子供の成長痛!?足の痛みはストレスが原因のSOSかもしれません!
子供が「足が痛いよ~」と訴えてきたら、一番最初に「成長痛」が思い浮かぶのではないでしょうか?痛がっている子供を見ると、本当に可愛そうで…。できることなら、自分が代わってあげたいぐらいですよね。でもこればかりは代わる事も出来ませんし、成長過程の中では致し方ない部分でもあります。
でも最近、足の痛みはストレスから来るSOSかもしれない!という見方が出てきました。もちろん痛みの原因のすべてがストレスだとは限りませんが、一つの可能性として知っておくに越したことはありません。今回は「成長痛」と「ストレス」の両面から、足の痛みにまつわる原因について解説していきます。
この記事を開いたあなたも、可愛い我が子を心配してのことですよね。私と一緒に原因と対処法を見ていきましょう!
Contents
子どもが頻繁に足を痛がる…
成長痛かな?
子供が頻繁に足の痛みを訴えることありませんか?多くの場合、成長痛が原因の痛みだと考えます。
筆者自身も小学生の時に、ひどい痛みの成長痛を何度も経験しました。もう本当に…痛いんです。痛みの例えを挙げるなら、風邪などの時に感じる関節痛に近いように思います。
この成長痛は、経験したことがある人と、経験したことがない人がいます。以前まで成長痛は骨や筋肉の成長に伴う痛みだと言われていましたが、実は成長に伴う痛みとは少々違うと言われています。
子供の骨は成長軟骨が集まっており、普通の骨よりやわらかいのです。成長期などに激しい運動などで疲労が軟骨に集中し、炎症して起こる痛みを「成長痛」と呼んでいます。
特に夕方から夜中にかけて痛みが頻繁に出ることが多く、疲労や肉体的ストレスが痛みとして現れる。それらの痛みを成長痛と言うそうです。
もしかしたら心のSOSかも?
実はその成長痛の原因は、ストレスなどが原因の心のSOSの場合もあるそうです。子供が不安な時や、心配な事がある時に足の痛みなどを感じたり、お母さんやお父さんに構って欲しい、自分を見て欲しいときにも、成長痛のような症状が出ることもあると言われています。
子供本人にとっても、自覚はありません。不安なことや心配な事があっても、それが足の痛みなどに関係あると考えている子はほとんどいないのではないでしょうか。自分でも気づかない「助けて!」というサインを発していると言えますね。
赤ちゃんの時はとにかく泣いて色々な事をお母さんなどに伝えます。「お腹すいたよ」「おむつ取り替えてよ」「抱っこして欲しいよ」などの伝達は泣くことで伝わります。それは半ば本能的な行動ですが、この成長痛のような足の痛みも同じような感覚だと考えたらいいかもしれません。
自分の子にどこか痛みが出ると、お母さんやお父さんは少なからず心配しますよね。「大丈夫?」「どこが痛いの?」という言葉は、子供にとって「自分は大事にされている」という魔法のような言葉。
自分を見てくれるように出している無意識のサインです。本能的に「自分を見て!」と伝えている痛みかもしれませんね。
一番成長痛がひどい時、私仕事や家事に追われていて全然構ってあげられなかった時期なんですよね~。まさにこの記事の通り!って今では思います。
まずは痛みに対しての対処をしてあげましょう!
心のSOSだとしても、痛い事には変わりありません。決して嘘をついて「痛い」と言ってるわけではなく、本人は本当に足が痛いんです。それが成長痛でも、そうではなくても、まずは今感じている痛みを軽減することが先決。
私の実体験も踏まえて、対処法をご紹介しますね!
痛いところを優しくさする
とにかく痛い箇所を、優しくさすってあげましょう。筆者自身も成長痛の際、おばあちゃんに一晩中さすってもらいました。実際に痛みが和らぐことはないのですが、マッサージのような気持ち良い感覚は味わえるんですよね。なので、感じるのは痛みだけではなく、心地よい感覚もプラスされるようなイメージです。
そのまま気持ちよくなって寝てくれれば、痛みはかなり軽減されます。隣で大好きな家族がナデナデしてくれるだけでも嬉しいですし、安心します。親としては大変かもしれませんが、大人になったらナデナデ何てさせてもらえないので、是非やってあげて下さい。
「大丈夫だよ」と声をかける
言葉は時に洗脳と化します。マインドコントロールという単語があるぐらい、強い力を持っているんですね。例えば、冷たい水を「熱いお湯だよ」と伝えて手に垂らすとします。お湯だと聞かされているので、手に水を垂らされた人は「熱い」と反応することがあるのです。
なので子供が足を痛がっている時に「痛いね~。辛いね~。」と声をかけると、痛い・辛いという事に気が向いてしまうので「大丈夫だよ~」「痛くなくなってくるよ~」と声をかけることが大事。特に子供は、大人のように疑ったりすることが少ないので効果が発揮できますよ。
全然関係ないことですが、うちの子は私を魔女だと思っています。嫌いな食べ物に魔法をかけてあげると、美味しく食べてくれるんですよ~♪それと同じようなことですね!
▼言葉には宿る魂がある!と言われているほど発する言葉には意識したいもの。その言霊について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ!
言霊の効果は良くも悪くもすごい!発する言葉に意識し人間関係を円滑に♪違う事に気を反らしてみる
痛みは苦痛であり、時に恐怖にもなり得ます。痛み自体を治すことは不可能かもしれませんが、違う事に気を反らして一時的に痛みを軽減することは可能です。痛みの軽減というよりは、痛みを一瞬忘れさせると言った方が良いかもしれませんね。
子供の大好きなアニメの話題を持ち掛けたり、本を読んであげて物語に意識を向けさせるのも良いですね。足が痛いことよりも、インパクトのある事だと尚のこと良いです。ただ、痛みが直接的に軽減されるわけではないので、痛いところをさすってあげながら行う事をおススメします。
ストレッチを取り入れる
なんと!成長痛を予防するストレッチの動画を見つけました!とても簡単なので、お子さんと一緒に試してみて下さい。
・立ち膝になり片足を前に出す
・出した方の足の角度が90度になるように経つ。
・前かがみにならないように胸を張る
・出した方の足の方へ体の重心をかけ、股関節と太ももが伸ばす。
・これを10~20回繰り返す(反対側も同じように!)
こちらのストレッチに限らず、日頃から習慣的にストレッチをするといいでしょう。親子のコミュニケーションと一環として楽しく取り入れるのも良いですね!
ストレッチには成長痛予防だけではなく、ケガ予防、体の柔軟性の向上や、疲労回復効果、睡眠の質が上がる…など大人にも嬉しい効果がたくさんありますので、是非日々の生活に取り入れて下さいね。
温めるのも効果的
温めることでリラックス効果が得られます。また温かみに安心する子も多いのです!ゆたんぽや電気毛布を活用して、痛がっている足を温めてあげましょう♪筆者の家では夏でも親子で湯たんぽに癒されています。
▼子供心もくすぐれそうなこんな可愛い湯たんぽを見つけました♡温かくて可愛いなんて、これは大人の筆者でも欲しいです(笑)参考にして下さい。
心のSOSかな?と思ったらしてあげる事!
成長痛か、ストレスが原因の痛みなのかを見極めるのは正直難しいですよね。その中で、頻繁に足を痛がるようになったな…と思ったら、以下のことをまずはチェック・実行してみて下さい。
もしもストレスから来る痛みだとしたら、痛みの頻度が減ったり、改善されるかもしれません。特別なことではなく、親と子のコミュニケーションとして大事なことなので生活に取り入れてみて下さい。
子供の生活を観察してみる
まずは子供の生活で、最近何か変わったことがなかったか考えてみましょう。子供はとても敏感なので、大人が見て大したことでは無くても、子供にとっては大きな負荷が掛かっていたりします。
例えば、進級・進学などは楽しいことでもあり、新しい環境の始まりでもあります。子供の順応性はとても高いですが、大人が思っているより疲れていることも。幼児であれば運動会や発表会の練習などで、知らぬ間に緊張しているかもしれません。
小学生になれば、苦手な勉強にストレスを感じることもあるかもしれませんよね。友達関係が上手くいかない場合も大いにあります。
あまり深刻に親が考えすぎるのはよくないですが、もしも気になることがあれば幼稚園や保育園、学校の先生などに子供の様子を聞いてみる方法もあります。ますは注意深く子供の生活を観察してみてはいかがでしょうか。
不安・不満を聴いてあげて!
お子さんと話している時に、ちょっとした不安や不満が漏れることがあると思います。どんなに小さな出来事でも、軽く聞き流すのではなく、しっかりと向き合って話を聞いてあげて下さい。家事をしながら聞くのではなく、ちゃんと話を聞く姿勢で聞くことが大事。
忙しい時や、時間の無い時にはつい「~ながら」をやってしまいますが、それが子供にとっては寂しい気持ちになるものです。大人もそうですが、不安や不満を消火出来ないまま積もっていくと精神的に爆発しますよね。話をよくするようになって、足の痛みが改善されたという事例もあるので、試してみて下さい。
筆者は子供のために日々料理を頑張っていますが、毎日の献立を考えるのは正直大変ですし、その分時間も取られてしまいます。bitomosライターのなごみぃさんが「一汁一菜でよい!土井善晴さんが提案する家族のための愛情レシピ」という記事を書いていたのを読んで見ました。
▼この記事を参考にすれば料理時間の短縮だけではなく、毎日の悩みの種が一つ減るような気がします。気になる方は是非チェックしてみて下さい。
一汁一菜でよい!土井善晴さんが提案する家族のための愛情レシピ▼また家事の時短ではなく、手放す方法についてこの記事で提案されていますので、家事の負担軽減したい方は読んで下さいね。
時短より「手放す」ほうが手っ取り早い?家事負担を減らすコツとは頑張ることを休ませる
子供は日々、新しいことを頭に入れて勉強しています。小さいお子さんであれば遊びのルールを覚えたり、箸の持ち方1つにしても難しい勉強。
小学生になれば、学校のルール、友達とのルール、もちろん勉強も覚えて行かなきゃならない。大人が思っているよりも、すごく頑張っているのです。
子供だって疲れてしまうことがありますよね。時には「保育園(学校)に行きたくない」と言うかもしれません。「頑張って行きなさい」ではなく、たまには休ませてもいいかな?というぐらい、親として余裕をもってあげることも必要なのかもしれません。
「頑張ることを休ませる」言葉だけ聞くと甘やかしのように聞こえますが、そんなことありません!次また頑張るために、休む事も必要。大人だって一緒ですよね。
頑張りすぎている事がストレスと疲れに繋がって、足の痛みになっているのかもしれないので、休ませてあげる事も視野に入れましょう。休むことは怠慢ではありません!
成長痛も心のSOSも「休養」が一番の処方箋
今回は成長痛の足の痛みについて対処法などを書いてきました。でも「うちの子はストレスが原因かもしれない…」と過敏にはならないで下さいね。ストレスや疲れは感じて当たり前。大事なのは心と体の痛みに寄り添うことです。
あまりにも痛がっているようならば、病院へ行くことも検討してください。成長痛に効く薬があるわけではありませんが、病院に行って痛み止めやシップをもらう事は出来ます。
また、あまりにも痛みが続くようであれば検査も視野にいれましょう。成長痛ではなく、他の病気やケガが原因かもしれません。念には念を!の精神ですよ。
痛みの原因が何であれ休養させてあげることが今子供にとって必要なことではないでしょうか。まずは今出来る対処法などを試してみて下さいね。
子供の成長過程を詳しく書いた記事もあります。自分の子の年齢に合わせて「子供が見えている世界」を知る事も成長痛の原因を探るうえで参考になりそうなので、合わせてこちらもお読み下さい。
▼0~1歳編
子育ての大変な時期って?時期によって大変さが違うって本当?【0~1歳編】▼2~3歳編
子育ての大変な時期って?時期によって大変さが違うって本当?【2~3歳編】▼4~5歳編
子育ての大変な時期って?時期によって大変さが違うって本当?【4~5歳編】▼就学準備編
子育ての大変な時期って?時期によって大変さが違うって本当?【就学準備編】bitomos編集部プロフィール
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