常備菜レシピを簡単アレンジして夏のキッチン滞在時間を短縮しよう!
いよいよ夏がやってきます。海、山、プールに花火、その他にもたくさんのイベントが目白押しで楽しみな季節ですよね。しかしそんな楽しさの反面、憂鬱な時間がやってくることも確かです。
夏場のキッチンは暑い!
何もしていなくてもすでに暑いのに、火を使うキッチンはまるで地獄の釜の中のよう。かと言って料理をしないわけも行かないし、キッチンを快適な温度まで下げてからの料理なんて、光熱費が気温並みに急上昇!
菜緒さんみたいに料理上手ならいいかもしれないけど、魔法のテーブルクロス、どっかに売ってないかなぁ、なんて思ってみたりね。
Contents
保存がきいて便利な常備菜
夏に限らず、毎回毎食を0から調理するのって結構な労力ですよね。でも、下処理したものをいくつかストックしておけば、少なくとも0からのスタートではないのでちょっとは楽ですよね。
さらに言えば、保存容器から器に盛り付けるだけで1品になってしまう。そんな作り置きがいくつか常備されていれば、もっと食事作りは楽になること間違い無しです。
ということで、菜緒さんご指導の元、レシピブログで上位に入る人気の常備菜とそのアレンジメニューをご紹介しましょう。
夏野菜『きゅうり』ともやしの和物
夏前に日陰代わりに、ゴーヤやきゅうりを植えるおうちが増えてきましたよね。そんな夏野菜の『きゅうり』を使った人気の常備菜がこちら。
もやしもきゅうりも、とっても経済的なお野菜です。特に安売りしている時に多めに買って作り置きしておくと、色々と便利なんです。
◆材料
- もやし 1袋
- きゅうり 1/2
- しょうゆ 小さじ1
- ごま油 大さじ1
◇作り方
- もやしは茹でて、水気を切る
- きゅうりは千切りして塩もみをしてから、よく洗い水気を切る
- すべての材料を混ぜ合わせる
もやしは湯がかずにレンジで熱を通してもいいですが、もやし臭が気になる人は湯がくほうをおすすめします。また、常備することを考えて、少しシャキシャキが残るくらいのほうが、最後まで歯ごたえが楽しめます。
うどんと合わせて『サラダうどん』
Photo by bitomos
夏の暑い日、素麺や冷麺は定番ですが、そればかりでは飽きてしまいます。そんな時は、サラダうどんなんてどうでしょうか。さっぱりしているので、食欲がないときでもペロッとはいっちゃいますよ。
めんつゆもいいですが、ごまドレッシングなどのクリーミーなドレッシングでも合います。レタスや水菜、トマトなどちょっとプラスするだけで印象も全然違ってきます。
難しく考えないで『生春巻き』
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生春巻きって色々準備が大変っていうイメージかもしれませんが、ライスペーパーを流しの水にさっとくぐらせて、ちょっと硬いくらいの段階でになんでもいいので具材を入れて巻いちゃえばOK!巻き上がった頃には、しんなりとしてくっついてくれます。
ちょっとした付け合わせで出すなら、なにもエビや鶏肉などがなくても、カニカマでぜんぜんそれらしいものが出来上がります。
ちょっと熱を入れて「あんかけ」
Photo by bitomos
暑くてもしっかりお腹にたまるメインが食べたい!そんな時は、黒酢で食欲促進です。写真は揚げ焼きしたタラとナスですが、例えば豚しゃぶや買ってきたお惣菜に一手間、なんてときにも使えます。
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皿うどんのパリパリ感と中華あんの絡みもいいですよね。きゅうりは生なイメージですが、熱を入れても美味しいんですよ。
上記写真は、パリパリが好きな家族のためあんの分量が半分です。かなりかた焼きそばが目立っていますが、これくらいだと最後まで歯ごたえが楽しめます。
赤は食欲増加「人参」の味噌炒め
色にはそれぞれ精神的な影響があるとされ、赤には食欲増加の効果があります。そこで、暑さで食欲も落ち気味なところに適度に塩分も補充できる人気の常備菜がこちらです。
人参の中のカロテンは免疫力を高めてくれる効果があり、夏バテ予防にもうってつけの野菜です。ビタミンも豊富で、毎日食べることで美人を作る野菜ともいわれています。
◆材料
- にんじん 100g
- 白ごま 少々
- バター(またはマーガリン) 大さじ1
- Aすりおろしにんにく 1片分
- A合わせ味噌 大さじ1/2
- Aしょうゆ 小さじ1
- A酒 小さじ1
◇作り方
- にんじんはスライサーなどで千切りに Aはよく混ぜ合わせておく
- フライパンにバターを入れ、にんじんがしんなりするまで炒める
- 混ぜ合わせたAを回し入れ、1分ほど炒めて最後に白ごまを入れ混ぜる
にんじんの食感がほしい時は、千切りではなくピーラーなどで帯状に切るのもありです。冷蔵庫で保管していると、バター(マーガリン)が黄色く固まることがありますが、温めると気になりません。
味噌と合う『マヨネーズ和え』
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すでに味噌バター炒めしているにんじんを、マヨネーズでさらに和える!味がくどくなりそうですが、案外いけるんです。
和えたにんじんをあら目に切って、おにぎりの具にしてもいいし、湯がいたごぼうとあえてなんちゃってきんぴらサラダにしても美味しいです。
超簡単『サンドイッチ』
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朝食や軽食には、サンドイッチはどうでしょうか。たまごサンドやハムサンドが定番ですが、これも甘みと歯ごたえがあっていいですよ。
雑穀パンを軽くトーストしたところに挟むと、香ばしさがでてなおおすすめです。
彩りきれいに『チーズ焼き』
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お肉やお魚は使っていませんが、チーズをたっぷりかけて焼くとしっかりとお腹にたまるメイン料理になります。ズッキーニとナスを輪切りにしてにんじんをはさみ、チーズと胡椒をかけて焼いただけの簡単料理です。
オーブンやトースターに入れるまでに火を使わないので、夏でもわりと涼しく料理ができるメニューです。
捨てずに活用「大根の葉」のふりかけ
夏は、お蕎麦や冷製パスタに大根おろしをかけてさっぱりと食べたりしますよね。そんなときの葉っぱはどうしてますか?ぜひ捨てずに活用しましょう。とっても使い勝手のい常備菜に変身しちゃいます。
大根の葉には、葉酸や鉄分などがほうれん草よりも豊富に含まれています。ちなみにカブの葉でも作れるので、購入のときには、葉っぱ付きのものを選ぶことをおすすめします。
◆材料
- 大根の葉 250g
- じゃこ 50~60g
- 塩 小さじ1
- ごま油 大さじ1と1/2
- 醤油・酒 各大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 白ごま 大さじ2
- 鰹節(お好みで) 適量
◇作り方
- 大根の葉はみじん切りにし塩を振って20分ほどおいてから水洗いして絞る
- フライパンにごま油をひきじゃこをカリカリに炒める
- 絞った大根の葉を入れて軽く炒め、醤油・酒・砂糖を入れて更に炒める
- 好みの煎り具合になったら、白ごまと鰹節を加えてさっと合える
これにはじゃこしかはいっていませんが、ひじき・刻みコブなどを入れると更に栄養価があがります。また、じゃこの代わりにオキアミなどを入れても色合いがきれいです。
夏の王道『冷奴』
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ふりかけなのでご飯にはもちろん合いますが、薬味代わりにお豆腐つかっても美味しいです。味がついているので、これ以上出汁や醤油をつけなくても美味しくいただけて、減塩にもなります。
混ぜてもOK『卵焼き』
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普段通りの卵焼きにちょっと入れるだけで、普段と全く違う卵焼きに。お弁当のおかずに、お酒のあてに、ちょっとした先出しとしてどうでしょうか。
洋風に『ポテトサラダ』
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ポテトサラダというと、なんとなくその家の味が確立されています。「うちのポテサラは」なんて言い方をするほど、家庭によって作り方や入れるものが違いますが、たまには冒険してみませんか?
ちなみに、ポテサラの奥深さは
「絶品ポテトサラダを作るために!筆者が調べ尽くしたちょい足しレシピ」
でも詳しく説明してくれています。
上手に手を抜いて毎日を楽しく!
毎回外食ができるわけでも、ケータリングを頼めるわけでもなく、基本は自宅で料理を作る。それが毎日、毎食となると、大抵はレパートリーに行き詰まりますよね。
普段作っているものをちょっと変えるだけでも、それだけで別メニューになり、新しいレパートリーの追加になります。つねに完璧なものを作る必要も、責任もないんです。
料理人は失敗できませんが、家庭料理に失敗はつきものです。名前のないようなおかずが食卓に並んだっていいじゃないですか。お子様がいれば、一緒になって色々と試してみて、オリジナルのアレンジメニューを開発してみてください。
bitomos編集部プロフィール
そのライターの経歴や性格を知れば、今後どんどんbitomosの記事を読むのが面白くなるかも!?この記事ではライターそれぞれの自己紹介と、記事を彩るゲストキャラクターたちを紹介していきます。あなたのお気に入りのライターが見つかりますように♡