無気力改善に効いた!「言霊」は強い味方になる!無気力脱出記その3
無気力で困っている皆様こんにちは。無気力脱出ライターshuri蔵です。
さて、これまでに筆者自身の無気力からの脱出経験をもとに、無気力改善の過程で必要だったことを二つの記事にまとめました。
今回はその最終章です。最後の手段は「言霊(ことだま)」です。
筆者が無気力状態でも呟くことができた「言霊」についてご紹介したいと思います。「言霊とか知ってるけれど、一体どんな効果があるっていうのよ?」と、ちょっとやさぐれ感が心にわだかまっている方にオススメです。筆者も最初は「そんなもん、効果ないんじゃん?」ってひねくれてましたから(笑)
Contents
言霊(ことだま)ってなに?
まずは言霊のご説明から。言霊とは口から発することによって、その言葉の持つエネルギーが発動するといわれています。代表的な言霊に「ありがとう」などがあります。
「ありがとう」という言葉のエネルギーは細胞の形を変えてしまうほどのパワーがあるといわれており、「ありがとう」と言った人も言われた人も良いエネルギーを受け取ることができ、逆に「五月蝿い」「死ね」「馬鹿」などという相手を罵倒するような「負」の言葉を発すると、自分もその負のエネルギーを浴び、相手のエネルギーもダウンしてしまいます。
この言霊の効果について様々な実験がされているようです。
「ありがとう」と言い聞かせ続けた水と「馬鹿野郎」といい聞かせ続けた水では結晶の形が変わったり、ご飯の腐敗の速さに違いがでてきたりという実験結果もあるようです。筆者自身がそのような実験を行ったわけではないのでこれ以上の説明は省きますが、「ありがとう」や「大好き」「愛しています」といわれて嫌な気持ちにはなりませんよね?「五月蝿い」「馬鹿」と言われたら、嫌な気持ちになりますよね?
難しく考えなくとも、あなたがその言葉を発した時、受け取った時の、その感覚が言霊の力です。そのことから常に感謝を表す言葉や、ポジティブな発言をする人からはよいエネルギーが発せられ、様々なことが好転してゆくなどと言われています。
ネガティブな発言の場合は、はい、ご想像通りです。状況が悪化してゆくわけです。ただし、同じポジティブな言葉でも、心がこもっていなければ言霊の効果はないと思います。
無気力状態でポジティブ発言は苦行だった
言霊のご説明をしたところで、無気力の話に戻ります。上記の涼子さんと筆者のやりとりにもありますが、全く心のこもっていないポジティブな言葉を使っても効果はないわけです。しかも、無気力状態が辛くてこちらの記事にたどり着いた読者の方は「じゃあ、いまからポジティブ発言だけして」と言われたところで、心からそのポジティブ発言ができますか?
難しいと思います。筆者は全くできませんでした。
むしろネガティブな思考が巡り、ネガティブな発言が増えて行きました。ポジティブな発言をしたくとも、自身のエネルギーが枯渇しきっているんです。その状態でポジティブ発言はしにくいと思います。TPOに合わせて使うことはあってもです。今の状況の中でポジティブ発言は苦行となりました。
無気力のキッカケも負の言霊だった
この記事を書くにあたり無気力状態になるまえのことをいろいろ思い出していました。冷静にその時のことを思い出してみると、その時期の筆者は負の言霊を多く投げかけられ、負のエネルギーを帯びた会話(噂話や悪口)を多く浴びていました。
負の言葉に、体が無意識に緊張し硬くなります。失敗してはいけないという恐怖心なども常にありました。自分で判断して行動をすることに自信が持てず、コミュニティの中にいることも辛くなります。負の言霊のエネルギーはこんなにも強烈だったのかと怖くなりますね。
OKな人は今すぐ言霊発動開始!
筆者の場合は言霊を意識して使うことができるようになったのは、前回の記事の「掃除」ができるようになってきた頃からでした。ですが「無気力気味だけれどもポジティブな言霊を使うことは可能だ」という方は、ぜひすぐにでも言霊パワーを使ってみてください。
簡単な言霊は上記にもあげました「ありがとう」や「大好き」「愛してる」などです。また後記しますが「ツイてる!」というのも良いそうです。
コミュニケーションの中で使う「ありがとう」という言葉に気持ちをぐいぐいと込めて伝えてくださいね。このポジティブなパワーに溢れた言霊を使い始めると、その場の空気感が断然違ってくるのを感じると思います。
無気力でも使える言霊があった!
では無気力すぎて筆者のようにポジティブな言霊が使えない場合はどうすればいいの?!となりますが、あったんです。無気力でも使える言霊が!それはこちらの本に記されていました。
掃除ができるぐらいまで無気力が回復し始めたことから、今の状況からどうにかして脱出したいと願い、目に止まる本をいろいろ読んでいる時に出会いました。それがこちらの本です。
まさかの「どうせ」を利用する「言霊」
ネガティブ発言の「どうせ」と、前向きでポジティブな言葉を組み合わせるという衝撃的なものでした。
「どうせ」という言い訳や諦めの言葉です。よく使ってしまいませんか?ネガティブ思考の時に思わず口からでてしまいませんか?
「はぁ〜。」とため息の後に出てきがちな言葉ですよね。「どうせダメじゃん」「どうせ出来ないもん」「どうせ間に合わない」「どうせ意味がない」など。全力で後ろ向きネガティブ炸裂な発言です。
「どうせ」プラス「ポジティブ言葉」
アフォメーションというより、単なる口癖ですが、否定的な言葉はほとんどがその通りになってしまいます。(中略)否定的な言葉は潜在意識の持つ防衛本能にマッチしているので、実現しやすいのです。(中略)願望を持つ人は、その願望を叶えたいと必死になりますが、その願望が「叶っていない」が前提になっています。
まだ願望を手にしていない不安感と戦うのではなく、それを認める。その上で「どうせよくなるから大丈夫」というふうに持って行けばいいのです。例えば、こんなふうにです。「私はまだ一軒家を手にいれていないけれど、どうせ手にできるから大丈夫」(中略)理想と現実のギャップがなくなるのがわかりますか?
通常は「どうせ+ネガティブ」で功を奏していた言葉ですが、これを「どうせ+ポジティブ」として活用します。
どうせよくなる
この「どうせよくなる」が、わたしにとって無気力状態からの回復に向かった大切な言霊となりました。
なぜこの「どうせ+ポジティブ」の組み合わせが有効なのかというと、「どうせ」をポジティブに使うことで潜在意識を混乱させ一度抵抗を和らげることで、願望を叶えるための言霊の効果が潜在意識を超えて集合無意識に届くという仕組みを使うからなのです。これ以上引用すると完全に書籍のネタバレになるので、ご興味がある方は是非ご一読ください。
言霊は脳みそで理解しても意味がないです。実際に声にだして、音として発してみてください。筆者の場合は「どうせよくなる」が一番言いやすく、気持ちにフィットしました。現実にも願望にも嘘をつかない状態で発することができました。
気持ちが辛いときに無理やりポジティブな発言をしたところで、気持ちはこもりません。でも、あえて声に出してみることで少し気持ちが楽になるんです。笑えなくとも意識して口角を上げてみると自然に笑いが溢れるようになると言われているように。
「よくなること」が前提になっていく
この言霊で一番効果を感じたことは、何をやっても「無駄だし」と気力がアップしない状態でも、口からでてくる言葉は「よくなる」という結果です。何をやっても結果は「よくなる」の一択になるわけです。
そうしていくうちに「あぁ、そうか、よくなるしな。」「まぁ、いいか。よくなるんだしね。」と、今の状況がどんなにキツくとも未来は明るくなるんです。どんなに悩んでいても泣きたい状況でも、口からでてくる言葉は「よくなる」そんな状態になりました。
よくなり出すまでにはタイムラグがある
そんな「どうせよくなる」の言霊が口癖になり始めてから、ふと気がついたら本当に「よくなっている」と気がついたのは2ヶ月ほど経った頃からでした。
自分の体調も少しずつですが回復しだし、過呼吸も起きなくなって行きました。(蕁麻疹は治っていないですが、まぁ、どうせよくなります・笑)頭を悩ませていた困った人間関係からも距離を置くことができるようになり、家庭内の問題も話し合いができるまでに改善されていました。
その状況にふと「あ、よくなってる…?」と気がついたんです。
あなたに合う言霊を思い切り活用しよう!
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