チェンマイおすすめオーガニックレストランはここ!必ず行きたい5店
前回の記事で、うま味調味料が体に与える影響などについてご紹介しましたが、アジアは日本を含めて残念ながら、いまだうま味調味料がよく使われています。
タイの屋台などは美味しくて安くて「最高!」と思いますが、実はうま味調味料がふんだんに入っているから美味しく感じるというのもあるのです。ただ、北部のチェンマイではオーガニックレストランなどが結構あるんですよ。今回は筆者も好きなチェンマイにある、安全でおいしいレストランをご紹介します♪
タイに訪れたらぜひ立ち寄ってみてくださいね。
Contents
タイのチェンマイとは
チェンマイは、バンコクの北方約720キロにあり、タイで第2の都市です。北方のバラとも呼ばれる美しいところです。東京の皇居のようにお堀で囲まれた旧市街には、多くの寺院があり静かな山岳地帯の町です。中国、ミャンマー、ラオスに近く、モン族やタイヤイ族、ビルマ族などさまざまな民族が交流し、ランナー文化という独特の建築や仏像の様式、言語や料理、工芸などの伝統があります。
気候と食事
南国の花 ブーゲンビリア photo by kaoruko
タイの北部に位置するのでバンコクなどよりは比較的乾季(11月〜1月)などは朝晩も涼しく平均気温は25度ぐらいと過ごしやすい気候です。
タイ料理というと辛さとパクチーを思い出す人も多いと思うのですが、チェンマイを中心とした北部タイのイサーン料理は、刺激が少ない方で比較的マイルドと言えます。また、外国人観光客も多いので、ハンバーガーやフレンチフライといった西洋人向けの食事やもちろん日本食もあるので食べ物で困ることはないと言えます。
タイの貨幣はバーツ。1バーツはだいたいいつも約3円で計算します。100バーツは300円ぐらいと思うとちょうどいいでしょう。
チェンマイへの行き方は
チェンマイへは、バンコクまで行って国内線を使うか、もしくはマレーシアや韓国、中国などを経由して直接チェンマイに入ることもできます。
各航空会社のフライトスケジュールや料金が比較できるこちらを参考にしてくださいね。
チェンマイのランナー文化の深掘り
チェンマイに足を踏み入れると、そのランナー文化の魅力に触れる機会が数え切れないほどあります。街の隅々に息づくこの古代から続く文化は、訪れる人々に深い印象を与えること間違いなしです。ランナー建築を見ると、その緻密な装飾や細工からは、職人たちの高い技術と伝統への尊敬が感じられます。木造の建物や寺院には、象徴的な屋根の形や細かい彫刻が特徴的で、ただひと目見ただけでも、ランナー文化の美学が強く反映されていることがわかります。
また、ランナー文化は言語や料理にも大きな影響を与えています。チェンマイ訪問時には、地元の人々が話す独特の方言を耳にする機会も多く、この地域特有の言葉が今も生き続けていることがうかがえます。料理に関して言えば、ランナー文化の特徴であるハーブやスパイスの豊富な使用は、チェンマイならではの味わい深い料理を生み出しています。イサーン料理とはまた異なる、マイルドで芳醇な味わいの料理を楽しむことができるのも、この地域ならではの特色です。
このように、チェンマイのランナー文化は、ただ古い伝統を守るだけでなく、現代の生活や観光にも色濃く影響を与えています。伝統工芸やランナーアートの展示を見る機会も多く、現地の市場やギャラリーでそれらを目にすることで、チェンマイの文化にさらに触れることができます。訪れる人々が、ただの観光客としてではなく、この地域の文化と深く交流することを促す、そんな魅力がチェンマイにはあります。
チェンマイのおすすめレストラン5選
歩いているとあちこちでオーガニックの文字を見かけます photo by kaoruko
では、筆者が訪れたチェンマイのオーガニックレストランをご紹介します!チェンマイは本当にオーガニック、NO MSGなどと書いた店が多く、安い値段で食事ができるのでMSG、うま味調味料を気にする白人などがどこも多くいます。今回は、どこもお手ごろな価格で食べられる安全でおいしいお店ばかりです。(一皿おおよそ100バーツから200バーツ内)
全てのお店を食べ歩くのは難しいですが、探すのに苦労しないので、ぜひ訪れたらどこかのオーガニックレストランでも食事をしてみて、一般のお店との味の違いなども味わってみてください。
Amrita Garden(アムリタガーデン)
photo by kaoruko
こちらはオーガニックレストランでは有名なお店です。日本人の女性とタイ人のご主人が経営されてるレストラン。旧市街にあるので、お店を散策しながらランチなどに立ち寄ってはいかがでしょうか?
photo by kaoruko
酵素玄米を使ったランチセットが人気です。おにぎりや、和食の小鉢などがついたものなど新鮮な野菜もたっぷり使われています。
photo by kaoruko
筆者は、蕎麦サラダを頼みました。無類の蕎麦好きなので、こんなところでも蕎麦の字を見るとつい選んでしまいます…。黒ごまたっぷりのペーストで千切りの野菜と一緒に和えてあって優しい味。とっても満足でした。
AUM restaurant(オームレストラン)
photo by kaoruko
こちらも旧市街にほど近いベジタリアンレストランです。旧市街のターペー門近くにあります。タイ人がファミリーでやっているお店。
photo by kaoruko
炒め物やタイ式のレッドカレー、グリーンカレー、キヌアのサラダや寿司ロールなどもあります。白人のお客さんが多い印象です。
photo by kaoruko
ベジ生春巻き photo by kaoruko
アボガドやビーツ、レタスなどが入った生春巻き。ポン酢っぽいタレでいただくので和風な味付けです。
空芯菜の炒め物 photo by kaoruko
中華と言うとやはり中華のうま味調味料を使うところが多いですが、こちらはNO MSGです。日本の舞茸のようなキノコと炒めていて、これには卵も入っています。
photo by kaoruko
1階はテーブル席で、お店の小さな子供が走り回ったり泣いたりと賑やかで、タイ人スタッフのやる気のなさなどを眺めることができます。2階はこんなタイスタイルのお座敷になっていて、ゆっくりできます。ただ、2階に上がったらわざわざ頃合いを見て注文を取りに来てくれるといった気の利いたことはしてもらえないと思った方がいいかもしれません。
チェンマイの郷土料理のひとつ カオソーイ photo by kaoruko
チェンマイのローカルフードといえば、これ、カオソーイです。ココナッツ風味の甘めのカレースープで食べるラーメンのようなもの。揚げた面と中には、普通のゆでた卵麺が入っていて、2種類の麺の食感を楽しめます。薬味の玉ねぎを入れて、ライムのようなタイのマナオを絞るとさっぱりいただけます。漬物は箸休めに。
Ramon cafe(ラモン カフェ)
photo by kaoruko
土で作られた温もりのある落ち着くカフェ。以前はDin dee (ディンディー)という名前だったのですが、今はオーナーが変わりラモンカフェになっています。やはりオーガニックの料理を味わえるので安心してくださいね。
photo by kaoruko
タイ料理というよりもちょっと日本食に近い味付けのものが多いです。
筆者がいただいたのは、キノコと野菜のカレー。ご飯は、ブラウンライスです。カレーは辛すぎないレッドカレーです。野菜スープがついていて、優しい塩味のシンプルな味付けです。
cafe greendays(カフェ グリーンデイズ)
photo by kaoruko
こちらのカフェは日本人の女性がオーナーです。酵素玄米を使ったご飯や、旬のフルーツを使った酵素ジュース、スムージーなどどれも美味しいです。
大根サラダ photo by kaoruko
グリーンデイズのサラダはどれもてんこ盛りの量です。好みのドレッシングをかけていただきます。
アボガドとチーズのサラダ photo by kaoruko
酵素玄米のおにぎりとお味噌汁 photo by kaoruko
よく朝ごはんに食べていた、酵素玄米を使ったおにぎりとお味噌汁。ポメロの酵素ジュースです。酵素ジュースは、ストロベリーや梅などその時々の旬のフルーツで数種類から選べます。
いつもご飯をおねだりにくる猫 photo by kaoruko
Vegan Heaven(ビーガン ヘブン)
photo by kaoruko
宿に近くて新しくできたレストラン。よく行きました。白人の女性がオーナーのようです。
photo by kaoruko
うま味調味料、化学物質、保存料は使ってありませんとあります。
photo by kaoruko
食べたい人はチキンや乳製品なども選べる感じなので、多くの西洋人でいつも賑わっていました。
photo by kaoruko
これはなんだと思いますか?お肉…ではなくてマッシュルームのソテーなんです。とっても美味しかったです。ソースはピーナッツの甘くないソース。
パッシーユ photo by kaoruko
これは、炒めた麺です。タイ料理では様々な種類のお米の麺を使った料理があります。そうめんのような細さのビーフン、センミー、冷麦ぐらいの太さのセンレック、きしめんが伸びきったようなワイドな麺、センヤイ。これは、センヤイを炒めたもの。ベジタリアンなので、野菜と大豆肉が入っています。
パッシーユのパットは”炒める”、シーユは”醤油”の意味です。辛くない、焼うどんのような優しい味です。
各レストランの選ばれた理由や特色の詳細補足
チェンマイを訪れる際、どのレストランで食事をするか選ぶのは、旅のハイライトの一つですよね。今回ご紹介したレストランたちは、それぞれが独特の理由で選ばれました。例えば、アムリタガーデンは、その酵素玄米ランチセットで知られ、健康志向の方に特におすすめです。新鮮な野菜と共に提供される酵素玄米は、体に優しいだけでなく、味も絶品。地元の食材をふんだんに使った料理は、チェンマイならではの味わいを楽しむことができます。
一方、オームレストランは、そのベジタリアン料理の豊富さで選ばれました。こちらのレストランでは、タイ料理のベジタリアンバージョンをはじめ、キヌアのサラダや寿司ロールなど、多国籍の料理を楽しむことができます。白人観光客に特に人気があり、地球に優しい食事を求める人々の集いの場となっています。
Ramon cafeでは、そのアットホームな雰囲気とオーガニック料理で選ばれました。ここでは、タイ料理にとどまらず、日本食に近い味付けの料理も楽しめ、キノコと野菜のカレーは辛すぎず、どなたでも楽しめる一品です。特に、ブラウンライスを使った料理は、健康を意識する方々に喜ばれています。
カフェ グリーンデイズは、日本人オーナーが運営するカフェで、酵素玄米や酵素ジュースを楽しむことができます。このカフェは、日本人観光客にはもちろん、健康志向の地元の人々にも人気があります。酵素玄米を使ったおにぎりや、旬のフルーツを使ったスムージーは、体に優しく、心も満たしてくれるでしょう。
最後に、ビーガン ヘブンは、その名の通りビーガン料理に特化したレストランです。化学物質や保存料を一切使わず、美味しいビーガン料理を提供しています。こちらのレストランは、健康だけでなく、動物福祉や環境保護にも配慮したライフスタイルを送る人々にとって、まさに天国のような場所です。
これらのレストランは、チェンマイの豊かな食文化と健康への意識が融合した、訪れる価値のあるスポットです。あなたの好みや興味に合わせて、ぜひ訪れてみてくださいね。
ピースフルなチェンマイで体に優しい料理を
プリメリア photo by kaoruko
チェンマイには本当に安心して食べられるリーズナブルなレストランがたくさんあります。屋台などの料理もその土地に行って味わうのは楽しくていいのですが、時々体に優しい食事を思い立った時にすぐに食べられるのはいいですよね。
バンコクでは、オーガニックのベジタリアンレストランなどは一皿が250バーツぐらいのところが多かったりします。チェンマイはのんびりした雰囲気で食事もヘルシーなものが安く食べられるのでとてもおすすめです。ぜひチェンマイに行かれたら、ベジタリアンレストランやオーガニックレストランに行ってみてください♪
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