倦怠期の夫婦の特徴は?愛情が冷めても離婚をせずに乗り切る方法とは?
倦怠期という言葉は多くの方が聞いたことがあるでしょう。長く付き合っているカップルや結婚してある程度の年月が過ぎた夫婦なら、「実際に経験した」「今が倦怠期!」という人もいるのではないでしょうか。
倦怠期は、男女の間には残念ながら必ず訪れるものです。どう乗り切るかによって、さらに絆が深まり共に歩んでいくベストパートナーになるか、または離婚といった答えにたどり着いてしまうかの分かれ道でもあります。今回は倦怠期の乗り切り方について考えてみましょう。
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倦怠期に陥ると?
最初はお互い大好きで、常に一緒にいたいと思っていても、年月が経てば気持ちというのは変わっていきます。特に女性の場合は、子供を持つことで母親になり、子育てに意識が向いてしまうことが良くあります。
片時も離れたくなかった人が、いつの間にかいて当たり前の空気の存在のようになり、さらにはお互い異性として見ることができなくなり、会話もなく顔を見るのもいやなんていう状態になってしまうことも。
倦怠期は3の付く時期に注意?!
3の数字の時期は男女の仲に危機が訪れる時という説があるのをご存知ですか?3カ月、6カ月、9カ月さらに3年、6年、9年と3の倍数の頃が倦怠期や夫婦に問題が起きやすい時期とされているのです。
でも、こういった気持ちの変化はどうして起こるんでしょうか?
倦怠期はホルモンと深い関係があった!
相手に対する気持ちの変化は、実は脳のホルモンの影響が深く関わっていることがわかっています。出会ったばかりや付き合った当初は、フェニルエチンアミンという心がドキドキする時に分泌されるホルモンが出ているのですが、このフェニルエチンアミンはおよそ3年で分泌量が減ってしまうと言われています。
またストレスに反応してノルアドレナリンが脳内で分泌されるために、これが交感神経系に働きかけて、心身の覚醒や興奮を引き起こすと言われています。
そしてこの状態は、継続することができません。脳が同じ行動を繰り返すうちに、最初は新鮮だった初めての相手や行動などに対処できるようになり合理化してくるのです。免疫ができるようなものですね。これが倦怠期の原因ということです。
ヨガの哲学では、「変わらないものはこの世にないから、現在や形あるものに執着してはいけません」てあるの。でもそれじゃ倦怠期で好きじゃなくなったら離婚しなさいって意味にも取れちゃうよね。
女性の更年期とも関係がある
個人差や結婚した年齢などによっても差はありますが、結婚して10年、またはそれ以上となると、ちょうど女性も更年期に向けてホルモンのバランスが崩れやすくなる時期に差し掛かることが多いですよね。
そのために、相手に対する嫌悪感や現状に対する不安や不満などが余計に強く感じてしまう場合もあります。
こんなことはありませんか?
•会話が弾まない、または会話がない。
•相手の嫌な面ばかり目につく。
•一緒にいる意味を考えてしまう。
•寝室を別にしている。
倦怠期だなあと感じたら、そのマンネリを変える工夫や努力を夫婦二人でするようにしましょう。そのままにしておくとどんどん二人の間の溝は深くなってしまいます。
さっさと別れて新しい人生を歩む方がよっぽど建設的だと思うけど。
倦怠期を乗り切る方法は?
倦怠期をどのように乗り越えれば、二人の関係はまたうまくいくのでしょうか。ポイントは、二人で乗り越えること。どちらか一方が努力をしていたり、我慢をし続けていたりしては、改善するのは難しくなってしまいます。
常に異性であることを意識する
家族になって、一つ屋根の下に暮らすとだんだんと慣れあいの関係になり、共に男女であることを忘れてしまいます。でも、常に男と女であることを意識するようにしましょう。
なんの用事もないからといってメイクをしなかったり手を抜いていませんか?近所に買い物に行くだけだからとジャージやヨレヨレの服で出かけたりしていませんか?
デートをする
たまには二人でデートをしましょう!子供が小さいうちならば、その時だけは周りの人に助けてもらうようにして二人きりで素敵なレストランで食事をしたり、思い出の場所に行くのもいいですね。その時のことを思い出して二人で会話が弾んだりするでしょう。
また、外で待ち合わせして出かけるのおすすめ。同じ家から出て同じ家に帰るという当たり前から少し非日常を演出しましょう。
一泊くらいなら親にみていてもらえるとか、可能ならば旅行などもいいですね。行ったことない場所や、二人で行った楽しかった思い出の場所などへ旅行に行きましょう。
共通の趣味を持つ
普段会話がほとんどない、という人も夫婦で共通の趣味を持てると会話が弾むようになります。その趣味のために二人で出かける機会も増えるでしょう。子供が手がかからなくなってきたり、経済的にも無理がなければ、お互いが夢中になれるような同じ趣味が持てるといいですね。
また、インドアな旦那さんの場合には、一緒に映画を観るというのも良さそうです。筆者が最近観て、とても面白かった映画をご紹介します。
結婚31年たち、すっかりお互い男女ではなく家族としてのマンネリの毎日を送っていた夫婦。妻の方がもう一度二人で楽しい人生を送りたいと、倦怠期に陥った夫婦への滞在型のカウンセリングに夫に内緒で申し込み、無理やり夫を連れて出かけるのですが、様々な宿題をこなし自分自身やお互いと向き合い、最後にはラブラブな感情を取り戻す映画です。
パートナーについてもう一度考えて
倦怠期は誰にも絶対必ず訪れるものです。相手の嫌なところが目についてしまったり、存在自体を疎ましく感じてしまうこともあります。これから先、長い人生一緒にやっていく自信がなくなってしまうこともあるかもしれません。
でも、世界中の中からあなたがたった一人、伴侶として選んだ人のことをもう一度考えてみてください。彼のいいところはどんなところですか?どんなところが優しいですか?
ありがとうやごめんなさいを言えていますか?日常の会話の中で愚痴や誰かの悪口などが多くなっていないでしょうか。日々、仕事を頑張って疲れて帰ってきた彼にはなるべくハッピーな話を聞かせてあげてください。
子供はいずれ巣立っていき、また二人の生活に戻ります。もしこの先、彼がいない人生は?と言うのを想像してみてくださいね。倦怠期を乗り越えるには、夫婦の協力が不可欠です。一緒に乗り切ってくださいね。
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