コミュ障の治し方に音読が効果的!?自分を認める事から始める克服法
「コミュ障」という言葉を知っていますか?今、このコミュ障に悩んでいる人たちがたくさんいるんだとか。今回はそのコミュ障とはどんな特徴があるのか、自分で出来る克服法などを記事にまとめていきます。
筆者も一時期、コミュ障とは少し違いますが、人に会うのが本当に嫌だったことがあります。今回は悩みを抱えている皆様に寄り添って書き進めていきたいと考えていますので、心を楽~にしてお読みください♪
私自身は昔から人見知りなどしたことが無く、道端で知らない人と話し込めるほど。しかし、ある一年は言葉も交わしたくない!という事がありました。なので両者の意見に沿って考察していけると思います!
コミュ障とは?
このコミュ障という言葉は「コミュニケーション障害」という言葉から略され、ネット上で作り上げられたもの。実はこのコミュニケーション障害とコミュ障というのは、違う意味合いがあると言われています。まずは意味の違いから解説して行きますね!
コミュニケーション障害群(症群)
こちらは医学的な面から、病気や疾患を意味します。相手に伝わるように言葉を発生することが難しいと感じたり、相手の言葉から上手く内容を汲み取れない、また話し始めてもスラスラと会話することができないなど、コミュニケーションを図るに当たって著しく困難な事が生じてしまう障害のことです。
このコミュニケーション障害は、幼少期や青年期に発症する傾向があるそうで、大人になって突然発症することはあまり認められていないんだとか。おそらく単なる人見知り程度ではなく、社会生活に困難さを感じてしまうことがあるのでしょう。
コミュ障
前述したコミュニケーション障害に対し、コミュ障とはSNSや掲示板などのネット用語でもあります。例えば、異性とのコミュニケーションが難しいと感じたり、人見知りで言葉がどもってしまう…。など、誰でも経験したことがあるような事です。
もちろん、このようなコミュ障と言われている内容でも社会生活を送りにくい…と感じている方も多く、決して軽視しているわけではありません。詳しくは後ほど記述します!
コミュ障の特徴
コミュ障の特徴にはどんなものがあるのか。簡単に解説していきます。
目が合わない
コミュ障の特徴の1つとして、一対一で話していても、目が合わない(合わせられない)事が見受けられます。好きな人の前で恥ずかしくなってしまい目を合わせることが出来ないというよりは、安定的にずっと視線が下を向いている状態です。
話題が良く逸れる
言葉を発する前に、「こんな風に言ったら相手がどう思うか」など会話をする前に不安になってしまうのもコミュ障の1つ。あまりにも考えすぎて全く違う話題を出してみたり、会話の流れを無視した言葉を発してしまうこともあるそうです。
人に会いたくない
そもそもコミュニケーションが苦手と自分で感じているので、自分から積極的に外に出る事はもちろん、人からお誘いされても色々と理由をつけてあまり会いたがらない傾向があります。
コミュ障で困る事は?
コミュ障の方が、社会生活を送るうえで困っていることはどんな事なのでしょう?コミュ障の方だけではなく、周りの方々も理解しなければならないことがたくさんありますので、しっかり目を通して下さいね。
仕事を選ぶのが大変…
コミュ障で大変なのが仕事選び。コミュニケーションが苦手なので、接客業やサービス業など人と接する機会が多い職種は避けてしまいます。それだけではなく、上司や後輩などと多くのコミュニケーションが必要な業種もコミュ障の方にとっては辛いものがありますよね。
いざ仕事をしてみたが、コミュニケーションが上手く取れず孤立してしまう。それによって職場に居ずらくなり、結局退社なんてことも。
誤解を招きやすい
仕事だけではなく、日常的にも困ることがあります。それは「誤解を招きやすい」ということ。自分の中では決して悪意があるわけではないのですが、思うように発言出来なかったり、人の目を見て話せないことによって「話を聞く気があるのか?」「やる気あるの?」というような誤解が生じます。
それに対して気持ちを伝えたり、誤解を解くような発言も難しいので、結局理不尽なまま事が終わってしまう…なんて事もしばしば。こんな事が続いてしまうと心がボロボロ。自信喪失も考えられます。
恋愛に興味はあるけど…
恋愛についての悩みもあります。コミュニケーションについて自分に自信が持てず、好きな人が出来ても気持ちを押し込んでしまう傾向があるんです。それだけではなく、一歩踏み出そうとしてもなかなかその一言が出ない、存在をアピール出来ない…という悩みもあるそうです。
もしかしたら諦めなくても良い恋から無意識に遠ざかってしまっている可能性もありますよね!恋愛難民の筆者が言うのもあれですが、今は告白をしなくてもカップルが成立するという恋愛傾向もあるので、コミュ障でお悩みの方はこちらの記事も参考にして下さい。
▼告白しないでカップル成立する!?必要なのは言葉ではなく○○だった
思ったことが言えない
どんなに理不尽な言葉を言われても、なかなか相手に感じたことや気持ちを伝えることが出来ない。当事者ではなくても、想像しただけで胸が苦しくなります。「なんで?どうして?」と思うようなことや、「違う!そうじゃない!」と思うような事も上手く伝えられない。
ただただ耐えるしかない状況もあるでしょう。これはコミュ障の中でも、かなり大きな苦悩であることのように筆者は感じます。
新しい出会いは避けたいし、求めない
基本的に人と会うのも気が乗らないので、新しい出会いなんてものは避けたいですし、求めません!コミュ障の方に限らず、新しい環境や新しく出会った人とのコミュニケーションを取る事は知らぬ間に緊張したり、気を使って疲れるものです。
人づきあいが上手な人なら良いかもしれませんが、苦手意識がある人にとっては少々ハードルが高い行為。なので、なるべくなら新しい出会いは避けたいと思うところが本音です。
克服法はある!?
コミュ障の方が一番知りたいこと。それは「克服法はあるのか」ではないでしょうか?著しく生活に支障がある場合は、まずはお医者さんに相談することも視野に入れて下さい。ここからは自分で出来る「コミュ障克服方法」をまとめていきますね!
大胆なイメージチェンジ
コミュ障の方は、自分に自信がないのでついネガティブ思考になってしまいます。筆者が一年間の引きこもり生活をしたのも、自分に自信がないことが原因です。病気治療のために数年飲んでいた薬の副作用で、30キロ以上太ってしまったのです。
コミュ障の方とはまた違った悩みかもしれませんが、人に少しでも注目されるのが嫌でした。でももし自分に自信がついたらどうでしょうか?
髪型やファッションをガラッと変えて「新しい自分の姿」と出会う。新しい自分を自ら演出してみるのです!不思議と気分が変わり、これによって自信が持てた!と言う人もいますよ。
▼ファッションについてよくわからない…という方はこちらの記事も参考にして下さい。
2017年のファッショントレンド!30代の魅力を引き出すコーデ13選▼自分のコンプレックスについて悩みがある方はこちらの記事を読む事をおススメします。筆者もかなり励まされました。
コンプレックスは克服できる!容姿に囚われずもっと素敵な輝きを放て人に好かれようとしないこと
コミュ障の方の多くは、「人に嫌われたくない」という想いが強く、どうしたら嫌われないかを真剣に考えます。「こんな事言ったら引かれてしまうのではないか」「どんな風に言葉にすれば会話が続くのだろうか」など、常に嫌われないように試行錯誤しているかもしれません。
まずはその概念を取り払う必要がありますね。なぜなら誰でも嫌われるものです。自分もそうじゃないですか?「この人魅力的だな」と思う人もいれば「自分はこんな風にはなりたくない」など反面教師として意識している人だっています。
嫌われるって実は当たり前のこと。人に好かれるかどうかなど気にしなくて良いのです。自分の人生は自分のモノ。誰かの為に生きるのではなく、自分の為に生きればいいだけ。
だから嫌われたっていいじゃないですか♪そう思考を変えることで「生きやすさ」を感じるはず!
▼アドラー心理学「嫌われる勇気」についての記事もありますので、気になる方はチェックして下さいね♪
アドラー心理学って何?「嫌われる勇気」でラクに生きる!仕事編音読が効果的らしい!
音読!?なんで!?と驚きの声と疑問がたくさん聞こえてきそうです。筆者もこの記事を書くにあたり、初めて聞きました。しかし、その理由がとても理にかなっている!と思ったので、音読がコミュ障改善になぜ効果的なのかをまとめてみました!
話すことが苦手だから…
話すことが苦手なので、必然的に「話す」というアクションが日常的に少ないでしょう。なので、いざ話そう!と試みても適切な言葉が思い浮かばなかったり、どのタイミングで会話に入っていいのかわからない。それによってまた会話を諦めてしまう…という悪循環に成り兼ねません。
音読をすることによって、本の内容から言い回しを学ぶことも出来ますし、言葉を声に出すという練習にもなります。声に出すことについては次に記載します。
声に出してみるという経験値を積むため
文字はスラスラ読めるのに、言葉に出してみると何故だか詰まってしまうことがあるかもしれません。筆者も記事を書く上で、何度も声にだして読んでいますが「どうしてこんな簡単な言葉も突っかかってしまうのだろう」と感じる事たくさんあります!
声に出すという行為は、一見簡単そうで難しいんです。なので、声に出すという経験値が必要。それもなるべく大きな声で。応援団のような声量は必要ありませんが、人と会話して聞き取りやすい声量で音読するといいでしょう。
ただ単に声を出すのは「何を声に出していいのか…」となってしまうので、本というあらかじめ言葉が決まっているものを言葉にするほうが悩まずに済みますよね。なので音読が良いのです!
スラスラと会話が出来るための訓練!
前述したように、声に出して言葉を話すのは意外に難しい。どんなにおしゃべり好きの人でも、言葉が詰まる事がっあります。(笑)人と話す機会が少なくなれば少なくなるほど、スラスラと会話することが大変になってしまうかもしれませんね。
音読を何回も練習することで、スラスラと言葉が出て来るようになります。スラスラと声に出せるようになると、少しずつ自分に自信がつき、自然と声も大きくなるでしょう。声が大きくなると「これなら人と会話しても大丈夫だろう」というような気持ちになってくるはず。
筆者は何年も英語を勉強しては辞め…というのを繰り返し、やっと会話が少しできる程度の言葉が出て来るようになったな~と思っても、数カ月英語に触れないだけで全く話すことが出来なくなります。それと同じで「話さないと、話すことが出来ない」という現象が起こるので、音読で訓練してみて下さい。
具体的な方法は!?
音読の方法
・家にある本や、自分の興味のある本を準備。
・誰かと会話をしているイメージで声を出して読む。
・小さい声ではなく、人と会話をするぐらいの大きい声で。
・早口言葉(速読)にならないように意識して読み上げる。
・言葉が詰まってしまったらもう一度読み直し、スラスラと読み上げられるようになるまで練習。
特別なことは何もなく、ただ本を音読するだけです。これが前述したようにコミュ障改善にかなり効果があるみたいなので、是非試してみて下さいね。
▼最近では、大人向けの絵本なども売られていて、絵と音読でリラックス効果が得られると言われています。この機会に一冊手にいれるのもいいかもしれませんね♪詳細はこちらの記事をご覧ください。
大人向け絵本をプレゼントに♡心をリセットしてくれる話題の絵本10選少し自信がついてきたら…
コミュ障改善方法を試してみて、少しでも自信がついてきたらちょっとだけ…一歩踏み出してみませんか?♪もちろん無理をする必要はないですし、自分の気持ちが乗ってきたらで大丈夫!一気に気持ちは前向きになれるものではないので、こちらの記事を保存して一歩ずつ確認しながらステップを踏んで下さい♡
少しずつコミュニケーションの実践を!
イメチェンをして自分に自信をつけ、メンタル面も「人に好かれようとしない・自分は自分」と思うようになり、音読でコミュニケーションのレッスンをしたら…。次は少しずつ実践していきませんか?
いきなり「友人と雑談」なんてちょっとハードルが高いと思いますので、職場での挨拶に少し言葉を付け加え程度の工夫をしてみてはどうでしょう?
(例)
・「お疲れ様でした」→「今日はお客さんがたくさんいらして忙しかったですね。お疲れ様でした」
というように一言だけ付け加えてみと相手との関係性も良くなる可能性もありますよね。仕事だけではなく、家族でも良いと思いますよ。要件だけ伝える(聞く)だけではなく、何か一言添えてみるという方法を取り入れてみましょう。
ただし突然突拍子もない話題を出さないように!突然「オムライス好きですか?」などと言われたらビックリしますよね。新手のナンパかなにか?と誤解されてしまうかもしれません(笑)
まだ会話に自信が無い方は、質問系の話題は避け「言い切って会話終了!」という感じでも良いです!こういった言葉も色々な本からも学べることなので、音読をするついでに言葉探しをしてみると、より一層本を楽しめるのではないでしょうか。
▼雑談が苦手な方に向けた克服法をなごみぃさんがまとめてくれていますので、こちらの記事も覗いてみませんか?
「雑談は苦手」を克服する方法!職場やママ友付き合いが苦痛なあなたへ▼雑談の鉄板ネタについてはこちら!あわせてお読みください♪
雑談でスベらない鉄板ネタはコレ!会話の糸口に使える小ネタのまとめこれからはネットはほどほどにしてみませんか?
現代はまさにネット社会!!インターネットが普及したことで、たくさんの人と簡単にコミュニケーションを取る事が可能です。しかし、ネット社会に依存しすぎて実際の対面コミュニケーション能力が退化してしまっていると筆者は考えます。
恋愛を例に挙げて見ましょうか!筆者が学生の時は、好きな人と話すために色々と工夫したものですが…。
・デートの約束をしたいけど直接言うのは恥ずかしくて手紙を書いて渡す。
→これは直接会話をしてはいませんが、手紙を渡すというアクションは起こさなければなりませんよね。今ならLINEやSNSで事が済んでしまい、会う必要すらない時代。
・相手がどんなものが好きなのか…会って会話をしながら聞いたり探ったり…。
→今は聞かなくてもFacebookなどを遡って読めば察しがつきますよね。わざわざ聞かなくても良いです!
要するにわざわざ会わなくても良いことが増えてしまったという事。どう考えてもコミュニケーション不足ですよね。LINEのスタンプで自分の感情を表現するのも良いですが、自分の表情や行動で感情を伝えることで相手も自分も意思疎通の嬉しさ・楽しさって全然違いますよ。
このような習慣もちょっとだけ見直してみませんか?コミュニケーションって簡単そうで、難しい。だからこそ、対面して対話しなければ伝わらないことも多く、変に相手の気持ちを勘ぐったりしてしまう原因になってしまうんです!
▼ネットは便利ですごく良いですが、実際SNSのトラブルも絶えず、こんな事件まで起こってしまっていますよね。こういった観点からも、ネット社会の良し悪しを見極めて欲しいな~と思います。
SNSのトラブルが原因で事件?富田真由さん刺傷事件から考えるべき事コミュ障は思考の転換と音読で克服出来る可能性が大!
コミュニケーションというのは誰しも悩みが絶えないもので、一喜一憂することは多々あります。コミュ障の方は人よりも倍に相手の気持ちを考えすぎてしまったり、自分に自信がない事が原因で話したくない気持ちになってしまったり…。でもそれって人より感受性が豊かで、いい意味で自分に厳しいのだと思います。
それは筆者からすればとても尊敬できる部分であり、是非プラス思考に変えて欲しいな~と感じました。音読などの克服法は、会話術を磨くだけではなく、自分への向上心にも繋がります。そして最後には達成感も味わえるでしょう。特別お金がかかることではないので、コミュ障にお悩みの方は是非試してみて下さいね♪
bitomos編集部プロフィール
そのライターの経歴や性格を知れば、今後どんどんbitomosの記事を読むのが面白くなるかも!?この記事ではライターそれぞれの自己紹介と、記事を彩るゲストキャラクターたちを紹介していきます。あなたのお気に入りのライターが見つかりますように♡