秋の体調不良はアレルギーが原因?!しっかり対策して辛い症状を軽減♪
暑い日が少しおさまってくると、風や日差しに秋を感じるようになります。過ごしやすい季節で行楽日和になってきますよね。しかし、毎年この時期になると急に涼しくなってきて、鼻水が止まらなかったり、身体がだるかったりと風邪のような症状に悩まされるという人はいませんか?
実はそれ、アレルギー症状かもしれません。春だけではなく秋もアレルギーに悩まされている人は多いんですよ。秋に考えられるアレルゲンと対策法などについてしっかり知っておきましょう!
Contents
秋アレルギーの原因
ここ数日…
ひたすら…鼻がむずむずして
鼻の中も荒れてるし鼻水でるし
風邪ひいたかな?
寒かったし?
って思ったら…秋の…
花粉症が始まっただけでした←
鼻炎持ちでしたが…年々重症化…
薬のんで本日は元気でしたとさ— Maya08 (@one_zenith) 2017年9月1日
やっぱり、花粉症来てるよね…
秋のヤツ‼️
ん❓違いますかい❓私は秋もあって…ツライんですよぉ〜— かなママ@八重流 (@kanajun_wgdlove) 2017年9月1日
それ分かります~私も秋の花粉持ち!と思ってたら、なんとダニの死骸アレルギーでした。夏に繁殖したダニが一揆に死滅して大気に舞うらしい。。誰も共感してくれません( .. )
— 壱 (もろ) (@red_moon1969) 2017年9月1日
秋に飛ぶ花粉
秋に飛ぶ花粉にはどのようなものがあるのでしょうか。夏から秋、10月ぐらいにかけて飛ぶのが
・イネ科のカモガヤやハルガヤ
・キク科のブタクサ、ヨモギ
・アサ科のカナムグラ
などがあります。これらの植物は全国の道端や土手などに広く生息しています。
ダニなどの死骸
ダニアレルギー自体は季節は関係なく一年中あるアレルギー症状ですが、特に秋に症状が出やすくなったりひどくなることがあります。これは、ダニの糞や死骸を吸い込んでしまうからなんです。
ダニは高温で多湿の気候を好み繁殖します。ですから、ダニ自体が増えるピークの時期は梅雨から夏にかけてなのですが、ダニの寿命が2~3ヶ月なので、ちょうど夏に繁殖したダニが秋になって死んで、家の中に死骸や糞が増えるのが秋。生きているダニももちろんアレルギーに影響しますが、秋にアレルギー症状がひどくなる場合、死骸や糞が原因かもしれません。
ダニの死骸や糞は細かくなり空中に浮遊して、それを体内に吸い込んでしまうためにアレルギー症状が出る場合があります。ぜん息の発作は秋に多いのですが、その原因はダニの死骸が増えるからだと言われています。
また秋は、他にもガやユスリカ、ゴキブリなどの昆虫のアレルゲンももっとも多くなります。これら昆虫が死に、乾燥して死骸が細かくなり粉状になったものを吸入してしまい、ぜんそくやアレルギー性鼻炎などの症状が出る場合があるのです。
スギも秋に飛んでる?!
実は秋にもスギ花粉が少量飛ぶことがあるんです。スギの花粉は秋から冬にかけて作られ気温が高くなった春に飛びますが、秋の時期に作られる花粉が少し洩れて飛ぶことがあります。これに反応する花粉症の人もいるのです。
風邪が長引いていたらアレルギー症状かも
アレルギー症状と風邪の初期症状はとても似ています。なので、秋になって涼しくなって風邪かなあなんて思う症状が2週間以上長引くようならアレルギー反応かもしれません。
さらさらの鼻水が出る
目がかゆい
湿疹
微熱がある
粘り気のある鼻水
体が痛い(熱のため)
高熱が出る(微熱や熱がない場合もあります)
口腔アレルギー症候群になる場合も
花粉症の影響によって口腔アレルギー症候群になる場合もあります。この口腔アレルギー症候群というのは、特定の野菜や果物を食べることで起きるアレルギー反応です。口の周りや中のかゆみや、腫れ、吐き気、じんましんや腹痛や下痢、 ひどい場合は急性のアレルギー反応を起こし命に関わるようなケースも。
これは花粉の抗原性と特定の野菜や果物などの抗原性が似ていることで体が錯覚して、それらの食物を食べた時にアレルギー反応が起きてしまうのです。どんな種類の野菜や果物が反応するかというのは様々で、色々な野菜、果物で反応してしまいます。
秋アレルギーの対策
秋に起こるアレルギーの対策について見ていきましょう。
何のアレルギーか見極める
まずは、どんなアレルギーを持っているのかをはっきり調べることが大切です。原因がわからないと適切な対処ができずに悪化させてしまう可能性もあります。
アレルギーの検査は病院で血液検査をすることによってわかります。内科やアレルギー科、耳鼻咽喉科、皮膚科など受けることができます。
該当する植物に近寄らない
ブタクサやヨモギなど秋の特定の植物のアレルギーの場合、飛散地域が広くはないので、それらの植物に近寄らないことで症状を抑えることができます。どこか自然の中に出かける場合には帽子をかぶったり、花粉対策用のメガネやマスクを使用することである程度防ぐことができます。
ダニを繁殖させない
死骸を増やさないためにはまずはダニの繁殖を抑えること!ダニが好む環境を作らないことが大切です。晴れている日は窓を開けて部屋を換気して湿気を逃し乾燥させるようにしたり、布団を干すなどしましょう。
畳や織物のソファやカーペットできればない方がベストです。また空気清浄機やエアコンを使って部屋の湿度を50%、室温は20〜25℃に保つようにするとダニが繁殖しにくくなります。壁と家具はぴったりつけずに少し隙間を作るようにして風通しをよくしておきましょう。
ダニの死骸や糞を取り除く
完全にダニを排除するのは難しいですから、もちろんダニの死骸や糞を除去するのもアレルギー症状を抑えるために必要です。
掃除機をかけることはいいのですが、排気から結局ダニの死骸を撒き散らしてしまうことになる場合もあります。掃除機をかける前に、クイックルワイパーのウェットタイプやモップなどで埃を取り除いてから掃除機をかけるといいでしょう。できれば、週に2回以上は掃除しましょう。
ベッドや布団のシーツ、ふとん、枕などにダニを通さないカバーをかけたり、専用の布団に変えるのもいいでしょう。
生活習慣を見直すことも大切
ストレスが溜まっていたり、睡眠不足ではありませんか?そのような普段の生活習慣を改めることもアレルギーを軽減させることにつながります。
また、アレルギー症状を軽減させるような食べ物を積極的に摂取することも効果的です。ポリフェノールの一種であるルテオリンは、体内でロイコトリエンという炎症を引き起こす物質が作られるのを阻害する働きを持っています。 紫蘇や春菊、ピーマンやエゴマなどに含まれています。
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