ベッキーとゲス川谷の不倫LINE騒動に学ぶ!独身女性の不倫の代償
「ゲス不倫」という言葉を生んだ、ベッキー(31)と「ゲスの極み乙女。」のヴォーカル川谷絵音(27)の不倫騒動。世間から激しいバッシングを受けて、TVで見ない日はないほどの売れっ子だったベッキーは、一時芸能活動全てを謹慎する事態に発展しました。
月日が経って、長かった髪をバッサリと切り背中のセミヌードを披露するなど、少しずつ新しい仕事を始めているものの、まだ以前のように芸能界に完全復帰したとは言えない状況にあります。
今回は、ベッキーが不倫に走ってしまった経過を追いながら、不倫という落とし穴にはまってしまった場合に「独身女性が払うことになる大きな代償」を検証してみましょう。
Contents そもそも、ベッキーと川谷氏の二人の不倫騒動は何故、あんなにも世の中を騒がせたのでしょうか。 1つにはベッキーの「元気で明るくて前向きで清廉潔白」というタレントとしてのイメージが「不倫」とは真逆のもので、しかも流出したLINEの内容があまりにもTVで見かけるベッキーに対するイメージとかけ離れていたためのショック。 2つめには、世間の人々の個人的な感情移入。特に女性は、既婚者であった川谷さんの奥様がいかに辛かったかということにシンクロして、この不倫騒動を単なる他人事として捉えられなかったのではないでしょうか。 2015年10月21日 ベッキーはもともと「ゲスの極み乙女。」の大ファンでした。この日渋谷で行われたファンクラブ限定のイベントにベッキーも参加し、初めて川谷氏と知り合い、連絡を取り始めるようになったようです。 まあこれは普通の人でもよくあることですよね。例えば会社の他部署で人気の男性社員がいて、自分も憧れていたけれど話をする機会もなかった。それが人事異動でその憧れの男性社員と同じ部署になり、よく話をするようになったなど。 しかし、川谷氏の場合、この時点で既に結婚していたのです。ただベッキーはそれを全く知らなかった。ベッキーの側からしてみれば特に落ち度はありません。 同年11月12日 ベッキーの知り合いのバンドと「ゲス乙女」が出演するライブが札幌で行われました。そこにベッキーもかけつけ、朝までの打ち上げに参加し、それ以後二人の仲は急速に接近しました。このときもまだ、ベッキーは川谷氏が結婚していることを知らなかったのですから、興味のある男性とお酒を飲んで一線を越えてしまうということは、普通に起こり得ることですよね。 同年11月26日 初めての二人だけのデート場所は、上戸彩の夫であるEXILEのHIRO氏がオーナーの店でした。ベッキーと上戸彩はお互いを大親友だと公言していました。上戸彩が独身の頃は、お互いの部屋の合い鍵を持っていたそうです。 その店でデートするということは、ベッキーは上戸彩に自分たちの交際を隠すつもりなどまったくなかったのだと考えられます。逆に、大親友に紹介したいとさえ思っていたのかもしれません。 まだこの時点ではベッキーは川谷氏が妻帯者だとは知らなかったのですから。考えてみれば気の毒な話です。 では川谷氏は?二人でデートする前に何故、自分が妻帯者であることをベッキーに隠したのか。このまま黙ってデートを続ければどういうことになるか想像できなかったのでしょうか? つまり浮気相手探しってことですね。そこで知り合った女性と付き合い始め、女性が本気で好きになると「妻とは離婚する」などと言ってずるずると付き合いを続ける。時間は流れるばかりですよね…。 二人が知り合ってから1か月後の11月下旬。川谷氏はついに自分が既婚者であることをベッキーに告白します。その後の二人のLINEのやりとりが流出し、話題となりました。 川谷氏は「何もない時に」という言葉を使って、結婚する前にベッキーに出会えていれば良かったという内容のメッセージを送っています。 しかしベッキーは「何もない時に」という言葉をどう捉えていたのか…川谷氏が結婚している等の情報を知る前に、川谷氏のバンドのファンになって良かったと言っているつもりなのでしょうか?川谷氏に「逆に、いいタイミングで出会えた感じがする」というメッセージを送っており、ベッキーが必死に「自分はあなたが既婚者であることを全く気にしていない」と伝えている様子が伺えます。 昔から「恋は盲目」とか「恋に落ちるのは事故にあったようなもの」などと言いますが、恋に夢中になると相手の何もかもが良く見えて、悪い点など目に入らなくなることがあります。それよりも、相手が自分の弱点(妻帯者であること)を気にして、自分から離れて行ってしまうことの方が怖くなってしまうんですよね。恋にのめり込み始めてしまったベッキーには、不倫を続けていくことのデメリットを客観的に見ることが出来なくなってしまったのでしょう。 ところで、不倫騒動を受けて、「ベッキーの不倫騒動を予言した栗原類の占いがすごい」と話題になったことをご存知でしょうか。とある番組で栗原類がベッキーの“結婚”についてタロット占いをしているのですが、確かにベッキーの不倫騒動を予言しているような発言をしているのです。 筆者が注目した点は、ベッキーが「私は友達という期間をとばして、すぐ恋愛モードになってしまう」と告白している部分です。なるほど、と腑に落ちる発言でした。そういうタイプの人ほど、冷静に自分の状況を考えることが苦手かもしれません。 同年12月半ば頃 川谷氏は妻へ離婚を申し出たようです。そのときのLINEの内容も明らかになっています。 川谷氏が奥様に離婚の話をする本当に直前まで、川谷氏とベッキーはLINEのやりとりをしていたようで、ベッキーは「せーの」という言葉で川谷氏の背中を押して、送り出している感じです。 川谷氏と奥様の話し合いが行われたのち、川谷氏は再びベッキーにLINEをし、「(奥様が)感情的になってしまうから、待った方がいい」とし、ベッキーに「待ってて欲しい」旨を伝えています。 それに対してベッキーも「大丈夫、待っている」と告げ、続けて「けんちゃん(川谷氏)も待っててあげて」と伝えます。そしてそれに続けて「卒論できたらけんちゃんにいっぱいワガママ聞いてもらおう」とメッセージを送っています。 LINEの最初の方では、ベッキーのほうがこれから奥様に離婚を切り出そうとしている川谷氏を力づけている印象を受けます。そして川谷氏の返事…夫に離婚を切り出されて感情的にならない人はいないでしょう。これは離婚話を切り出す前からおおよそ予想はつくことですよね。 更に、ベッキーの「待っててあげて」という発言。ここで、既婚者の方や、彼氏がいる方は「えっ!?」と思ったでしょう。 そして「卒論」というふざけた表現。これは裏を探ってみれば、「離婚届」もしくは「離婚」という生々しさを感じたくない防衛本能のようにも思えます。 二人の気持ちの盛り上がりには、「ロミオとジュリエット効果」もあったのではないでしょうか。これは恋人同士に何か障害があった場合、さらに二人の恋愛感情が燃え上がるという心理現象をいいます。 嫌な言い方ですが、ベッキーと川谷氏の間には川谷氏の妻という障害があります。もし川谷氏が普通に独身の状態だったら、もしかしたらベッキーはそれほど川谷氏との恋に夢中にならなかったかもしれません。 この不倫という状況に、ベッキー自身も苦しんでいたはずです。誰かに悩みを打ち明けたいと思うのは当然の事でしょう。 しかし、大親友だった上戸彩とは、彼女が結婚し、子供が生まれてから、元々かなり疎遠になっていたようです。 長い付き合いなら、独身とか既婚とか関係なく親身になって相談にのってくれるはずっていうのもわかるんだけど…。お互いがそんな感じで遠慮していると、付き合いがどんどん薄くなっていくよね。 ベッキーも同じだったようです。幸せになっていく上戸彩に対して「フリーの私とは彼氏、結婚、子供と3段階も違う。2段階まではいいけど、3段階は無理」と周囲に漏らしていたそうです。 結局、ベッキーは上戸彩に電話でこのことを相談したようです。しかし上戸彩は『それは許されないことだよ』と言ったそうです。上戸彩は既婚者であり一児に母親。そして以前からベッキーの恋愛に、「気をつけなよ」とアドバイスしていたこともあるそうなので、上戸彩にとってはそれは当然の言葉ですよね。 けれどもベッキーとしては味方が欲しかったのでしょう。それ以降、上戸彩を避けるようになったようです。 友達であればこそ、不倫はやめさせたいと思うのは本心でしょう。しかし当事者は不倫はいけないことだとわかっているからこそ、自分の不倫行為を否定する友人を遠ざけるようになりがちです。その結果、大事な友達を失うという大きな代償を払うことになるのです。 2016年正月 2015年大晦日の紅白に川谷氏は 「ゲス乙女」として出場。そして、年が明けた2016年のお正月、川谷氏の実家がある長崎へ、ベッキーと川谷氏は別々の飛行機で向かいます。この飛行機のチケットは、以前川谷氏が、妻と年末に実家に帰るために購入したもので、のちに妻の分だけをキャンセルしていたようです。 そして川谷氏の実家へとベッキーを連れて行き、両親に紹介します。二人の送迎をしたのは父親であり、長崎の観光案内までしたということです。つまり川谷氏は両親にさえも自分が結婚したことを話していなかったのですね。 芸能界ではタレントの人気保持の為、結婚しているのを隠すというのは珍しいことではありません…が、自分の両親にさえ結婚を報告しないというのは普通じゃありません。それは結婚した妻に対して失礼過ぎる話だし、妻のご両親にとっても、娘をこれほどないがしろにされるなんて、こんな屈辱的なことって許せるでしょうか? ベッキーも川谷氏のご両親が息子の結婚を知らないとはいえ、既婚者の実家に訪問するというのは許されないことでしょう。正式に結婚している川谷氏の妻を差し置いてということですから。奥様もこの事実を知った時には、本当に辛い想いをされたと思います。 のちに川谷氏がフジテレビの『ワイドナショー』で「(長崎の川谷氏の実家を訪問することを)ベッキーが”それはだめでしょう”と言ったが、僕がクズ過ぎて。このことは本当に謝りたい」と述べています。 ベッキーも一度は「それはダメな事」だと正常な判断ができたのだから、その通りに行動すべきだったのですが…。でも川谷氏に色々言われて、自分に都合のいい解釈をして行ってしまったのでしょう。 実際にベッキーが芸能活動復帰第一弾に出演した「金スマ(中居正広の金曜日のスマイルたちへ)」の中で、「断る勇気がなかった。断れば相手の気持ちが離れていってしまいそうで」と述べています。 ベッキーは、川谷氏の実家マンションから出てきたところを週刊文春の記者に直撃取材されてしまいます。ベッキーは「交際はない。事務所を通してもらえますか」と言って、マンションへ逃げ込みます。 一方、川谷氏は取材に対して、一般女性との結婚さえも否定します。奥さんの名前を出されると、「名前は知っています。インディーズのときからのファンです。」と答えたといいます。 川谷氏の奥様は、週刊文春の記者によって一人で実家に帰っているはずの夫が、ベッキーと一緒に実家へ帰っていたことを知らされたと言います。ひどい話です。 ベッキーと川谷氏が不倫関係に突っ走ってしまったことは、川谷氏の奥様を傷つけ、川谷氏の両親にさえ恥をかかせてしまいました。そしてベッキーの両親にまで恥をかかせることになったのです。そしてベッキーは今まで世間一般で浸透していた「明るくて前向きで清廉潔白」というイメージをも失ってしまいました。 週刊文春でベッキーと川谷氏の不倫報道が書かれた記事が発売される2016年1月7日の前日。1月6日にベッキーの緊急記者会見が開かれました。この記者会見では質問はNG、ベッキーが一人自分の考えを述べるという形で進行されましたが、多数の報道陣がかけつけました。 ベッキーは記事に掲載されるであろう処々を認め、川谷氏の実家に訪問したことも認めましたが、川谷氏とは友人関係であると断言し、それ以上のものではないとした上で、深々と頭をさげ、謝罪の意を述べました。 会見が終わって退室するまでの間、ベッキーは13回頭を下げ続けました。しかし、最後の最後まで、川谷氏との関係については友人関係ということで貫きました。会見中、ベッキーは沈痛な面持ちで涙さえ浮かべていました。 ただ、川谷氏の妻だけは気づいていたのです…川谷氏の妻に対しての謝罪がなかったということに。このことに謝罪会見に臨む当時のベッキーの気持ちが表れていると言えるでしょう。 この会見の時にベッキーが履いていた靴が、とあるウエディングシューズに似ているということで話題になり、反感をかいました。 結局、その靴はウエディングシューズと同じものではなく、似ている商品だっただけのようです。しかし、たまたま似ている靴であったのだとしても、「李下に冠を正さず」というように、スタッフもそういう誤解を生むような靴を履かせるべきではなかったと思います。 ベッキーの謝罪会見の翌日発売された週刊文春に、謝罪会見前日のベッキーと川谷氏のLINEのやりとりが掲載されます。 ベッキーは「友達で押し通す予定!」「それに不倫じゃありません!」「略奪でもありません!」というような罪の意識がまるでないメッセージを川谷氏に送り、例の馬鹿にしたような「センテンススプリング!」という言葉を発しています。 一方の川谷氏はベッキーが謝罪会見することを「逆に堂々とできるキッカケになるかも」「遠恋だと思って過ごす」など、自分が妻帯者だという自覚が全くない無責任なメッセージを送っています。 このLINEが流出したことによって、ベッキーの記者会見での「川谷氏とは友達」という発言が全くの嘘だった、ということが発覚してしまいました。嘘をつきとおすことで、世間をごまかせると思っていたという事実。またLINEでのベッキーの発言に、川谷氏の妻への罪悪感がまったく感じられず軽薄であること。 この謝罪会見で、ベッキーは“信頼できる正直な女性”というイメージを完全になくしました。これ以降、ベッキーが何を言っても、誰にも信用されないという前提を自ら作り出してしまったのです。 この不倫騒動が起こる前、ベッキーのレギュラー出演はTVが10本、ラジオが1本の計11本。その他にはスペシャル番組やゲスト出演も多数こなしていましたし、CM10本を抱えていました。 ところが、この謝罪会見以降、ベッキーの「明るくて前向きで清廉潔白」というイメージは失墜し、結局全ての仕事を失うことになりました。特にCMはイメージを大切にするために対応が早く、すぐに各社がベッキーのCMを打ち切りました。ベッキーのCMに関する違約金は5億越えとも8億円とも言われています。 1月6日の記者会見から、たった22日間。1月28日に「にじいろジーン」を降板した段階で、ベッキーは全ての仕事を失い、実質的な休業状態となってしまったのです。 1月6日のベッキーの謝罪会見以降も(その日は川谷氏の妻の誕生日)、川谷氏は妻に離婚の催促を続けていたそうです。しかも時期的に考えると川谷氏は妻の妊娠を知っていたようです。つまり、妻の妊娠をしっていながらの不倫だったわけです。 1月25日にベッキーのマネージャーが川谷氏と面会し、この状況を打開するための話し合いをしたとのこと。これだけ事が大きくなるとは思っていなかった川谷氏は、このころから「ベッキーと別れようかな」と言いだし、その後、「ベッキーとも嫁とも別れたい。そして直ぐに離れたい」と言ったとか…!? これに対して、ベッキーは「川谷とは絶対別れない。引退して結婚したい」というようなことを事務所スタッフに言っていたそうなので、この川谷氏の「別れたい」という発言はすぐにベッキーにも伝わったと思います。 この時点でベッキーは我に返ったのではないでしょうか。不倫という悪夢から目が覚めて、改めて自分の失ったものの大きさを実感して後悔したことでしょう。しかし時間はもう元には戻せません。 川谷氏はベッキーの謝罪会見から半年経つかという頃には、未成年の新恋人と半同棲していたそうです。妻帯者のくせにベッキーに「待っててほしい」と言った男がこれとは…呆れて物も言えません。 不倫は繰り返す…。不倫した結果、その相手と結婚できたとしても、一度不倫した男はまた次の不倫を繰り返す確率が高いです。今度はあなたが夫の浮気相手の陰に苦しむことになるかもしれません。 ベッキーと川谷氏の不倫騒動を振り返り、不倫の代償を考察してきましたが、いかがだったでしょうか? 不倫することによって独身女性が幸せになることはないと言っていいでしょう。ただ残念なことに不倫をしている友人に、これだけの不倫の代償を伝えても、不倫をやめることが出来る人はなかなかいません。 誰かを救ってあげるということはそう簡単に出来ることではないのです。言葉で説得しても聞き入れられない場合には、「自分自身が幸せになろうと努力する姿を見せる」ことしかできないのかもしれません。 人間は誰しも本当に愛する人と共にいたいと思うものでしょう。それでは、愛情とは何なのでしょうか。 お互いを尊敬しあえる相手と一生を共に過ごす。これ以上幸せなことがあるでしょうか。 不倫関係にある相手を、本当に尊敬することが出来ますか?そのことをよく考えてみて下さい。一人でも多くの方が幸せな人生を送ることが出来ることを祈ります。
「ゲス不倫」はなぜ世間の関心を集めたのか
ベッキーと川谷氏の出会いのきっかけ
「ゲスの極み乙女。」のファンクラブイベントに参加
札幌ライブの打ち上げに朝まで参加
初めてのデート
自分の心を失くしてしまう
川谷氏の初告白
既婚者であることを告白した後のLINEの内容
ベッキーは恋愛モードになりやすい女性だった?
自分が誰かを傷つけているということを認識できなくなる
川谷氏離婚を切り出す
川谷氏が妻に離婚を切り出す前後のLINEの内容
友達を失う
常識では考えられないことを正当化するようになる
川谷氏の実家に正月訪問
週刊文春の直撃取材を受ける
世間からの信用を失う
ベッキーの謝罪記者会見
謝罪会見でウェディングシューズ!?
ベッキーの沈痛な記者会見は全部嘘だった!
謝罪会見前のベッキーと川谷氏のLINEでのやりとり
仕事を失う
時間を失う
1月6日謝罪会見以降
不倫は繰り返される
不倫でこうむる代償は計り知れない
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