定な状態での断捨離はお勧めしません。なぜかというと、判断を間違うからです(笑)
実は筆者はこの時期に調子にのって断捨離をやってみました。そうしたら「全部いらない!」と少しヤケ気味な感情が芽生えてしまったんですね。
それでなくとも無気力で自分を認めにくい状態です。普段なら愛着をもっているモノすら「こんなのいらない!」というマイナスな気持ちになり苦しくなってしまいました。
幸い一旦落ち着つき捨ててしまうことをせずに収まりましたが、断捨離はしっかりと睡眠をとって気持ちに余裕があるときに行ってみてくださいね。大丈夫、すぐに捨てる必要があるものなんて、なかなかないです。生ゴミ以外には。
部屋も心もキレイにしてゆく
出しっ放しをのものを片付け、掃除機をかけ、拭き掃除ができたら、もうだいぶんとお部屋はキレイになっていると思います。たとえ毎日できなくてもキレイな状態は保たれているのではないでしょうか?
筆者はここまでできるようになったころから、無気力改善の兆しが見え始めました。そこで始めるようになったのは「自分との会話」です。なにそれ?!と思いますか?
掃除機をかけながら「はぁああああ」とため息が出てしまうこと(悩みや不安)を一気に出しました。ぶつぶつ呟くこともありましたし、心の中で思うこともあります。それを全部だしてしまうんです。
どっぷり無気力の時にはその感情ですら麻痺してしまっていて出てきませんでした。だからようやく自己の心に目を向けられるようになったわけですね。
そこでです。その感情のリセットに、ここでもこの「少しの掃除」を利用しました。
ストレスを掃除機で吸い込んでしまう
「あー、これがいやだ。あれがいやだ。あいつがムカつく、釈然としない!」普段なら口にすると余計に気が滅入る内容です(笑)ですが、無気力の原因にはそういうマイナスの感情を我慢して溜め込んでいることが多々有ります。
そう。ストレスがたまっているんです。
それをですね掃除機をかけながら、だだだー!と出してしまいます。そしてそれを全部吸い込むイメージで掃除機をかけるんです。うわぁ、自分はこんなに溜め込んでいたんだなーって気づくことがあると思います。
解決しない問題や、困った人間関係など、無気力の原因になっていることも見えてきます。自分が苦手だと思うもの、本当はやりたくない物事なども、全部の思いを体からぶわっと出してしまっていいんです。
そして、それを掃除機で吸い込むイメージをしながらお掃除する。いやーなものを吸い込んだ掃除機の中のゴミを最後にポイ!!
これを少しずつすることで、心のわだかまりなどの本音がちゃんと見えてきます。ハタから見たら怪しい掃除ですが、結構効くんですよ〜!
願い事をしながら拭き掃除する
ストレスをががーっと掃除機で吸い込んだら、自分をいたわる気持ちで拭き掃除してみてください。ストレスがどかんと自分の感情を抑えて、動けなくなっている心を優しく撫でるように。気持ちに余裕ができてきたからこそ、素直な気持ちになれたからこそ湧き上がる自分をいたわる気持ちです。
拭き掃除の動作は雑巾を手にしているから「掃除している」ことになりますが、何かを撫でる動作でもありますよね。頑固な汚れを相手にしているときは、強く力がかかっているかもしれませんが、軽く拭くときって撫でているのと同じ動作です。意外に優しくふきふきしています。
そのときは気持ちも落ち着いて優しい状態のことが多いです。そんなときに自分を自分で褒めるようなイメージをしてみてください。そして、ちょっとのお願いこととかしてみてください。
拭き掃除をしながら、ぼろぼろころころと自分の願いが出てきます。そしてそれがとても心地よいんです。
何が何でも達成しなくてはいけない願掛けではなく「ぽろりと溢れる欲」ですね。この欲や願いって普段意外に我慢しているものなんですよね。
「神様〜、もう少しスケジュールに余裕がほしい〜」「神様〜、本当はあいつに会いたくない〜」「神様〜、一週間ぐらい旅行に行きたい〜」などなど。掃除機では不満を全部だして、拭き掃除では願いを全部だしちゃうんです。
それが叶うかどうかではなくて、本音を出せる時間をとることが気持ちをとても楽にさせてくれますし、動作が優しくなってゆくので心が穏やかさを増します。
ぜひお試しください♫
お掃除で心も気力もキレイキレイしましょう
前回の「無気力からの脱出劇」第一幕「睡眠」に引き続き、筆者の経験をもとに、第二幕「お掃除」をお送りしました。
筆者は睡眠で体を動かそうという気力が湧くまでに時間はかかりましたが、そこからこうしてお掃除ができるようになると、ようやく一安心できた感じがありました。普段の生活のなかで必須とも言えるお掃除ですが、それすらできないこともある。それが無気力の怖いところでもありますよね。
今無気力で困っている方、ぜひまずはしっかりとした睡眠をとって、そのあとにこの少しのお掃除を試してみてください。お部屋も心(本音大爆発!)もキレイにすることで、心に負担をかけていたことが明確になってきたりもします。
しかし、その本音と向き合うことで「これが現実なんだよな」と少し凹むことがあるかもしれません。それでも向き合うことをしないまま、ずっと我慢をし続けて、無気力が悪化して鬱に陥ったりしてしまうより、向き合うことで少しでも解決策が見え始めたりするものです。
無気力が酷くなり、執筆のお休みの相談をbitomos担当部長にさせてもらったときに頂いたアドバイスに
という言葉がありました。(その節は大変お世話になりました!)
何もしないでいると、何も改善しないまま、現実も変わらないまま、無気力のまま過ごして行くことになってしまいます。それはとてもキツイ時間を過ごして行くことになりますよね。
筆者もこのような時間を経て、ようやく執筆を再開できるようになってきました。とても簡単すぎる方法だと思いますが、これから大掃除にも活用できると思いますので、ぜひお試しください。
そして、無気力が続く人は決して「やらなくちゃ!」と自分を追い込まないでくださいね。しっかりと睡眠をとり、少しのお掃除で気持ちもリフレッシュしつつ、少しづつ元気を取り戻してくださいね。
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