日本酒の美肌効果がすごい!手作り美容液やお手入れ方をご紹介♪
みなさんはお酒を飲みますか?適度な飲酒というのは、心身をリラックスさせて食事も美味しく食べられる百薬の長として勧められていますよね。日本人が昔から飲んでいる日本酒は、美味しいだけじゃなく美容や健康に良い効果がたくさんあるのをご存知でしょうか。
日本酒は飲むだけではなく、顔に塗ったり体につけたりと様々な使い方をすることで、美白や保湿、アンチエイジングなど女性に嬉しい美容効果がたくさんあると言われています!今回は日本酒の驚きのパワーについてご紹介していきましょう♪
Contents
日本酒は米と麹で作られる醸造酒
日本酒の原料は米と麹と水です。日本酒の種類は様々ありますが、精米歩合 や麹歩合、アルコールが添加されているかなどによって名称が違います。
•大吟醸 吟醸酒のうち、原料が精米歩合50%以下の白米で作られたもの。原材料は、米、水、米麹と醸造アルコールです。
•純米酒 純米の日本酒の原材料は、米と水、米麹だけ作られている。醸造アルコールを含まないで作られています。その分、純米酒にはコウジ酸が多く含まれています。
他にも大吟醸や純米吟醸などいろいろな名称がありますが、純米とつくものは米と米麹から、純米の名称がないものは米と米麹、水の他に醸造アルコールが原料と覚えておきましょう。
日本酒に入っている成分と効能は?
では、お米と麹で作られる日本酒にはどのような成分と効果について見ていきましょう。適量を飲むのはもちろんいいのですが、スキンケアとして顔につけたり、入浴する時に入浴剤代わりに入れたりなど、色々な使い方ができるんですよ。
コウジ酸がシミ・シワ・たるみなどに良い
日本酒を作る時に、麹菌が発酵し発酵代謝物質が作られます。これがコウジ酸です。
コウジ酸は活性酸素の産生を抑えたり、炎症を防ぐ働きがあります。ですから、シミのもととなるメラニンをつくる酵素の働きを抑えてシミやシワ、たるみを防ぐと言われています。
また、お肌の老化は紫外線の影響が大きいですが、紫外線を浴びた時に作られる活性酸素を抑えてコラーゲンが減少するのを防いでくれます。つまりお肌のハリを保ちながら美白の効果もあり、アンチエイジング対策として最適なんです!
米ぬかエキスでうるおいキープ
米ぬかエキスは市販の日本酒を配合した化粧品などでもうたわれている成分です。オリザブランと呼ばれ、血管を拡げたり、肌の水分量を保って乾燥を防ぐ働きがあります。ですから血行が促進されて顔色も良くなり、肌の水分が蒸発するのを防いで、ツヤツヤの肌を保ってくれるんです。
驚異の効能があるアミノ酸
日本酒に含まれるアミノ酸は20種類以上と言われています。リジン・アルギニン・アラニン・プロリン・グルタミン酸・ロイシンなどがあります。その量はワインの10~20倍ともいわれています。
アミノ酸はコラーゲンをはじめとした肌を構成するタンパク質の原料で、水分と結合しやすい性質がるために、肌の角質細胞に潤いを与える効果があるのです。乾燥肌やシワやたるみなどにいいと言われています。中でも、アルギニン•プロリンはコラーゲンの主原料といわれています。セリンは肌に元々ある保湿成分、天然保湿因子の主成分で、これが潤いの元になります。
また、リジン・プロリン・アラニン・アルギニンは脂肪を燃焼させる働きや免疫力アップ、脳や体の疲労を回復させて体力や集中力を上げる助けをしてくれるんです。
フルーツ酸が古い角質を取り除く
フルーツ酸と呼ばれる成分には、古くなった角質を溶かす働きがあります。そのためにお肌のターンオーバーが正常になり、ツルツルすべすべのお肌になります。余分な角質がきちんと剥がれ落ちることでキメが整い、化粧品の成分などが浸透しやすくなるのも美肌効果の一つですよね。
フェルラ酸がアンチエイジング作用を持つ
ポリフェノールの一種であるフェルラ酸には、シミやシワ、そばかすなどたるみや色素沈着を抑える働きがあります。さらに細胞を活性化させて老化を防ぐ役目もあるのでアンチエイジング効果が期待できます。また、活性酸素を抑えて細胞を活性化させる働きは、認知症の予防や症状を和らげることにも役立ちます。
アデノシンがリラックス効果をもたらす
アデノシンは、お酒の中では日本酒にしか含まれていない成分です。これには血行促進効果があってストレスで収縮した血管を拡張してくれる働きがあります。体が温まって筋肉がほぐれるので肩こりや冷えの解消に繋がります。またストレスが緩和されリラックス効果が得られます。
それに、このアデノシンにも発毛を促進する因子を生成する働きがあるみたいですよ。
生活習慣病やがん予防にも良い
さらに、日本酒にはガン細胞を殺すナチュラルキラー細胞の活性を強める効果や、ガン細胞から分泌されるトキソホルモン-Lという脂肪分解物質の脂肪分解作用を抑制する働きもあると言われていて、がん予防の効果も期待できます。また血栓を溶かす効果もあるため、脳梗塞や心筋梗塞などの生活習慣病の予防にも役立ちます。
美肌作りに効果的な日本酒の使い方
では飲む以外の日本酒の効果的な使い方をご紹介しますね。どれも簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。
手作り日本酒化粧水
日本酒を使って自分で化粧水を作ってみましょう。簡単だし、防腐剤などが入らない天然ナチュラル化粧水ができますよ。
•殺菌したきれいな容器に日本酒と精製水を1:1または1:2の割合で入れる
•グリセリン数滴を垂らし、よく混ぜる
これだけです!添加物が入っていないので、冷蔵庫で保管して1週間ほどで使い切るようにしてください。顔だけではなくボディのケアにも使えますよ。
また、洗顔後に洗面器にコップ3分の1程度の日本酒を混ぜたものですすぐだけでもお肌がしっとりしますよ。
菊正宗の化粧水、めっちゃ美味しそうな日本酒の香りがする〜げへ
— Sak! (@saaaaaaki_06) 2017年6月17日
日本酒の化粧水と乳液使うようになってからニキビが減ったからこれは良いわ(*´∀`)♪
— 抹茶🍵 (@janne_jump) 2017年6月17日
日本酒でパックも
美白パックも日本酒で出来ちゃいます。
•顔パック用のシートに日本酒を適量染み込ませて顔に乗せて数分置くだけ!
お酒の匂いやツンとする刺激が気になるようであれば最初に日本酒を加熱してアルコール分を飛ばしてから使うようにしましょう。
日本酒風呂でお肌つるつる
日本酒をお風呂に入れた日本酒風呂もおすすめです。
•お風呂にコップ2~3杯の日本酒を入れてゆっくり10分から15分ぐらい温まりましょう
ぬるめのお湯37度から38度でゆっくり浸かるようにしましょう。発汗作用も高まり、アルコール成分が血行を促進して体が温まります。アミノ酸の保湿効果でお肌がつるつるになるのはもちろん、続けることで美白効果も高まります。リラックス効果もあり、アトピーや冷え性の人にもおすすめ。肩こりや筋肉痛などがある時は、日本酒を痛いところに塗ってマッサージしてから入浴すると筋肉がほぐれます。
「日本酒風呂」の効能
①「フルーツ酸」の力で角質が落ちて、お肌がつるつる。
②「アミノ酸」の力で保湿されて、お肌が潤う。
③「麹菌」の力でメラニン生成を抑制して美白。
④保温効果で冷えが改善。
⑤血行促進で、代謝アップ、肩こりの改善、老廃物が出ていく。— 美女子News♡ (@newsBeautyGirls) 2017年6月17日
数々の美人女優さんも実践しているという日本酒風呂。お風呂に入っている最中はもちろん、入浴後でも温かさが持続するので冷えの改善をしたい方にはうってつけ!その他にも美白や保湿、さらにはリラックス効果まであるので、女優さん達がこぞって虜になってしまうのも無理はない…
— 楽しくさせるダイエットʕ*̫͡*ʔ (@atrskst5030) 2017年6月17日
育毛剤としても
化粧水以外にも日本酒をローションとして頭皮に使えば、育毛効果のあるヘアケアになります。また意外なところでは、日本酒で爪を磨くことでピカピカになります。飲みながらやってみるのもいいかも?!
日本酒には美肌効果があるだけではなく、育毛・発毛効果もあるとゆうのはかなり推せる#私は禿げてないですよ
— メリス (@MeliseOrnInside) 2017年5月1日
飲んだり肌につけたり♪活用して日本酒美人になろう
日本酒の優れた美容や健康効果は驚くべきものがありますね。高級な化粧品を使わなくても、手頃な値段の日本酒でナチュラルなお手入れができてしまうのは嬉しいですよね。スキンケアに使う場合は、醸造アルコールを添加していない純米酒を使ってみてくださいね。
日本人が昔から飲んでいたお酒、ぜひ飲むだけではなくスキンケアやボディケアなどにも使って色白の美肌をキープしてくださいね♪
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